近年の特別支援教育では、言語やコミュニケーション発達の支援にニーズのある子どもに対して、彼らへのアセスメント結果により、発達障害の指導を受ける通級指導教室や特別支援教室(巡回指導)・特別支援学級(自閉症・情緒障害)と、言語障害通級指導教室(ことばときこえの教室など)に指導の場を分けている。しかし、多くの児童は実際には様々な状態を併せ持っている。例えば、ことばときこえの教室に通っている多くの児童には発達障害との併存もみられ、支援のニーズがあることもわかっている。さらに、場面緘黙については支援の場が限られている。
本書では、まず著者の専門である言語障害を軸に、各障害が示す特徴を解説し、発達障害との併存の実態についても説明し、適切な支援方法について紹介する。
また後半以降では、現状の特別支援教育においては障害別に支援の場が分かれているが、実際の児童は複数のニーズを呈しており、指導が同時進行で行われる必要性があることや、その場合、児童が適切な指導を受けられる制度とはどのようなものであるのかについて解説する。最後に、特別支援教育の世界を長年牽引してきた本分野の第一人者である柘植雅義氏との対談内容を記載し、特別支援教育が目指す方向性についても提言を行う。
目次より
はじめに
第1章 一般的な言語発達
1 発音
2 流暢性
3 語彙と文法
4 ナラティブ
5 健診でのことばの相談
第2章 ことばの教室での支援
1 ことばの教室とは
2 構音障害
3 吃音
4 言語発達の遅れ
5 語用の遅れ
6 音声障害
7 脳の多様性を生かした支援とは
第3章 言語発達の問題と指導事
1 知的障害
2 境界性知能
3 学習障害(LD)
4 自閉スペクトラム症(ASD)
5 注意欠如・多動症(ADHD)
6 言語発達が遅れた子どもを対象とした指導方法
第4章 言語障害と他の障害の併存について
1 構音障害
2 吃音
3 言語発達の遅れ
4 クラタリングの可能性を疑う
第5章 場面緘黙とは
1 基礎的な知識
2 指導介入方法
3 指導介入する際の留意点
4 適切な支援の場とは
第6章 複数の障害を重複する児童への指導
1 支援の優先順位
2 発話・言語能力包括アセスメント法開発の背景
3 ことばの教室での障害の重複
4 吃音とASDのあるケンジくんの事例
5 ことばの教室への入級をめぐって
第7章 言語障害通級指導教室の今後の在り方を探って
1 柘植雅義先生との対談
2 言語障害のある児童への指導・支援の未来:対談を終えて
おわりに
「所さんの目がテン!」(日本テレビ系)の長期実験企画・かがくの里が10周年を迎えたことを記念した公式ブックが登場!
2014年、里山再生と人と自然とのつながりを取り戻すことを目指して始まった、かがくの里。今では、フクロウやムササビ、カエル、ミツバチなどをはじめ、多種多様な生き物がいて、さまざまな作物も収穫されています。
今回の本は、かがくの里ではぐくまれてきた動物と昆虫、作物、そして人と、さまざまな生き物のつながりを、昆虫写真家・Tokyo Bug Boysの魅力的な写真とともに、番組に登場する先生たちが解説。
「楽しみながら無欲で続けてきた。それが良かったんじゃないかな」という所ジョージさん、「小さな生き物にワクワクした、小さなころの自分の気持ちを大事にしてほしい」という養老孟司さん、現在進行中の「母屋プロジェクト」への想いを語った隈研吾さんなど、出演陣のインタビューとともに、“生物多様性”という、ちょっと難しい、でもとても大切なテーマについて、子どもたちも興味を持って考えられるような一冊となっています。
●ラインナップ
・かがくの里へようこそ!
1章 裏山の生き物のつながり
・里山の林の働きを知ろう!
・ほったらかしの林は生き物がすみにくい!?
・裏山の植物と生き物のかかわり
・こんなところにも「つながり」発見! 裏山編
・木の穴(樹洞)は、どうしてできる!?
・巣箱にやってきた生き物たち
・フクロウの巣立ちを見守れ!
2章 ニホンミツバチとのつながり
・「かがくの里」のニホンミツバチはどんな花にやってくるのかな?
・ニホンミツバチのおかげで、たくさんの果物が実った!
・「かがくの里」のニホンミツバチを観察しよう!
・ニホンミツバチ事件簿!
3章 田んぼのつながり
・イネの1年と、そのまわりの生き物を観察しよう!
・田んぼでは水と陸の生き物が「つながる」よ!
・田んぼは、最初は湿地だった!
・海と川を「つなぐ」ウナギを育てる
4章 畑のつながり
・畑にも、いろんな生き物がくるよ
・たくさんの野菜が実ったよ!
・昆虫が越冬したり、産卵したりインセクトホテルへようこそ!
・「かがくの里」で見られる野原の植物たち!
5章 人と自然のつながり
・自然の恵をいただきます!
・調味料や漬物づくりも「つながり」を利用している!?
・裏山には、くらしに役立つ木が生えている!
・地元の素材を使って「かがくの里」にぴったりの母屋を建てよう!
●コラム
・生物多様性ってなんだろう?
・力を合わせて守ろう!「生物多様性」
・生物多様性の保全
・湿地と似た環境、田んぼの大切さを知ろう
・挑戦!スマホで生き物撮影!
●インタビュー
所ジョージさん、養老孟司さん、隈研吾さん
(内容は変更になる場合がございます)
生物の多様性とは何を意味し、なぜ必要とされるのか? 人類はこれから生物とどのように向き合ってゆくべきなのか? 100余点の地図やグラフィックデータを用い、現状と課題、これから迎える世界を多角的に分析・解説する。
約70年ぶりに公用文作成の手引が新しくなったことを受け、現代日本語の多様な表記の実態に迫る論文集。句読点、括弧、LINEのスタンプ、仮名づかい、改行等、幅広いテーマを網羅し、データに基づいた分析で表記研究の新たな地平を切り拓く。日本語学の研究者のみならず、教育工学、自然言語処理の研究者など、幅広い読者層必携の一冊!
執筆者:井伊菜穂子、石黒圭、市江愛、岩崎拓也、落合哉人、柏野和佳子、胡佳芮、砂川有里子、田中啓行、本多由美子、三谷彩華、宮城信、横野光
まえがき
第 1 章 日本語力が向上すると段落はどう変わるか 石黒圭
第 2 章 接続詞の表記の実態と選択要因 井伊菜穂子
第 3 章 「ニアタッテ」は仮名で書くか、漢字で書くかー複合助詞における動詞の表記に注目して 本多由美子
第 4 章 日本語教育学分野における研究論文の要旨の表記の実態ー文字種比率と符号・記号の用いられ方 三谷彩華
第 5 章 小中学生のかぎ括弧の使い方 砂川有里子
第 6 章 子どもはいかに言葉を選ぶか? 宮城信
第 7 章 日本語教科書の形容詞並列文に読点は必要なのか 市江愛
第 8 章 大学生はローマ字入力の入力方式をどのように選んでいるのか 田中啓行
第 9 章 読みやすさに関わるテキストの非言語的要素の調査 横野光
第 10 章 「やさしい日本語」ガイドラインにおける表記方法の実態と課題 岩崎拓也
第 11 章 LINE においてスタンプはどのように用いられてきたか?若年層における 2010 年代の使用実態をめぐって 落合哉人
第 12 章 表記ゆれの実態と国語辞典の表記情報との比較 柏野和佳子
第 13 章 二重表記の歌詞における出現傾向とその時代的変化 胡佳芮
索引
執筆者紹介
あの人のこと、そして自分自身をみつめ直すきっかけがもらえるような短編シリーズ第二弾。
多様性をテーマにした主人公にとって「すき」「きらい」「なんでもない」人たちとの物語が収録されています。
それぞれの思いから描くアンソロジー。
君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー〈第2期〉(全3)
すきなあの人 神戸遥真・作/令丈ヒロ子・作/少年アヤ・作/こまつあやこ・作/いつか・絵
きらいなあの人 工藤純子・作/蓼内明子・作/花里真希・作/黒川裕子・作/いつか・絵
なんでもないあの人 濱野京子・作/林 けんじろう・作/椰月美智子・作/昼田弥子・作/いつか・絵
「働き方改革」「ダイバーシティ経営」が求められるなか、性別・年齢・学歴・国籍・宗教・価値観・LGBTQ+・障がい者ーあらゆる「違い」を職場で活かす方法がわかる1冊
「多様性って、そもそも何のこと?」
「どうして職場で必要なの?」
「うちの会社みたいに余裕がない小さなところでも、関係あるの?」
「多様な人が増えたら、職場が混乱しない?」
「多様性を進めると、結局どうなるの?」
あなたは、こんな風に感じたことはありませんか?
もしくは、以前と変わった常識に戸惑いを感じたり、あるいは大きな声で言えない本音を心のうちに隠したりしていないでしょうか。
多様性(ダイバーシティ)がもたらすメリットは、企業や組織が中長期的に成長し続けること、さらには関わる一人ひとりのスキルアップにつながることでもあります。
この本は、そんな可能性をしっかりとつかむために女性活躍推進にとどまらず、企業の成長に欠かせない様々な要素ーージェンダー平等(女性活躍、男女の育児・介護と仕事の両立)、LGBTQ+の理解と支援、障がい者、シニア社員、さらには外国人材や経験者の活躍ーーまで、特に職場や組織で必要とされるテーマを体系的にカバーし、「具体的にどう取り組めばよいのか」を一つひとつ解説しています。
本書を通じて、多様性推進がなぜ企業や組織の中長期的な成長に必要なのかを実感していただけるでしょう。特に企業・組織・職場・チームを活性化したい方やダイバーシティ推進を新たに任された担当者の方にも、どのように具体的な取り組みを進めていくべきかがわかり、今日から実践できるノウハウやToDoが詰まっています。実際の職場における多様性導入や多様性活用のエピソードも交えながら、リアルな現場感覚でお届けする内容は、きっとあなたにも役立つはずです。
「多様性」は今ある課題を解決する可能性に満ち溢れています。そして、取り組むこと自体がとても楽しい活動です。
さあ、一緒に「多様性」をチャンスとしてとらえ、新しい未来を切り拓いていきましょう!
1890年代から1910年代、アメリカでは革新主義が潮流となるなか、「よい市民」の形成が試みられていた。子どもひとりひとりを尊重する進歩主義教育が台頭しつつも、一つの国家としての統一が目指されていた時代。「よい市民」形成という壮大な市民性教育の実験は、学校が社会と結びつき、その役割を変容させていきながら行われた。本書では遊び場運動、社会センターとしての学校、コミュニティ・センター運動、国旗掲揚の儀式、帰化プロジェクトの授業などをとりあげ、それらを主導したジョセフ・リー、クラレンス・A.ペリー、ジョン・デューイらの思想とともに、「よい市民」の理念と実態を考察する。対照的な「多様性の尊重」と「愛国心の教育」はどのように結びつき、実践されたのか。著者二人の約20年にわたる共同研究の集大成。
序 章 アメリカ革新主義期における「よい市民」形成の思想と実態
第1部 「よい市民」とはなにかーー思想・理念の解明
第1章 ジョセフ・リーにおける慈善とリクリエーションの思想
--アメリカ遊び場協会での仕事を中心に
第2章 ジョセフ・リーにおける「よい市民」形成の論理
第3章 デューイにおける「よい市民」の理念
--読解「教育の根底にある倫理的原理」(1897)
第4章 デューイにおける「よい市民」の探求
--「よさの多様性」
第2部 学校は「よい市民」を形成する場となりうるか
--学校になにを期待するか
第5章 アメリカにおける遊び場運動の起源と展開
--子ども救済からリクリエーションへ
第6章 社会センターとしての学校の実験と挫折
--校舎開放からコミュニティ・センターへ
第7章 デューイの社会センターとしての学校における市民形成
--福祉=幸福(welfare)概念に注目して
第8章 社会センターとしての学校における市民性教育の実際
--ニューヨーク市におけるゲーリー・プランの実験
第3部 愛国心・忠誠心の教育が「よい市民」の形成になるか
-- コミュニティ・儀式・授業
第9章 学校によるコミュニティ形成と国民形成
--コミュニティ・センターから近隣住区論へ
第10章 アメリカの公立学校における国旗掲揚運動の起源と機能転換
--統合から排除へ
第11章 市民性プロジェクトの授業とアメリカ化
--帰化プロジェクトの実際
第12章 帰化プロジェクトにおける忠誠心の教育と課題
終 章 「よい市民」形成の実態と論理
「多様な性のあり方」について、小中学生が自分たちのこととして、みんなで一緒に学ぶことができます。調査データ・最新事例・マンガ・ワークシートなど、学びを深めるたくさんのヒントが提供されており、誰にとってもLGBTQ+について知り、考え、行動するために役立ちます。第4巻では、「世界と日本の歴史とLGBTQ+」を学び、多様性のある社会のためにできることを紹介します。
新自由主義が浸透する現在の社会において,財政の民主主義的コントロール,すなわち財政民主主義は実感されていないのが現状である。そのようななか,財政民主主義を実質化するにはどうしたらよいか。その潜在的可能性を民主主義先進国スイスの事例から探る。
第1章 財政民主主義と財政学の諸学派──新自由主義をめぐる議論をふまえて
第2章 財政民主主義の多面化──既存の理解への批判
第3章 なぜスイスを研究対象とするのか──制度的独自性・国際比較・新自由主義
第4章 「客観的」評価と政治的評価──スイスの労働政策の自治
第5章 直接民主主義の暴走と抑制──スイスの「逆進」所得税の分析を通じて
第6章 多様な地域はいかに合意可能か──スイスの政府間財政調整制度改革(NFA)をめぐる意思決定過程
第7章 新自由主義とポピュリズムの時代──スイスの年金改革と「イシューの分割」
終 章 来たるべき財政民主主義に向けて──学術的課題と社会実装における課題
ヒトの性の多様性があるのはなぜか?ということについて自然科学の観点から解説した数少ない本。胎児の発生過程で起こる脳の性分化を核心にして解説されている。性の多様性に関する社会科学的なアプローチともあわせ、セクシュアルマイノリティへの差別がなくなることを願って執筆された。目次 第1 章 ちょっとはじめに身体のことを考えてみましょう 第2 章 動物の性と生殖 第3 章 性転換する魚類たち(コラム1 まだまだあるおもしろい魚の仲間たち) 第4 章 哺乳類の脳の性(コラム2 ジェンダーという言葉の意味 コラム3 性自認と性的指向の定義)第5 章 性のレベル(コラム4 医学が進んで小林の身体に卵巣と子宮を移植したら子どもが産めるのか? コラム5 ブレンダと呼ばれた少年)第6章 身体の性のパーツ,脳の性のパーツの組み合わせにより性の多様性ができる(コラム6 LGBT とDSDs コラム7 トランスジェンダー,ニューハーフの語源 コラム8 性の多様性に関するいくつかの表現)第7 章 同性愛,トランスジェンダーは病気ではない(コラム9 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その1 コラム10 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その2)第8 章 生物の特徴と生物学の考え方(コラム11 生物学者の仕事)第9 章 ヒトの性の多様性の起因 第10 章 脳の性差と傾向 第11 章 セクシュアルマイノリティと社会(コラム12 昔 話) 第12章 ヒ トの性,セクシュアルマイノリティに関する本 第13 章 誰がどこでLGBTQ +について教えるの?
第1 章 ちょっとはじめに身体のことを考えてみましょう 第2 章 動物の性と生殖 第3 章 性転換する魚類たち(コラム1 まだまだあるおもしろい魚の仲間たち) 第4 章 哺乳類の脳の性(コラム2 ジェンダーという言葉の意味 コラム3 性自認と性的指向の定義)第5 章 性のレベル(コラム4 医学が進んで小林の身体に卵巣と子宮を移植したら子どもが産めるのか? コラム5 ブレンダと呼ばれた少年)第6章 身体の性のパーツ,脳の性のパーツの組み合わせにより性の多様性ができる(コラム6 LGBT とDSDs コラム7 トランスジェンダー,ニューハーフの語源 コラム8 性の多様性に関するいくつかの表現)第7 章 同性愛,トランスジェンダーは病気ではない(コラム9 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その1 コラム10 ブルーボーイ事件から性適合手術の夜明けへ その2)第8 章 生物の特徴と生物学の考え方(コラム11 生物学者の仕事)第9 章 ヒトの性の多様性の起因 第10 章 脳の性差と傾向 第11 章 セクシュアルマイノリティと社会(コラム12 昔 話) 第12章 ヒ トの性,セクシュアルマイノリティに関する本 第13 章 誰がどこでLGBTQ +について教えるの?
技術の急速な進化に伴い変化する情報流通環境ーー。その法制度はどうあるべきか? 「媒介者」の役割とは?
海賊版サイトやAIをめぐる著作権法上の諸問題、コンテンツモデレーション規制等々の問題については、法整備が進む一方で訴訟提起も次々行われており、プロバイダやプラットフォーム事業者(「媒介者」)がどのような義務を負い、どのような責任を問われるのか、国内外で活発に議論されています。
本書では、生成AIを含む様々な「媒介者」に特に焦点を当て、これらの近時の動向と今後の情報流通環境における法制度を考察します。
日本の著作権法を中心としつつ、比較法や実証研究、さらには憲法・民事訴訟法等の他の法分野も含め、あらゆる論点について総合的検討を行った論文集。
第1部 著作権法と媒介者をめぐる基本的視座
第1章 変革期にある情報環境と著作権法制ーー本書の概要と見取り図 金子敏哉
第2章 「媒介者」論の意義 酒井麻千子
第3章 著作権制度変更に関する実証研究のレビュー 新井泰弘 = 山内勇
第4章 著作権法の萎縮効果 田中辰雄
第2部 著作権侵害と媒介者の法的責任
第5章 著作権法における侵害者と「媒介者」 上野達弘
第6章 著作権侵害の幇助と背後者の損害賠償責任 高野慧太
第7章 アクセス・プロバイダーの著作権間接侵害に関する米国の最新状況ーーSME v. Cox 事件を題材に 奥邨弘司
第8章 著作物流通の媒介者に対する刑事罰の適用状況 谷川和幸
第3部 情報流通に係る主体の多様性と媒介者による利害調整
第9章 著作権侵害コンテンツの差止めおよびモデレーションと事前抑制の法理 成原慧
第10章 EUにおける著作権コンテンツモデレーション規制と基本権の保障に関する考察ーーデジタル立憲主義の観点から 比良友佳理
第11章 サイトブロッキングをめぐる法的課題の再検討 今村哲也
第12章 プラットフォーム事業者に対する知的財産権侵害の申告と不正競争行為該当性 渕麻依子
第13章 発信者情報開示手続における発信者の手続保障ーー令和3 年のプロバイダ責任制限法改正での検討と民事訴訟法における当事者識別情報秘匿制度新設を受けて 佐瀬裕史
第14章 特定デジタルプラットフォームの透明性及び公正性の向上に関する法律の現状と課題ーーEUのDSA・DMAとの比較 寺田麻佑
第15章 プラットフォームの責任ある行動義務ーーカナダと日本の違法・有害情報法制の比較 丸橋透
第4部 AI時代の著作権法制と情報流通のあり方
第16章 「メディア」としての生成AI 小島立
第17章 AI生成物と著作物の識別困難性 栗田昌裕
第18章 AI事業者の媒介者責任におけるフェアユース法理の展開と著作権法の変容 潮海久雄
第19章 生成AIの生成・利用による著作権侵害責任の所在 前田健
第20章 大規模言語モデル(LLM)時代におけると情報法制の課題と新たな制度構想ーー憲法・著作権法・政策論からの考察 木下昌彦
大聖堂、装飾写本、シェイクスピア、庭園、エレガンス、博物学、ディケンズ、ゴシック・リバイバル、ラファエル前派、探偵小説、ビートルズー。美術、建築、文学、科学などあらゆるジャンルを横断!中世から20世紀までの流れがわかる決定版!
初版刊行以降、在留外国人の増加、新型コロナウイルスの影響、戦争や災害による避難民の受け入れ、ジェンダーや性的マイノリティへの関心の高まりなど、日本社会を取り巻く状況は大きく変化してきた。これらの変化を受け、本書は「多文化共生」の最新の課題に対し各章の更新・追加をおこなった第2版となる。
学校・地域・職場・医療・法律・家族・言語・ジェンダーなどの領域から、現場で実践を重ねる専門家が事例をもとに分析し、社会的な不平等や偏見にどう向き合うか、支援のあり方を模索する。マイノリティを一括りにしない複合的な視座や、グローバル社会における多文化主義の現状にも目を向けた、多文化共生を理解し実践するための必読のテキストである。
社会の変化に伴い、子どもたちの間にも多様性が広がる中、教師には個々の子どもや問題に丁寧にかかわり合い、対応していく力、すなわち「学校臨床力」が求められている。本書は、この学校臨床力を磨くための入門テキスト。従来の生徒指導や教育相談、特別支援教育をベースにしつつも、それらを超えていくための新たな視点や実践に役立つ知見を包括的かつコンパクトに提供する。教育関係の記述を中心にリニューアルした改訂版。
【目次】
序論 学校臨床力とは
1章 学校臨床力1:厳格性と受容性のバランス
2章 学校臨床力2:臨床的な見方・考え方
3章 学校臨床力3:経験を育むということ
〈Column1〉寄り道のススメ
第1部 児童生徒理解を深める
4章 現代社会を生きる子ども
5章 子どもの発達
6章 子どもの対人関係世界
7章 子どもと家庭
8章 子どもと学校
〈Column2〉遊びは大切か
第2部 児童生徒の成長を促す
9章 学習指導と生徒指導
10章 道徳、総合的な学習の時間と集団づくり
11章 特別活動と生徒指導
12章 キャリア教育の必要性
13章 基礎的・汎用的能力
14章 学校ごとのキャリア教育
〈Column3〉「自己肯定感」は学校教育で獲得できるものなのか?
第3部 児童生徒の個性に応じた支援
15章 自己の発達
16章 自尊感情・自己肯定感、自己有用感、自己効力感
17章 発達障害の理解
18章 自閉スペクトラム症
19章 学習障害(限局性学習症)
20章 ADHD
21章 特別支援教育とは
22章 特別支援教育体制
〈Column4〉教師のペルソナ
第4部 児童生徒を取り巻く「問題」をとらえる
23章 問題をアセスメントする
〈問題の具体例〉
24章 インターネット問題
25章 いじめ
26章 不登校
27章 暴力行為・少年非行
28章 被虐待
29章 心身の不調
30章 場面緘黙
31章 性的マイノリティ
〈Column5〉子どもの成長と心の痛み
第5部 「問題」に取り組む
〈生徒指導の進め方〉
32章 生徒指導における“私”と“公”
33章 生徒指導の重層的支援構造
34章 教師の厳しさ
35章 教師と児童生徒の関係性
36章 懲戒と体罰
〈教育相談の進め方〉
37章 教師モードとカウンセラーモード
38章 カウンセリング・心理療法の種類と技法
39章 意識と無意識
40章 心の働き:防衛機制
41章 保護者との連携・対応
42章 ケース会議の進め方
43章 チーム支援
44章 スクールカウンセラーの活用
45章 学校外の機関との連携
〈Column6〉教育の「胡散臭さ」を自覚する
第6部 教員としてどのように力を身につけていくか
46章 子どもとかかわる力
47章 保護者とかかわる力
48章 同僚とかかわる力
49章 社会とかかわる力
50章 学び続ける態度
51章 共感的理解とスーパーヴィジョン
52章 学校臨床力向上のための教師のトレーニング
文献
索引
あとがき
あなたの元にやってきた木彫り熊は、どこから来たのか?
木彫り熊概論、開講します!
1970年代には「現在道内で生産される木彫り熊は、年間約250万個、ザット15億円」とも伝えられ、北海道の一大土産品産業になった、木彫り熊。
本書は、北海道木彫り熊が歩んできた歴史を振り返り、土産店、職人・作家、有志の研究会、展覧会を企画した博物館や大学など、木彫り熊に携わる人々の多彩な活動と現場の声から、木彫り熊をあらたに捉え直し、その魅力と私たちとの関係とを明らかにします。
さらに研究としての木彫り熊の裾野を広げるため、絵画的な方法で表現されたクマ・ヒグマの事例より、美術・文化の方面からクマについて考えていきます。また、ミュージアム・コレクションとしての木彫り熊の可能性にも注目します。博物館はどのように私たちの生活にありふれた資料を収集・保存し、展示しているのか。資料としての位置づけや在り方、コレクション形成のプロセスの事例をもとに、木彫り熊のこれからを探ります。
カラーで「木彫り熊基礎知識」を掲載するほか、図版・資料も多数掲載。付録として「木彫り熊関連年表」も完備。
執筆・インタビューは、田村実咲、武永真、山崎幸治、青沼千鶴、増子博子、是恒さくら、今村信隆、寺農織苑、尾崎織女、阿部麟太郎、(有)トミヤ澤田商店、遊木民。
【当時の暮らしや出来事を知る当事者が少なくなるなか、聞き取りと情報共有、技術伝承は喫緊の課題といえます。木彫り熊の歴史が再評価され、新たな価値への注目が高まる今こそ、少しでも多くの現場や当事者の記憶と証言を集め、後世へつないでいくことが、本書の役割であると考えています。】…田村実咲「はじめに」より
つながろう、たたかう世界の先住民!
国際シンポジウム2023「先住権としての川でサケを獲る権利」報告集
世界の先住民が集い、語り合った─自らの海と森と川とのつながりを、紡がれてきた物語を…
アメリカのサーモンピープルとの交流で先住権について学んだラポロアイヌネイションは、その後、地元の浦幌十勝川でのサケの捕獲権を認めるよう国に訴えてきました。
そして2023年5月、そのラポロの地、北海道は十勝平野の南側の小さな町浦幌町で国際シンポジウム・先住民の集いを開催。台湾・オーストラリア・アメリカ・カナダ・フィンランドからの参加者たちは、自らの知識や経験を語り、共有し、共に闘う仲間を世界中に見つけたのです。
「このシンポジウムはラポロの人々やアイヌ民族が先住権としての漁業権について国際的な状況を把握するために企画し、それに各地の先住民族が答える形で成立させた真に先住民族が主催したシンポジウムであった。」(「あとがき」より 北大GSI代表 加藤博文)
[主な内容]
・ゲスト講演8本(日本語・英語・一部中国語)/車座トーク
・日本外国特派員協会による記者会見(日本語・英語)
・2023ラポロ宣言(日本語・英語・中国語) ほか
地球環境リスクという新たなリスクにより既存の経営管理体系の見直しが必須に! リスクと機会を見極め、どのように整理・対応すべきかを解説。自然資本経営の実践法を指南。
やさしくわかる41のヒントで一人ひとりが輝く教室へ。