知っておきたい!お金のこと。貨幣経済の概念や仕組み、仮想通貨や電子マネーについてわかりやすく解説します。新紙幣についても掲載します!知識だけでなく使い方、考え方も掲載。基本的なマネー教育の導入書にピッタリです!
近年、銀行の職員が小学校に出向き、子どもたちにお金について教える出張授業が盛んです。子どもたちにも身近な「お金」ですが、なぜお金が価値を持つのか(裏付け)や、物価がどうやって決まるのかなど、身近すぎて大人でも意識していないのではないでしょうか。さらに最近では、「ビットコイン」「NEM」などの仮想通貨や「Suica」などの電子マネーが一般的になり、「お金」という概念が大きく変わりつつあります。本書では、お金や貨幣経済の概念や仕組み、仮想通貨や電子マネーについてわかりやすく解説します。新紙幣についても掲載します!
1章 どうしてお金で物が買えるの? 第2章 どうしてATMからお金が出てくるの?
第3章 どうして物の値段は変わるの? 第4章 どうしてお金のむだ遣いはいけないの?
テレビ、パソコン、スマホなどで、なぜ文字・音声・画像などの情報を視聴できるのでしょうか。どのような技術やしくみがあって可能になったのでしょう。情報伝達方法の歴史から、現代の情報通信の技術としくみ、5Gの通信環境やIoT(Internet of Things)によって実現する未来社会までを、図解やイラストでわかりやすく解説。
[第1章]情報伝達の方法と歴史……情報って何だろう?/足で伝えた古代の情報伝達/印刷と郵便の始まり/電気による通信の誕生/方法伝達主役が登場 他 [第2章]情報通信の技術としくみ……電気信号と電波/アナログ・デジタル信号/有線通信のしくみ/無線通信のしくみ/携帯電話のしくみ/インターネットのしくみ/ウェブページのしくみ/災害発生時の通信システム 他 [第3章]情報通信の発展とこれからの社会……通信速度のさらなる高速化/衛星測位システムの高精度化/AIとIoTの進展/IoTで変わる生活と社会 他
VR(バーチャルリアリティ)の技術が、くらし、教育、ビジネスなど、さまざまな分野で取り入れられつつあります。VRで何ができるのか、この技術で社会やわたしたちのくらしがどう変わるのかをわかりやすく紹介します。
[パート1]VRのしくみと技術……わたしたちが感じている世界とは/VRとは何か/ VRと何がちがう? ARとMR 他 [パート2]VRで変わるくらしと社会……【くらし】自分の部屋にいながら友だちと会える/バーチャルアシスタントが助けてくれる/外国にも宇宙にも行くことができる/紙の地図を見なくても目的地に着ける 【あそび】ゲームを現実世界のように体験できる/遊園地がより刺激的になる!?/スポーツをもっと楽しめる/街全体が遊び場になる 【学校】体験することで授業の理解が深まる/理科の実験が安全にできる 【仕事】機械操作などの訓練ができる/設計段階で完成前の家を体験できる 他
海で誕生した生命が陸に広がる足がかりにした海辺には、今でも多様な生きものがくらしています。しかし一方では、砂浜や干潟の消滅、打ち寄せられたごみなどによって汚染が進んでいます。海辺の生きものの多様性をさぐるとともに、海の環境の大切さについて考えます。
[第1章]海辺の地形と環境……岩でできた磯海岸/干潟や砂浜/激しい変化をくりかえす海岸 [第2章]磯にくらす生きもの……岩にくっついて生活/磯にくらす貝の仲間/貝殻をすてた貝の仲間/潮だまりの小さな世界/磯に咲いた花/迷いこんだ浮遊体/海に落ちた星?/ヨロイを着たエビやカニの仲間/いつも家探しのヤドカリ/磯にくらす魚、やってくる魚 [第3章]砂浜や干潟の生きもの……潮干狩りと干潟の貝/砂浜や干潟の貝のくらし/干潟でダンスをするカニ/そのほかの干潟のカニと砂浜のカニ/森にくらすアカテガニ/陸上生活をめざす海の生きもの/干潟は海のたいせつな浄化装置
食品ロスとは、食べられるのに捨てられている食品のことで、日本は643万トン(2016年)。SDGs(持続可能な開発目標)では2030年に半減が目標とされ、日本では「食品ロス削減法」が2019年10月に施行。本書では、食品ロスの現状と原因をわかりやすく解説し、減らすために着手されたさまざまな取り組み事例を紹介します。
[第1章]食品ロスってなに?……食品ロスとは/食べ物が家庭へ届くまで/スーパーなどから出る食品ロス/レストランなどから出る食品ロス/家庭から出る食品ロス 他 [第2章]食品ロスを減らす……もったいないを、もういちど/農家や漁師などの取り組み/食品メーカーの取り組み/スーパーなどの取り組み/レストランなどでの取り組み/学校での取り組み/家庭でできること 他 [第3章]日本と世界の食料問題……飢える人・肥える人/SDGsで未来の食料を守る/食べものが足りなくなる!?/輸入に頼る日本の食料/食料自給率を上げるために
現在77億人の世界の人口は、2050年には97億人になると予測されています。飢餓、貧困、環境破壊、温暖化などの問題を解決し、すべての人たちが平等に暮らしつづけていける世界にするために設定されたのが、SDGs(持続可能な開発目標)です。本書は、このSDGsを身近なごみの問題を入り口にして考えます。
[第1章]SDGsってなんだろう? ……世界中の人により良い未来を!/世界の人びとが立てた17の目標/調和のとれた世界に/ごみを入り口にしてみよう/1つの入り口がすべてにつながる [第2章]ごみの一生を考えてみよう……何がごみになるんだろう?/とどくまでにごみになる/あふれるごみが地球をよごす/海に流れ出たごみ/ごみが人にかえってくる?/ごみが資源になる/ごみを他国におしつけている!? [第3章]どんなことができるかな?……ごみをつくらないために/一人でもできることってなんだろう?/家族でできることは? 他
和食ブームによる日本産農産物の需要増、食料自給率の引き上げ要請などを背景に、農業が見直され、若手の就農人口も増えています。それを後押ししているのが、ICT、ロボット、人工衛星などの先端技術による生産性の向上で、こうした農業を「スマート農業」といいます。ロボットが耕作・草刈り・収穫、ドローンが農薬散布、遠隔操作で水田管理など、変わりつつある日本の農業をわかりやすく紹介します。
[第1章]日本の農業の現状とスマート農業……日本の農業の現状/将来、世界は食料不足に!?/明るいきざし(経営規模の拡大、農産物の輸出が増加)/農業をささえる先端技術(ロボット、IoT、AI、人工衛星)他 [第2章]スマート農業とさまざまな技術……無人自動運転トラクター/自動で肥料をまく田植え機/水田の水の管理システム/進化したコンバインで収穫/人工衛星で収穫時期を決める/ドローで生育状況を把握/進化する植物工場/ロボットでらくらく酪農 他
日本の国土の特徴、川のはたらきと治水、堤防が決壊するメカニズムなど、水害が起こる原因やしくみを解説するとともに、水害に対してどのようなそなえをすればいいのか、また、いざというとき命を守るためにどう行動すべきかを、わかりやすく紹介します。
プロローグ 水害がふえている! [第1章]水害はなぜ起こる?……日本の気候/地球温暖化の影響は?/日本の国土と川/ゼロメートル地帯って?/川が原因の水害/水害の種類/堤防決壊のメカニズム/都市の水害/治水とは?/コラム:治水の歴史 [第2章]水害にそなえよう!……日本の気象と降水量/台風情報の見方/大雨に関する天気予報の用語/ハザードマップを確認しよう/事前に防災会議をしておこう/避難するときの服装/食べ物や飲み物を備蓄しておこう/避難勧告が出たらどうする?/避難するときに気をつけること/土砂災害には前兆がある/避難所で気をつけること
わたしたちは、多様な生物のはたらき、生命のつながりで維持されている生態系から多くの恵みを得ています。その生物多様性が人間の活動によって失われつつあり、SDGs(持続可能な開発目標)においても保全が目標のひとつになっています。生物多様性に富む日本の自然をさぐりながら、その大切さと現状を伝えます。
[第1章]身近な生きものに何がおこっている?!…「めだかの学校」はどこにある?/赤とんぼを見たのはいつの日か?/林や草原からチョウや花が消えた!/潮干狩りの海から消えたハマグリ 他 [第2章]日本の自然に見る生物多様性…生物多様性に富む日本(位置や気候など/地形や地質など/身近な自然、里山)/生物多様性とは何だろう?/生物多様性からのめぐみ(基盤サービスと調整サービス/供給サービス/文化的サービス) 他 [第3章]生物多様性をとりもどそう…国際間で取りくむ生物多様性/生物多様性と持続可能な開発目標(SDGs) 他
全編英語の常微分方程式(ODE)の教科書。自然現象の数理モデルの例とともに常微分方程式の解法とPythonを使った数値計算法を学ぶ。〔内容〕1st Order ODE/2nd Order ODE/Numerics for ODEs/ODE and Chaos
台風はどのようにして発生し、発達するのでしょうか? 温暖化は台風の発生数や大きさに影響をあたえるのでしょうか? 身近な自然現象でありながら、まだまだわかっていないことが多い台風のなぞにせまるとともに、気象情報の見方や台風へのそなえなど、防災知識も紹介します。
[第1章]台風について知ろう!……台風ってなんだろう?/台風はいつ生まれて、どこを通る?/台風の名前はどう決まる?/台風の一生/台風がもたらすめぐみ [第2章]台風はどうやってできる?……台風の構造/台風が発生するしくみ/台風を発生させる大規模な風のパターン/台風が発達するしくみ/台風が移動するしくみ/台風の終わり/地球温暖化と台風の傾向 [第3章]台風から命を守れ!……台風被害の歴史と変化/台風の風による被害/台風の雨による被害/気象庁VS台風/防災のための気象情報/ふだんから台風にそなえる/台風が近づいたときの行動/台風の研究最前線 他
生物の定義である細胞を持たず、自己増殖もしない。一方で、DNA(RNA)をもち、生物の中心原理であるセントラルドグマを利用して増える。ウイルスとは何者なのか? その姿と増え方などの特徴、病原体として感染症を引き起こすしくみ、注目されつつある生物進化とのかかわりをわかりやすく解説。
[第1章]ウイルスは何者なのか?……ウイルスは生物?/ウイルスは何でできている?/ウイルスと細菌のちがい/ウイルスの種類/ウイルスはどうやって増える?/ウイルスとセントラルドグマ 他 [第2章]ウイルスと感染症……感染症とは/感染症を引き起こすウイルス/どう感染するのか?/ウイルスが病気を引き起こすしくみ/天然痘ウイルスとのたたかい/インフルエンザの大流行/コロナウイルス感染症の大流行 他 [第3章]ウイルスと生物進化……ウイルスはどのように誕生した?/巨大ウイルスの発見/ほ乳類の進化とウイルス/ウイルスが生物を進化させた?
日本の人口は少子高齢化によって、100年後には今の半分以下になると予測されています。若者が減り高齢者が増えると、社会はどう変わるのでしょうか? 子どもたちはどんな能力を身に付ければよいのでしょうか? ベストセラー『未来の年表』の著者が、未来を生きる小・中学生に向けてわかりやすく解説します。
[パート1]日本がなくなる?……日本の人口は減りつづけている!/出生数が減る/働き手が減る/高齢化が進む 他 [パート2]人口減少と高齢化で何が起こる?……都会に「ゆうれい屋敷」ができる?/電車やバスが減り、遅刻する?/デパートや銀行の窓口が混む?/蛇口から水が出なくなる?/近くに通える高校がなくなる?/部活動のチームが他校と合同になる? 他 [パート3]小さくても豊かな国になろう!……集まって暮らす/働き方を変える/いろいろな世代とコミュニケーションを/いろんなことができる人になろう 他
行き過ぎたしつけや指導はハラスメントです。そしてそれは、「子どもの権利条約」で守られている子どもの人権を、虐待や体罰と同様に侵害するものです。子ども自身があまり知らされていない子どもの「人権」をわかりやすく解説するとともに、家庭や学校で起こりがちなハラスメントを事例で紹介します。
[第1部]子どもにも人権がある!……子どもの安全がおびやかされている!/見えないところで起こるハラスメント/ハラスメントを受けるとどうなる?/「子どもの権利条約」って何だろう?/「子どもの権利条約」の一般原則/強化される、子どもを守る法律/ハラスメントから身を守るには?
[第2部]ハラスメントを見てみよう……その言葉、傷ついちゃうよ……/私のものを勝手に見ないで!/力ずくで従わせるなんてひどい!/お願い!じろじろ見ないで!/ちょっとミスしただけなのに/いつの間にか私のアドレスが!/だれが標的になるかわからない…… 他
新学習指導要領では、データの活用が理数教育で重視されています。さまざまなデータから必要なデータを収集・分析し、課題解決に生かすために、整理したデータを表・グラフにする能力が求められています。表・グラフの種類・特徴と読み方・つくり方をわかりやすく解説します。
[第1章]データと表・グラフ……データって何だろう?/いろいろなデータの種類/表・グラフとデータの関係/データの代表値 他 [第2章]表・グラフを活用しよう!……調べる手順を知ろう/データの集め方/表をつくってデータを整理/表からグラフをつくろう(棒グラフ/円グラフ・帯グラフ/折れ線グラフ/ドットプロット/ヒストグラム/箱ひげ図) [第3章]表・グラフからデータを読み解こう!……確率を導く表・グラフ/ヒストグラムと代表値/箱ひげ図と中央値/ドットプロットと最頻値/散布図とデータどうしの相関関係/分布の傾向と棒グラフ・折れ線グラフ/ビッグデータとAI
詳しいコード注釈と図解。PHP 8の新機能もすばやくキャッチ
本書は、プログラマとしての道をPHPでスタートしようという人、他のプログラム言語の経験はあるがPHPはきちんと学んだことがないという人を対象にしています。PHP 8の基本と新機能を手軽に確認したい人にも勧められる1冊です。
Part 1 PHPをはじめよう
PHPを学習するにはPHPを試せる環境が必要です。WindowsとmacOSに対応した無料のXAMPP、MAMPをインストールして、PHP 8とMySQLデータベースが動作するサーバ環境を作りましょう。
Part 2 PHPのシンタックス
変数とは?制御構造とは?からスタートし、関数、文字列や配列の操作、正規表現、さらに無名関数、オブジェクト指向プログラミングにも踏み込みます。初心者には続ける努力が求められますが、注釈とマーキングを助けに豊富なサンプルコードを繰り返し読み込めば必ず結果が付いてきます。PHP 8の新機能はバッジが目印です。
Part 3 Webページを作る
フォーム入力、セッション、クッキーというもっとも重要な技術を取り上げます。ファイルの読み書きを題材に例外処理と呼ばれるエラー処理も学習します。コラム「セキュリティ対策」でPHPプログラマに欠かせないセキュリティについての意識も高めていきましょう。
Part 4 PHPとMySQL
MySQLデータベースを使うにはSQL文という課題が待ち受けています。最初にphpMyAdminを使ってMySQLデータベースの構造を学習し、続いてPHPでSQL文を実行してデータの取り出しと書き込みを行います。プリペアドステートメントやトランザクション処理などを使う総合的なスキル獲得のはじまりです。まさにPHPプログラマとしての実感がわく瞬間と言えるでしょう。
●新しいWebを作る人になる
簡単な日記や掲示板だったWebが、世界経済や政治、ニュース、医療、流通、教育、娯楽、アート、地球環境に至るまで、人々の日常に深く浸透しています。過去と未来、約束と行動、優しさと悲しみ、興奮と静寂、Webはこれからも人の想いを試すかのように進化します。Web作りは無限を操る終わらない仕事です。新しいWebを作る人を世の中は常に待っています。
(まえがきより)
地球上の水を循環させている雲は、大雨などで災害をもたらすこともあります。雲の中ではどのような物理現象が起こっているのでしょうか。「大気の状態が不安定」とはどういうことなのでしょう。雲の発生と降水(雨や雪)のしくみをわかりやすく解説するとともに、雲が見せる空の美しい現象についても紹介します。
[第1章]雲を知るための基本……雲って何だろう?/雲の基本的な種類/雲の種類を見分けてみよう!/雲はなぜできる?(1雲をつくる水、2雲をつくるつぶ、3空気の温度、4大気の状態)/風と気圧と雲/ぶつかり合う空気と雲/雲と光がつくる空の芸術 ほか [第2章]雨や雪が降るしくみ……雲粒子が雨や雪になるとき/冷たい雨が降るしくみ(1氷晶の性質、2氷晶が落ちてくるまで) [第3章]気象災害をもたらす雲……積乱雲の一生/積乱雲がもたらす大雨/竜巻をうみだす積乱雲/温帯低気圧の一生/台風の雲ができるしくみ/雲のいろいろな観測方法
地震、津波、火山噴火、台風……。自然災害の多い日本では、被災の体験、教訓を、災害記念碑、古文書、民話、行事、災害遺構、語り部など、さまざまなかたちで伝えてきました。こうした災害伝承は防災上重視され、強化されています。多くの実例から学ぶとともに、これからの災害伝承のあり方をさぐります。
[第1部]災害伝承って何だろう?……自然災害の多い日本/災害伝承の種類を見てみよう/「災害対策基本法」と災害伝承/地図記号になった「自然災害伝承碑」/災害は妖怪や珍獣のしわざ? [第2部]災害伝承の例を見てみよう……多くの村人を救った「稲むらの火」/自分の命を守りぬく「てんでんこ」/半永久的に残る石碑/水害を伝える伝説・民話/100年後の命を救った伝承歌 [第3部]災害体験をどう伝え、残すか……災害伝承と災害遺構/東日本大震災の伝承の活動・施設は?/進む、災害のデジタルアーカイブ化/3D映像、VRで進化する伝承のかたち 他
ペット(家庭動物)、畜産動物、展示動物、実験動物……。わたしちの生活は多くの動物の利用によって成り立っています。しかし、人は動物をモノのように自由に生産・消費・処分していいのでしょうか? 身近なペットである犬・猫とのつきあい方や、動物との共生を目的とする動物愛護管理法を通じて考えます。
[第1章]わたしたちにとっての動物……いっしょにくらす、世話をする/動物園や牧場でふれあう/食や産業で利用する/科学的な研究で支えてもらう [第2章]ペットを取りまく環境……ペットショップの犬や猫はどこからやってくる?/売れなかった犬や猫はどうなるの? 他 [第3章]飼う前に知ろう! 動物愛護管理法……ペットの飼い主になるということ/マイクロチップなどで飼い主を明示する/災害のときにペットの命を守るには 他 [第4章]動物の幸せのためにできること……処分されるペットの数をへらす/動物の幸せについてもっと考えてみよう 他
大気中のCO2(二酸化炭素)のC(炭素)は、陸や海との間で行われている吸収・排出によって、地球上を循環しています。そのバランスがくずれることで大気中のCO2が増え、温暖化をもたらしています。CO2の基礎知識や炭素循環のしくみを解説するとともに、「2050年カーボンニュートラル」に向けて始まった取り組みを紹介します。
[第1章]CO2とは?……CO2の性質を知ろう/CO2はどうやってできる?/CO2と温室効果 他 [第2章]CO2と気候変動……地球の温暖化と気候変動/気候変動で地球、日本はどうなる?/世界のCO2削減への取り組み 他 [第3章]CO2と地球をめぐる炭素……地球の物質循環とは?/炭素循環と炭素の貯蔵庫/バランスを失った炭素循環 他 [第4章]CO2の削減に向けて……2050年に「実質ゼロ」とは?/CO2を減らすーー1燃料を替える、2排出を減らす、3吸収力を高める/新エネルギーによるCO2の木炭化/持続可能性について考えよう 他