はじめて機器を使う学生にもわかるよう,代表的な分析機器の使い方を平易に解説したハンドブック.
1 熱分析法
2 試料準備
3 原子吸光分析法
4 ICP発光・質量分析法
5 蛍光X線分析法
6 X線回折法
7 X線光電子分光法
8 光学顕微鏡
9 電子顕微鏡
10 プローブ顕微鏡
本書は、全国の大学の化学工学系教育の実態、企業におけるコンピュータ知識のニーズについての調査結果をもとに、最も広く望まれている「化学工学に直結したコンピュータ教育の演習・問題集」を提供することを目的に、化学工学会が総力をあげて企画・編集されたものである。すなわち、「化学工学に直接関連する諸問題を対象にしながら、各種の数値計算におけるプログラミングの熟達をはかる」ことにより「単なる数値計算の域を脱して、直接、化学工学の主要な分野の問題を解く」ことを意図して書かれている。各章の例題は、化学工学の基礎として代表的なものが選ばれており、そこで理論および使用する基礎的な数式の説明をする。それからFortran、C言語を用いてプログラムを作成し結果を表示する形式で書かれている。また、そのプログラムの内容が何を実行するのかが一目でわかるように適宜コメントが付けられている。
【重要】本書は物理基礎の内容を含みません。物理基礎は「導出物理基礎第5版」をお買い求めください。
物理がわからなすぎる…もう限界だ...
ちょっと待ってください。実は高校物理に関しては,学校の指導法,教科書,参考書の方に問題がある場合が多いのです。教育側の問題としては,総じて次のことが言えます。
・細かい部分で解説をうやむやにしている
・アウトプットの分量とタイミングを間違えている
・初学において,解くべき問題の質やレベルを間違えている
・微分積分やベクトル,複素数などの数学を活用できていない
本書はこれらの問題を鑑み,個人塾の塾長が7年以上かけて開発しました。順を追って進めていけば,自然と根本から理解できるよう工夫してあります。分量的にはややハードです。
本書の特徴は、高校物理に必要な数学的準備をかなり詳しく行っていること。具体的にはベクトル、三角比、微分積分、複素数、対数の解説を行い、問題演習まで用意しています。そして理解を深めるために、高校物理の教科書では通常行わない、微分積分や複素数を用いた解説まで行っていますが、できる限り高校数学の範囲で解説するよう配慮しています。
●力学
1章 物理で使う数学1
2章 物理で使う数学2
3章 平面内の運動
4章 剛体のつり合い
5章 運動量の保存
6章 円運動と慣性力
7章 単振動
8章 万有引力
●熱
9章 気体の分子運動論1
10章 気体の分子運動論2
●波動
11章 波の伝わり方
12章 音波
13章 光波1
14章 光波2
15章 光波3
出版社で働くボミは、新進気鋭の経営者ギョンウクを取材することに。ところが、彼はボミが高3の時の担任で、しかも彼に冷たくされたことで彼女の高校生活を台なしにした人物だった。しかし、大人になったボミは彼の恋心に気づき…。
建築環境工学の基礎知識が、図解でわかりやすく学べる!
専門学校、職業訓練校、大学などで建築士を目指す学生を主な読者とした教科書シリーズ「図解建築シリーズ」の1冊です。
「建築における環境」をテーマに、初学者にもわかりやすい図やイラストを多用して解説しています。また、各章末には建築士試験で出題された問題を中心にした演習問題を設けていますので、知識の定着を図ることができます。
初めて建築環境工学について学ぶ人から、実務者まで、おすすめの1冊です。
主要目次:理想気体の法則/実在気体:経験的な状態方程式/簡単な系の熱力学/熱化学/エントロピーと熱力学第二法則/ギブズ自由エネルギー/平衡/熱力学の統計的扱い/相律/反応速度論/液体と固体/溶液/電量分析と伝導率/化学電池/前期量子論から量子力学へ/簡単な系の波動力学/変分法/分子構造の決定/古典的・量子力学的分子モデリング/光化学と化学反応論
本書は機械設計技術者を対象とし、機械設計技術者がぜひこれだけは知っておかなくてはならないことをピックアップし、これに解説を加えたものである。今回の増補改訂は、“私の熱処理技術コメント”、“クライオ処理”、“電場印加熱処理”、“エコ熱処理”など加えた。
現在、種々の環境問題が熱くなっている。この中でも特に地球環境は重要な部門であり、問題視されている。また、環境に関しての出版物も近年に至り多く見うけられる。しかしながら大気環境を記述した出版物も比較的多くあるとはいえ、考えてみると、最も一般的な、かつ基礎的な大気の環境科学について、独立した解説書は少ない。そこで、本書では環境に密接に関連する気象学、特に大気についてある程度詳しく解説した後で、それを基礎として地球環境、特に大気の環境問題について解説した。
「物理」と聞くと,「むずかしそう」と感じてしまう人は多いでしょう。でも,実は「物理」は,私たちの生活のあらゆる場面に関係しているのです。
たとえば,通勤や通学途中,あなたの乗っている電車に急ブレーキがかかると,あなたは大きく前に倒れそうになるでしょう。これは「慣性の法則」という自然界のルールによる現象です。
また,スカイダイビングをすると,私たちは地球の重力に引っ張られることで,落下スピードは時速200 キロ近くまで加速します。でもこのとき,私たちもまた,地球をほんのわずか引っ張っているのです。これは「作用・反作用」という法則です。
そう,物理とは,このような“自然界のルール”のことなんです。物理を知ることで,身の回りでおきるささやかな現象の一つ一つについての理解が深まり,日常生活はより楽しく,興味深いものになるでしょう。
本書は,物理についてのニュートン先生の講義です。講義といってもむずかしいものではなく,先生と,科学に興味をもっている生徒の会話です。この本を読めば,いろいろな物理のエッセンスをつかむことができるでしょう。
ニュートン先生の楽しい物理の講義を,どうぞお楽しみください。
1時間目
「物の動き」が物理の基本
先生,物理って何ですか?
はじまりはニュートン!
科学者が力を合わせて発見 「慣性の法則」
「速度」と「速さ」はちがうんです!
“ 力”とは,物体の運動の速度を変化させるもの
運動の未来を予測できる「運動方程式」
水泳のターンでは,壁が押してくれる!
私たちが歩けるのは「摩擦力」のおかげ
私たちは「みかけの力」でつんのめる
重力が落下運動を加速させる!
私たちと地球は引っ張り合っている!
月が飛んでいかないのは万有引力のおかげ
ボールを人工衛星にする方法
2時間目
はたらきものの「エネルギー」
速くて重いほど運動量が大きくなる!
はやぶさ2 は燃料を後ろに捨てて加速した
エネルギーの合計は常に同じ
エネルギーは別なエネルギーに変換できる
3時間目
「空気」と「熱」のふるまいを知ろう
実はすごい! 「空気」のチカラ
飛行機の中でお菓子の袋がパンパンになるのはなぜか
温度とは,原子や分子の運動のはげしさの度合い
熱い物体は,周囲をはげしく揺らす!
産業革命の鍵はズバリ,「熱エネルギー」!
4時間目
身のまわりにあふれる「波」の不思議
世界は「波」であふれている
「音」も「光」も波
「地震」は衝撃の波
救急車のサイレン音の変化は,波の長さの変化
音は壁を回り込める
鏡に顔が映るのは,反射のおかげ
光の進路は空気中と水中で変わる
シャボン玉がカラフルなのは光を強め合うから
空が青いのはなぜ?
本書は、いわゆる難問や奇問を避け、基礎的な事項を理解するのに必要な例題と問題にとどめ、その数もあまり多くはならないようにつとめた。数学の予備知識としては代数と微積分の初等的なものにとどめ、それを超えると思われるものについては基本事項や必要となる箇所で説明を加えた。また、近頃の教科書には、熱力学と統計力学を融合させたものが多い。しかし、本書は熱力学の部分の前半の3章と統計力学の部分の後半の5章とに分かれている。ただし、双方に関連する重要事項や例題の引用については、十分に注意を払ったつもりである。新訂版では、単位系を今までのcgs系からすべてSI単位系に改めた。
本書は最先端の研究を材料にしながら、基本原理の理解に重点をおくことで、個別の事実を断片的に終わらせていない。液晶表示やホログラムの原理、光ファイバーのつくり方、高温超伝導体や超臨界流体の説明が、ポップコーンのでき方やチョコレートの相図と共存して一冊の本に収まっている。
2級ボイラー技士免許試験合格を目指す人のためのテキスト&問題集です。豊富な図版を用いて、専門的な内容をわかりやすく解説しました。確認問題を多数掲載し、問題を解きながら頻出箇所と理解度の確認ができるように構成しています。試験直前の対策にも役立つ、重要項目をまとめた別冊付きです。
第1章 ボイラーの構造に関する知識
第2章 ボイラーの取扱いに関する知識
第3章 燃料および燃焼に関する知識
第4章 関係法令
巻末模擬試験
別冊 試験直前チェック! 合格のための重要ポイント
今日、疫病の世界的な流行と戦争あるいは国際紛争の多発によって、国家間の分断が深刻化する中、多くの国が他国における自国のイメージを向上させるため、また、それによって自国の外交活動を有利に進めるため、「パブリック・ディプロマシー」(対市民外交)の一環としての文化外交に力を入れている。この文化外交は、1960年代以降の日本では「国際文化交流事業」と呼ばれているのだが、その起源は1930年代に開始された「国際文化事業」にまで遡ることができる。
本書では、この「国際文化事業」がどのような目的から開始されたのかを分析するとともに、その時代の「国際文化事業」の内容や枠組・方法が今日の「国際文化交流事業」にどのように継承されたのか、また、戦後日本の文化活動や教育・政治にどのような影響を与えたのかを、言語普及・日本語教育・留学生教育等の多彩な観点と多様な角度から考察する。