食物アレルギー、薬疹、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹といったアレルギー性疾患の診療のポイントや新しい考え方を詳説。プロアクティブ療法のコツやパッチテストの活用法、薬剤リンパ球刺激試験の実際や学校生活管理指導表の書き方まで、実地診療に役立つ内容が盛りだくさんの1冊です!
食物アレルギーっ子のママが本当に楽になる! 最新の基礎知識と、家族一緒に食べられるアイデアレシピが満載の本書。アレルギー学会の基本方針改定に伴い、新装版として制作いたしました。アレルギーっ子がますます増えている昨今ですが、昔は手に入りにくかった食材もスーパーで手に入るようになったため、それを使ってずいぶんとラクに作れるようになりました。この本では、これまでのレシピ本で頻繁に使われていた「タピオカ粉」も「サクサク粉」も使わず、普通食と同じに作れて栄養がきちんととれる、人気のレシピだけを厳選紹介しています。レシピはもちろん、アレルギーに関する基礎知識、診断と治療のことも細かく解説。あいち小児保健医療総合センター、アレルギー科の伊藤浩明先生と名古屋学芸大学管理栄養学部 講師楳村春江さん指導のもと、アレルギーっ子のママたちの毎日の暮らしをサポートします。
●アレルギー領域の記述を全面的に見直し、最近の知見にもとづいたアレルギー疾患の病態、最新のガイドライン・治療指針にもとづいた検査・治療ならびに看護についてまとめました。
●本書で学ぶ患者の姿がイメージできるよう、各領域の導入部には序章を設けました。
●アレルギー疾患患者や膠原病患者は、1つの疾患でも急性期・回復期・慢性期・急性増悪期といった経過をたどることや、各期の患者の特徴、看護のポイントが理解できるよう、「患者の看護」の章の学習の冒頭に、事例を取り上げました。また、慢性期における生活指導や服薬指導、心理・社会的支援などについては、十分に紙面を割きました。
●医学専門基礎分野との連携を重視し、免疫についての基礎知識を復習しながら実践的な臨床医学・看護の知識が身につくよう、配慮しました。
子どもアレルギー診察室。子どもにアレルギー症状があると、親としては不安でしかたないものです。「あゆみクリニック」(春日部市)の院長である著者自身も3人の子どもを育てる時に、それぞれにアレルギー症状を経験し、また校医、園医としても多くのアレルギーに悩まされる子どもたちを診てきた経験から、アレルギー症状を改善する手立てを誌上診察室Q&A方式でお応えします。
日本型ホスピタリストは入院のみならず、外来でもその重要な役割を担います。本特集では、入院患者に限局することなく、外来治療がメインになる典型的な症例を含めて、アレルギー疾患の診断、治療について、エビデンスも踏まえたうえで日本での臨床に即して概観します。ある程度の網羅性と総論ー各論のつながりを理解して勉強したいというニーズに応えるものを目指します。
読者(主に総合内科医、研修医)が臨床に即した切り口からアレルギー診療のコンセプトを知り、一方でアレルギーの専門家の思考回路もご提示いただくことで、本特集が言葉のハードルを下げ、実際どのように専門家の先生方と連携して診療していけばよいかがわかる共通言語となればと思います。また、このテーマに不可欠な小児のトピックなどにも触れ、本疾患の奥深さをお伝えするものになればと思います。
食物アレルギーっ子のママが本当に楽になる! 最新の基礎知識と、家族一緒に食べられるアイデアレシピが満載の本書。アレルギー学会の基本方針改定に伴い、新装版として制作いたしました。アレルギーっ子がますます増えている昨今ですが、昔は手に入りにくかった食材もスーパーで手に入るようになったため、それを使ってずいぶんとラクに作れるようになりました。
花粉症を含む鼻アレルギーの有病率は5割に迫り、国家レベルの課題となっています。
一方、アレルギー診療の進歩は目覚ましく、頻繁な知識のアップデートが欠かせません。
そんな鼻アレルギー診療における必読・必携書『鼻アレルギー診療ガイドライン2024年版』が、装いも新たに出来しました。
従来の診療全体の丁寧な解説や、実地臨床に即したCQ&Aがさらにブラッシュアップされ、有効な診療をマスターするための一助となります。
【目次】
第1章 定義・分類
I 定義と病名
II 鼻炎の分類
第2章 疫学
第3章 発症のメカニズム
第4章 検査・診断
I 検査
II 診断
III 分類
第5章 治療
I 目標
II 治療法
III 治療法の選択
Clinical Question & Answer 1
重症季節性アレルギー性鼻炎の症状改善に抗IgE抗体製剤は有効か
Clinical Question & Answer 2
アレルギー性鼻炎患者に点鼻用血管収縮薬は鼻噴霧用ステロイド薬と併用すると有効か
Clinical Question & Answer 3
抗ヒスタミン薬はアレルギー性鼻炎のくしゃみ・鼻漏・鼻閉の症状に有効か
Clinical Question & Answer 4
抗ロイコトリエン薬、抗プロスタグランジンD(2 PGD2)・トロンボキサンA(2 TXA2薬はアレルギー性鼻炎の鼻閉に有効か
Clinical Question & Answer 5
漢方薬はアレルギー性鼻炎に有効か
Clinical Question & Answer 6
アレルギー性鼻炎に対する複数の治療薬の併用は有効か
Clinical Question & Answer 7
スギ花粉症に対して花粉飛散前からの治療は有効か
Clinical Question & Answer 8
アレルギー性鼻炎に対するアレルゲン免疫療法の効果は持続するか
Clinical Question & Answer 9
小児アレルギー性鼻炎に対するSLITは有効か
Clinical Question & Answer 10
妊婦におけるアレルゲン免疫療法は安全か
Clinical Question & Answer 11
職業性アレルギー性鼻炎の診断に血清特異的IgE検査は有用か
Clinical Question & Answer 12
アレルギー性鼻炎の症状改善にプロバイオティクスは有効か
第6章 その他
I 合併症
II 妊婦および授乳婦
III 小児
IV 高齢者
V 口腔アレルギー症候群
VI アナフィラキシー
VII 耳鼻咽喉科専門医への紹介
保育の質を高めることを目的とした、キャリアアップ研修・園内研修向けテキスト。日々の子どもの食生活を支えるために、保育者はどのように食事を提供し、食育を行うべきか、アレルギー疾患のある子どもに対して日頃からどのように園内体制を整え、いざという時どう対応すればよいのかを具体的な事例や図解を通して学ぶ。医療関係者、栄養士、保健師などとの連携についても習得できる関係者必携の書。
室内環境アレルギーの基礎からアレルギー疾患の対策技術まで,最先端の研究成果を基にして解説。公衆衛生や建築関係の学生および実務者向けの教科書・参考書として最適。
【主要目次】
1 アレルギー疾患と室内環境
1.1 アレルギー疾患とは
1.2 アレルギー疾患の疫学
1.3 環境汚染とアレルギー疾患
1.4 アレルギーの定義と病態
1.5 免疫の仕組み
1.6 アレルギー疾患の発症因子
1.7 喘息と環境因子
1.8 化学物質の健康影響
1.9 アレルギーと化学物質過敏症
1.10 アレルギー疾患の治療法
2 室内環境とアレルギー 環境アレルゲンの特徴と室内での実態
2.1 カビとアレルギー
2.2 ダニとアレルギー
2.3 花粉とアレルギー
2.4 ペットとアレルギー
2.5 化学物質とアレルギー
3 対策技術の現在と未来 増やさない工夫と減らす工夫
3.1 室内環境アレルゲン対策の基本
3.2 室内環境アレルゲンの動態
3.3 住宅換気の必要性
3.4 温湿度制御と結露の防止
3.5 全館空調住宅の性能 アレルギー対策を目指した住まいの効果
3.6 空気清浄機の除去性能
3.7 開放型燃焼器具(暖房器具)からの汚染物質と必要換気量
3.8 エアコン内のカビ汚染とそのメンテナンス
3.9 寝具の対策
3.10 掃除機による床の花粉除去効果
3.11 市販のマスクろ材の花粉捕集効果
3.12 ダニ対策のための環境整理チェックリスト
4 東日本大震災とダンプネス
4.1 はじめに
4.2 応急仮設住宅の真菌と温熱環境
4.3 応急仮設住宅の室内環境と高齢者のダニアレルゲン感作
4.4 住環境の変化と小児アレルギー疾患
4.5 津波被害住宅の室内環境の変化
4.6 帰宅困難地域の住宅の微生物汚染
NHKのEテレで放送され、大反響の続く番組の書籍化。アイちゃんは、転校生のユウくんが好きになって、手作りのクッキーをわたしました。でも食べてくれず、「わたしのこときらいなのかな」と悩んでいます。シッチャカとメッチャカの世界にやってきて、「ココロのでんわ」で、ユウくんのアレルギーを知ることができました。
アトピーや花粉症には経皮毒がかかわっていると言われている。化粧品や日用品の使い方など日常生活でアレルギーを予防する、体質に合わせたスキンケアなどを紹介。「経皮毒」シリーズ第3弾。
卵・乳製品・小麦・大豆を使わない、日々のごはんやおかず、お弁当、おやつまで。食物アレルギーの基礎知識や、アレルギーっ子の暮らしガイドも充実!
くしゃみ、鼻水、鼻づまりに困っているけれど、市販の薬を飲んでいるから大丈夫! と思ってはいませんか? 薬で症状を抑えてばかりいると、かえって鼻の症状は悪化し、頭が痛い、においを感じないなどの事態に陥ります。また、アレルギー性鼻炎や花粉症であると自己判断し、薬による治療を続けていたことで、鼻の別の病気を見逃していることも少なくありません。
本書では、鼻炎症状を少しでも改善するべく、薬に頼らないセルフケア方法を専門医が伝授。最新医療情報や、今、話題になり、真偽が問われている新型コロナウイルスとの関係についてもご紹介します。
30年間、ふつうに食べていた小麦粉が体調不良の原因だった!?
小麦粉をやめたら、慢性的な頭痛や胃炎、口内炎、便秘、だるさなどの不調が改善。
60代の母、幼稚園児の娘と共に、親子三代・食生活制限をしてきた著者による実録マンガ。
これを読んで、あなたも食べ物との関係を考え直してみませんか?
全人口の二人に一人がなんらかのアレルギーを持つといわれる現代
(平成23年、リウマチ・アレルギー対策委員会報告書より)、
アレルギーではないけれど、特定の食品により不調をきたす「過敏症」が深刻な問題となりつつあります。
頭痛、肌荒れ、胃炎、胸やけ、便秘など、食べ物との付き合い方を変えて、体の不調を改善しましょう。
日本人のグルテン摂取量は戦後とてつもなく増えており、体に合わないことに気づかないまま食べ続け、不調に陥っている人が多くいるとのこと。
健康でいるためには、自分にあった食事が必要。そしてそれはひとりひとり違います。
ある家族の体験マンガをきっかけに、多くの人に食生活をふり返るきっかけを届けたいと考えています。
【著者プロフィール】
相川スエ
愛知県在住。本業は通訳。父、母、ムスメとの4人暮らし。
「どうやら小麦が体に合わないみたい…?」「もしかして私…他の人と違う?」
試行錯誤でムスメ、母とともに食生活の改善に取り組みはじめた。
【監修者プロフィール】
幕内秀夫
1953年茨城県生まれ。東京農業大学農学部卒業。フーズアンドヘルス研究所代表、「学校給食と子どもの健康を考える会」代表。
主な著書に『粗食のすすめ』(新潮文庫)、『子どもをじょうぶにする食事は手間も時間もお金もかからない』(ブックマン社)などがある。
食物アレルギーを持つ患者さんのご家族をはじめ、診療に携わるメディカルスタッフだけでなく、お子さんの「食」に関わるすべての方々を対象に、食物アレルギーという疾患の成り立ちや対応の仕方を診療・研究の最先端に立つエキスパートがわかりやすく解説しています。成長・発達にとって無用な除去食療法を避けて、お子さんが“できるかぎり食べられる”ようにするためのスタンダードが理解できます。
【本書の特徴】
・食物アレルギーの標準的な考え方をQ&A方式でわかりやすく解説
・『食物アレルギー診療ガイドライン2016』の医療者向けの内容を一般向けにかみくだいて平易に解説し、参考となるデータなどを図表として多く収載
・「緊急性の高いアレルギー症状」や「食物アレルギーのリスク要因」などをイラストで図解
・原因食物の確定診断に必要な「食物経口負荷試験」などの診療の発展や、「湿疹のコントロール」や「食物アレルギーに対する早期介入」など食物アレルギー発症予防の可能性に関する知見を掲載
・「アナフィラキシー」や「アナフィラキシーショック」の状態や対応法などについても詳しく解説
・「災害への備え」の内容を充実
「お母さんを健康にする食事」がアレルギー知らずの赤ちゃんをつくる!
いまアレルギーのある子も、食事によって改善できます。
妊娠中の「果物の食べ方」「運動」……で、子どものIQも上がる!
・体を温める食べ物で、母体の「腸と羊水と血液」をキレイに
・心配しすぎ?--妊娠中に起こることにはみんな意味がある(つわり、むくみ、高血圧、便秘、貧血…)
・生まれた子どもには365日24時間「腹巻き」を
・お風呂で湯船に必ず浸からせる。それも「食べる前」がベスト
・卵……心配な食べ物は「早めに徐々に」慣らす
・アレルギー体質があっても食事で対応できる
・アトピーが表れたらーー上半身なら葛根湯も
・「大泣き」も大事な運動のひとつ
わが子を「アレルギーのある子」にしたくないーー母親みんなの願いです。
その願いを叶え、生命力の強い子どもに育てましょう! 石原新菜