「嘆きの人生から、喜びの人生へ」
「集金より支払いに気を遣え」
「天地自然の法則は厳しいものである」
千葉県成田市の建設会社4代目が老舗の知恵をひもとく
「われわれには100年が長いとは少しも思わない。
120年前の創業者の息吹がありありと感じられる」
幼少時から家訓をたたき込む、平山一族の「早期隔世教育」!
子どもたちに性の多様性をどう教え、教職員の意識をどう変えるのか。そして、教員のカミングアウトは学校に何をもたらしたのか。同性愛当事者が教員として取り組んだ、性差別をしないことを学校でまなぶための理論と実践。
序章 学校での記憶ー教室を支配するジェンダー規範と異性愛規範
1 主語の喪失ー「オレ」が言えない
2 同性愛への気づきとクローゼットの出現
3 逃げ場のない教室ー拘束され操られる身体と心
4 未来の喪失と獲得ー電話相談でのカミングアウト
第1章 性の多様性と人権
1 SOGIEとは何か
2 SOGIEを理由とした差別
第2章 ジェンダー・セクシュアリティと教育に関する理論
1 隠れたカリキュラムとセクシズム
2 ジェンダーの再生産装置としての学校
3 ジェンダー・セクシュアリティに関する理論
4 同性愛嫌悪と異性愛至上主義
第3章 学校は性の多様性をどう教えてきたか
1 教材・教育課程の中の同性愛嫌悪
2 多様な性に関する教員の意識
第4章 性的マイノリティへの「支援」
1 性的マイノリティの子どもの可視化と「個別的な支援」
2 「個別的支援」の事例から見える課題
3 性的マイノリティの子どもが直面する困難と支援のあり方
第5章 人権同和教育と性の多様性の交叉
1 人権同和教育担当教員への聞き取り調査
2 人権同和教育の経験は、性の多様性にどうつながりうるか
3 考察ー人権同和教育と性の多様性の交叉性
第6章 性の多様性をめぐる諸外国の教育
1 海外の教育実践から学ぶ二つの教育アプローチ
2 ドイツ・ハイデルベルク自由学校
3 考察ー性の多様性と教育をめぐる分離と統合
第7章 性の多様性とカリキュラム
1 カリキュラムと中立性
2 学習指導要領と性の多様性
3 性の多様性を前提とした学習指導要領の提案
第8章 性の多様性をどう教えるのか
1 性の多様性と教育学の交叉
2 性の多様性を教える授業
3 成果と課題
第9章 教職員の意識を変える研修
1 性の多様性に関する教職員研修の要請
2 性の多様性に関する教職員研修
3 成果と課題
第10章 LGBT教育の手引書ができるまで
1 調査の概要
2 調査結果
3 結論ー手引書ができたのはなぜか
4 課題ー多様な語りの把握と分析
第11章 教員のカミングアウトは何を変えたか
1 学校でのカミングアウト
2 保護者たちはどう受け止めたか
終章 多様な性の視点でつくる教育へ向けて
あとがき
文献一覧
イギリスのドラッカーと呼ばれる欧州を代表する経営哲学者が説く、自分の力で未来を切り開く方法。
本書は第?部「いっぱいあってな」,第?部「教育」,第?部「介入」,第?部の「LGBT」の4部構成から成り立っています。
第?部「いっぱいあってな」では,人の性体験には大きな自由度と多様性があることを,各世代の人々の語りを通して紹介します。それは,経験してきた具体的な性体験, その実態,これをしっかり踏まえた上でないと,教育にせよ介入にせよ,現実味を失ってしまうからです。
第?部「教育」では,配慮を必要とする人たちが持っている性に対する知識の現状を紹介し,何をいつ教えるのかを,教材を使った具体的な実践方法やQ&Aを通して紹介します。
第?部「介入」では,男性の性的逸脱行動の実際と介入・対応方法と,女性の性的逸脱行動とそれへの対応を事例を挙げて紹介します。
第?部「LGBT」では,LGBTの人との面接で留意すべき事項を中心に,極めて質素で地道な対処法の道筋を提示していきます。
付録として,ダウンロードして使える「性のユニバーサルデザイン学習表」等を収載。
第1部 いっぱいあってな
第1 章 性体験の多様性
第2 章 百花繚乱事変
第2部 教育
第1 章 性教育の本気度
第2 章 何をいつ教えるのか
第3 章 実践と教材教具
第4 章 一回性の性教育
第3部 介入
第1 章 教育と介入
第2 章 性差
第3 章 男性の性的逸脱行動
第4 章 男性への対応
第5 章 女性の性的逸脱行動とそれへの対応
第6 章 性教育再編
第4部 LGBT
第1 章 おさらい
第2 章 それがどうした
第3 章 感性
第4 章 同性愛の性差
第5 章 支援
付録
1990年代からのグローバル化や経済の構造変化に対応するなかで,アメリカにおける社会的要請も変化し連邦補助金の拡充と再編が求められた.医療・教育・道路という主要な補助金の立法や実施・運営のプロセスを丹念に追い,そこに見られるアメリカ的な分権構造の特質と根本理念を明らかにする.
第1章 連邦補助金の基本構造と問題意識
1.1 連邦補助金と州・連邦関係
1.2 本書の構成
第2章 連邦道路補助金ーー1991年ISTEAを中心に
2.1 道路補助金再編の社会的要請:グローバル化と多様化
2.2 1991年ISTEA: 1956年スキームの継承と分権メカニズム
2.3 分権メカニズムの理念:州・連邦関係と合衆国憲法
2.4 州・地方政府の主体性の具体例
2.5 今後の研究課題:地方政府レベルへの視点の転換
第3章 連邦教育補助金ーー2001年NCLBを中心に
3.1 教育補助金再編の社会的要請:グローバル化と分権
3.2 2001年NCLBの概要
3.3 1990年代のコンセンサス形成:競争と成果評価
3.4 1990年代の州レベルの「実験室」
3.5 州政府の反発と連邦政府の調整
第3章の付論:NCSL報告書とコネチカット州訴訟
第4章 メディケイド補助金ーー2010年オバマ医療改革法を中心に
4.1 メディケイド補助金拡充の社会的要請:アメリカ経済の空洞化と無保障者
4.2 2010年オバマ医療改革法の概要
4.3 州政府の反発と連邦最高裁の違憲判決
4.4 オバマ医療改革の前史と前提条件
4.5 「メディケイド拡大」の州レベルの実施過程:カリフォルニア州を事例に
4.6 今後の研究課題:州・地方レベルの主体性
おわりにーー次の研究課題としての「地方政府と地域コミュニティの改革現場」
Federal Aid in the U.S.A.:
Health Security, Public Education, and Transportation
Mihoko KATO
ユネスコが教えてくれた!
「多様性」「感受性」「人間性」「国際性」「社会性」「関係性」「自主性」「共感性」「創造性」「危険性」「革新性」……
「性」教育って、人間の生きる力教育だったんだ!
「人権」「安全」「健康」「ジェンダー」「LGBTQ+」……生きる上で知っておきたい大事なすべてを全部まとめて、
科学的に学ぶ、ユネスコの包括的性教育を、5〜18歳の学習年齢にあわせて、わかりやすい本にしました。
学校では教えてもらえない、国際基準の性教育で、子どもの安全、人間関係、「断る力」「断られる勇気」など大事なことが学べます。
国際化の進む社会で必要な「国際」性が身につく「世界基準」の性教育……をのぞいてみませんか?
説明しづらいことを科学的ファクトにもとづき、説明する「子どもパート」と、子どもとの向きあい方が見えてくる大人パート。2パートで、親子で、たくさん話すチャンスがいっぱい。
「自分のこと」「からだのこと」「他の人のこと」……、さまざまな科学や統計から、起こりえる「リスク」を避ける知識が得られます。
5歳・8歳・12歳・15歳の4段階で学習することが具体的にわかる5-18歳までのユネスコ包括的性教育。
「ユネスコ国際セクシャリティ教育ガイダンス」の翻訳者のひとりである田代美江子先生が、日本の社会に合わせてポイントを監修。
◆構成
まんがによるイントロダクション/年齢別になに学ぶ?/みんな悩んでる 年齢別Q&A/キーワードコラムでもっとわかる性教育
「おうちの中でも『子どもの性教育』を積極的にやっていきましょう」という風潮が高まる中、「やらないとダメだよね…」と思いながらも重い腰が上がらない! という親御さんたちも少なくないのではないでしょうか。そこで、登録者数15万人を超える人気の性教育YouTuber・シオリーヌが、「これだけできたら◎な心構え」と「あるある質問への答え方」をまとめました。人気ママさんイラストレーター・ゆまままさんとタッグを組み、イラスト満載でお届けします!
ーContents-
・はじめに
・〔1歩め〕これだけできたら◎ 10の心構え
【心構え1】ウソをつかない
【心構え2】子どもの気持ちをそのまま受け取る
【心構え3】代わりに決めない
【心構え4】“常識”を押し付けない
【心構え5】性の話を捉え直す
【心構え6】性別で判断しない
【心構え7】多様な性があることを知る
【心構え8】親子は対等であると忘れない
【心構え9】親だけで抱えない
【心構え10】子どもを信用する
・〔2歩め〕性のあるある質問 対応アイデア30
Q1.生理って何? 血が出るの?
Q2.どうしてちんちん大きくなるの?
Q3.どうして私はちんちんがないの?
Q4.お父さん、毛がモジャモジャでへん!
Q5.「うんこ」「おしり」で大爆笑。どう対応したらいい?
Q6.赤ちゃんってどうやってできるの?
Q7.卵子って何? 精子って何?
Q8.お母さんとお父さんもセックスしたの? どうやって?
Q9.(セックスを見られて)……何してるの?
Q10.オナニーって何?
Q11.ちんちん、触ってみたい!
Q12.なんで赤ちゃんはおっぱい触っていいのに僕はダメなの?
Q13.(性器いじりをしていたところを注意して)なんで触っちゃダメなの?
Q14.「カンチョーーーー! 」って遊んでいる子になんて言ったらいい?
Q15.「おばあちゃんとチューしようね〜」と迫られて、子どもが嫌がっていたらどうすれば?
Q16.検索履歴にアダルトワード……!? 注意したいけど、なんて伝えたら?
Q17.下ネタ満載の動画で子どもが爆笑。どう反応したらいい?
Q18.(ラブホテルを見て)あそこに行ってみたい!!
Q19.(コンドームを指さして)これ何?
Q20.(アニメのマネをして)「〇〇ちゃ〜ん! 」とお友だちを追いかけ回していて……。どう対応すれば?
Q21.妹がほしい! 赤ちゃんつくって!
Q22.結婚をしたら赤ちゃんができるの?
Q23.〇〇ちゃんち、お父さんいないんだって。なんで?
Q24.(同性カップルに対して)男同士(女同士)なのにへんなの!
Q25.私、大きくなっても結婚ってしたくない。
Q26.青は男の子の色でしょ?
Q27.(泣いている息子に対して)「男のくせに泣くな! 女々しいぞ」と言われたら?
Q28.〇〇くんのパパ、男なのにメイクしてたよ! なんで?
Q29.女の子に生まれたかった。女の子になりたい。
Q30.私ってデブだからブスなんだって。
・おわりに
・“わかっちゃいるけどできそうにない”大人のための! シオリーヌのオススメ性教育動画
◆子を持つ親の必読書!
教科書にない【40の質問】に答えます
◇小中高生2万人に「性」と「生きること」を講演してきた産婦人科専門医が、実際に生徒から寄せられた「教科書に載っていない」リアルな40のギモンにやさしく答えます。
子を持つすべての親が知っておきたい、「自我の目覚め」「SEX」「妊娠」「多様な性」「性感染症」そして「生きる」ということ。
(目次)
1章 性教育って何を学ぶの?
2章 女子に多い質問
3章 性の多様性について
4章 性感染症について
5章 性は「生きる」こと
日本の大学進学率は50%を超え、高等教育の大衆化が進んでいる。18歳人口の減少で大学進学が容易になり、定員割れが進む大学では留学生で定員を補充するという場合もある。アジア諸国の経済発展により急増した留学生の中には、日本語能力が不足し、大学生活に支障をきたしている者も多い。大学大衆化と留学大衆化が同時に進行し、大学の教育環境や教育内容が変化する中で、留学生教育をどのように位置づけるべきかが大きな課題となっている。
本書では、多様な学生を受け入れている大学を「大衆化型大学」とよび、その日本語教育と留学生受け入れ態勢を改善することを目的に、前半では高等教育政策と留学生政策の問題点について、マクロレベル(教育政策決定者)・ミドルレベル(大学運営責任者)・ミクロレベル(教育実施者・学習者)の3段階からそれぞれのアクター(行為主体)の動向に注目して相互の影響について分析を行う。後半では、大衆化型大学で求められる日本語教育の可能性について、グローバルシティズンシップの育成をいう観点から教育方法を提案する。
第1章 本研究の目的と課題
第2章 大学大衆化と大学教育で求められる資質・能力に関する先行研究
第3章 本研究の方法とデータの概要
第4章 高等教育政策と留学生政策の変遷に関する調査
第5章 留学生教育に対する大学教員の意識調査
第6章 大学・留学大衆化時代の留学生政策の検証
第7章 日本語教育におけるグローバルシティズンシップ教育実践の試み
第8章 教養教育におけるグローバルシティズンシップ教育実践の試み
第9章 本研究の結論と今後の課題
生きる力が湧く、心にしみるー激動する時代を生き抜く糧となる賢人たちの肉声。
藤森照信が歩いて、観て、聞いて、感動する、思索する。
日本のモダニズム建築の見どころを平易に説く。藤森照信と下村純一コンビの現代建築行脚!
日本のプレ・モダニズムからモダニズムへの流れを、ライトから丹下健三、現代の第一線で活躍する建築家たちの作品を通して概観する。明治初期に開拓した日本の建築という新しい領域にモダニズムが如何にして浸透してきたのか。日本の建築界は近代という激変の時代に、コルビュジエやバウハウスの影響を受けながらも対応してきた。時代を代表する建築家たちの45作品を通してその特質を考察する。
目次: まえがき:藤森照信
Group 1 モダニズムに共通する住まいの原型をつくり続けた建築家たち
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、フランク・ロイド・ライト、アントニン・レーモンド
Group 2 戦後の日本建築界をおおいに豊かにした建築家たち
本野精吾、村野藤吾、堀口捨己、今井兼次、白井晟一
Group 3 造形力、力動性と民族性、記念碑性を接合させたコルビュジエ派の建築家たち
前川國男、谷口吉郎、吉村順三、奥村昭雄、内田祥哉、丹下健三、片岡献、松村正恒、池辺陽、ジョージ・ナカシマ、吉阪隆正、浅田孝、ほか
Group 4 戦後モダニズムにおけるバウハウス派とコルビュジエ派の建築家たち
大高正人、菊竹清則、磯崎新、黒川紀章、仙田満、山崎泰孝、象設計集団、伊東豊雄、内藤廣、高松伸、藤森照信、ほか
取材後記ーあとがきにかえて:下村純一
まえがき:藤森照信
Group 1 モダニズムに共通する住まいの原型をつくり続けた建築家たち
ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、フランク・ロイド・ライト、アントニン・レーモンド
Group 2 戦後の日本建築界をおおいに豊かにした建築家たち
本野精吾、村野藤吾、堀口捨己、今井兼次、白井晟一
Group 3 造形力、力動性と民族性、記念碑性を接合させたコルビュジエ派の建築家たち
前川國男、谷口吉郎、吉村順三、奥村昭雄、内田祥哉、丹下健三、片岡献、松村正恒、池辺陽、ジョージ・ナカシマ、吉阪隆正、浅田孝、ほか
Group 4 戦後モダニズムにおけるバウハウス派とコルビュジエ派の建築家たち
大高正人、菊竹清則、磯崎新、黒川紀章、仙田満、山崎泰孝、象設計集団、伊東豊雄、内藤廣、高松伸、藤森照信、ほか
取材後記ーあとがきにかえて:下村純一
性教育発展の国際的スタンダードである『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の翻訳書を、日本の教育・福祉・医療・保健等の現場で活動する執筆者たちが読解・論議を重ねて解説。子ども・若者と語りあう包括的性教育を実践するためのヒントいっぱいの案内書。
トランスジェンダーなど性的少数者に対する素朴な疑問・誤解から偏見・不安を煽るデマや陰謀論まで事実と人権に基づき一問一答。日本の性教育を再び後退させないため各分野のエキスパートが結集!
2018年の入管法改定を契機に「移民時代」を迎えた日本では、多文化共生の課題は新たな段階を迎えている。本書は、それに対する考え方や進め方を具体的に構想し、「日本人性」の概念を問い直すことで、日本型多文化教育のグランドデザインを提案する。
中小企業の事業継承問題、どう継ぐ?どう継がせる?九州で躍進を続ける物流企業の二代目社長は、いかにして後継者問題を解決したのか?