異世界に転生していることに気付いた7歳の時から、完璧な次期王妃となるべくひたすら努力してきたシレンディア。真実の愛とやらに目覚めた王子に婚約解消されてしまうが、これ幸いとばかりに、慰謝料で留学を決意する。絶世の美女だが色気は皆無、フラグは無視するか叩き折る、好きな言葉は平穏無事ー。「6つ名」持ちの最強令嬢が「セイラン・リゼル」を名乗って、好きなことだけして生活するお話、はじまりはじまり。
「気学」を用いて『ビジネス』で成功する方法を、豊富な“事例”と“図解”で教えます!本書は、「本命星」「傾斜」「同会」などの自分の強みを活かす気学活用法、簡単にできる「日盤吉方」「恵方参り」から「仮吉方」「吉方位への引越し」のような大掛かりな活用法まで、必要な内容を取捨選択してまとめました。気学や易経を自身でも活用し、多数のビジネス事例を持つ著者だからこそ解説できる一冊!
公儀転覆の陰謀を破り、作事方の不正を暴いた手柄もある。だが、なぜか狭い徒目付組屋敷へ引越しを強いられた金欠旗本の内藤三左。とはいえ、老中首座の松平定信の命とあらば泣くにも泣けぬ。肩を落としていたある日、三左は見知らぬ老侍に声をかけられた。「この屋の新しき住人かな」と。応と返事をしたその転瞬、神速の白刃が襲ってきた!どうも徒目付に絡む一閃らしい。つい最近、徒目付同士の斬り合いがあったばかりなのだ。殺気立つ老侍の剣に三左は活路を見出せるか?そして、徒目付を巡る因縁なのか、さらなる遣い手が三左を狙う。一髪千鈞の第三弾!
陽子さんと正彦くんの当人同士の結婚の意志は固いものの、実際の結婚への道は限りなくけわしく、遠い。1月に2人だけの婚約、3月の正彦くんが原家(陽子さんの家)を訪問、5月に陽子さんが大島家(正彦くん家)を訪問、そして11月にやっと正式な婚約。これだけでほとんど1年。やっと式場捜し、新居選びが始まったが、マンションの1階に住むかどうかの話が関東ローム層の話になり、あげくのはてに結婚してもいないのに離婚するとかなってしまって…。結婚している人、これから結婚する人、また予定もない人、すべての青少年に贈る、新井素子の実録風体験的小説。オリジナル文庫。