同性の同僚への恋心を抱く、辻先生が出した答えは!?
「同性との恋愛に踏み出せない?」「トランスジェンダーは多様?」「避妊に協力しないのはDV?」etc.
変化のための一歩を! これからの時代のための楽しい性教育!
まるまる2話分描き下ろし!
そして、辻先生と中沢先生のスペシャルイベントをコミックス完全描き下ろし!
自律的に生きる「個」を育てるデンマークの多様性教育の実態に迫る!昨今の日本に漂う成長無き閉塞感を打開すべく、教育現場では「主体性」・「協働性」と並び第3の学力要素として「ダイバーシティ(多様性)」が叫ばれるようになった。しかし子供らが持つ個性・多様性を学校教育で均質化し、学力テストの結果が学校での序列化を招く我が国の教育でそれを浸透させることは難しい。本書では、日本と同様に国際学力調査PISAショックを受けた北欧・デンマークの「多様性を認め育てる教育」、他者とのコミュニケーションを通じて自らの考えを深め、単一解答にとどまらない複合的な課題に取り組む能力に着目。北欧デンマークが子どもたちの多様な生き方を可能にする学力とその評価方法を緻密な現地調査から明らかにした新進気鋭の良作。
教室・学校・地域の連携した教育改革に向けてーー。
民主主義の理想とは乖離した人種差別や経済格差などの問題が、時に暴力を伴うかたちで顕在化している現在のアメリカ。マイノリティや貧困層を包括した市民性教育の充実は、今まさに喫緊の課題であると言えよう。本書は、都市部にある貧困地域の子どもが、市民性形成のための教育から「排除」されている構造的課題を指摘し、そこからの脱却を目指した教育改革の諸相を明らかにする。わが国の教育実践・教育政策にも重要な示唆を与える、包括的な市民性教育改革の実態!
まえがき/図表一覧/略語一覧
序 章 研究の背景・目的・方法
第1部 理論的基盤
第1章 教室・学校・地域における市民性教育の理論的基盤
第2部 現代アメリカ貧困地域の市民性教育の問題構造
第2章 貧困地域における子どもの経験の連関構造と市民性への影響
第3章 現代アメリカの教育改革による貧困地域の市民性教育の周縁化
第3部 現代アメリカ貧困地域における市民性教育改革の展開
第4章 〈社会科アプローチ〉の市民性教育改革
第5章 〈学校全体アプローチ〉の市民性教育改革_
第6章 〈地域コミュニティアプローチ〉の市民性教育改革
第4部 総合考察
第7章 アメリカ貧困地域の市民性教育改革の構造と特質
終 章 研究の総括と成果・課題
補 章 大都市学区での市民性教育改革の新展開ーイリノイ州シカゴ学区
引用・参考文献/あとがき/索引
異端の女教師とJKによる、“性”を楽しみ、世界をよくするセックスエデュケーションコメディ第2巻!!
「セックスを誘う側の責任って?」「仮性包茎の真実?」「おしゃれは異性のため?」「生理用品はナプキン一択じゃない?」
今知りたい! 性的同意、異性の体、性役割の問題 etc. まるまる2話分描き下ろし!
さらに、性教育YouTuberシオリーヌさんがゲスト教師として登場!!
CONTENTS
【7限目】男性器
【8限目】女子力
【9限目】生理
【10限目】同性カップルのろけ話
【11限目】性的同意
【12限目】BL
【課外活動】ナンパ
【ゲスト教師】シオリーヌ
ジェンダーフリー・性教育などへの攻撃が異常な形で行われている。国会、地方議会での議員の質問をテコにした教育行政への介入、一部マスコミの事実をゆがめた報道キャンペーン…。本書はその背景を明らかにし、正しい理解を得るために22人の著者が50のQ&Aでていねいに解説した。
シティズンシップ教育の授業づくりと実践に活用できる教材集。多文化、多様性、社会的包摂、アイデンティティなどの観点から、学校のルールづくり、住居、労働、医療、災害など7つのテーマを設定し、生徒に「主権者とは誰か?」を問いかける授業を提案する。
はじめに
第1部 イントロダクション
1.多文化共生のためのシティズンシップ教育とは
2.この教材を利用する教師に求めたいこと
3.パフォーマンス評価とルーブリック
○多文化共生のためのシティズンシップ教育 ルーブリック
4.この教材の使い方
授業で用いる資料・ワークシート・パワーポイントのダウンロード方法
第2部 共通レクチャー:人の移動と文化・社会の多様性
1)「日本人」って誰?
2)グローバル化時代の日本と多様性
3)日本の移民・難民受け入れのこれまでとこれから
4)おわりに
〔コラム1〕どうやって国籍は決まるのか
〔コラム2〕難民の定義と受け入れ
第3部 テーマ別アクティブ・ラーニング
1.多文化共生を考える7つのテーマー多様性を前提とした社会的包摂とは?「私たち」とは?
1ホームルームで考えよう:異文化尊重と公平
〔コラム3〕自文化中心主義とは何か
〔コラム4〕文化相対主義とは何か
2学校で考えよう:合理的配慮と平等
〔コラム5〕日本の教育行政はどう応じているか
〔コラム6〕子どもの支援事例〜とよなか国際交流協会〜
3部屋探しで考えよう:ステレオタイプと偏見
〔コラム7〕神戸定住外国人支援センター(KFC)
〔コラム8〕来日外国人による犯罪は増えているのか
〔コラム9〕メディア・リテラシーの必要性と現代的課題
4職場で考えよう:人権と経済効率
〔コラム10〕すべての外国人とその家族の人権を守る関西ネットワークRINK
〔コラム11〕技能実習生の受け入れで先進的な企業
〔コラム12〕来日外国人はどのように働いているのか
〔コラム13〕多文化市民メディアDiVE.tv
5病院で考えよう:社会権とコスト
〔コラム14〕多言語センターFACIL
6避難所で考えよう:合意形成と多数決
〔コラム15〕民主主義と多数決
〔コラム16〕どうして食べないの?災害時でも食べてはいけないの?
7ルーツから考えよう:アイデンティティと政治参加
〔コラム17〕在日コリアン4世のアイデンティティ
〔コラム18〕外国人の政治参加の方法
〔コラム19〕諸外国の外国人参政権
〔コラム20〕「外国人市民」の意見を市政に反映ー川崎市のとり組み
2.もっと知りたい人のための探求学習に向けて
おわりに
第1章 はじめに
1 本書の目的
2 創造性の社会的背景
3 これまでの創造性教育
4 まとめ
第2章 高等学校における産業教育
1 産業教育の概要
2 高等学校学習指導要領(工業編)の変遷
3 高等学校における創造性教育
4 工業高校モノづくり教育の積極的実践事例
5 モノづくりの成果と創造性教育
6 21世紀の産業教育イメージ
7 まとめ
第3章 工業高校における創造性教育と製品開発事例(工業高校モデル)
1 工業高校における創造性教育の理解
2 工業高校における製品開発の位置づけ
3 事例1 BDF製造装置
4 事例2 高速炭化炉
5 事例3 減圧蒸留装置
6 まとめ
第4章 中等教育で成功した製品開発スキーム(工業高校モデル)
1 中等教育で成功した製品開発スキーム
2 環境機器開発の成功条件
3 中等教育における製品開発の考え方
第5章 工業高校モデルと既存の理論との比較
1 製品開発の理解
2 中等教育の製品開発スキームーー工業高校モデル
3 大企業の製品開発スキームーーコンカレントモデル
4 発明家を中心とした製品開発スキームーー発明家モデル
5 チームを中心とした製品開発スキームーーIDEOモデル
6 まとめ
第6章 創造的人格の3因子モデルの構築
1 創造性の定義
2 創造性の評価と信頼性
3 創造性と人格
4 コントロールされた実験室内での創造性の客観モデル(創造的人格の3因子モデルBTCI)
第7章 おわりに
目指すは、施設職員のハウツー本
現在、さまざまな要因から性に関する課題を抱えている児童養護施設等に暮らす子どもたちへのケアのための性教育の必然性が叫ばれているにもかかわらず、「児童養護施設等における性教育についての書籍・文献」は多くありません。
2007年発足時から「性加害・被害を出さない、繰り返さない」というテーマを一貫して掲げ、真摯に取り組んできた東京家庭学校性教育委員会の、その経緯と実践を記した本書をきっかけに、多くの施設での性教育の実践がひろがっていくことを願い、子どもたちの「性と性」のために役立つ一冊としてお届けします。
性の概念の社会的変化に性の問題をどうとらえどう支援するのか。
初等教育段階から学校のみならず地域社会でも社会参加に向けたカリキュラムが組まれ、選挙年齢に達するまでに有権者意識を醸成するドイツの政治教育のしくみを詳しく紹介・解説。右翼の台頭が著しい現状もふまえつつ、日本の「主権者教育」への示唆を述べる。
まえがき
緒言 ドイツの政治教育ーーこの政治的で歴史的なもの[近藤孝弘]
第1部 ドイツの政治教育の理念と実態
1章 戦後ドイツの民主化と連邦政治教育センター[中川慎二]
2章 連邦政治教育センターの活動ーーウェブサイトに見るその詳細[神田靖子]
3章 ドイツの政治教育の理念と課題ーー連邦政治教育センターのカリキュラム[寺田佳孝]
4章 ドイツの「政治教育」の教材ーー「政治」を「自分ごと」として捉えることから始める[三輪聖]
5章 対象者別に見る政治教育[野呂香代子]
6章 移民・難民問題ーー連邦政治教育センターの資料を通して[渡邉紗代]
7章 ドイツにおける歴史教育と「負の過去」--戦後からの展開と現在の課題[西山暁義]
8章 日本における政治教育を考えるーー文部科学省「学習指導要領」の批判的談話研究[名嶋義直]
9章 政治教育について考えるーー右翼ポピュリズム、民主主義、教育[木部尚志]
第2部 いま、政治教育が向き合うもの
1章 ドイツ連邦政治教育センターの資料にみる右翼ポピュリズムの扱いーーウェブサイト上の特集を中心として[神田靖子]
2章 ドイツの政治教育における「民主主義」の学習とジュニア選挙ーー個人の主体性および教育と政治の関係性をめぐる難題[寺田佳孝]
3章 ドイツの移民・難民問題ーー「移民国」としてのメルケル政権の歩み[渡邉紗代]
4章 インターネットとヘイトスピーチーー言語と法から市民権に取り組む[中川慎二]
5章 増殖する右翼ポピュリズムと政治教育ーーザクセン州の苦闘[木戸衛一]
6章 独仏、独ポ共通歴史教科書と複眼的視点の可能性[西山暁義]
第3部 政治教育のローカライズ
1章 ドイツの青少年局へのローカライズともう一つのローカライズ[野呂香代子]
2章 ドイツにおける政治教育の現場から見えてくること[三輪聖]
3章 政治教育のローカライズーー民主的シティズンシップ教育の展開[名嶋義直]
編者・執筆者紹介
20世紀初頭に合衆国で誕生し、その後さまざまな民主主義国家で実施されることになった「社会科教育」-。全米教育委員会(NEA)が世界に先駆けて発表した「市民性教育」の重要性を説く二つの報告書を翻訳し、後の社会科教育への影響について論じる。