クリスタとジャックは幼なじみ。同じ会社で再会してからというもの、一緒にランチをとりながら仲良く話すのが日課になっている。ある日彼に深刻な面持ちで相談を持ちかけられた。聞けば、ジャックが女性名で執筆した小説の刊行が決まり、打ち合わせのためにニューヨークへ来るよう招かれたため、クリスタに作家のふりをして、一緒に来てほしいというのだ。快諾したクリスタだったが、彼の原稿を読み進めるうち、不思議なおののきとともに不安を覚え始めた。こんなセクシーな物を書く人と、同じ部屋で過ごせるのかしら。
痛む、傷む。移動、異動。意思、意志…など、100の「?」に答えます。「新解さん」のツッコミにも言及。
初めての大仕事に、キャシーは胸を高ぶらせていた。この仕事をうまくやり遂げられれば、私立探偵として高い評価を受けるだけでなく、上司のジェンの信用も勝ち取れる。とはいえ、容姿を武器にしたおとり調査なんて、できればしたくないけれど…。調査対象が出入りするバーに颯爽と入ったキャシーは、店内を見まわした。カワンター席には、とびきりゴージャスな男が一人。次の瞬間、立ち上がった男はいきなりキャシーを抱き寄せると、強引に唇を奪った。FBI捜査官ドルトンと組んで仕事をすることになったキャシー。“夫婦”を演じているはずの二人の関係は、いつしか…。三カ月連続の作家競作ミニシリーズ『愛と欲望のテキサス』最終話。
30代を中心に時代を超えて人気のアニメ・ソングをコレクトしたコンピレーション・シリーズ第2弾アルバム。カラオケで30代が歌う人気のナンバーを中心に選曲され、すべてがオリジナル音源で収録されている。
セフレよりも温度の高い、でも恋人とも言い切れない曖昧な結びつきで、夜を共にする馨と真雪。馨は真雪を抱きしめて離さず、柔らかくて弱いところを甘熱いもので蕩けさせた。でも本当は『約束』が欲しい。もめ事解決屋の彼に惹かれて人が集まるから、気が気ではないのは真雪の方だ。今日だって馨の携帯に一通のメールが。悪いと知りながらハートマーク付の発信者名に、つい盗み見てしまうが、そこに書かれていたのはー。切なさと艶を増した二人の恋、大幅改稿で登場。