本書は、人事労務管理の視点から、経営者の主体的行為が女性の職業意識、ライフスタイルの現状を利用しつつ、いかに男女賃金差別や職業能力向上の阻害、労働条件の悪化をもたらしているのか、その具体的な仕組み、制度、さらに意図、ねらいについても分析を行っている。諸外国の事例にも留意しつつ、日本の特質を浮き彫りにし、女性固有の問題を解決する条件や展望、人事労務管理の制度やその運用改善の方向を探る、必読の現代女性労働論。
女性の能力活用がエクセレント・カンパニーをつくる!日本の企業におけるケースを豊富に取り込んだ、競争優位確立に役立つジェンダー企業経営論。
企業と人材をめぐる「ものの見方」を基本にして、ハーバードで教える人材管理モデルと日本の制度・新動向を点検し、カレントな課題に革新的な示唆を与えるHuman Resource Managementの決定版。
男女平等化の促進は、長期的には生活水準を上昇させ、一国の経済を貧困から脱するための開発戦略として注目を集めている。開発途上国のみならず、最近各国で高まっているジェンダー問題と、男女均等化促進社会に向けた広範な取り組みへの理解が深まる最適の書。経済発展とジェンダー問題に興味のある学生、開発実務家に必携。
本書は、発展途上国ならびに先進国(主として日本)における人口動態ならびに人口構造のいくつかの側面をとりあげ、それらを性差、性比、ジェンダーの視点から再検討し、日本の人口研究に新しい視点を定着させると同時に、ジェンダー的視点をもった他の研究分野の実証研究の発展に寄与することを目指したものである。
国民各層の要求に応える社会政策はいかにあるべきかー。労働と生活、福祉とのバランスをとりながら「社会政策」とは何か、という点を、全体を通じて明らかにするテキスト。従来の社会政策論のテキストにあった一般的な歴史的叙述は避け、日本の社会政策をめぐる基本的論点、現状と課題をわかりやすく解説した。
類書の枠組みを打ち破り、社会政策を高度かつ精度なかたちで抽出。雇用関係の諸問題の事実を、歴史と実態から正確に理解する。
本書は、発展途上国ならびに先進国(主として日本)における人口動態ならびに人口構造のいくつかの側面をとりあげ、それらを性差、性比、ジェンダーの視点から再検討し、日本の人口研究に新しい視点を定着させると同時に、ジェンダー的視点をもった他の研究分野の実証研究の発展にいささかなりとも寄与することを目指したものである。
カースト制(階層社会)という独特の巨大な社会を形成し、さまざまな好蟻性昆虫と共生関係を築く、昆虫の中でも極めて多様な社会性を誇るアリ。結婚飛行(ハネムーン)や巨大シェアハウス、アリの社会で生きる虫たちの巧みな生き方を紹介。
ルービンの因果推論モデルなど最新の分析モデルを駆使。男女の所得や管理職割合の格差、職業分離の実態、WLB推進の効果、統計的差別の不合理性などを分析。
日本におけるプロテスタント・キリスト教の最初期の代表的な指導者である海老名彈正。しかし、彼の信仰・神学については選集・全集がないこともあり、多くの誤解を生んできた。本書は、彼の著書・論文目録のみならず、当時の著名人や新聞、家族等による海老名評なども含め、網羅的・多角的な視点から資料を収録した渾身の力作。