広島の人はお好み焼が大すき。でも、広島のお好み焼は日本人の多くが知っているお好み焼とは少しちがう。このふしぎな食べものが広島で生まれたのは、なぜなのか?謎を解くカギは、一九四五年八月に襲ってきた原子爆弾にあった。
日本映画全盛期の一九五〇年代から六〇年代、稀代の役者と称され一世を風靡した市川雷蔵。六九年三七歳という若さで肝臓ガンのためにこの世を去るまで、「眠狂四郎」「若親分」「陸軍中野学校」などのシリーズや、三島由紀夫原作の「金閣寺」を映画化した「炎上」など数多くの文芸作品にも出演した。今なおファンに惜しまれ、高い評価を得ている。その雷蔵の生き方に激しく迫る評伝小説。
利き酒名人が全国から選んだ「極上216銘柄(170蔵)」。好みのタイプが飲める店・買える店リスト付。
障子に写る着物姿の女。待ちに待った女との交情は、男を桃源郷に誘い性の極致に二人を導いて…。幻の地下文学、今甦る。
作家サクラバカズキは、本と一緒にお風呂に入る。毎日毎日本を読みつつ、ラスベガスへ、アイルランドへ、そして鳥取へ、稀代の読書魔は世界をめぐる!そして突然の結婚に至るまで。『私の男』『赤朽葉家の伝説』『製鉄天使』の桜庭一樹が縦横無尽に読んで過ごした一年間。
世論は操作されている?男女同等と男女平等の違いとは?常識を打ち破る、もう一つの日本人論を語ろう。
どんどん本を読み、どんどん小説を書くのだー忙しくなればなるほど、サクラバカズキは本に没頭していく。鳥取へ、ラスベガスへ、アイルランドへと世界中を駆け巡り、さらには引越しや電撃入籍などの一大事をくぐり抜けながら読書をして、感じたこと、考えたこと…。読書魔の本領発揮!好評ウェブ連載の文庫化第三弾。
24歳の誕生日に突然、花嫁修業としてお茶とお花を習うよう母から命じられた織江。しぶしぶお稽古先に向かうと、そこには想定外のイケメンが。この人が先生!?と驚く織江を、さらにビックリなことがおそう。なんとその先生が、結婚前提の付き合いを迫ってきたのだ。-平凡な私に、まさか一目惚れだなんて!?和の空間の中、奥手な織江のドキドキお稽古生活が始まった!イジワル師範とほんわかOLのお茶室ラブストーリー!
甘いスイーツが大好きな優は旅先のローマのケーキショップで、真剣にケーキを選び抜く高貴で端正な男性と出会う。意気投合した二人だけど、彼は誰かに追われている様子。彼の正体はなんとアスクリンド王国の王子で…!ショックを受ける優を王子は「黙っていてすまない。だが、君のことが頭から離れない」と熱烈に抱き締めて…
あなたたちと同じものじゃイヤ。深くて美しい母好みの献立。娘にも嫁にも。
あなたの音楽の好みは,私の音楽の好みと同じく?偽りのないものである.(本文より)
数々の名作を手掛けた音楽プロデューサーから認知神経科学者に転身したスーザン・ロジャースは,音楽の七つの要素(本物らしさ,リアリズム,斬新さ,メロディー,歌詞,リズム,音色)に基づく「リスナー特性」によって,好きな曲で心が動かされる理由を明らかにする.この,リスナー特性を探ることで,音楽とのつながりが深まり,自分の個性も見えてくるという.科学に裏打ちされた洞察を折り込み,あらゆるジャンルの音楽に光を当て,レコード制作の舞台裏やプロデュース術も紹介する本書を読めば,音楽の聴き方が大きく変わる!
序曲(オーバーチュア)
第1章 本物らしさーー表現の聴こえ方
第2章 リアリズムーー音楽の見た目
第3章 斬新さーーリスクの聴こえ方
第4章 メロディーーー音楽の感覚
第5章 歌詞ーーアイデンティティーの聴こえ方
第6章 リズムーー音楽の動き方
第7章 音色ーー音楽が呼び覚ますもの
第8章 形式と役割ーー音楽プロデューサーにとっての聴こえ方
第9章 一耳惚れーーあなた自身を表す音楽
終結部(コーダ)
30人の木工作家が考えた約350作品を収録。作家それぞれのモノづくりの考え方も紹介。