少年犯罪、家族のあり方、教育問題、本や映画や音楽、大切な友、少年時代の思い出など、家族をテーマに作品を書きつづける直木賞作家・重松清の原点がわかる著者初めてのエッセイ集。単行本『セカンド・ライン』を改題し、まったく新たに構成した待望の文庫版登場。
“巨大広域県”を舞台に先人達が紡いできた壮大な歴史ドラマ。神戸新聞大型連載「新兵庫学・ふるさと全史」待望の単行本化。
飢餓と戦争があいついだ日本の戦国時代、英雄たちの戦場は、人と物の掠奪で満ちていた。戦場に繰り広げられる、雑兵たちの奴隷狩りー。まともに耕しても食えない人々にとって、戦場は数すくない稼ぎ場だった。口減らしの戦争、掠奪に立ち向かう戦場の村の必死の営み。やがて、天下統一によって戦場が閉ざされると、人々はアジアの戦場へ、城郭都市の普請場へ、ゴールド・ラッシュの現場へ殺到した。「雑兵たちの戦場」に立つと、意外な戦国社会像が見えてくる。
群馬県上野村村長として歩みつづけたひとすじの道ーその証しの轍として、次世代への標として、40年間の提言・所感等を精選した珠玉の書。
人間の本性に根ざす「殺人衝動」とは。性と幻想に彩られた連続殺人から、母殺し、子殺し、大量殺人まで、犯罪に表れた赤裸々な欲望をとおして、万人の深奥に潜む「内なる悪」を究明する。
戦国武将たちは、次から次と襲いかかる危機をいかにして乗り越えたのか。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康など九人の傑物の人間的魅力を解剖。ビジネス社会で戦うリーダーに求められる指導力、判断力、解決力が楽しく学べる好読み物。
相続は生涯にそう何度もあることではありません。しかし、普通に生活をしていれば、財産の大小にかかわらず、必ずいつかは経験することです。何か事前に手を打っておかない限り、素人のまま相続と向き合うことになり、おそらく大きな困難を覚悟しなければならないでしょう。そうならないためにも…。