故・関鑑子らと10代の若者20名で始まったうたごえ運動、その一期生の半生記。「軍歌しかうたわない国民が生活をうたうようになった」大衆音楽運動は「原爆を許すまじ」や「カチューシャ」などを普及していく。
樹生かなめ×奈良千春の新作!
幼馴染みの白鷺眞弘が死んだ。現実が受け入れられない山崎晴斗の目の前に霊魂の眞弘が現れ、自分は閻魔大王の息子だというのだが……。
難病で余命わずか。生まれる場所は選べなくても、死ぬ場所は選べる。「銀閣寺」の終焉の美に魅了され、「哲学の道」の葉桜のはかなさに心打たれる。人生最期に味わいたい!究極の古都ガイド。
2022年7月、本書の編集委員会「1967-1969奈良高校生徒会活動を思い出す会」が結成された。会名にある1967年は、奈良高校の新校舎移転が完了した年で、それに伴い様々な困難な課題を強いられることになった。60年代末の時代の転換期に生徒会活動に関わった人々を中心に、当時の文化祭や体育祭、音楽祭などでの体験の意味が深く捉え直され、それがその後の人生に大きな影響を与えたことが見えて来る。また、本書がエッセイ、座談会、活動ドキュメントにより立体的に構成されることで、直接、生徒会活動に携わった人々だけでなく、所属や領域、年代を超えて、自分との出会い直しを求める多くの人々にとっても重要な手掛りとなり、さらには60年代後半の時代の姿がそこに浮かび上ってくる。
1 座談会(その1・本書編集委員)
2 エッセイ(7名による)
3 座談会(その2・編集委員、現役生徒会役員、現学校長)
4 1967-1969生徒会活動ドキュメント(写真・年譜・生徒会誌・学校新聞等)
本書は、7世紀から11世紀前半にかけて中国から外国にもたらされた中国陶磁を対象としている。中国国内の窯跡発掘調査史と紀年墓出土陶磁器をまとめた。
平安時代後期の仏教絵画を代表する優品として名高い本作品は、鮮やかな彩色と着衣や台座に施された截金文様が同時代の特色をよく表し、肉身に施された濃厚な隈取りが他には見られない特徴となっています。本書は、デジタル技術を利用した高精細カラー画像とともに、近赤外線画像、透過X線画像、蛍光X線分析など光学的調査の結果を豊富に掲載した調査報告書です。仏教絵画の極めて繊細な表現を多角的に捉え、肉眼では見ることの出来ない細部の状態まで余すところなく記録した仏教絵画研究に欠かすことの出来ない基礎資料です。
80年余りにわたって奈良女子大学文学部附属小学校において実践されてきた教育は、児童中心主義の自律的学習法に基づく総合的な学習に他ならない。いわば子どもの経験や表現を大切にする、トータルな彼らの生活に立脚して構想される総合的な学習である。
今号は奈良の仏像をさまざまな切り口で紹介した、完全保存版の入門書です。
我らが名探偵が怪事件に華麗に挑戦!!
いにしえの都、奈良。奈良時代に国の中心であったその地には、今日の和食にみられる豊富な食材がすでに登場していた。今に息づく「大和の味」をNPO法人「奈良の食文化研究会」のメンバーが取材、奈良新聞の人気連載をまとめた第二弾!新しい奈良の食や施設も紹介。