本書は、いわゆる難問や奇問を避け、基礎的な事項を理解するのに必要な例題と問題にとどめ、その数もあまり多くはならないようにつとめた。数学の予備知識としては代数と微積分の初等的なものにとどめ、それを超えると思われるものについては基本事項や必要となる箇所で説明を加えた。また、近頃の教科書には、熱力学と統計力学を融合させたものが多い。しかし、本書は熱力学の部分の前半の3章と統計力学の部分の後半の5章とに分かれている。ただし、双方に関連する重要事項や例題の引用については、十分に注意を払ったつもりである。新訂版では、単位系を今までのcgs系からすべてSI単位系に改めた。
患者の表現方法は三者三様、発せられる言葉だけを頼りにすると正しい証は得られない。表情・挙動も観察しながら、どんな質問を投げかければよいのか、中医基礎理論を診療で使える形に変換するための方法論を提示。臨床でよくみられる症状について、問診の進め方の具体例をチャートで解説。著者の臨床経験に裏打ちされた含蓄のある話をコラムとして掲載。
初学者である学生に材料科学の神髄を伝える、平易でしかも高度な内容を含んだ教科書シリーズ。本書では、材料組織の形成機構を基礎から理解することに重点を置いている。
100点を超える写真とエッセイで綴る、高円宮妃殿下による四季折々のメッセージ。『婦人画報』で連載中。
新種ゾクゾク発見。研究者が生きてる深海生物を激写。世界初公開のとっておき写真満載。
ケプラー、ニュートン、ハッブル、アインシュタイン、ホーキング。人びとは天空にいかなる宇宙を描き出したか。
エンジンのメカニズムと素材(材料)との関係についてわかりやすく解説することで、材料技術や生産技術の開発ポイントを基礎から学べる。本書は、実務経験者が材料学や機械工学の学生や興味のある方へ機械構造に使われる一通りの材料技術を高レベルで伝授する。
基本原理、データの扱い方、誤差の考え方、今後発展が見込まれる応用技術まで、植生を対象としたリモートセンシングに必要な知識を網羅。高度な数式を使わず、その手法が用いられる理由を原理からていねいに解説。近接センシングについても解説。植物科学の研究者に役立つ!!
IT・マルチメディア関連の企業を経営する著者が語るデジタル社会をより活性化させるアナログ的思考論。
実験化学者から観た科学・技術の2500年間の歩み。古今の自然科学者の情熱が人類に何をもたらしたのか、そして現代にどう引き継がれてきたのかを考える。
星、銀河、銀河系外、宇宙論などの幅広い内容を、「物理的概念」×「数学的導出」×「観測データ」の組合せで、バランスよく学べる。専門外の人でも読める体系的で詳しい解説。
薬学教育モデル・コア・カリキュラム(令和4年度改訂版)対応。2024年度新入生より使用対象。