1988年、ニューヨーク帰りの批評家が、東京湾に浮かぶ月島で、長屋暮らし始めた。植木が繁茂する路地、もんじゃ焼の匂い漂う商店街、鍵もチャイムもいらない四軒長屋…。昔ながらの下町の面影を残すこの街だが、実は日本の近代化とともに作られた人工都市だった。モダニズムがノスタルジアに包まれた街ー批評家はそのベールを一枚ずつはがし、月島の全体像を浮かび上がらせていく。日本近代化論、文学論、都市論を縦横に駆け巡る傑作エッセイの待望の復刊。第一回斎藤緑雨賞を受賞した単行本版、文化人類学者・川田順造氏との対談を含む文庫版補遺に加えて、書き下ろしエッセイ、建築史家・陣内秀信氏との対談、各時代の月島風景などを収録した決定版。
2007年3月発表のライヴDVD。全国で3万人を動員した“それ行け!オッサン少年の旅”ツアーから、最終公演となったZepp Tokyoでの2時間を超えるステージを完全収録。高い歌唱力に裏打ちされた見事な歌いっぷりが魅力だ。
メジャー時代の音源で構成された有頂天のべスト・アルバム。ヴォーカルのケラ選曲による作品で、タイトルの“Worst”とは裏腹に、シングル曲をはじめ彼らの代表曲が網羅されている。
日本国中に新しい旅のブームを呼び起こし、国鉄のイメージを変えた「ディスカバー・ジャパン」。「いい日旅立ち」、「フルムーン」などに引き継がれ、JRになった現在もそのDNAは生き続けている。本書は、当時の担当者の証言から発想の原点を探り、今後の戦略的営業展開に必要なヒントを導き出す。
2007年4月発表のライヴDVD。前年夏に渋谷公会堂で開催されたメモリアル・コンサートの模様で、彼女にとって初のホール・ライヴとなった記念すべきステージ。インディ時代からの念願だったことを考えると、感動もひとしおだ。
風景画、湖水地方散策、ガーデニングー旅人を魅了する「イギリス的風景=田園」。この牧歌的眺めは、18世紀の貴族がギリシャ、ラテン精神の源流を求めてイタリアを旅したグランド・ツアーを皮切りに、イギリス人の“感性の旅”によって誕生したものだった。古典的美意識はイギリス国内で変容をとげ、「自然が美しい」という感性を育み、風景式庭園、園芸の流行を経て町のそこかしこに田園風景が広がるに至った。イタリア、湖水地方、ロンドンを舞台に、理想郷“アルカディア”を求めて闊歩するイギリス人の足跡をたどる力作。
1984年、エチオピアのユダヤ人をイスラエルに移住させる「モーセ作戦」が極秘裡に決行された。その時、自らの人種を偽り、難民キャンプからイスラエルに渡った少年がいた。生きのびろという母の言葉を胸に、周囲の無理解や差別を乗り越え、養父母のもとで成長していく。やがて恋を知り、医師となってアフリカの難民キャンプに赴いた彼が目にしたものとは…。壮大に描く感動の人間ドラマ。
頻出単語を計11500語収録。初心者でもすぐに使えるカナ発音付き。日本語からもウクライナ語からも引ける両引きの単語集。
こんな町や村にも行ってみたい!!アルプス以外にもあるスイスの魅力の再発見。
50万人が集まるといわれるデイトナバイクウィーク。年に1度フロリダで行われるバイクのイベントを長年取材してきた小林ゆきが、自らの体験をもとに綴ったデイトナ滞在記。
ウリ・ジョン・ロートの2003年に発表されたアルバム。クラシック音楽をルーツとする彼が、ヴィヴァルディの「四季」を採り上げ、チェンバロを含む弦楽団とギターとの鮮やかな共演を展開している。