「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第4巻では、「世界と日本の歴史とLGBTQ+」を学び、多様性のある社会のためにできることを紹介します。
長時間労働の解消のみが働き方改革の目的ではない。社員ひとり一人が高い時間意識を持った働き方へ転換することと管理職の職場マネジメントの改革を進めるための方策を示す。
【目次】
序章 ダイバーシティ経営の土台作りとしての働き方改革
第1章 日本の労働時間の変化と現状
第2章 ワーク・ライフ・バランスに関わる労働時間の多様な側面
第3章 企業における働き方改革の現状と課題
第4章 働き方改革の担い手としての管理職
第5章 勤務場所の柔軟化:在宅勤務などテレワーク
第6章 働き方改革と生活改革
序章 ダイバーシティ経営の土台作りとしての働き方改革
第1章 日本の労働時間の変化と現状
第2章 ワーク・ライフ・バランスに関わる労働時間の多様な側面
第3章 企業における働き方改革の現状と課題
第4章 働き方改革の担い手としての管理職
第5章 勤務場所の柔軟化:在宅勤務などテレワーク
第6章 働き方改革と生活改革
会社経営者、テレビプロデューサー、タレント、学校長、講演家とまさにダイバーシティな顔を持つ著者が、様々な場所でリーダーとして活躍した経験から学んだ、「今」そして「今から」の時代のリーダーに必要なマインド・スキルを提供するリーダー応援本
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第2巻では、ふつうや男女といった○○らしさについて考え、「自分らしさ」の大切さについて学びます。
好評既刊『心根(マインドウェア)の経営学』4論考を一新し、
閉塞突破の鍵となる新稿4本を加えた待望の再編集版
日本は最近、内向きになっているとよく言われますが、はたして本当にそうでしょうか? 筆者は最近の企業の動きを見ていて、必ずしもそうではないと思います。
たとえば、昨年2010年は、日本企業の海外現地法人の現地化が本格化した年です。これまでも数の上での現地化は進んでいましたが、日本企業が本腰を入れてトップに現地の人を据えようと動き出したのは昨年ではないかと思います。その意味で「現地化元年」と呼ぶことができるでしょう。またこの年は日本を代表する大手企業がこぞって、外国人社員の採用に踏み出した年であり、その意味では「外国人社員活用元年」でもあります。さらに、日本企業数社が英語を社内の共通語化することを打ち出した年で、いわば「英語社内共通語化元年」でもあります。
経営のグローバル化が進むにつれ、多国籍チームでの仕事が増え、様々な文化的背景の人材を活かすことが企業の競争力と社会的評価の鍵を握るようになってきました。これまで比較的均質な社会構造で、あうんの呼吸で仕事をしてきた日本人も、これからは、積極的に異なる価値観の人々と交わる必要があります。そのため、「異文化」や「多様性」に対して「寛容」であり、かつ「耐久力」を身につける必要があります。
日本の良さを保持しながらも、自分の“快適ゾーン”から一歩外に出て、適度な競争環境に身をおくことをためらわず、「広い世界観と深い教養を備えて、世界の人々と対峙する人」が今、求められています。国籍、民族、ジェンダー、言語、宗教、障害の有無、性的志向など、あらゆる“属性”を越えて、互いの価値観や考え方を学びあい、創造力を駆使し相乗効果を生み出す「マインドウェア」を実践し、人と連携して経営を行なう「ダイバーシティ・マネジメント」と「異文化経営」の担い手こそが、この二一世紀を切り開いていくに違いないと確信しています。本書はそういった「グローバル・リーダー」の育成の一助になることを願って執筆しました。
経営の最前線で仕事をされているビジネスマンのみならず、就職難の折、苦労しながら仕事を探し、これから社会に羽ばたこうとしている学生さんにも、是非読んでいいただきたい本です。(まごし・えみこ)
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ダイバーシティ経営の先進企業34社のベストプラクティスを紹介。
従来型の人材確保・活用策を変革することが不可避の今、参考にすべき一冊!
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「ダイバーシティ経営」とは、経営トップが“適材適所”を実現するため、働き方や職場風土を変えることによって、適材を選ぶ範囲を、従来の「日本人・フルタイム・男性」から、女性、外国人、短時間勤務の人へと広げていくことが、企業業績に結実する方策です。
本書には、34社の取組とその成果をまとめた「ベストプラクティス集」とともに、これらの事例から共通項として抽出されたダイバーシティ経営を進める上での成功への王道である「ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方」と、具体的な「取り組みのアイデアリスト」を収録しています。
企業関係者にとっては、「ダイバーシティ経営」推進の手引書として、就活生、働く女性にとっては、働き続けやすく活躍しやすい「ホワイト企業」をみつける指南書として、広く活用できる内容となっております。
平成27 年度 新・ダイバーシティ経営企業100 選 ベストプラクティス集
1 平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100選 事業の趣旨と実施概要
1.新・ダイバーシティ経営企業100 選の趣旨
2.実施概要
2 価値創造のためのダイバーシティ経営に向けて
1.なぜ今、「ダイバーシティ経営」なのか
2.ダイバーシティ経営の基本的な考え方と進め方
3.まとめ
3 特集 平成27年度重点テーマ
1.長時間労働是正等の働き方改革
2.(女性の)職域拡大・役割の高度化
3.外国人の活躍推進
4 平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100選 ベストプラクティス集
参考資料1:ダイバーシティ経営企業100 選 表彰企業一覧(産業別/地域別)
参考資料2:平成27 年度 新・ダイバーシティ経営企業100 選 運営委員会 委員名簿
平成27年度なでしこ銘柄
平成27年度 新・ダイバーシティ経営企業100 選表彰式・なでしこ銘柄発表会 シンポジウム
2001年から20年までの20年間にわたる「新規開業パネル調査」のデータを用いて21世紀初頭における新規開業の動向を探る。
リーマン・ショック、東日本大震災、新型コロナウイルス感染症の流行という経済ショックの影響。30?40歳代で独立開業する男性、育児の合間の副業として自宅で事業を始める女性、地域社会の役に立ちたいと定年後にビジネスを開始するするシニア、など開業の担い手の多様化。本書はこれら開業の姿の構造的な変化を分析する。
はしがき
序 章 パネル調査でみる新規開業企業の20年
第1節 新規開業パネル調査の目的と実施状況
第2節 本書のねらい
第3節 データに関する留意点
第4節 分析結果の概要
第1章 2016年に開業した企業の特徴とコロナ禍の影響
第1節 はじめに
第2節 廃業割合
第3節 存続企業と廃業企業の違い
第4節 新型コロナウイルス感染症の影響
第5節 経営課題と支援を受けた相手
第6節 開業者の働き方と満足度
第7節 おわりに
視点1 存続廃業状況の調査
第2章 三つの経済ショックと新規開業企業
第1節 はじめに
第2節 経営パフォーマンスの変化
第3節 計量的手法による分析
第4節 おわりに
視点2 業種別に推定した経済ショックの影響
第3章 新規開業企業に対する金融支援
第1節 はじめに
第2節 借入残高の変化
第3節 借入金回転期間の変化
第4節 民間金融機関の貸し出し姿勢
第5節 民間金融機関からの借り入れ条件の変化
第6節 おわりに
視点3 民間金融機関の業態による融資先の違い
第4章 20年間に生じた新規開業の二つの変化
第1節 はじめに
第2節 経営者の属性
第3節 開業した企業の属性
第4節 開業後の経営パフォーマンス
第5節 おわりに
視点4 業種にみる調査対象企業の特徴
第5章 多様化する開業者と事業の小規模化の関係
第1節 はじめに
第2節 女性,シニア,元非正社員の特徴
第3節 経営者の変化と事業の小規模化
第4節 経営者の変化と開業後の経営
第5節 計量的手法による分析
第6節 おわりに
視点5 開業時の従業者数と開業費用の決定要因
第6章 新規開業企業の投資の減少と生産性
第1節 はじめに
第2節 新規開業企業の投資状況
第3節 新規開業企業の生産性
第4節 生産性に関する推定
第5節 投資の減少が年商に及ぼす影響
第6節 おわりに
視点6 開業に求めるものによって変わる生産性
第7章 経験不足が新規開業企業に及ぼす影響
第1節 はじめに
第2節 斯業経験がない経営者とその企業の属性
第3節 投資状況と経営パフォーマンス
第4節 斯業経験の不足を補う支援機関への相談
第5節 おわりに
視点7 斯業経験がない経営者の満足度
第8章 新規開業企業による雇用の創出
第1節 はじめに
第2節 生み出される雇用
第3節 経営者や企業の属性の影響
第4節 増加企業の経営課題
第5節 おわりに
視点8 経済環境が従業者増加率に及ぼす影響
参考文献
索引
日本の企業の中で最も保守的と思われている金融機関にいた女性たちが、なぜ今、企業経営のフロントランナーにいることが多いのだろうか。この問いを突き詰めることが、今後のジェンダー問題、ダイバーシティ経営を促進する上での鍵があると著者たちは言う。
本書は、「資本市場で活躍する女性たちを顔の見える形で紹介したい」という想いからスタートしたCAPW(資本市場と女性の研究所)の活動の一環としてまとめた学術書である。資本市場と関わりながらイノベーティブでかつダイバーシティの視点を大切にしてきた女性たちの人となりを紹介することで、働く女性の今後のロールモデルの模索、また、女性の活躍を推進したい企業経営者や組織のリーダーに役立つことを目指している。
第1部では、資本市場におけるダイバーシティやインクルージョン(包摂)の考え方を示し、さらに、日本の女性活躍の歴史を振り返る。そして、第2部では、資本市場で活躍してきた7名の女性たちのインタビューをまとめ、第3部では、ダイバーシティ経営に積極的に取り組んだ、元JPX(日本取引所)社長の宮原幸一郎氏との対談を収録している。
学生あるいは、キャリアを見直している社会人の方におすすめ。
第1部 資本市場と女性
1 資本市場とダイバーシティ&インクルージョン
2 日本に生きる女たちの過去・現在・未来
第2部 激動の資本市場を駆け抜けた女たち【インタビュー】
1 今「生きている」という現実。それが大きな立脚基盤
2 壁に突き当たったときに解決していけばいい!
3 チャンスを掴む!
4 清く正しく美しく、そして強く!
5 潜在意識が私をエジンバラに導いた
6 やらないで後悔するより、迷ったらやってみよう!
7 継続は力なり、努力は必ず身を結ぶ!
第3部 資本市場とダイバーシティについて【座談会】
<2007年11月初版発行>
◇育成・活用の基本!
◇働きがいのある会社をつくる
「女性が働きやすい企業ほど国際競争力が高い」が世界の常識です。少子高齢化が加速する現在、女性の継続就業を可能とする職場環境整備と女性活用は待ったなしの状況です。
女性の活躍の場を拡大するためには、男女雇用機会均等法など法律に則した人事制度の整備が不可欠ですが、それだけでは不十分です。人事制度の運用、つまり人材活用を、性別でなく社員の意欲や能力に即したものとするために、人事制度の整備に加え、職場での管理職による人材活用を点検し、見直すことが必要となります。
本書は、「ダイバーシティ推進室」を設立し、社員のワークライフバランスを推進する東京電力、ジェンダーフリー推進から男女共同参画へと取り組みをステップアップさせた資生堂、均等推進企業表彰の厚生労働大臣優良賞を受賞した帝人グループなど、女性活用を推進し自分らしく働ける職場づくりを進める先進企業11社の事例を紹介します。女性の管理職への積極的登用や出産・育児・介護などに対する両立支援など、女性活用策の考え方から運用上の具体策まで、各社の人事トップや推進責任者が詳細に説き明かします。
〈解説〉佐藤博樹(東大教授)
「女性の活躍の場拡大とワークライフバランス」
〈主な企業事例〉
東京電力
ダイバーシティ推進策
ダイキン工業
日本型タレント・マネジメント
伊藤忠商事
人材多様化推進計画
資生堂
男女共同参画施策
高島屋
キャリア・ライフプラン支援
松下電器産業
多様性推進による企業革新
三菱東京UFJ銀行
ワークライフバランス
「企業組織において高業績を導くチーム・プロセスの解明」で平成27年度日本心理学会優秀論文賞を受賞。そのエッセンスをビジネスパーソンに向けて図解を盛り込み、わかりやすく解説。成果を上げているチームからのアンケートや現場の管理職からのインタビューで得た膨大なデータを収集・分析し、“科学的にチーム力を上げるための仕組み”にアプローチした。
等級制度は能力基準と仕事・役割基準のどちらにすべき?評価項目の数、本当はどのくらいが適当?部門間の連携をもっと良くするにはどうすればいい?…中小企業から大企業まで、人事部門が抱える課題・悩みに対し、コンサルタントが相談・支援に携わった企業の実例を基に、解決への考え方・取り組み方を解説。
「神経多様性 ニューロダイバーシティ」をテーマにした1冊。
「ニューロダイバーシティ」とは、ASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)など、発達障害を神経や脳の違いによる「個性」や「能力」だとする概念のこと。
日本語では、「脳の多様性」あるいは「神経多様性」などと訳されます。
発達障がいの研究と支援は日々進んでいます。
ピカソ(ADHD)、ゴッホ(アスペルガー症候群)、マイケル・フェルプス(ADHD)、トム・クルーズ(ディスレクシア)は特別な能力の持ち主として有名です。
その特性を知って、社会で活躍する場を作るよう教育現場では改革が進んでいます。
スキルや能力、目先の成果だけでは信頼は勝ち取れない。日立グループ国内初の女性役員が、積み重ねてきた大切なこと。
戦後の「地方学力テスト」の「イノベーション」と「ダイバーシティ」の解明!!
戦後日本の「学力向上」を目指す学力テスト政策は、どのように展開されてきたのか。特色ある25都道府県を取り上げ、戦後から今日までの「学力向上」のあり様を「学力テスト政策」の実施状況に焦点化して、実証的に検討。都道府県別に「学力向上策」や「テスト政策」の革新性・先駆性、多様性・多元性を浮き彫りにし、各都道府県の歴史的・現代的特色を明らかにする。
本書は、SDGsを経営に組み込もうと考えている、すべてのビジネスパーソンに役立つ考え方やヒントを盛り込んだ戦略書です。経営実装時に躓きがちなポイントを押さえ、アイデアの源泉となるような3つの思考法を解説します。また、「人権」「ESG」「気候変動」「ダイバーシティ」など、SDGsを推進していく上で欠かせない重要なテーマについて、世界の潮流と事例を交えながら解説します。本書を読めば、SDGsが目指す世界の本質や企業活動のあり方について、たくさんの気づきやヒントを得られるはずです。
“困っている子”を救うニューロセプションの視点!
発達のちがいや自閉症スペクトラム、トラウマのある子どもたちの“問題行動”を神経系の知見をもとに神経多様性のパラダイムでとらえなおし社会情動的発達をうながす革命的アプローチ!
S・W・ポージェス、K・ネフほか各氏推薦!
〈ベンジャミン・フランクリン・ブックアワード〉心理学部門(2020)受賞作、待望の邦訳!
“問題行動”は氷山の一角であり、子どもが生き抜くための「適応的な反応」。
「氷山の一角」としてあらわれた行動ではなく、水面下の目に見えない真の原因を神経科学の理論から探り、神経多様性に由来する個人差を尊重した解決策を紹介。〈緑の神経経路〉でつながりを回復する、育児・教育のパラダイムシフト。
ーー問題のある行動や混乱した様子を目にしたとき、私たちが最初に問うべきことは、“どうすればそれを取り除くことができるか”ではなく、“これはその子について何を物語っているのか”ということです。
ーー問題行動をなくすことに焦点を当てるのではなく、子どもたちに、それぞれの子どもの神経系に合わせた安全の合図を与え、社会交流行動が自然に生まれるようにする必要があります。(本文より)
1 行動を理解する
第1章 行動に隠された適応性を明らかにする
第2章 トップダウンか? ボトムアップか?
第3章 個人差について
2 解決策
第4章 安全がすべてのはじまり
第5章 行動の根底にあるものへ対処する
第6章 ボディアップからトップダウンまでの課題に取り組む
3 ニューロダイバーシティ、トラウマ、そして未来への展望
第7章 自閉症とニューロダイバーシティを持つ人の行動
第8章 有害なストレスやトラウマにさらされた子どもの行動上の課題をサポートする
第9章 未来への希望と、今やるべきこと