新自由主義が浸透する現在の社会において,財政の民主主義的コントロール,すなわち財政民主主義は実感されていないのが現状である。そのようななか,財政民主主義を実質化するにはどうしたらよいか。その潜在的可能性を民主主義先進国スイスの事例から探る。
第1章 財政民主主義と財政学の諸学派──新自由主義をめぐる議論をふまえて
第2章 財政民主主義の多面化──既存の理解への批判
第3章 なぜスイスを研究対象とするのか──制度的独自性・国際比較・新自由主義
第4章 「客観的」評価と政治的評価──スイスの労働政策の自治
第5章 直接民主主義の暴走と抑制──スイスの「逆進」所得税の分析を通じて
第6章 多様な地域はいかに合意可能か──スイスの政府間財政調整制度改革(NFA)をめぐる意思決定過程
第7章 新自由主義とポピュリズムの時代──スイスの年金改革と「イシューの分割」
終 章 来たるべき財政民主主義に向けて──学術的課題と社会実装における課題
気候変動と並ぶSDGsの大問題。私たちの便利な暮らしが生物の大絶滅を引き起こす!?あらゆる命はつながっている。地球だけがもつ奇跡の多様性を守るためにいま知っておくべきこと。
従来の中小企業研究は大企業の存在を前提とした中小企業論だった。そうしたことは得てして大企業に対する弱者の救済としての中小企業論であることが多いが、本書は中小企業の役割を新しくとらえ直すための中小企業論である。
企業の多様性と持続可能性の視点から中小企業を分析しようとの試みであり、経済の仕組みだけではなく、多様性を包摂でき、変化に対応できる社会や個人の在り方が今後ますます問われてくるであろうから、その在り方に応えられる中小企業論となっている。
グローバル時代における地域の可能性を「コンテンツからコンテクストへ」という視点から学際的に研究する地域デザイン学会の研究論集。今号の特集は「地域価値発現方法の多様性」。原田保ら研究者の論文と研究ノートを収録。
『地域デザイン』第24 号の刊行にあたって 3
原田保
巻頭論文
ZTCAデザインモデルの汎用性の拡大に向けたゾーン=
カテゴリー連携とアクターズネットワークの多様化の推進 11
──地域デザインのネットワーク化と地方ガバナンスのマルチ化に向けて
原田保 西田小百合 吉田賢一
論文1
デジタルコモンズとアバターの登場を捉えたZTCAデザインモデルの
構成要素であるアクターズネットワーク(A)の新展開 69
──デジタル化に対するコンテクスチュアルな活用
原田保 西田小百合 宮本文宏
論文2
NFTを活用した価値創造の挑戦 109
──地域振興への応用可能性を中心に
板倉宏昭
論文3
ブルーカーボンによる地域価値発現 125
百武ひろ子
研究ノート1
地域団体商標と地理的表示制度の活用による地域農畜産物のブランド化 147
──インターナルブランディング論からみた生産者をブランド価値発現に巻き込むプロセス
山崎雅子 高梨千賀子
第4回デザイン科学研究推進フォーラム要旨
コンテンツとコンテクスト、そしてモデルとメソドロジー 171
責任編集 編集委員会(原田保・西田小百合)
松村茂 大室健治 古賀広志
地域デザイン学会誌『地域デザイン』投稿規定・執筆要領 197
地域デザイン学会誌『地域デザイン』第26号掲載論文の募集について 201
編集後記 202
ヒトの性の多様性があるのはなぜか?ということについて自然科学の観点から解説した数少ない本。胎児の発生過程で起こる脳の性分化を核心にして解説されている。性の多様性に関する社会科学的なアプローチともあわせ、セクシュアルマイノリティへの差別がなくなることを願って執筆された。目次 第1 章 ちょっとはじめに身体のことを考えてみましょう 第2 章 動物の性と生殖 第3 章 性転換する魚類たち(コラム1 まだまだあるおもしろい魚の仲間たち) 第4 章 哺乳類の脳の性(コラム2 ジェンダーという言葉の意味 コラム3 性自認と性的指向の定義)第5 章 性のレベル(コラム4 医学が進んで小林の身体に卵巣と子宮を移植したら子どもが産めるのか? コラム5 ブレンダと呼ばれた少年)第6章 身体の性のパーツ,脳の性のパーツの組み合わせにより性の多様性ができる(コラム6 LGBT とDSDs コラム7 トランスジェンダー,ニューハーフの語源 コラム8 性の多様性に関するいくつかの表現)第7 章 同性愛,トランスジェンダーは病気ではない(コラム9 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その1 コラム10 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その2)第8 章 生物の特徴と生物学の考え方(コラム11 生物学者の仕事)第9 章 ヒトの性の多様性の起因 第10 章 脳の性差と傾向 第11 章 セクシュアルマイノリティと社会(コラム12 昔 話) 第12章 ヒ トの性,セクシュアルマイノリティに関する本 第13 章 誰がどこでLGBTQ +について教えるの?
第1 章 ちょっとはじめに身体のことを考えてみましょう 第2 章 動物の性と生殖 第3 章 性転換する魚類たち(コラム1 まだまだあるおもしろい魚の仲間たち) 第4 章 哺乳類の脳の性(コラム2 ジェンダーという言葉の意味 コラム3 性自認と性的指向の定義)第5 章 性のレベル(コラム4 医学が進んで小林の身体に卵巣と子宮を移植したら子どもが産めるのか? コラム5 ブレンダと呼ばれた少年)第6章 身体の性のパーツ,脳の性のパーツの組み合わせにより性の多様性ができる(コラム6 LGBT とDSDs コラム7 トランスジェンダー,ニューハーフの語源 コラム8 性の多様性に関するいくつかの表現)第7 章 同性愛,トランスジェンダーは病気ではない(コラム9 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その1 コラム10 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その2)第8 章 生物の特徴と生物学の考え方(コラム11 生物学者の仕事)第9 章 ヒトの性の多様性の起因 第10 章 脳の性差と傾向 第11 章 セクシュアルマイノリティと社会(コラム12 昔 話) 第12章 ヒ トの性,セクシュアルマイノリティに関する本 第13 章 誰がどこでLGBTQ +について教えるの?
「所さんの目がテン!」(日本テレビ系)の長期実験企画・かがくの里が10周年を迎えたことを記念した公式ブックが登場!
2014年、里山再生と人と自然とのつながりを取り戻すことを目指して始まった、かがくの里。今では、フクロウやムササビ、カエル、ミツバチなどをはじめ、多種多様な生き物がいて、さまざまな作物も収穫されています。
今回の本は、かがくの里ではぐくまれてきた動物と昆虫、作物、そして人と、さまざまな生き物のつながりを、昆虫写真家・Tokyo Bug Boysの魅力的な写真とともに、番組に登場する先生たちが解説。
「楽しみながら無欲で続けてきた。それが良かったんじゃないかな」という所ジョージさん、「小さな生き物にワクワクした、小さなころの自分の気持ちを大事にしてほしい」という養老孟司さん、現在進行中の「母屋プロジェクト」への想いを語った隈研吾さんなど、出演陣のインタビューとともに、“生物多様性”という、ちょっと難しい、でもとても大切なテーマについて、子どもたちも興味を持って考えられるような一冊となっています。
●ラインナップ
・かがくの里へようこそ!
1章 裏山の生き物のつながり
・里山の林の働きを知ろう!
・ほったらかしの林は生き物がすみにくい!?
・裏山の植物と生き物のかかわり
・こんなところにも「つながり」発見! 裏山編
・木の穴(樹洞)は、どうしてできる!?
・巣箱にやってきた生き物たち
・フクロウの巣立ちを見守れ!
2章 ニホンミツバチとのつながり
・「かがくの里」のニホンミツバチはどんな花にやってくるのかな?
・ニホンミツバチのおかげで、たくさんの果物が実った!
・「かがくの里」のニホンミツバチを観察しよう!
・ニホンミツバチ事件簿!
3章 田んぼのつながり
・イネの1年と、そのまわりの生き物を観察しよう!
・田んぼでは水と陸の生き物が「つながる」よ!
・田んぼは、最初は湿地だった!
・海と川を「つなぐ」ウナギを育てる
4章 畑のつながり
・畑にも、いろんな生き物がくるよ
・たくさんの野菜が実ったよ!
・昆虫が越冬したり、産卵したりインセクトホテルへようこそ!
・「かがくの里」で見られる野原の植物たち!
5章 人と自然のつながり
・自然の恵をいただきます!
・調味料や漬物づくりも「つながり」を利用している!?
・裏山には、くらしに役立つ木が生えている!
・地元の素材を使って「かがくの里」にぴったりの母屋を建てよう!
●コラム
・生物多様性ってなんだろう?
・力を合わせて守ろう!「生物多様性」
・生物多様性の保全
・湿地と似た環境、田んぼの大切さを知ろう
・挑戦!スマホで生き物撮影!
●インタビュー
所ジョージさん、養老孟司さん、隈研吾さん
(内容は変更になる場合がございます)
欧州評議会が呼びかけた、移住者やマイノリティの多様性を活かすまちづくりを目指す自治体のネットワーク「インターカルチュラル・シティ」には、世界の百数十都市、日本からも浜松市が参加している。国内外の執筆陣がその理論と実践を紹介する入門書。
「環境動物昆虫学」は、生物多様性が劣化した現代社会の中で、人と昆虫などの動物との共存について調査・研究する新しい学際的な学問分野です。地域の動物相あるいは動物群集を分類学的に正確に把握・し、絶滅危惧種については、動物生態学や集団遺伝学、保全生物学的な方法により危機要因や保全単位などを明らかにし、適切な保全方法を探ります。また、農林水産業や人の健康、在来生態系に被害を及ぼす侵略的外来生物を含む有害生物については、IPM(総合的有害生物管理)やIBM(総合的生物多様性管理)の考え方に基づき、防除方法を探るために調査・研究を行います。
本書は、初学者にとっても役に立つ野外調査や採集、飼育、形態観察などの方法の解説を含む、環境動物昆虫学全般にわたる入門的な書籍です。各項の内容は、実際に行った研究を題材として、フィールド研究などにおける調査方法、研究の進め方などについて平易な文章で書かれています。またカラーの写真や図を多用しているので、大学や大学院でのゼミ等での利用や、動物好きの中学生・高校生向けの書物としても最適です。
つながろう、たたかう世界の先住民!
国際シンポジウム2023「先住権としての川でサケを獲る権利」報告集
世界の先住民が集い、語り合った─自らの海と森と川とのつながりを、紡がれてきた物語を…
アメリカのサーモンピープルとの交流で先住権について学んだラポロアイヌネイションは、その後、地元の浦幌十勝川でのサケの捕獲権を認めるよう国に訴えてきました。
そして2023年5月、そのラポロの地、北海道は十勝平野の南側の小さな町浦幌町で国際シンポジウム・先住民の集いを開催。台湾・オーストラリア・アメリカ・カナダ・フィンランドからの参加者たちは、自らの知識や経験を語り、共有し、共に闘う仲間を世界中に見つけたのです。
「このシンポジウムはラポロの人々やアイヌ民族が先住権としての漁業権について国際的な状況を把握するために企画し、それに各地の先住民族が答える形で成立させた真に先住民族が主催したシンポジウムであった。」(「あとがき」より 北大GSI代表 加藤博文)
[主な内容]
・ゲスト講演8本(日本語・英語・一部中国語)/車座トーク
・日本外国特派員協会による記者会見(日本語・英語)
・2023ラポロ宣言(日本語・英語・中国語) ほか
「経営上の意思決定に対する労働者の手続的関与を法的にどのように保障すべきか」という課題について、EU法を比較対象とした理論的考察を行う。現在の労働法規制は、雇用の悪化が具体化する段階(例えば、解雇が行われたり、労働条件の不利益変更が行われる段階)で機能することを前提としているが、この段階に至ってしまっては、雇用の悪化そのものの回避は困難である。これに至る前の段階で、雇用悪化の原因となりうる経営上の意思決定に対して、労働者が関与する機会をいかに確保するか。経営関与を労働者の基本権として保障した上で、体系的な制度を設け、それらについての学説・判例の豊富な展開が見られるEU法を比較対象として検討することで、日本法に有益な示唆をもたらす。
第1編 序論
第1章 問題の所在
第2章 我が国における経営関与をめぐる法的な議論状況
第3章 本書の課題と構成
第2編 EU労働法分野における被用者の経営関与制度
第1章 情報提供・協議制度の総説
第2章 基本権としての経営関与
第3章 特別法1--EU集団的整理解雇指令における被用者関与制度
第4章 特別法2--EU企業譲渡指令における被用者関与制度
第5章 一般法ーー欧州労使協議会指令
第3編 EU会社法分野における被用者の経営関与制度
第1章 欧州会社制度の概要
第2章 欧州会社における被用者関与制度
第3章 欧州会社制度に関する小括
第4編 日本法への示唆
第1章 本書の問題意識と検討課題
第2章 EU法上の諸制度の比較分析と我が国に対する示唆
おわりに
あの人のこと、そして自分自身をみつめ直すきっかけがもらえるような短編シリーズ第二弾。
多様性をテーマにした主人公にとって「すき」「きらい」「なんでもない」人たちとの物語が収録されています。
それぞれの思いから描くアンソロジー。
君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー〈第2期〉(全3)
すきなあの人 神戸遥真・作/令丈ヒロ子・作/少年アヤ・作/こまつあやこ・作/いつか・絵
きらいなあの人 工藤純子・作/蓼内明子・作/花里真希・作/黒川裕子・作/いつか・絵
なんでもないあの人 濱野京子・作/林 けんじろう・作/椰月美智子・作/昼田弥子・作/いつか・絵
クラスの気になる同級生、いつもと何か違う家族、ノートに返事を書いてくれる誰か、おしゃれなあの子。多様性をテーマに『ちょっと気になる人』を描く4つの物語。
ドナルド・トランプが大統領に返り咲き、多様性・公平性・包括性を目標とする政策を撤回する大統領令に署名しました。社会や国家をまとまりのある共同体として考えるときに、多様性と統一性は相いれないものなのでしょうか。
日本は長らく単一民族国家と呼ばれ、言語・文化・社会的に比較的均一な国であると思われていましたが、LGBTQの方々がようやく声をあげつつあるように、日本人も決して単純に括れる一様な共同体ではありません。近年になってようやく実現しつつあるように見えた、異なる個性やアイデンティティを持つ人々がそのままの自分で生きていける社会は実現できないまま終わってしまうのでしょうか。
多様性を包む社会・街づくりの試行錯誤を続ける、差別やアイデンティティの境界にいる当事者と、それをサポートする人びとによる実践者による講演集。
はしがき (吉永純)
このまちが好きだから〜被差別の歴史をもつ地域に生まれて〜(藤尾まさよ)
●自己紹介●人権学習は幸せの学習●人の可能性を奪わない考えと行動●「どんなに頑張ってもあかんねや」●PTA同和問題学習会●ふるさとのこと●父のこと●私のこと●就職差別●結婚差別●きちんと知ること●人間の強さを信じて●これからの歴史は私たちがつくる
メディアから考える「多様性」──新聞の伝え方、出来事にツッコもう!(石崎立矢)
●生涯の学びに「探究と対話」を●社会参画と子ども記者活動●「べき論」から脱しよう●「ほっとかない」と「相利型協力」●新聞・メディアに「ツッコむ」ワーク
同性婚に関する訴訟とLGBTQを取り巻く近時の状況(三輪晃義)
●1.自己紹介●2.多様な性のあり方●3.LGBTQを取り巻く日本の現状●4.LGBTQと法制度●5.経産省事件の最高裁判決について●6.同性カップルと婚姻●7.同性婚を巡る「結婚の自由をすべての人に」訴訟●8.まとめ
「持続可能な開発のための教育(ESD)」のあり方とその可能性──万人にとってのよりよい社会の実現をめざして(木村裕)
●自己紹介●本日のねらい●SDGsとは何か●ESDとは何か●ESDの要点●ESDの国際的な動向と日本の学校教育における位置づけ●教育を問い直すものとしてのESD●今後に向けて
心理学者ヴィゴツキーのユダヤ人としての苦悩と克服(伊藤美和子)
●1.なぜヴィゴツキーの学説は魅力的なのか●2.ヴィゴツキーの時代のユダヤ人政策●3.東欧のユダヤ社会とヴィゴツキー●4.ヴィゴツキーの苦悩と克服
家族分離・虐待を経験した子どもたちのその後──傷つきからの回復を支える社会のあり方とは (梅谷聡子)
●はじめに●問題意識●社会的養護の現状●児童養護施設で育つ子どもの不利・困難●困難を経験した子ども・若者のレジリエンス●児童養護施設を退所した若者のレジリエンスを促したもの●施設職員が捉える子どもの自立と自立支援●アフターケアを担う相談員が必要と考える入所中のケア●まとめ
ユネスコが教えてくれた!
「多様性」「感受性」「人間性」「国際性」「社会性」「関係性」「自主性」「共感性」「創造性」「危険性」「革新性」……
「性」教育って、人間の生きる力教育だったんだ!
「人権」「安全」「健康」「ジェンダー」「LGBTQ+」……生きる上で知っておきたい大事なすべてを全部まとめて、
科学的に学ぶ、ユネスコの包括的性教育を、5〜18歳の学習年齢にあわせて、わかりやすい本にしました。
学校では教えてもらえない、国際基準の性教育で、子どもの安全、人間関係、「断る力」「断られる勇気」など大事なことが学べます。
国際化の進む社会で必要な「国際」性が身につく「世界基準」の性教育……をのぞいてみませんか?
説明しづらいことを科学的ファクトにもとづき、説明する「子どもパート」と、子どもとの向きあい方が見えてくる大人パート。2パートで、親子で、たくさん話すチャンスがいっぱい。
「自分のこと」「からだのこと」「他の人のこと」……、さまざまな科学や統計から、起こりえる「リスク」を避ける知識が得られます。
5歳・8歳・12歳・15歳の4段階で学習することが具体的にわかる5-18歳までのユネスコ包括的性教育。
「ユネスコ国際セクシャリティ教育ガイダンス」の翻訳者のひとりである田代美江子先生が、日本の社会に合わせてポイントを監修。
◆構成
まんがによるイントロダクション/年齢別になに学ぶ?/みんな悩んでる 年齢別Q&A/キーワードコラムでもっとわかる性教育
本年(2024年)開催される、NIE全国大会京都大会に先立ち、メディア研究者や教員たちで作る、日本NIE学会がとりまとめた。全11章で構成。各章で教員や研究者が、新聞や新聞の編集手法を生かした実践とその効果や課題、研究成果の執筆や、それに続いての別の研究者や現役の新聞社員らがそれぞれ論評し、新たな実践や工夫を提案している。探究学習のヒントを見つけるにふさわしい一冊です。
国連「家族農業の10年」とSDGsを手がかりに持続可能な食と農を学ぶシリーズ。第3巻は、社会の視点から考える家族農業の重要性。
先を見通すことが難しい時代に、これまでにない問題に直面する子どもと教師。
多文化共生社会における多様性を尊重する教育相談とはーー新しい教育政策の動向をふまえた初学者向け入門書。教職課程コアカリキュラムに対応した章立てで構成。章末ワークで理解を深める。
●著者紹介
大家まゆみ(おおいえ・まゆみ)
東京女子大学教授
稲垣 勉(いながき・つとむ)
京都外国語大学准教授
発足当時から社会科教育の役割は変わった。世界的な現代的課題をふまえ,持続可能な社会を構築する能力をどう育成するか? Well-beingをキーワードに新たな社会科教育の構築をめざす28の実践例。
地球環境リスクという新たなリスクにより既存の経営管理体系の見直しが必須に! リスクと機会を見極め、どのように整理・対応すべきかを解説。自然資本経営の実践法を指南。