「君の中は、本当にたまらないな」美貌の伯爵キリルと結婚したポリーナの悩み、それは毎晩のように甘く蕩かされ、抱き潰されて自分の時間がなくなること!でも執拗で巧みな愛撫に身体は悦び、深く貫かれて快感に溺れてしまう。そんな中、敵国が攻めてくると分かって対応に忙殺される事態に。キリルと支え合いながら苦境を乗り越えるうち、改めて彼を好きだと気付かされてー!
晴れて夫婦となった鈴子と孝冬。孝冬の裏稼業である“お祓い”に用いる十二単の霊・淡路の君を退治することに決めた鈴子は、同時に育ての親たちを殺した「松印」を持つ人物を捜していた。ある日、以前お家騒動があったと噂の多幡家の跡継ぎが、孝冬不在の花菱家を訪れて…。大正時代の東京を舞台にした悪霊退治ファンタジー第二弾!
前作から1年4ヶ月ぶりとなる絢香の7枚目となるオリジナルアルバム。
アルバムに詰め込んだ物語が、それを手に取る誰かにとって共感できたり、物語の登場人物として感情移入しながら楽しめるものになったら…
という想いから、Fun=楽しいTale=物語、「Funtale」。
絢香の作詞作曲による全収録曲は、編曲に河野圭、UTA、Kan Sano、Shin Sakiuraなどを迎え、多彩なサウンド感で描かれた意欲作。
収録内容は、真骨頂とも言える新曲バラード「Home」、NTTドコモ「ドコモ未来ミュージアム」CMソングで、倉科カナがMV出演し話題となった「未来へ」、
さらにスペシャルトラックとして昨年公開の映画『天間荘の三姉妹』の主題歌にもなった珠玉のバラード「Beautiful World(玉置浩二feat.絢香)」をも収録する全11曲を収録。
2023年6月より全国21箇所23公演の全国ホールツアー「Funtale Tour 2023」開催。
時は享保。飢饉に苦しみ、為政者ですら救えない江戸の町を、文字通り明るく照らそうとする男がいた。花火師・鍵屋弥兵衛。彼は小さな工場に仲間を集め、ある計画を練り始める。大川で将軍の号令のもとに行われる「水神祭」。その場に江戸中の人を集め、一世一代の大仕掛けを披露するー江戸っ子たちの熱い思いが、あの花火大会を生んだ。
皇帝リカルドの求婚を保留にし、教育係として城に上がった男爵令嬢アマンダ。幼なじみの頃から知る、やんちゃな暴君の性根を叩き直すつもりだったのに、実は聡明で優秀な彼に心惹かれる。「俺は十分に待った。もう待てない」こんなにも一途に愛されていたなんて。抱きしめられ、濃密なキスと無撫に敏感な身体が疼く。快感に溺れ、彼への想いが溢れてしまう。俺様皇帝と初恋婚!
鈴子と孝冬は花菱家の本邸がある淡路島へ。淡路島は花菱家の歴史が詰まった場所である。二人は神事をこなす一方、地元の村人たちのお祓いの依頼を引き受けることに。弁天像の背後ですすり泣く青年、百日紅の木の下で悲しげに歌う少女、不幸が続く旧家ー。そして淡路の君について調べると、鈴子の出生にもつながる事実が隠されていた。大人気シリーズ第三弾!
劇的に時に穏やかに、1人の人間が変態していく場面を描いた10の物語
「変化」をテーマに制作した本作の各曲には
人格、環境、価値観といった様々な変化が描かれている。
中には、抑圧された環境を自ら変えようとした女性「怒号の雨」
その女性と出会うことで変化が起きる男性「口角」と2曲に連なる物語も。
苦悩を抱えながらも美しく変態していく、まるで短編小説集のようなフルアルバム。
白髪を染めるのをやめてみた。庭掃除もほどほどに。大谷翔平君や藤井聡太君にときめくー自然体で暮らせば、年をとるのも悪くない。人間も生きものだから、自然の摂理に素直になろう。ただ気掛かりなのは、環境、感染症、戦争、競争社会等々。そこで、老い方上手な先達(フーテンの寅さんから、アフガニスタンに尽くした中村哲医師まで)に、次世代への「いのちのバトン」のつなぎ方を学ぶ。生命誌のレジェンドがつづる人生哲学。
神風特別攻撃隊第一号に選ばれ、レイテ沖に散った関行男大尉。敗戦を知らされないまま、玉音放送後に「最後」の特攻隊員として沖縄へ飛び立った中津留達雄大尉。すでに結婚をして家庭の幸せもつかんでいた青年指揮官たちは、その時をいかにして迎えたのか。海軍兵学校の同期生であった二人の人生を対比させながら、戦争と人間を描いた哀切のドキュメントノベル。城山文学の集大成。
小さい頃から病弱だった華が療養先から自宅に戻ると、兄・太郎は引きこもりになっていた。「すべては、わたしのせい?」。責任を感じ、兄を立ち直らせようとする華。その前向きな姿に励まされた太郎はついにアルバイトを始める。だが、華の病が再発して…。実話から生まれた感動作。
無二の友のために人生を遠回りした若者のせつなく、美しい時間を描いた「冬のはなびら」、鎌倉で経師職人を志す若者と、彼を見守る大人たちの話「雨あがり」、踏み出せない老年の恋情が、あざやかに俳句の中に込められていた…「春泥」など、逆境でもひたむきに生きる人々を静謐な筆致で綴る六つの短篇集。
地味なOLから乙女ゲーム世界の悪役令嬢に転生したイザベラは、努力も空しくゲームヒロインに心を移した王太子に婚約破棄を言い渡された後、不審な男に拉致され娼館に売られてしまう。初めての客は顔をマスクで隠した男、ウィリアムだった。高貴な身分らしい彼はイザベラをからかいつつも優しく触れてくる。「試してみないか。きっと気持ち良くなれるはずだ」初めての快感に溺れた夜。ウィリアムはその後もイザベラを独占して!?
花火はどうやって作るの?材料は?打ちあげ方は?どんな種類があるの?いろいろな色に変化するのは、なぜ?などなど、花火にまつわる素朴な疑問にお答えします。花火のふしぎがたっぷりつまった、楽しい写真えほん。
『狂気の歴史』から『知の考古学』『監獄の誕生』と中期の作品を書き継いで脂ののりきったフーコーの初訳対話・講演集。自らの軌跡についてはあまり語らなかったフーコーが、学生時代、若手教授時代の雰囲気などにもふれ、率直にその仕事を語る2編の対話、カントの「啓蒙」と「批判」というテーマを正面から展開し、18世紀における知と権力の関係の画期的な転回を明らかにする白熱の講演、中世以来の施療院的医療体制が17-19世紀初頭にかけて近代的な病院=医学的知の体制に転換する過程をていねいに解明する講義2編を収める。70年代後半のフーコー自身による、格好の著作案内である。
深夜のニューヨークで、若い女性が自分の住む高層マンションから落下した。調べによると、死因は違法ドラッグの過剰摂取。つまり、落下前に死亡していたことになる。誰かが彼女を落下させたのだ。彼女の部屋には、キャンドルの灯るテーブルでワインを飲んだ形跡があり、ベッドにはピンクの薔薇の花びらが敷きつめられていた。やがて、似通った事件が発生した。共通点はキャンドル、ワイン、薔薇、そしてドラッグ。しかも、捜査に乗りだしたイヴとロークを嘲笑うかのように、犯人たちはさらなる戦慄のゲームを仕掛けていく。