慎吾は中学2年生。野球部のエースだったが肩を壊し、当分活躍できそうにない。むしゃくしゃして多摩川べりをさまよううちに慎吾は同じクラスの菜摘と出会い、つきあうようになった。そんな時、ふたりの前に、頼朝が現れた。川に潜って懸命に何かをさがす頼朝は、去年の夏に起こった女子高生の自殺事件に何か関係がありそうで…。実は菜摘も去年の夏に、奇妙な恋を体験していたのだ。
あたし須藤飛鳥。高2。真斗は血のつながりのないあたしの弟だけど…一番大切な人なの。でも真斗は、クラスの女の子と浮気してるみたいだし、不良コースの女ボス、貴島ルイは真斗を略奪宣言するし…。その上、あたしの不良時代のライバル、矢吹辰哉が転入してきて、「飛鳥と決着をつける」なんて…もうどうなってるの。大人気コミックの新作ノベル登場。
非行・登校拒否・摂食障害…。思春期・青年期の諸問題を家族関係のなかから検討する。その現在と未来。
EQ(こころの知能指数)の高い子に育てる父母と教育者のための、こころのコーチ学。
おとなになるってどんなこと?愛するってどんなことなの?思春期をむかえた少年少女たちは悩む。その少年少女たちと真正面から取り組んだ思春期問題の記録!
とらえがたい感情と身体の変化に驚きながら“知恵”を身につけてゆく思春期の少女たち。精神分析や心理学の理論はその時期特有の困難を予言するが、文学作品には女性の歩む道程がみずみずしく描かれている。アンネ・フランクやジュリエット、そしてJ.オースティンなどの作品を手がかりに、女性の真の成熟の意味を考える。
思春期の低年齢化といわれていますが、今の子どもたちは小学校高学年からすでに思春期の入口にさしかかります。この時期の発達上の特徴をおさえながら、子どもたちが大人にむかって新しい出発をするために、高学年でどんな力をたくわえていくことが大切なのかを考えてみました。