漢字が足りない!?パソコン、ワープロで打ち出せない文字がある。漢字文化圏に訪れた危機。
世界の海がこんなにも厳しく、そして素敵なものだったとは…。小さな手作りヨットで回った世界一周の旅を、美しいカラー写真と迫真の筆致で描く、痛快無比の航海記。
高齢者や障害者を介護する現場において、ともすれば使われがちな専門職の方々による不適切な言葉から(禁句)の事例を挙げ、禁句の意味を考えます。利用者を支え、癒し、共にわかり合える、利用者との信頼関係をつくる、禁句にかわる適切な言葉かけ(名句)の例を紹介。
19世紀日本の各地で澎湃として起こった歴史的遺蹟の発掘や考証、記念碑建立の活発な動きを検討することによって、近代の史蹟空間を作り上げた歴史的想像力と文化構造の特質を明らかにした労作。
本書は保育の現場で保育の方法を考えたり、援助の在り方を見直したり、保育の計画として「保育計画」や「指導計画」の結びつきや立案、それらの記入に際して悩むことが多いという保育者からの声に応えようとして、日本保育協会刊行の『保育界』の中にあるシリーズ「ほいくの基本とは」に1992年10月号〜98年4月号まで掲載してある文章をまとめたものです。保育の方法から保育の計画、また障害児の保育を含めて具体的な事例を中心にまとめてあります。さらに毎日の保育が終わった時に「何を大切に記録したらよいか」といった評価、反省についても記述しています。
中年の「私」は、ひょんなことから、避暑地の一軒家で友人の娘(22歳)と二人だけで過すことになる。蒲団を並べて寝入った夜半、目覚めた「私」は春情を催し、娘を抱きしめる。拒まず身をまかせた娘は、性愛の快美にからだをふるわせる…。性の扉を開かれ、火をつけられた娘と「私」の関係は、一夜の夢に終わることなく、二夜、三夜とつづいてゆく。他に、「女百態」を収める。
敗戦後の象牙の塔で著者はいかにしてプリンシプルと理を貫いたか。
150円から買えるおみやげ!!英国版マツキヨのかっこいい医療品、動物園のかわいくない石けん、ロンドン地下鉄オリジナルものetc.もちろん現地のMAP&お店ガイド付。
女悪漢(ピカラ)と感傷家(センチメンタリズム)。ロシアの百科全書派チュルコフ、夭折の詩人スシコフから18世紀の文豪カラムジンまでー知られざる文学の鉱脈を探る初の試み。
アトピー性皮膚炎発症のメカニズムはかなり解明されてきたものの、現代医学ではなかなか根本治癒ができない。それはアトピーの症状を「病気」と捉えるからである。この考え方を改め、自然治癒力を重視する治療を行なうことによって、アトピーは治すことができる。本書は甲田療法の考え方と家庭でできるアトピー克服の三原則を具体的に解説し、めざましい成果を収めた健康合宿の記録を紹介する。
本書は、十九世紀ロシア正教会の司祭が自ら筆をとり、当時の農村における聖職者の貧窮、家庭生活の不幸、精神的堕落、神学校や教会内部での賄賂のやりとり、聖職売買、聖職者や農民らの飲酒の習慣、高位聖職者たちの飽くなき権力欲と物欲、神学校の実態などを生々しく描きだしたきわめて珍しい記録である。
シルヴィア救出を果たしたグインたちは、キタイを脱出しノスフェラスへと足を踏み入れた。そこでグインを待っていたのは、蜃気楼の娘という、さまよえる古代の亡霊だった。その怨念に捕らえられたグインが目にしたもの、それは隆盛をきわめた在りし日の古代帝国カナンの姿だった。やがて恐るべき破壊が、日々の暮らしの営まれるカナンの都に突如襲いかかった…謎につつまれたカナン帝国滅亡の真相が、いま明かされる。
今世紀最高の感性の歴史家、「社会史」への挑戦状。