ゲイコミュニティ、そして一般のメディアにもその先端性が高く評価され話題を呼んだシリーズ『クィア・ジャパン』(勁草書房)をリニューアル復刊。「槇原敬之」をキーワードに、多様化するリアリティに迫る。
ゲイ裏街道の天才、ブルこと斎藤靖紀の特濃ロング・インタビューをはじめ、「ゲイ能スキャンダルの今昔」、読者アンケート〈マッキー世代の望む場所〉など、「いま」を切りとる記事が盛り沢山。「エイズ最前線!」「同性婚をめぐって」では最新のトピックをイラストや図版入りで紹介。「AERA」「ダ・ヴィンチ」「Footival」で活躍中の写真家・森栄喜によるグラビアなど、カラーページも充実です。
■TOOT in his room
(カラーグラビア全20頁・写真 森栄喜)
aKi/MIZO/TOHTARO/KASSY/HIRO
■QJr Special.1
○槇原敬之の世代
マッキーと団塊ジュニアゲイ ●文 風間景一
アンケート〈マッキー世代の望む場所〉
ビバ! エスム世代 ●文とモデル エスムラルダ
斎藤靖紀●天才ゲイ人・斎藤靖紀
桜丸●ある30代サラリーマンとの対話
ゲイ能スキャンダルの今昔 ●文 森村明生
○プレ・マッキー世代から
青山吉良●俳優として、団塊の世代のゲイとして
生島嗣●36歳で脱サラ、啓発活動へ飛び込む
おかべよしひろ●二丁目の人気者がついにパレード実行委員長に!
GAY chronology ●年表制作 角屋 学
■QJr Special.2
○Couple
涙をみせられる、友はいますか?
■『6才のボクが、大人になるまで。』で世界中の賞を席巻した名匠、
リチャード・リンクレイターが12年の構想を期間を経て描く“50才のスタンド・バイ・ミー”。
■親友の息子の死という悲劇がもたらした旅が、再び人生を輝かせる、感動のロードムービー
■キャストには『フォックスキャッチャー』(14)『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』(15)『TINA ティナ』(93)でそれぞれアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたスティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという名優たちが集結。
■エンドロールを飾る、ボブ・ディランの歌声、乾いた心に優しい涙が染み渡る。
<収録内容>
【Disc】:DVD1枚
・画面サイズ:16:9LBビスタサイズ
・音声:ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
・字幕:日本語字幕
▽映像特典
・オリジナル版予告編
・日本版劇場予告編
※収録内容は変更となる場合がございます。
トランスセクシャル(♀→♂+バイセクシャル/♂→♀+レズビアン)、半陰陽、女装者、障害者のゲイ、レズビアンマザー、トランスジェンダー(♂性器+乳房)、HIVポジティブ、やおいetc…様々な「クィア」たちとゲイ・ライター伏見憲明が徹底的に語り合う、性の大饗宴。
本書は、文学を読むことの快楽と、狭い意味での性的快楽との区別を、意図的に混線させる試みである。
拉致された世界的な脳外科医はどこへ、そして何のために?巨大国家アメリカの深部で暗躍する国立人間資源研究所の極秘プロジェクトとは?自らの正体を明らかにした冒険小説界の巨匠、クィネルが放つ超ハード・アクション巨編、待望の刊行。
ハムレットの世紀、イタリアでは稀代のパフォーマー・ハーレクィン(アルレッキーノ)が跳びはねていた!多彩なキャラクターのしなやかな身体と想像力を売り物にパリやモスクワまで名を轟かせ、現代演劇への影響も多大なコンメディア・デッラルテの芝居。感傷とリアリズムの時代に消えていった彼らの躍動する精神と技を、数々の図版や筋書集をもとに甦らせる魅力的な研究。
◆図書室[一三〇枚]/岸 政彦
私は思い出す。大阪の片隅を男の子と歩いた、あの冬の日のことを。ふたりは人類滅亡後の世界で何を見たか? 静かに光る人生の瞬間。
【芥川賞受賞第一作】
◆アジサイ/高橋弘希
妻が家を出てから、庭にアジサイが咲いた。「理由」を探す男を侵す、甘い匂いと狂気。
◆ドレスセーバー/大前粟生
京都の鴨川デルタでは人が遭難し、私はそれを救助する。新世代の想像力、小誌初登場!
◆続アイオワ日記/滝口悠生
ハリケーンの警報が鳴っても、危険の感度は作家の出身国に紛争があるかによって違う。
◆ヘミングウェイ未発表小説
「中庭に面した部屋」/訳・解説 今村楯夫
パリ解放の日の戦地体験を描きながら、生前の発表を著者が禁じた幻の作品、遂に公開!
□□ 特集 □□
差別と想像力ーー「新潮45」問題から考える
■危機を好機に変えるために/星野智幸
■回復に向けて/中村文則
■すべてが嫌だ/桐野夏生
■平成最後のクィア・セオリー/千葉雅也
■言葉のあいだの言葉/柴崎友香
■「見えない世界」の外へ/村田沙耶香
■権威主義・排外主義としての財政均衡主義/岸 政彦
◆犬とエスキモー
ーーエトガル・ケレット、日本からの視察団と語る
/エトガル・ケレット 構成・訳 秋元孝文
特別な歴史。内在する圧倒的な差異。何から何まで日本と違う国からの刺激的メッセージ!
◆数多くの〈五月〉の後に/四方田犬彦
68年、あの興奮の日々から50年。回顧的情熱に満ちたパリから、無関心を装う国を考える。
◆そして、言語から生命へ[連載完結]/森田真生
フレーゲ、ウィトゲンシュタインから人工知能・人工生命へ。人の思考をめぐる旅、完結!
【宮本輝『流転の海』シリーズ完結記念】
◆敗戦後の日本で「父」となる男を描く
ーー宮本輝『流転の海』論/田中和生
◆巨大なる未完のテーゼ
ーー『流転の海・第九部 野の春』を読む/助川幸逸郎
ゲイやレズビアンは知っている。性同一性障害…もわかるような気がする。じゃあ、インターセックス(半陰陽)は?女装家とゲイの違いは?男から女に性転換したレズビアン、なんているの!?-ゲイライター伏見憲明が、性の境界線を揺らす、さまざまな変態(クィア)たちと対談。
料理の特徴と献立形式は、日本料理、西洋料理、中国料理、北海道の郷土料理の四編とし、特に郷土料理では、どのような歴史的背景をもって現在の北海道の郷土料理が生み出されたかを理解しやすく説明しました。調理実習の内容は主食、汁、スープ、主菜、副菜、デザート、正月料理とし、材料、分量、作り方を記述、必要に応じてmemoを加えました。本書の主なる目的は、食生活の歴史や食文化を見つめながら、現代の食のあり方を考え、実際の献立作成や調理をスムーズに行えるようにすることです。
88歳の人生の達人ジャックおじさん。南フランスから愛する奥さんの故国に来て20有余年。北海道の自然に溶け込み、よき友に囲まれ、人生を共にする奥さんと愛犬ジャッキーとの日々。エスプリに満ちた、人びとへの“愛の讃歌”。
不良なオヤジがタバコをくわえながらジャズやブルースをロックな感じで演奏している感じ。とにかくクールですごくイカしたミュージック。スウィング系だがロック魂がたっぷり漂う男気バンド。暴力的だが時にはセクシーに奏でるホーン隊も最高にイイ感じ。