さおりと母の一江、ふたりでつくる愛情たっぷりレシピ集。母に教わる料理のコツとは…。抱腹絶倒のレシピ集。
あの介護の日々は、母から私への教育だったー。『絶対音感』『星新一』など傑作ノンフィクションの書き手であり新聞の人生案内も人気な著者の半生にじみ溢れる名エッセイ集。
ミセス・ポリファックスは、退屈しのぎにボランティア精神でスパイ志願した陽気なおばちゃま。それが、任務のたびにCIAの思惑を超える大手柄。今回の指令先はタイで、数か月前に再婚したサイルスとのハネムーンの途中で小包を受け取るだけ。ところがタイに着くやいなや、なんとサイルスが何者かに誘拐されてしまった。愛する夫救出のため、おばちゃまは魔のゴールデン・トライアングルへ向かう…。
内面から輝く美しい女性をつくるのは美しい話し方。今こそ、「ことば」のおしゃれを身につけるときです。本書では、早口でも冷たさを感じさせない会話のリズム、相手に良い印象を与える話し方、日本語の特性を生かした美しい言葉遣いなどを丁寧に解説する。「女性は天性のおしゃべり上手」という著者は、さしずめ現代のヒギンズ教授。バッグにいれて一週間、読み進むうちにあなたもマイ・フェア・レディーのような“会話美人”になれる一冊。
〈いつまでも子どものままの〉わが娘と歩んだ母親パール・バックの感動の手記。人間性の尊重を真摯に訴える不朽の名作。
紀元前七千年、氷河時代のアリューシャン列島。大波に洗われ、火山のとどろきやまぬ極北の地。寄せくる運命に翻弄されながらも、少女は大自然の精霊たちにまもられて、ひたむきに生き。旅。戦い。誕生。死。壮大なスケールで描く愛と冒険の古代ロマン。平和な兵辺の村を「殺し屋」一族が襲った。たったひとり生き残った十三歳の「黒曜石」。愛するすべての者を失った少女は、ラッコの精霊に導かれ、大海原へ旅立つ。黒髪をなびかせながら進む彼女のゆくてに、やがてクジラの彫像をもつ謎の老人が…。
何がモノの形を決めるのか。フォークからプルトップのビール缶まで、あらゆるモノのデザインを支配する究極の原理を解き明かす。
殺しても母は死ななかった-。こどもなくとも母は母。芥川賞・三島賞作家がおくる史上無敵の爆笑おかあさんホラー。
それは北海道に住む母と二人きりで向かった鳥取へのご先祖様墓参ツアーから始まった。結婚問題をめぐる数年来の母娘デスマッチのゴングが鳴る。話すほどに事態は混迷。母親がテレビの結婚相談に出演したことを知った娘は憤り、ついに絶縁状をたたきつける。恋愛、結婚、離婚、オンナの仕事、友情、そして世間とは。夢見がちな娘とニッポンの母の超パワフル激闘エッセイ。
「お母さんに会いたい!」イタリア・ジェノバからアルゼンチンへ。果てしなく続くマルコの旅。名作アニメーションの絵本化。少年マルコの愛と勇気の物語。
小暮徹、撮影による妊婦写真を収録。内田春菊の痛快「妊娠・出産・育児」エッセイ。
あなたの評価をガクンと落とし、トラブルの元になりかねない日本語の大誤解、うっかりミス、敬語知らず…。「恥かいちゃった」では済みませんぞ。
子どもたちは今、小説をどう読めばいいのか。ここ数年の高校入試問題から、太宰治の「角力」、大岡昇平の「少年」、浅田次郎の「卒業写真」、重松清の「エイジ」、椎名誠の「三分間のサヨウナラ」などの必読小説を扱った過去問20を厳選し、国語の隠されたルールを暴き、アイデンティティを確立する小説の読み方を探る。気鋭の近代文学研究者による、意欲的挑戦の書。
精神哲学、心理学、神経科学、仏教学の精鋭が、インドのダラムサラにあるダライ・ラマの私邸に集まり、“破壊的感情”をテーマに、5日間を徹して、あらゆる角度から白熱した議論を展開する。西洋と東洋の知を結集した、第8回「心と生命会議」の全貌をダニエル・ゴールマンがあますところなく記録。
母と子が、たがいに筆をとりあって、手ならいをし、親子の絆をより強くしていくためにこの本を作りました。書塾の先生が子どもたちのために能率的・効果的な指導を、おし進めていただくための本として編集しました。「誰が見ても美しいと思う字」「伝統的で穏健中正な筆の字」こんなことをねらって執筆しました。本教材の左側のページを「かご字」にして筆の動きなどを理解しやすくし、主体的な学習ができるように工夫しました。
無名のマラソン選手・田村健一の長男が誘拐され、奇妙な脅迫状が届いた。金銭の要求はいっさいない。警視庁捜査一課特殊犯罪捜査一係の喜多川警部は推理を重ねるのだが決め手が見つからない。犯人の目的はいったい何なのか?子供の命は!?無情にもレースは進むー。焦る捜査陣をあざ笑うかのように、奇妙な誘拐事件はますます不可解な様相を見せはじめる…。奇才・倉阪鬼一郎が満を持して放つ本格推理。