2023年、世界最規模のプライド・パレード「マルディ・グラ」に参加するため、7年ぶりに渡豪した著者。いたるところで11色のプログレス・プライド・フラッグがはためくシドニーの地で、何を見、何を思ったのか。一人の性的少数者として向き合ったこの国のLGBTの歴史とバックラッシュ、そして国会で成立・施行された「LGBT理解増進法」を巡る日本の状況を観照し、丹念に綴った長編紀行。
著者撮影による口絵写真2頁付き。
眠らない街を探訪したエッセイ「歌舞伎町の夜に抱かれて」も併録。
【著者略歴】
李琴峰(り・ことみ)
1989年、台湾生まれ。2013年来日。2015年、早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。2017年「独舞」で第60回群像新人文学賞秀作を受賞。2019年「五つ数えれば三日月が」が第161回芥川賞、第41回野間新人文学賞の候補に。2021年『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨新人賞を、「彼岸花が咲く島」で第165回芥川賞を受賞。著書に『星月夜』『生を祝う』『彼岸花が咲く島』『透明な膜を隔てながら』『肉を脱ぐ』『言霊の幸う国で』などがある。
まるで宇宙船のようにも見える、不思議な形をした星の投影機。44年間の使命を終え閉館した東京・渋谷の五島プラネタリウムに、不思議な少年がやって来た。「おじさん、プラネタリウムはどんな時代の星でもつくれるんでしょう?昔に吸い込まれそうになったことはない?」-一つの思いが心に刻まれ、昭和20年前後の時代にタイムスリップする感動の物語。
世界38の国と地域から参加した全119組のアーティスト情報を網羅。「現代美術」「映像プログラム」「パフォーミングアーツ」「プロデュースオペラ」…。各テーマに応じたキュレーターのテキストも多数収録。国内最大級の国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2016公式カタログ。
無類のバンド「ヒカシュー」のリーダーでありながら第一詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞し、現代詩人としても高く評価される著者、待望の最新作。ひとたび本を開けば心身が解き放たれる、愉快と危機に満ちた、ことばの玉手箱。変幻自在な「ヒカシュー」の詩72篇。
アジアの輝ける未来は、日韓の友好から。他を知ることは自らを知ることー。多様な文化への深い理解を通じて人間の本質を見つめ、「世界平和」を構想する叡智の対話。
名工・左甚五郎の逸品を巡る隠居殺しの謎に、吉原で大人気の若旦那が見せた名推理。無外流の達人ながら老父の世話に精を出す若侍、初恋の恋敵は同姓同名の大身旗本で…。老人ばかりを狙った騙り事件を追う、定町廻り「鬼しぶ」の苛烈かつ人情味溢れる探索行ーささやかな幸せを願う浮世の悲喜こもごもを色鮮やかに掬い取った、心温まる時代競作、第四弾。
容疑者、全員名探偵!?
ようこそ、絶海の孤島にて過ごす二泊三日の常軌を逸した休暇へ
現代本格の雄、文月優臣のデビュー三十周年記念パーティーに愛読者(ファン)代表として招待された「僕」こと“中村あき”と、元探偵でクラスメイトの鋸りりこ。絶海の孤島に集められた気鋭のミステリ作家と僕たちは、前代未聞の密室殺人に挑戦することになってーー!?
星海社FICTIONS新人賞から飛び出した、文句なしの本格ミステリここにあり!
[商品について]
ー言葉ではなく、心で語り合う日々-
手の平に乗るほど小さかった子猫の「ネコさん」は、1歳のときに事故で背骨と後ろ足を骨折し、後ろ足の自由を奪われた。何度かの手術を経て、前足の力だけで何とか歩けるようになったものの、自力での排泄はできない「ネコさん」。1日に何度も強制的に排泄を促し、オムツを交換する日々は、単純な作業であっても決して楽な作業ではなかった。仕事の疲労、世話疲れからふと漏らしてしまった、言ってはいけない「一言」に、「ネコさん」はすぐさま反応するーー。
オムツを履きながら精いっぱい生き抜いたネコと家族の、16年間の命の絆の物語。
「目次]
プロローグ
一 新しい家族
二 事故?
三 オムツをはいたネコ
四 後ろ足が!
五 ネコさん階段を登る
六 安楽死?
七 オムツさえ替えれば
八 尋ねネコ
九 ネコの涙
十 ペットと子供
十一 ネコからのメッセージ
十二 拾い猫クーチャンの物語
十三 オムツがいらなくなった日
十四 子供たちへ
あとがき
著者略歴
[出版社からのコメント]
犬や猫を飼ったことのある方であれば、彼らが想像以上に人の心を理解する生きものであると実感されたこともあるでしょう。それは飼い主の「思い込み」ではなく、生き物同士が共に暮らすことで生まれる共感に近い感覚である様に思います。「ネコさん」と飼い主の間にどの様な「共感」が生まれたのか、ぜひ本書をご覧になって確かめていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
佐久間 良一(さくま・りょういち)
福島県生まれ。
その後、14歳まで東京都、神奈川県で過ごす。
北海道工業大学卒業後、建築設備の会社を経て、現在、(有)アクアサービス代表。
趣味は、落語鑑賞、音楽鑑賞、バイクツーリング(主宰する「なかよしライダーズ」の名誉顧問は柳家小三治師匠)。
A6サイズ、1日1ページのほぼ日手帳。軽くしなるハードカバータイプで、下敷きがついています。あざやかなストライプが目に飛び込んでくる、インパクトあるデザイン。不規則な幅や境界線のゆらぎからあたたかみを感じられます。「2025」の数字は落ち着きのある金の箔押し。
売れっ子童話作家のエリンは大のマスコミ嫌いで、その素顔を知る者は少ない。ある日、公園で子供たちにおとぎばなしを聞かせていると、輝くブルーの瞳の、凛々しい男性が目に飛びこんできた。エリンには彼が王子様に見えたーー世間に疎い彼女は、彼が大富豪ピーター・ラムジーとは知らなかったのだ。二人は互いの素性を知らぬまま強烈に惹かれ合う。だがやがて、エリンが自分に劣らぬ有名人だと知ったピーターは、なぜ素性を隠していたのかと彼女をなじり、一方的に別れを告げた。その直後、エリンは妊娠に気づくが……。
「7の月、7のつく日に空に巨大な虹色の雲があらわれる。」いつみたちのまわりで流行っている都市伝説だ。「虹色の雲」を見られれば、生きたまま天国へいけるというが……!? しかし、この都市伝説も、冥府遣いの猫の陰謀だった。ムスビ、いつみ、玉ちゃん、莉々の3人と1匹は、またしても猫の国ニキラアイナへと旅立つ! 大人気シリーズ待望の第3弾!
「7の月、7のつく日に空に巨大な虹色の雲があらわれる。」いつみたちのまわりで流行っている都市伝説だ。 「虹色の雲」を見られれば、生きたまま天国へいけるというが……!? しかし、この都市伝説も、冥府遣いの猫の陰謀だった。ムスビ、いつみ、玉ちゃん、莉々の3人と1匹は、またしても猫の国ニキラアイナへと旅立つ! 大人気シリーズ待望の第3弾!
心に消えない虹を描いて、大人になっていく両親からの過度な期待、離婚、コンプレックス、それぞれどんな悩みを抱いているかは、クラスメイトであっても知ることはない。五年二組という社会で生きる子どもたちの心の成長と、絆を描いた物語。