ネットワーク・ビジネスはマルチやねずみ講と、どこが違うのか?本書はネットワーク・ビジネスを正しく伝えるための手引きである。
ある日のこと、少年のまえに一匹のネズミがあらわれた。おどろくべきことにそのネズミはすでに突然変異によって進化し、人間以上の知識を身につけていた。そして今まで自分たちをしいたげてきた人類に復讐すべく、仲間たちと革命の準備をはじめたのだ。考え方の違いからネズミたちは仲間われしてしまうが、クマネズミのアドルフは台所を改造し、何やらあやしげなものを製造しはじめた。いっぽう、指導者と見られていたハツカネズミのチビのほうでもドブネズミたちを集め、ある計画をねっていた。罪深い環境破壊をやめようとしない人類に、ネズミたちはいったい何をしようとしているのか。
ある夜、ベランダで星の観察をしていた達郎の目の前に、とつぜん、宇宙船があらわれた。乗っていたドルオーテと名のる異星人(宇宙人というのは古いのだ)は、はつかねずみを1ぴき、用意してほしい、というのだった…。異星人と少年の友情を、ユーモアたっぷりにえがいた、ちょっぴりおかしなSF物語。小学中級から。
ロミュアルドはとしょしつの小さなねずみ穴でくらす、こねずみです。ある日こっそり穴からぬけだして“本”と出会い、物語の楽しさを知りました。ところがそこにねこのチベールがあらわれて…。
「Shade」は、自由に形を作ることができる国産のすばらしい3次元コンピュータグラフィックスソフト。描かれるイメージは、硬いものからみずみずしいものまで自在。CGビギナーもこれ一冊でShadeがマスターできる。Shadeクリエイターのギャラリーページも充実。
北緯38度線。北朝鮮と対峙する非武装地帯の米軍前哨陣地で恐るべき感染症が発生した。全身から血を流し、肺に吹き出した自らの体液で溺れ死んでいった感染者。日系の若き軍医リサの調査によって、病名はハンタ出血熱と判明。だが、ウイルスは突然変異をおこしていた。ワクチンも血清も存在しない殺人ウイルス…そして今その脅威が海を隔てた日本に迫る!ソウル、プサン、そして九州・対馬沖で展開されるウイルス・アクション・サスペンス。
本書では、最新の経済理論までを、数式を一切使わずに、経済学の知識がなくてもわかるように説明している。東アジアの通貨危機や、ヘッジ・ファンドLTCMの倒産といった、近年、世界で起こったスリルに満ちた出来事の「謎」を解くために、理論は「鍵」の役目をするのである。グローバル化した現代経済の「脆弱性」はどこにあるのか、というパズルを解いていく過程で、読者には、ジェット・コースターに乗ったようなスリルが味わえる。
原子炉に代表される暴走するテクノロジーの発展は止めようがないのか。私たちはいかなる技術的世界を創造しようというのか。著者は技術に絶対の信頼を置く「技術的夢遊病」からの脱却を求め、技術文明のあり方についてはさまざまな選択肢があることを問いかけ、その選択決定のための「技術の政治哲学」の構築をはかろうとする。といっても、著者はいわゆる自然論者の立場ではない。技術と人間の未来をめぐる二十世紀のさまざまな思想・思想家たち、運動や流行を批判的に検証し、技術を論じる際によく使われる「利害得失」「効果・効率」「自然」「リスク」などの概念に、重大な落とし穴が潜んでいることを解き明かす。
親友同士の博紀と稔だったが、お互いに重大な秘密を抱えていた。稔は警視庁指名手配の『怪盗六十九号』を父に持ちそっちを本業としていること。博紀の方は…、稔に恋するあまり正体不明の謎の男として彼を強姦(!)してしまったこと。ある日、稔は父親に難攻不落の警備システムを誇る美術館から、展示中の日記帳を盗んでこいといわれ、博紀に相談を持ちかけるが…。悩める青少年の性春を描いたミステリーラブ。
山荘の女の子は、もういちどリュックのなかをさぐりました。やはり、ありません。がっかりして、大きなため息をつきました。さがしているのは、マス釣り場のおばあちゃんにもらった小さなお人形。でも大切なお人形。ともだちの森のネズミと、力をあわせてさがしましたが…。
むかし、じさとばさがいて、まいあさごせんぞさまにお水をあげておった。ちょろちょろっ…ねずみにもらったふくべっこ、そのなかはねずみのごてんで…ふしぎなみんわ絵本。
「とがりねずみ」を知ってますか?からだは5センチ、しっぽが3センチくらいのほんとに小さな小さなもぐらのなかまです。語物は、このちっちゃなとがりねずみたちが主人公です。孤独だったオスとメスが出会い、いっしょに暮らしはじめ、こどもたちが産まれ、家族が生きていく姿を、詩情あふれる文章で描いた、心あたたまる物語です。