桜庭くんが帰ってきた!イケカジ部のメンバーがそろったし、この夏は合宿所の手伝いをがんばるぞっ!一弥のおかげで生徒会の許可もバッチリ☆だけどあたしはブルーなの。モデルになるのはムリかも。一弥に相談したいけど、いい写真が撮れなくてスランプみたい。思いつめた顔をしていて心配だよ。そんなとき声をかけてくれたのは桜庭くんだった。「ずっと伝えたかったことがあるんだ」って言うけど!?小学中級から。
いじめから、ひきこもりとなった二十四歳の麻生人生。頼りだった母が突然いなくなった。残されていたのは、年賀状の束。その中に一枚だけ記憶にある名前があった。「もう一度会えますように。私の命が、あるうちに」マーサばあちゃんから? 人生は四年ぶりに外へ! 祖母のいる蓼科へ向かうと、予想を覆す状況が待っていた????。人の温もりにふれ、米づくりから、大きく人生が変わっていく。
ある日、おじいちゃんといっしょに竹の子をとりにいったつばさ。「えっ、これが竹の子なの!?」まだけの竹の子をみつけてびっくり。つぎの日からつばさは、すくすくのびる竹の子をみに、ひとりで竹林にかよいつづけました。
エッセイ?連歌?「ぼくは思い出す」という新ジャンルの誕生!ジョー・ブレイナード『ぼくは覚えている』に想を得て、四八〇の「忘れられた、どうでもいい凡庸な思い出」を列挙しつづける、ウリポの作家ならではの「記憶」をめぐる奇妙な試み。
交通事故から目覚めたアンディは、自分がゾンビになっていることに気づく。妻、娘と離れ、そのまま両親と同居することになったアンディは、他のゾンビたちと出会い、仲間になり、ゾンビになった自分を受け入れはじめる。なんとか人間たちとも共存しようとするが…。全編ゾンビ主観で綴られる、“脳のあるリビング・デッド”たちの「人生」と戦い、そして恋。現在世界同時多発中の「人間性を持つゾンビ」小説の究極型、待望の邦訳。
一番大きなものは何? あべこべの数とは? 教室でさまざまな対抗戦をしながら、「0」や「1」の特徴、マイナスやプラスの概念がわかっていき、算数の世界を楽しめます。「階乗」の場面で登場する、「50の階乗(50!)」の迫力は圧巻です。絵のタイガー立石さんは、『さかさまさかさ』『はてなし世界の入口』などの作品で、とても絵画にできないような想像の世界を、見事に絵本化してこられました。この絵本でも算数の楽しさを、存分に伝えてくれています。
オメガであるがゆえに両親から敬遠され、高校生で一人暮らしの遙。そんな遙の目下の悩みは、ストーカー被害に遭っていること。それを5才下の弟・都に知られると、遥に懐いている都はボディーガードをすると言ってきた。助っ人として連れてきたのは、地元名士の子息でアルファの少年・嗣英。出会い頭に「俺と付き合わない?」と迫られびっくりするが、小学生なのに大人びていて甘い匂いがする嗣英に遥はどきどきさせられて…!?
2011年の東日本大震災ですっかり様変わりした田んぼや沼。
希少なゲンゴロウが姿を消し、農家は風評被害に苦しんでいた。
そんななか、生き物調査を通して農業を支えようと奮闘する人々を描く、異色の食農応援ノンフィクション。
オスカーは、ちいさなネズミのおとこのこ。オスカーのねがいは、もっとつよいどうぶつになること。「ちっぽけなネズミは、もういやだ!」すると、ねっこのまほうつかいブルツルさまは…。
幼少の健吾は「先天性の最重度の障がいがある」と医師に診断され、
「普通の生活」が送れないと言われました。
でも。
私は健吾の「せい」でなく、健吾の「おかげ」で、楽しみをたくさん見つけました。
運動オンチの私が、マラソンを一緒に走りました。
鉄オタですから、日本中を一緒に鉄道旅行しました。
彼がとくに才能を発揮したのが、アートの世界。近代美術協会の一般公募では12作品が入賞し、同クサカベ賞も追加受賞という快挙を成し遂げました。
健吾は、健常者よりも元気な、重度障害児なのです。
普通の生活って何?!
障害者ってかわいそうな人なの?!
この本は、重度障がい児アーティストと母の二人三脚、33年間の軌跡。
すべての障害者とその両親に送るエールの書、7/22ついに刊行。
<第1回日本絵本賞受賞>
<けんぶち絵本の里大賞受賞>
はさみを持ったり、迷路をかいたりするふしぎな足。先生の足って手なのかなあ?脳性まひの保育園の先生と園児たちの温かな交流を描く写真絵本。
ナイル川のほとりで畑仕事をする少年アジーズ。水牛のガムーサに仕事を手伝ってもらいたいのですが、ガムーサが逃げ出してしまって……。旅する絵本作家、市川里美さんが今回お話の舞台に選んだのは、エジプトです。畑仕事に水牛が活躍しているのを見て、暮らしの中で人と動物との深いかかわりが今もなお続いていることに感動し、このお話が生まれました。日本の子どもたちに、今同じ時間、同じ地球の上で、自分たちとは違う暮らしをしている人たちがたくさんいることを知ってほしい、という市川さんの思いがこめられています。
核保有国同士の激突が眼前に迫る危機において、
ぼくらがその潜在力を爆発させるには?
新書のための250枚に及ぶ新規書き下ろし箇所では、
著者自身がゲンバで見聞した国会のリアルな姿と、
秘められた皇室の危機をライヴ感たっぷりに描く!
拉致問題、北方領土問題、竹島問題、赤珊瑚密漁問題等が解決しないのには致命的なわけがある!
これらの問題はすべて「根っこ」でつながっている。
なぜ拉致被害者を北朝鮮まで奪回に行かないのか? なぜ中国漁船の赤珊瑚密漁を指をくわえて見るだけなのか?
超ロングセラー『ぼくらの祖国』。その原点中の原点をえぐり出す、いわば正編の登場。
なぜ日本国憲法は改正されなければならないのか?
憲法改正がいよいよ現実のものになりそうないま、
その論点を明確にする画期的な書!
コーヒーを語ることは世界を語ること。
中世イスラームの地で生まれたコーヒー飲用文化の起源から、21世紀の新潮流まで。
コーヒーの飲用文化の起源から21世紀の新潮流までを、アラビア、欧米、そして日本の詩人たちの作品をたどりながら、独自の視点で縦横無尽に語り尽くします。巻末にはコーヒーの基礎知識、注釈、参考文献一覧も。
文庫化にあたり文筆家・喫茶写真家の川⼝葉子さんの解説文も。
「街角のカフェで何気なく一杯を口にするとき、たちのぼる湯気とともに、コーヒーが背負う光と影、コーヒーに思いを託した詩人たちの詩が浮かび上がってくる。」(解説文より)
コーヒーを愛する未知のあなたへ
おいしいコーヒーをもとめて
第1章 旅するコーヒー
1 はじめに、あるいは道草から始まる物語
2 ニコのコーヒーをめぐる冒険
3 眠りたくない夜のために
4 「カフェ的」なるものの誕生
5 日本でのコーヒー文化の進化
6 手のひらの時代のコーヒー
第2章 ソクラテスのカフェ
1 哲学カフェ
2 詩とコーヒー
3 スーフィーのコーヒー
4 移動と変容
5 ふたたび、戦争
6 戦争と映画
7 最後のコーヒー
第3章 コーヒー文化論一九六八/二○一八
1 明治維新から
2 学生たちの「反乱」
3 食の総合出版社のこと
4 コーヒーをめぐる書籍
5 コーヒーの雑誌『blend』
6 異彩を放った著者
7 二十一世紀のコーヒー文化
8 新しい雑誌の登場
第4章 「詩とコーヒー」試論
1 禁酒法の国のコーヒー
2 ユーカーズにおける「コーヒーの詩」
3 朝に一杯のコーヒーを
4 コーヒーは詩を響かせるか
コーヒーの基礎知識
注釈
参考文献一覧
本書に登場した映画
単行本のための「あとがき」
あとがきにかえて
解説 コーヒーとコーヒーをめぐる詩について私が読んだこと(川口葉子)
ぼくのおじいちゃんは、目が見えないんだ。でも、おじいちゃんなりのやり方でものを見ている。ぼくも目をとじて、おじいちゃんのやり方でやってみる。すると、もの音や、におい、ぼくのゆびさきが、たくさんのことをおしえてくれるよ。小学一年生以上。