なぜ、逃げ抜いた果てに天下を盗れたか、語って進ぜようーー。「成長し続けた男」徳川家康の生涯を、独白体を駆使して描いた力作長編。
中学・高校時代の世界史は、暗記することが多く、嫌いだった人もいるだろう。膨大な歴史事実ばかりが目の前にあると、全体が見えなくなり、興味が薄れてしまいがちだ。
しかし、世界史の道筋は単純化できる。従来の歴史の本とは違ってサクサク読める、映画フィルムを早送りしながら見ているような感覚で歴史を読めるように、という観点でまとめられたのが本書である。
「騎馬遊牧民がユーラシアの時代を生み出す」「国民国家はアメリカの独立戦争から広まった」など、現在につながる世界史の動きを、教科書とは違った視点で斬新に描きだす。
「35の鍵」で歴史の動きがサクッとわかり、「歴史の読み方」で現代から見た意味・着眼点が理解でき、「トピックス」で事件・時代の背景がつかめる。さらに、巻頭や本文にあるさまざまな図表が理解の助けとなる。
『世界全史』を改題し加筆した、最高の基礎教養が身につく痛快おもしろ講義!
データベースの基本からWebアプリの制作まで。手順に沿った解説だからプログラムの知識ゼロでも大丈夫。
「令和」の新時代に求められている「恋愛小説」はいかなるものなのか。最近の人気作品の中から、恋愛小説の「新潮流」を感じる特集。
「PHPの概要がわかった。何か作れないかな?」そんな人にぴったりのヒントが満載!豊富なサンプルプログラムは、もちろんダウンロード可能です。
読み聞かせ絵本の決定版である本書には、次の7つの特長があります。(1)日本と世界の定番のお話&著名な児童文学作家の隠れた名作、計22作品を、児童文学界の第一人者(編者)が厳選しています。(2)「美しい日本語」で、かつ味わい深い作品ばかりを、所収しています。(3)人気の絵本作家やイラストレーターによる、美しい描き下ろしの挿絵が、名作の世界を広げます。(4)各作品に、読み聞かせの目安になる分数を示しています。(5)各作品の終わりに、編者ならではの視点で、「お話解説」を掲載しています。(6)昔話の翻訳をはじめ、ほとんどの作品が、ダイジェスト版ではなく全文掲載ですので、本物の素晴らしさを味わうことができます。(7)本書の2作品を抜粋したお出かけ用のミニBOOKが付いています。▼本書収録の作品=「あかずきん」「かぐやひめ」「マッチうりの少女」「ねずみのよめいり」「ゆきむすめ」「ざしき童子のはなし」「人魚のくつ」「おかあさんの目」ほか。
大好評「遊んで学べる 迷路シリーズ」待望の第5弾! 迷路をぬけ、かくし絵をみつけて、伝説と神話の世界を旅します。▼迷路の途中で「魔法のメガネ」を見つけ、「伝説の本」のあるゴールをめざします。「伝説の本」を読むとその本の世界に入ることができます。本の世界を次から次へと進んでいき、無事に元の世界へ戻ってくるには……!?▼旅をする伝説の順番(1)図書館 (2)ヤマタノオロチ(日本神話)(3)西遊記(中国の物語) (4)七夕(中国の伝説) (5)ラーマーヤナ(インドの伝説) (6)アラジンと魔法のランプ(アラビアの伝説) (7)バベルの塔(旧約聖書) (8)ユグドラシル(北欧神話) (9)円卓の騎士(イギリスの伝説) (10)ロビン・フッド(イギリスの伝説) (11)オデッセイ(ギリシアの伝説) (12)ラビリンス(ギリシアの伝説)▼一通り迷路を終えた後も、まだまだお楽しみは残っているため、何度でも遊ぶことができる一冊です。▼各頁にコンパクトな物語の解説付き。
●図書館 ●ヤマタノオロチ(日本神話) ●西遊記(中国の物語) ●七夕(中国の伝説) ●ラーマヤナ(インドの伝説) ●アラジンと魔法のランプ(アラビアの伝説) ●バベルの塔(旧約聖書) ●ユグドラシル(北欧神話) ●円卓の騎士(イギリスの伝説) ●ロビン・フッド(イギリスの伝説) ●オデッセイ(ギリシアの伝説) ●ラビリンス(ギリシアの伝説) ●もう一度伝説の世界へ ●迷路と問題の答え
第七回京都本大賞受賞で話題のあやかし警察小説シリーズ、待望の第三弾!
伝説の太刀に封印されし「亡霊」が放たれた時、清水寺での激闘が幕を開けるーー。
化け物や神仏に関する事件を専門に扱う警察組織「京都府警あやかし課」の隊員・古賀大のもとに、ある大男が現れた。その男の正体は、源義経に仕えたかの有名な豪傑「弁慶」。謎の僧兵集団に追われる弁慶の警護を請け負った大達だったが、その過程で『義経記』の裏に隠された衝撃の事実が明らかとなって……。
大達は、強大な敵から弁慶を守り切れるのか? 今冬一番熱いお仕事現代ファンタジー。
文庫オリジナル。
悩める人の心に寄り添う「聖書のことば」23を、片柳弘史神父が、画家のRIEさんが描くあたたかな絵とともに紹介。
わたしたちはつい、「自分はなんてダメな人間なんだろう」と思ってしまいます。
聖書の神さまは、そんな人間たちに忍耐強く寄り添い、人間たちの成長をやさしく見守ります。失敗ばかりしているわたしたちに、「だいじょうぶ。あなたが頑張っているのを、わたしはよく知っているよ。あなたはあなたのままでいい」と語りかけてくださる方、それが聖書の神さまなのです。--本書「はじめに」より
前に進みたいと願う心に、そっと寄り添うこの一冊。探していたことばが、きっと見つかります。大切なあの人への「贈り物」にも、最適です。
子どもをよい子に育てたいーー。そう考えるあまり、声をかけ、世話をやきすぎて、依存心の強い、自立できない子どもが増えているといいます。しかし、子どもの将来を思うのなら、自分で考える力、周りの人とうまくやっていける本物の「生きる力」を身につけさせるのが親の務めです。▼本書では、コーチングの技術を応用して、子どもの内なる能力を引き出し、子どもが自分で考え、答えを出せる子育て法を紹介します。▼「親は子どもをサポートし、才能を花開かせるコーチ」「子どもに教えたい、“愛すること”“責任”“人の役に立つ喜び”」「幸せ気分でするしつけ」「あなたの『きき耳』チェック」など、親がコーチとしてのあり方を学び、親自身が成長することによって、子どもの「生きる力」も育まれていくのです。▼ワークショップやPTA主催の講演会で多くの親から支持を得ている子育てプログラム「ハートフルコミュニケーション」をわかりやすく解説した入門書。
●第1章 親の役割は何? ●第2章 子どもに教えたい3つの力 ●第3章 子どもを幸せにするしつけ ●第4章 心を結ぶ聴き方・伝え方 ●第5章 親の幸せは自分でつくる ●おわりに --「ひび割れ壺」の物語
45万部突破の『青鬼』シリーズの小説第5弾にしてシリーズ完結編。ついに小説版「青鬼」の謎が解明される……!?
『最近、八吹写真館に入りびたってる八吹錯っていうやつが、動画とか画像の加工が得意で、頼めばなんでも作ってくれるらしい。それで今、このあたりの学校の子が、次々と頼みに行っているらしくて、だから最近、八吹写真館は嘘つき写真館って呼ばれてるらしい』
小野寺理子。野瀬小学校、6年1組、学級委員。
クラスのSNSで出回ったデマから風紀を正そうと、理子は「フェイク職人」である錯の元を訪れる。ところが、錯は、フェイク画像にふっ、と息を吹きかけてみせると……。
ネットの存在により高まる嘘の拡散力。なにが本当でなにが嘘か。それは、真偽を見抜く瞬発力より、自分がなにを信じ、守りたいのかという判断力ーーいま、この時代を生きる子ども達に考えるきっかけをあたえる1冊。
【目次】
プロローグ
1 嘘つきの嘘吹き
2 炎上クラスルーム
3 水川大喜利
4 妖精の正体
5 カワウソの懐中電灯
エピローグ 『嘘百科』あとがき
◆「みんな仲良く」という呪縛から逃れよ、「自分の軸」を持てば消耗しない……
◇橋下徹氏が対人関係・メンタルに悩む現代人に、その要諦を説く!
◆読めばモヤモヤがすっきり消える「人間関係に悩まない生き方」のススメ
かつて38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長に就任し、
4万8000人の長として、大阪府の財政再建や都構想住民投票実施など、
前人未到の改革を数々成し遂げてきた橋下徹氏。
そんな橋下氏は、「現代人は目の前の人間関係にとらわれすぎだ」と言う。
かくいう橋下氏自身「人間関係を築くのは得意な方ではない」と語るも、
それでもこれだけの結果を出せた秘訣が「折れない心」にあると言う。
しかし、橋下氏の考える「折れない心」とは、普通の人とは一味違う。
それは、「これが個性だ」と胸を張って言える「自分の軸」を持つこと。
この「自分の軸」さえあれば、むやみに他人に振り回されたり、
大衆に迎合して消耗したりすることはなくなる、と語る。
そこで本書では、橋下氏がこれまでの人生を振り返って見出した、
「折れない心=自分の確固たる軸を見つける方法」を大公開。
「他人とのズレを怖がるな。むしろチャンス」「持論を語れば自分の軸が見えてくる」など、
世間の同調圧力に屈することなく、自分を貫くための視点・考え方が身につく1冊!
はじめに
〇「みんな仲良く」という呪縛から逃れよ
〇人間関係を気にせず生きるには、どうすればいいか?
〇他人に振り回されず「組織の中で自らを貫く要諦」
第1章 他人と異なることを恐れないーー「ズレ」はむしろチャンスだ
〇ズレが生んだ「スピードの橋下」という絶対的価値
〇僕がどれだけ批判を受けても平気なワケ
〇心理的安全性とは「皆がズレを恐れず、ツッコめる組織」
第2章 人間関係は「ドライとウェット」のバランスで考える
〇「ドライな論理性」と「ウェットな人間関係」を使い分けよ
〇ドライ人間の僕が、なぜウェットな政治の世界でリーダーとなれたか
〇「ウェットな世論」に流されるな
第3章 橋下流「持論のすすめ」--自分の軸を見出す発信法
〇情報社会の“奴隷”にならないために「持論」を述べよ
〇ただの“情報”と「持論」の違いとは
〇何より「個性」を重視した石原慎太郎さん
第4章 ズレを見抜き、持論を生み出す「情報収集術」
〇持論を生み出すには「質」と「量」の両方が大事
〇「新聞と対話する」五大紙クリッピング法
〇個性=「持論の特徴性×知識・情報量」
第5章 組織を生き抜き、チームを活かす極意ーー「見えない掟」を見抜く
〇子ども時代の喧嘩から学んだこと
〇「見えない掟」を見誤れば、能力は高くても失敗する
〇「ジャイアン的権力」に従ってもいいが、媚びてはいけない
本書はWebサイト制作者を対象にした、「実践で使える」PHPの入門書です。Webサイトの制作とデザインを行いながら、PHPの基礎だけでなく、実際の使い方を学ぶことができます。より理解を深めるために、Dreamweaver上でPHPのコーディングおよび実行結果を確認するなど、Webサイト制作者により近い環境で学習することが可能です。本書を通して読み進めていくことで、Webサイトの制作に必要なPHPの実践知識を身につけることができます。
先帝に寵愛(ちょうあい)されていた文姫は、帝位を簒奪(さんだつ)した現帝から守るため、娘の昭月(しょうげつ)を仕人(つかえびと)・宋娥(そうが)に託す。男装をし、宦官(かんがん)として後宮に匿われていた昭月だったが、正体を知られそうになり、宋娥によって城外へ逃れた。初めて体験する市井の暮らしで、友を得る悦びを知る昭月。しかし、そんな彼女の元へ宋娥の死の報せが届く。そして宮廷で奢侈(しゃし)の限りを尽くす、昭月と名乗る女の噂も……。
陰謀と恋が渦巻く中華後宮浪漫。
文庫書き下ろし。
地震が起こった時、台風がくる時、火事が起こった時、どうしたらいいんだろう? 具体例をまじえながら学んでみよう!
その生涯を、神への信仰と貧者の救済に捧げたマザー・テレサ。宗教、民族、社会的地位を超えて差し伸べられた手には、どんな思いが込められていたのだろうか?▼本書は、マザーが様々な活動の中で、共働者やシスターに語った言葉やエピソードを編んだ語録集。生前親交があり、自らもシスターである渡辺和子氏が、マザーの気持ちに忠実に、わかりやすく翻訳している。▼「愛は、この世で最も偉大な贈り物なのです」「救われるためには、神さまを愛すること。そして何よりもまず祈ること」「親切にしすぎて間違いを犯すことの方が、親切に無関係に奇跡を行うことより、好きです」「死を迎える時に、愛されたと感じながらこの世を去ることができるためなら、何でもしたいと思っています」など、神との深い一致を実践する中で語られた思いの数々と、その魂の軌跡をたどり、愛の真理を説く。▼世界中が悼んだ逝去から3年。改めて、本当の豊かさとは何かを考えさせられる一書。
●聖なる人となること(聖性) ●祈り ●寛大さ ●貧しい人々の中にいるキリスト ●愛 ●家庭と家族 ●徳について ●マリア ●生と死 ●ほほえみ ●お金 ●苦しみ ●淋しさ ●神とキリスト ●使命
松陰が教える本物の『孫子』。松下村塾での幻の授業がよみがえる。
吉田松陰は長州藩の兵学師範であり、『孫子』は座右の書であった。その松陰が最晩年に松下村塾で講義し、遺したのが『孫子評註』である。
この書は、松陰が、江戸期の『孫子』研究を集大成しつつ、欧米列強が迫る時勢もふまえて読み解いたものであり、まさに、生涯を賭けて到達した「本当の主著」といえる。高杉晋作、久坂玄瑞ら松下村塾の教え子たちの維新戦略の淵源も、この『孫子評註』にあった。
実は、『孫子』の思想の意味するところは、具体例に当てはめて考えなければ腑に落ちないことも多い。だが、事例の選択を誤れば、まったく見当違いの話にもなりかねかねない。その点、吉田松陰が真摯に取り組んだ解釈を一つの手がかりとすることで、『孫子』を一段深く理解することができるようになるのである。
日本周辺の安全保障の危機がかつてないほどに高まる今、改めて手に取り、学びたい、日本人のための『孫子』研究の決定版。
べつべつのクラスになったみきちゃんと、このごろあそばなくなった。クラスが変わっても、ずっとなかよしだと思っていたのに……。
大好評『おはなし だいどころ』に続く、第2弾! ふでばこ、ランドセル、ぞうきん、こくばん……。教室にある身近な物たちが、愉快な会話を繰り広げます。ほっこりあたたかく、くすっとおもしろい30話がつまった一口童話集。▼「おりがみ」--青いおりがみが、変身ごっこをしようといいました。緑色や金色のおりがみは、風船やお財布に変身します。次々と、おりがみが変身していくなか、白色のおりがみだけは「めんどくさいなあ……」と言いながら……!?▼「セロハンテープ」--セロハンテープは、やぶれた紙をペタンときれいになおしてくれます。そこへ、「たいへんです! なにものかにバラバラにされていました!」と、したじきが紙を運んできました。つなぎあわせてみると……!?▼テンポの良いお話とユーモラスなイラストは、学齢前の読み聞かせや、小学校低学年の自分読みにオススメ! あなたの教室でも道具たちの会話が聞こえてくるかも……!?