日本におけるインプラントオーバーデンチャー(IOD)の研究・臨床の最先端をいく2名の著者による待望の書。「なぜIODなのか?」としてその意義に答える章にはじまり、治療計画、設計・製作、診断・埋入、人工歯排列と咬合、維持装置、義歯の改変、メインテナンスの全9章、全63のQ&A形式で構成。これからIODの臨床に臨む読者はもちろん、そのベテランのすべてが読者対象で、IODに関する臨床的疑問の答はすべて本書の中にある!
1章 なぜオーバーデンチャー,なぜインプラントなのか
2章 治療計画
3章 設計・製作
4章 診断・埋入
5章 人工歯排列と咬合
6章 維持装置
7章 ライフステージに合わせた上部構造(固定性から可撤性への移行)
8章 インプラントオーバーデンチャーのメインテナンス
9章 インプラントオーバーデンチャーの効果とコストパフォーマンス
書籍やセミナーなどでSRPの方法を学んでも、「なんだかやりづらい」「うまくいかない」と感じることはありませんか?術者が同じ条件ではない以上、基本を守り、損傷を与えない方法であれば、アプローチのしかたを柔軟に変えてもいいのです。本書では、自分のやりやすい方法でSRPを行うための応用法をご紹介しています。器具の実際の操作方法など、重要な部分は約30本の動画でも解説しているので、参考にしてください。
PART1 いきなり器具を挿入しないで! SRPに入る前のTO DO
PART2 いざ器具を挿入! SRPに入ってからのTO DO
PART3 ケースでみる SRPでここまで治せる・治せない
最高の音で楽しむために!
「私の口、くさくないですか?」という患者さんに、お口の専門家として適切にこたえられますか? 本書は患者さんにもっと歯科を活用してもらうために、歯科のプロが正しい口臭の知識と適切な対応法を身につけるための本です。「口臭を知ろう」「口臭を診よう」「実際の口臭ケア、こうやっています!」の3大構成+患者さん啓発用冊子付きで、口臭に取り組む歯科医療従事者の実力と患者さんのモチベーションをアップ!
総論編 口臭を知ろう
実践編 口臭を診よう
実例編 実際の口臭ケア、こうやっています!
「からだにいいから飲んでいる〈あの飲料〉が歯を溶かしている!?」。歯科疾患管理料に対応し大好評の、習慣的飲食物指導用「酸蝕歯カード」。身近に売られている市販飲料の酸性度比較表の最新版の掲載はもちろん、酸蝕、酸蝕+う蝕、酸蝕+咬耗・摩耗、内因性酸蝕症など、合併症例も含めた症例をズラリと紹介し、酸蝕歯の診断にすぐに役立つ内容。知覚過敏抑制処置や修復治療を行う際の治療説明用ツールとしてもとても便利です!
歯にとって、過酷な時代がやってきた!
酸蝕歯は生活習慣病?!
唾液の少ない場所にご注意を!
酸蝕のせいでむし歯が加速?!
酸蝕で摩耗と咬耗が加速する?!
酸性度が強いのはどれ?1
酸性度が強いのはどれ?2
歯を酸蝕から守るコツって?
酸蝕を抑制&治療しよう!
トムソン・ロイターシリーズの既刊書同様、学術文献データベース"Web of ScienceTM"から矯正歯科を手掛ける一般開業医、矯正専門医ともに興味の強い矯正歯科の重要キーワードを16選び、関連する高頻度引用論文を各20編、計320編掲載した。後半の分類および文献ページでは、歯根吸収や歯科矯正用アンカースクリュー、埋伏歯の分類などの情報をビジュアル化。基礎とすべき知識に手軽にアクセスできる。
1. Root resorption/歯根吸収
2. TAD/mini-implant/歯科矯正用アンカースクリュー
3. Cleft lip and palate/口唇口蓋裂
4. Orthognathic surgery/外科的矯正治療
5. Early treatment/早期治療
6. Digital orthodontics/デジタル矯正
7. Retention and Stability/保定と安定性
8. Molar distalization/臼歯遠心移動
9. TMD & Orthodontics/顎関節症と矯正歯科
10. Impacted tooth/埋伏歯
11. Superelastic orthodontic archwire/超弾性ワイヤー
12. Esthetic evaluation/矯正歯科治療における審美評価
13. Teeth transplantation/自家歯牙移植
14. Lingual orthodontic treatment/舌側矯正
15. Aligner/アライナー
16. Myofunctional therapy/MFT,口腔筋機能療法
日本歯内療法学会(JEA)が誌上開催した第41回学術大会の内容をベースに、基礎から臨床まで幅広い分野を網羅した別冊。根管解剖から、最新のファイルやバイオアクティブ材料の紹介、難症例への対応とテクニックのほか、症例報告論文の書き方、専門医取得のためのステップの紹介、JEA賛助会員メーカーによるイチ押しの最新マテリアルまで、まさにエンドの"最新トレンド"がわかる、すべての歯科医師必読の1冊。
Part1 おさえておきたい! 歯内療法のイノベーション
Part2 知っておきたい! 根管解剖と基礎
Part3 応用したい! さまざまな材料からみた臨床テクニック
Part4 克服したい! 難症例への対応
Part5 おさえておきたい! エンド周辺分野の知識
Part6 知っておきたい! 症例報告論文の書き方と専門医取得への道
Part7 使いこなしたい! JEA賛助会員メーカーイチ押しの最新マテリアル
Urban氏の前著『垂直的および水平的歯槽堤増大術』はこれまで12か国語に翻訳され、水平的骨造成のソーセージテクニックを用いたGBR(骨再生誘導)が世界中で実践されるようになった。本書は第一弾をふまえ、垂直的骨造成を達成するための“安全に減張された伸展フラップ”の詳細、さらには軟組織造成についても10章にわたって大きなリアル写真で解説している。ついに、硬・軟組織マネジメントの最高峰がここに完成を迎える!
1 章 垂直方向および水平方向に造成した骨の生物学的性質
2 章 チタン強化ポリテトラフルオロエチレンメッシュを用いた垂直的骨造成の科学的根拠
3 章 下顎臼歯部における極度な骨欠損の再建:外科的原則と解剖学的考察
4 章 瘢痕組織をともなう進行した下顎臼歯部骨欠損の再建
5 章 基底骨が狭く進行した下顎臼歯部骨欠損の再建
6 章 不完全な骨頂レベルを有する進行した下顎臼歯部欠損の再建
7 章 低用量骨形成タンパク質(BMP)- 2 を用いたラザニアテクニックによる進行した下顎臼歯部欠損の再建
8 章 進行した下顎前歯部欠損の再建:外科的原則と解剖学的考察
9 章 下顎前歯部の極度な骨欠損の再建:軟組織の再建と再生骨の保存に関する考察
10章 下顎前歯部の極度な骨欠損の再建:水平的骨造成の重要性
11章 歯槽堤欠損が極度もしくは中程度の症例に対して、上顎洞底挙上術後に埋入されたインプラントの長期予後
12章 上顎洞底挙上術を困難にする要因と併発症:術中出血と上顎洞隔壁
13章 上顎洞底挙上術および上顎臼歯部再建の難しさ:上顎洞側壁と歯槽堤の欠損
14章 上顎洞底挙上術後の骨補填材料への感染と上顎洞炎
15章 上顎臼歯部における極度な垂直性歯槽堤欠損の再建
16章 序論と臨床治療ガイドライン
17章 上顎前歯部垂直性骨欠損に対する複雑な再建
18章 上顎前歯部における極度な欠損の増大
19章 骨再生後の自然な軟組織構造の再構築
20章 唇側ストリップ歯肉移植
21章 ダブルストリップグラフト
22章 大きな開放性治癒結合組織移植片
23章 2回結合組織移植
24章 アイスキューブ結合組織移植
25章 アイスバーグ結合組織移植
26章 垂直的歯周組織再生と歯槽堤増大の併用
27章 歯肉歯槽粘膜境の温存にともなう硬・軟組織の再建
28章 併発症
昨年ポジションペーパーが改訂され関心を集める「薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)」について、特集1でその対応や実際例を取り上げた。また、超高齢社会に必須の情報として、特集2では高齢者に対する「抜歯」「インプラント」「口腔がん」「顎関節脱臼」「顎骨骨折」治療のポイントを、特集3では地域包括ケア時代の中核として見込まれる「病院歯科」について、その役割や取り組み例を紹介した。その他、保険改定や新ガイドラインに関するテーマ等、現場に役立つ最新情報満載の必携の1冊。
Chapter 1 巻頭アトラス10年先を見据えて口腔外科医療のパラダイムシフト 特集1薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)の歯科における考え方と対応
特集2高齢者に対する歯科・口腔外科治療の“かんどころ”
特集3地域包括医療・ケアにおける病院歯科への期待
Chapter 2 口腔外科手術の基本を知る
Chapter 3 口腔外科最新レビュー
Chapter 4 口腔外科治療における画像診断
Chapter 5 専門医・認定医のための集中講座
Chapter 6 全身管理からトラブル予防まで
一般開業医がアライナー矯正歯科治療を導入するために押さえておくべきポイントをまとめた本書。クリンチェックによる治療計画シミュレーションおよびインビザラインアライナーの特長を皮切りに、GPのための歯科矯正の知識、そして症例ごとに治療計画を基にした治療方法を徹底解説した。近年、需要が高まるアライナー矯正治療の入門編として最適な1冊。
第1章 クリンチェックの特徴
第2章 インビザラインのアライナーの特徴
第3章 GPのための最低限の歯科矯正の知識
第4章 移動量と移動限界
第5章 症例ごとの治療計画
弥佑死す!?そんなことがあってたまるか!
血相を変えて飛び込んできた北町奉行所同心・服部左門の一言が、一郎太と藍蔵を絶句させた。犯行現場の路地に横たわる弥佑は、正面から袈裟懸けに一刀両断されたらしい。
野次馬をかき分けるようにして弥佑の父・照元斎と検死医・源篤が現われた。正面から挑んで、弥佑ほどの遣い手を倒す者が江戸にいるとは思えない。
案の定、首筋に針の穴のような跡が見つかる。紫に変色した唇や指先は、弥佑が呼吸困難に陥った兆候だ。トリカブトを塗った吹矢を使用したに違いない、と照元斎が断言する。下手人は椎葉虎南、初老ながら並外れた業前の持ち主だという。
弥佑はこれまで陰になり日向になり、一郎太の身辺を警護してきた。さっそく、弥佑の住処を探し当てた一郎太は、文机に残された、誰が新田与五右衛門に漏らしたのか、と記された覚書を見つけて呆然とする。
新田は御広敷膳所台所頭の地位を利用して悪事を働き、一郎太に成敗されたばかりだ。弥佑が新田を調べていた!? では、新田が一郎太の命を狙っていると踏んで、秘かに警護しようとしていたのか。一郎太と藍蔵の必死の探索が始まる。
大好評書き下ろし痛快時代小説第8弾!
確かな術式・材料を用いた臨床例と信頼度の高いエビデンスで、インプラント治療の"正しい臨床決断"が身に付く1冊。文献のエッセンスのみを取り出して表に示すことで有意差のある術式や材料が視覚的に理解できるように工夫されており、どのようなケースに、どのような手技で、どのような材料を用いれば、どのような結果が「平均的に」得られるかの確度が高まり、あなたのインプラント臨床のレベルを確実に上げられます。失敗しないインプラント治療の秘訣が満載!
1章 下顎臼歯部に対するインプラント治療
2章 上顎洞底挙上術をともなうインプラント治療
3章 インプラントーアバットメントの接合様式
4章 審美領域におけるインプラント治療
5章 段階法GBRが必要なインプラント治療
6章 抜歯後の歯槽堤の吸収を抑制するリッジプリザベーション
7章 硬組織の合併症とそのリカバリー
8章 軟組織の合併症とそのリカバリー
ヒトはなぜ下顎前歯から生えるのか? なぜ舌骨は宙に浮いているのか?なぜ歯周病菌は血液が好きなのか?口の中は“ふしぎ”に満ち溢れている。これらを口腔の進化や動物の比較解剖学などの視点で紐解いたのが本書である。お口ポカンをはじめとした口腔機能発達不全症や低下症の原因・予防法のヒントなど、誰も知らない口腔機能のふしぎや面白さが十二分に。漫画あり、動画ありのDr. 岡崎ワールドを存分に楽しめる1冊。
1時限目 「口は大親分」すべては口からはじまった
2時限目 食物を捕るために進化が加速した?
3時限目 なぜヒトは、下顎前歯から生えるのか?
4時限目 赤ちゃんが発する最初の意味のある言葉とは?
補講 進化の神髄に触れるー生物学が大好きな君へー
「舌がヒリヒリ」「味覚がおかしい」「口臭がある」などの患者からの訴えに悩んだことはないだろうか。従来、「舌痛症は心身症」とされ、「味覚異常には亜鉛」「口臭には歯周治療」などの画一的対応がされがちだった。しかし現在、これらの症状は解明されつつあり、コントロールできるようになってきている。本書では基礎医学や臨床の事実に基づき、舌痛症や味覚異常などの「口腔難治性疾患」の発症機序や診断・対処のポイントを整理し、わかりやすい図で解説。患者を苦しみから救う助けとなる1冊だ。
歯周病病因論に関する膨大なエビデンスに基づき、歯科医院として患者の口腔の健康を生涯維持するためのノウハウを網羅。バイオフィルムへの対抗策、ペリオのリスクファクター、歯周炎と全身疾患の関係性、パーソナライズド歯周治療・メインテナンス、魅力的な歯科医院の創造までを多数のイラストと写真とともに解説した、まったく新しいテキストブック。正しい予防メインテナンスを実践したいすべての歯科医師・歯科衛生士必読!
CHAPTER 1 歯周病病因論の全体像
CHAPTER 2 理解しておきたい病因論1
CHAPTER 3 理解しておきたい病因論2
CHAPTER 4 理解しておきたい病因論3
CHAPTER 5 歯周病と全身疾患の関連性
CHAPTER 6 パーソナライズド(個別化)したメインテナンスと歯周病治療
CHAPTER 7 魅力的な未来志向の歯科医療,歯科医院の創造
インプラント治療を行う際に必ず身に付けておくべき知識と技術が着実に学べる1冊。検査・診断から外科処置、メインテナンスに必要な手技や器具・器材の使い方が、1症例の治療の流れに沿って丁寧に解説されており、さらに患者説明の細かなポイント、患者に渡す書類の作成方法などもわかりやすく掲載。新版では口腔内スキャナをインプラント臨床に生かすテクニックなどの最新情報についても紹介され、進化を遂げている。
第1章 正しい検査・診断と患者説明
第2章 治療計画立案後に行った矯正的挺出とCT画像診断
第3章 コンピュータガイドシステムによる術前シミュレーションとモデルサージェリー
第4章 術前に準備すべき器具・器材と院内のチームワーク
第5章 骨移植の基本手技と基礎知識
第6章 軟組織移植の基本手技と基礎知識
第7章 インプラント埋入の術前・術中・術後に必要な処置と作業
第8章 二次手術と印象採得
第9章 プロビジョナルレストレーションの製作と試適
第10章 アバットメント製作と技工操作
第11章 最終補綴装置の製作と装着
第12章 メインテナンスの手順と必要事項
第13章 特講:歯科医師が患者さんに詫びるとき
子どものための「機能矯正」を実践したいと思う医師がより臨床的に使いやすいように工夫。巻末にはコピーして臨床に応用できるよう、Bimlerシステムに使用する各種の用紙を原寸で載せた。
顔面や全身などの口腔外にも異常を及ぼす、力のアンバランスから起因する顎口腔機能
の異常について、見過ごされやすい「その病態に至るまでの道のり」を探り、根本の原因から治癒する歯科治療のすべてを解説する一冊。筒井照子氏自身による治療メソッドの解説、そしてそのメソッドを継承する33名の執筆者から寄せられた60症例を供覧し、さまざまな状況に対しどのように汎用されているか、その実際を一望できる。
1 口腔機能を診る
2 顎口腔機能障害
3 多様な顎口腔機能障害への対応