1990年代以降、人口学教育において若手・中堅研究者を中心に利用されるようになったミクロデータについて、各種テーマに沿って利用可能な公開ミクロデータを用いる分析方法を丁寧に解説する。今後人口研究者を志す読者や、分析結果を解読する必要に迫られた人口研究者に情報を提供する一冊。
●必要とされる項目をすべて網羅し,平易かつコンパクトにまとめた教科書として出版され四半世紀以上経過した,定評ある「エッセンシャル病理学第5 版」の待望の改訂版.
●数ある病理学テキストの中で高い評価を学生・指導者双方から受けてきた前版の伝統・良さ,特に“エッセンシャル”として学ぶべき項目を明確にまとめた前版の構成などを最大限生かし,現代の学生・教員が望む最新テキストを編集.
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●病理学に関係するコアカリキュラム掲載用語を欄外に掲示し完全網羅.CBT,医師国家試験などに向け学習しやすいよう工夫を凝らした構成.
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■執筆陣が「実際に一度は顕微鏡をのぞいてもらいたい疾患」を厳選!
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I 総論
1.医学教育における病理学(笹野公伸)
2.細胞増殖,細胞傷害と細胞死(佐々木功典)
3.細胞変化と疾患(八木橋操六)
4.組織修復と再生(加藤光保)
5.循環障害(高松哲郎)
6.炎症ー炎症の発生機序と過程(澤井高志)
7.感染症(内藤 眞)
8.免疫異常(外丸詩野,笠原正典)
9.腫瘍
10.小児病理(赤坂喜清)
II 各論
11.循環器(居石克夫)
12.呼吸器(松原 修)
13.消化器
14.内分泌系
15.泌尿器系(長嶋洋治)
16.女性生殖器
17.男性生殖器(内田克典,白石泰三)
18.造血器(吉野 正)
19.運動器(長谷川 匡)
20.皮膚(三上芳喜)
21.脳ー神経系(澤田達男)
22.臨床医学としての病理学
付章 剖検・標本作製・人体正常臓器重量(大西義久,福田剛明)
●骨盤臓器脱,尿失禁,便失禁,性機能障害などの「骨盤底機能障害」とリハビリテーションについて,最新エビデンスを収集,吟味して解説した画期的な一冊.
●骨盤底の機能解剖学・神経生理学などの基礎知識から,各種の骨盤底機能障害の病態生理,診断法,トレーニングなど臨床で求められる知識,技術までを詳しく解説.
●理学療法士はもちろん,泌尿器科,婦人科,ウロギネ科(女性泌尿器科)の医師や看護師も必読の内容.
第1章 骨盤底機能障害のための理学療法の概要
第2章 骨盤底に対する理学療法の介入効果に関するランダム化比較試験とシステマティックレビューの批判的吟味
第3章 女性の骨盤底の機能解剖学
第4章 骨盤底筋の神経解剖学と神経生理学
第5章 骨盤底筋の機能および筋力の測定と骨盤臓器脱
第6章 骨盤底と運動科学
第7章 女性の骨盤底機能障害とエビデンスに基づく理学療法
第8章 男性の骨盤底機能障害とエビデンスに基づく理学療法
第9章 男女共通の骨盤底機能障害に対するエビデンスに基づく理学療法
第10章 小児における骨盤底の理学療法のエビデンス
第11章 高齢者における骨盤底の理学療法:どこにエビデンスがあるのか?
第12章 神経疾患に対する骨盤底の理学療法のエビデンス
第13章 エリートスポーツ選手における骨盤底筋機能障害の予防と治療
第14章 診療ガイドラインの作成
「せん妄の臨床 リアルワールド・プラクティス」待望の改訂版!
せん妄に対する最新の知見を網羅しつつ、著者のこれまでの臨床経験から臨床での具体的な対処法がイメージしやすいようにまとめた1冊。症例編では臨床判断が求められるポイントでClinical Questionを設け、こういうときどう対処するか、考えながら読み進めることができる。
改訂版では、せん妄の予防的介入や、精神科医だけでなく看護師を含む医療スタッフのチームとしての関わり方についても言及した。
第1章 理論編
A せん妄とは何か
B せん妄の診断と症候学
1.せん妄の診断
2.せん妄の症候学
C せん妄の疫学
1.せん妄の有病率,発症率
2.せん妄の経過および予後
D せん妄の病態
1.せん妄の病態仮説
2.せん妄の生理学的側面
3.せん妄の生化学的側面
4.せん妄における脳画像所見
E せん妄の病因
F せん妄の予防
1.せん妄に対する非薬物療法的予防介入
2.せん妄に対する予防的薬物療法
3.当院で行っているせん妄予防の取り組み
G せん妄の治療法
1.せん妄への初期対応の原則と治療の流れ
2.せん妄の症状改善をめざした薬物療法
3.せん妄に対する薬物療法の使い分け
4.せん妄に対する非薬物療法的介入
第2章 実践編
A せん妄の診断のすすめ方および鑑別診断
1.せん妄の診断の流れ
2.外来場面での対応
3.入院場面での対応(他科入院中に精神科コンサルテーションとなる場合)
4.せん妄とうつ病との鑑別診断
5.せん妄と認知症との鑑別診断
6.せん妄とREM睡眠行動障害との鑑別診断
B 直接因子および併存疾患を考慮した薬物療法
1.脳血管障害に伴うせん妄
2.頭部外傷に伴うせん妄
3.神経変性疾患に伴うせん妄
4.中枢神経系の腫瘍性疾患に伴うせん妄
5.中枢神経系感染症に伴うせん妄
6.HIV脳症に伴うせん妄
7.アルコール離脱症候群に伴うせん妄
8.向精神薬を含む薬剤による中毒および離脱症候群に伴うせん妄
9.肝疾患に伴うせん妄
10.透析患者を含む腎疾患に伴うせん妄
11.電解質異常に伴うせん妄
12.循環器疾患に伴うせん妄
13.呼吸器疾患に伴うせん妄
14.術後せん妄
15.終末期せん妄
第3章 症例編
症例A 64歳 男性
症例B 78歳 男性
症例C 58歳 男性
症例D 47歳 女性
ポイントをおさえて、すっきり理解。臨床直結系!!わかりやすいカラー写真・イラスト250点。臨床に触れているという実感。
直感的に理解できるよう豊富なイラストを使って、難解と思われがちな病理学をわかりやすく解説。総論では病気の基本概念を理解し、各論を通じてより深く総論を理解できるように配慮。Nursing Eye(看護の視点)で臨床との関連をフォローした。
はじめに…3
病理学総論
1、 病理学入門…12
2、 先天異常…14
3、 代謝障害…26
4、 進行性病変…42
5、 循環障害…48
6、 炎症…60
7、 免疫病理と感染症…66
8、 腫瘍…80
病理学各論
1、 循環器疾患…100
2、 血液・リンパ系臓器疾患…124
3、 呼吸器疾患…134
4、 消化器疾患…152
5、 泌尿器疾患…186
6、 男性生殖器疾患…198
7、 女性生殖器および乳腺疾患…202
8、 内分泌疾患…216
9、 運動器疾患…226
10、 皮膚疾患…236
11、 神経疾患…240
病理解剖と病理検査…252
参考文献…254
索引…255
GLAYがAERAの表紙に登場「4人の揺るぎない自信と誇り」
AERA 5月5-12日合併号の表紙には、国民的ロックバンドのGLAYが登場します。デビュー30周年を迎えたGLAYが語る「30年のあゆみとこれから」は必見です。
ミリオンヒットを連発し、時代を築いてきたGLAY。今回のインタビュー記事からはメンバーへの信頼や仲の良さがあふれ出て、GLAYが30周年を迎えてなお、一線で活躍している理由が伝わってきます。撮影はもちろん、AERA表紙フォトグラファーの蜷川実花。貴重な写真とロングインタビューを誌面でご覧ください。
●巻頭特集:老後のお金が心配です
物価高や低賃金など将来への不安はつきません。そこで、年金の受給開始年齢別「損益分岐点」のほか、若い世代に根強い「年金はもらえないか・もらえても少ない」という不信感に応える検証結果を紹介。さらに、「老後2千万円問題」に対して、結局いくら必要なのか、最新データで試算しました。
●百田夏菜子×浅田真央
ももクロの百田夏菜子さんによる対談連載「この道をゆけば」は、新たにプロフィギュアスケーターの浅田真央さんをゲストにお迎えします。小さい頃から浅田さんの大ファンで、「輝いている姿を見て、たくさん救われた」という百田さん。浅田さんにとってのあこがれの人についても話が及びました。
●現代の肖像・石田明(NON STYLE)
創刊から続く人物ルポルタージュ「現代の肖像」は、お笑い芸人の石田明さん(NON STYLE)。漫才の分析が注目され、昨年の「M-1グランプリ2024」では審査員も務めました。板前の修業をしていた石田さんがどのように現在にたどり着いたか、本人へのロングインタビューと周囲の証言を積み重ねて人物像を描き出します。
ほかにも、
・女性×働く メディア界に蔓延する性被害
・DV被害の夜逃げ相談 4割が「男性」の現実
・丸山隆平インタビュー「優しい世界、忘れてません?」
・Snow Man 初の国立競技場ライブ徹底レポート
・佐藤 優 実践ニュース塾
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
などの記事を掲載しています。
古代ギリシアにのみ見られる神話から哲学への発展ーギリシアにおいてなぜ初めて哲学は誕生し得たのか。神話世界に位置を占める女性性の重要性に着目したC・G・ユングの視点を発展的にとらえ、男性性と女性性の統合を通してこそ真の自己を知ることができるという確信から、西洋における倫理と信仰の伝統の出発点を探り、東洋の伝統との共通点と相違点を見事に抉り出した、「歴史心理学」ともいうべき新しい取組みが生み出した注目すべき成果がここにある。
新アイドルユニット・PiKiがAERAの表紙に初登場
「ダメなところもすべて“KAWAII”
AERA 7月14日号の表紙には、アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の松本かれんと、「CUTIE STREET」の桜庭遥花による新ユニット「PiKi」(ピキ)が初登場! AERA表紙フォトグラファー・蜷川実花とのコラボが生み出す“KAWAII”世界観をお楽しみください!
6月21日に開催された大型ファッションイベント「OKINAWA COLLECTION 2025」のステージでサプライズ発表された、新アイドルユニット「PiKi」。7月4日にはデビュー曲「Kawaii Kaiwai」が配信リリースされます。二人の所属するグループ、「FRUITS ZIPPER」と「CUTIE STREET」はありのままの自分を肯定するメッセージを内包し、日本ならではのアイドル文化を牽引する存在です。自らの「KAWAII」を作る活動を続けてきたお二人へのインタビューでは、お互いの印象や尊敬する点、自身の内面の変化など、たっぷりと語っていただきました。
●巻頭特集:家事シェアの最適解
家族で話し合って決めたはずなのに、結局は自分ばかりが負担を強いられているーー。家事分担を、そんなふうに感じている人は少なくないと思います。アンケートでも共働き夫婦の家事分担の割合に満足している割合は、男性と女性で大きな差があるようです。どうすれば、家事分担で揉めずに、快適な日々を過ごせるのでしょうか。AERAの今回の特集では、みなさんのエピソードを交えながら、専門家や、お笑いコンビ「よゐこ」の濱口優さん、タレントの渡辺満里奈さんの「家事シェア」5カ条など、家事シェアのヒントを紹介しています。また、チャートで診断する四つのタイプ別最適解や、野々村友紀子さんの「家事リスト」全211項目、『対岸の家事』著者の朱野帰子さんのインタビューも掲載。ぜひご夫婦やご家族で一緒にAERAをめくりながら、家事シェアを見直してみてください!
●向井康二が学ぶ「白熱カメラレッスン」
Snow Manの向井康二さんが第一線の写真家に撮影の神髄を学ぶ大好評連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、本誌に連載が移行してから5周年を記念し、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花さんを先生にお迎えしました。初回は、蜷川さんといえば誰もがイメージする艶やかな花を使っての撮影。その「世界観って、唯一無二」だと感じる向井さんが、「生まれたきっかけ」を尋ねます。また、「絶対に本人めちゃくちゃ素敵だけど、さらに素敵に撮るために私がいる」という蜷川さんが明かしてくれた、向井さんの「素敵なところ」は? 向井さんのメンバーカラーであるオレンジを基調に大人っぽく仕上げた花を背景に、蜷川さんが撮影した向井さんの「素敵なところ」に目を奪われる写真の数々や、「このセットのなか、入ったことない」と照れる蜷川さんを向井さんが撮り下ろした「レアです!」(向井)な写真も必見です。
●カラーインタビュー:藤原丈一郎(なにわ男子)
大阪を舞台としたドラマ「ロンダリング」で、単独初主演を果たした藤原丈一郎さん。演じる緋山との共通点を「正義感があるところですね。駄目なものは駄目!と思うところ」だと語ります。実際、その信念に従って自分の考えをきちんと口にするものの、マイナスの印象を与えることがない藤原さんに、人に伝えるときに気をつけていることをお聞きしました。また、「売れない俳優」である緋山と、デビューまでが17年9カ月と長かった自身とは似ている部分があると言います。緋山のセリフに重なった、過去の経験とは? ほか、小学2年生で事務所に入ったときに説かれた言葉や、デビューの「支えになった」先輩の言葉など、心のうちを明かしてくれたインタビューです。
ほかにも、
・ダライ・ラマ15世が 「2人」に現実味
・核攻撃の標的は「核の傘」の国 日本のリスク
・酒気残ったまま 自転車で配達へ 現役郵便局員が語る「不適切点呼」
・フジ・メディアHD大株主のダルトン参謀に独占インタビュー
・「職場でポツン」で寿命が縮まる
・トップの源流 すかいらーくホールディングス 谷 真会長
・女性×働く 新シリーズ「結婚」 稼げる人から結婚へ
・JAL、資生堂、ローソンが語り合うDE&I
・百田夏菜子×ハマ・オカモト(OKAMOTO’S)
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・佐藤 優の実践ニュース塾
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・田内 学の経済のミカタ
・現代の肖像 森澤恭子(品川区長)
などの記事を掲載しています。ぜひご覧ください!
現代中国のジェンダー構造は、伝統中国や社会主義中国から如何に変化し、経済格差はどのように性別と関連し、消費社会はセクシャリティのあり方にどのような変化をもたらしたのか。
特に1995年の北京国連女性会議以降の20年間に焦点を当て、中国のジェンダー研究の第一線で活躍する研究者による最新成果を紹介する。
序 小浜正子
第一部 現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面ーシンポジウムの記録
解 題 小浜正子
中国社会の変容と女性の経済参画ー北京会議から二〇年 金 一虹(朴紅蓮訳)
ジェンダーをめぐるフェミニスト・国家・男性の協働/不協働ー反DV法制定過程を例に
馮媛(遠山日出也・朴紅蓮訳)
現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学 宋少鵬(及川淳子訳)
コメント1 阿古智子
コメント2 足立眞理子
コメント3 伊田久美子
リプライ
第二部 北京国連女性会議から二〇年間の中国女性学
解 題 秋山洋子
〈女性意識〉と〈社会性別意識〉-現代中国フェミニズム思想の一分析
王政(秋山洋子訳)
グローバル化のもとでの中国女性学と国際開発プロジェクトーあわせて本土の資源と「本土化」の問題を語る 李小江(秋山洋子訳)
現代中国における三種の女性話語 屈雅君(福島俊子・秋山洋子訳)
[紹介]フェミニスト行動派の運動とその特徴ー二〇一二年二月〜二〇一六年四月 遠山日出也
第三部 中国における日本軍性暴力問題にどう向き合うか
解 題 秋山洋子
女性・平和・民族自省ー陝西師範大学で日本軍性暴力パネル展を開催して 屈雅君(秋山洋子訳)
苦難のうちに立ち止まってー日本軍性暴力パネル展の南京における挫折と内省 金一虹(大橋史恵訳)
メディアの中の「慰安婦」ディスコースー記号化された「慰安婦」と「慰安婦」叙述における記憶/忘却のメカニズム 宋少鵬(秋山洋子訳)
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●大規模災害時には、中長期的に生活環境が整わないことによる健康被害が発生することがあり、近年の災害においては、耐震化や事前避難などの対策や、救急医療対策の推進もあり、直接死よりも「関連死」が数的に上回るケースがあります。
●一般的に災害関連死は高齢者に多く、循環器疾患や呼吸器疾患が各30%程度を占めています。有病者や障害者など、「災害時要配慮者」と呼ばれる方たちを対象に、被災直後からの健康支援対策をとることが重要です。
●中でも栄養の摂取は重要な位置を占めており、地域在住高齢者も含めて、栄養確保の支援が望まれていますが、現状では安全かつ十分な食事の調達が主であり、個々の状態に合わせた健康支援を、多職種が連携して実現していくには、未だ多くの課題が残されています。
●本特集では、「大規模災害の“食べる”支援ー多職種による実践報告と今後の展望」と題して、前半では各専門職の立場から、実践報告を元に災害時の“食べる”支援について具体的に解説し、後半では保健医療支援へ関わる第一線の専門家による座談会を収載しています。
【目次】
【第1部 各職種から】
総論:災害時の多職種での“食べる”支援体制の必要性
災害栄養の領域から─エビデンスが明らかにする災害時の栄養課題
医師の視点からー発災直後からの摂食支援活動を通して
保健領域からー災害時の地域マネジメントと連携推進
歯科領域からー被災地でのNST活動と平時からの多職種連携
リハビリテーションの領域からーとくに言語聴覚士として
【第2部 座談会】
“ 食べる”支援のtransdisciplinary approach-みえてきた課題と多職種で結ぶ未来
●巻頭カラー 病棟で活かしたい!! フィジカルアセスメント入門
全体の印象と手足の観察
●スポット
フレイル・ロコモ克服のための医学会宣言と80GO運動
食の情報リテラシーー一般者と組織における「情報フィルタリング」
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.3 胃全摘出後長期経過した高齢者で,転倒骨折を契機に低栄養が進展したことが疑われる症例(栄養ケア・ステーションイベント参加者の症例)
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
たけのこ
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
たけだ認定栄養ケア・ステーション(機能強化型)
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
基礎から臨床まで総合的視野をもって栄養学研究に取り組む/大阪公立大学大学院 生活科学研究科 統合栄養グループ
●こんだてじまん
医療法人健康会 介護老人保健施設ぬくもりの里
●対談 佐々木 敏教授退任記念対談
栄養は健康を支える科学になりえたか?-30年の個人史と社会史
●Case Reportに学ぶ摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ
6.改善がむずかしい低栄養認知症高齢者への対応 -経口的栄養補助(ONS)や食事環境調整等により経口摂取が維持できた一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 15 胃穿孔
●Medical Nutritionist養成講座
輸液の投与方法:輸液バッグ容量と投与速度の設定
●Dr.雨海の男性臨床栄養学
糖脂質の逆襲(1)-1898年 ライソゾームの偶然
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識
第47回 調理済み流通食品類2
●日本栄養士会医療職域
コンサルテーションデスク事業
自治体病院
自治体病院協議会2021年度栄養部会オンラインセミナーの紹介
精神科病院
第11回日本精神科医学会学術大会の報告
厚生労働省・消費者庁
第20回医療情報の提供内容等のあり方に関する検討会・他
●おしらせ
日本臨床栄養協会 卒後研修委員会主催「現場で行う臨床研究塾ーデータを料理して成果を見える化しよう」・他
一橋大学大学院社会学研究科の先端課題研究において、「承認」をキーワードに新しい社会状況に対応する社会政策のパラダイムを構想し、政策への応用を試みた共同研究の成果。最先端の研究動向の検討とともに、尊厳の毀損、差異、アイデンティティにかかわる問題を「承認」においてすくいあげ、社会政策、教育学、障害者福祉、ジェンダー論、多文化主義論、政治学など諸領域を横断する体系の構築をめざす。
編者まえがき
序 章 承認論の射程──社会政策の新たなパラダイム(田中拓道)
第1部 理論編
第1章 リベラリズム批判としての承認論──「正義」と「善」の関係をめぐって(大河内泰樹)
◎コラム1 社会哲学の研究動向(岡崎龍)
第2章 政治的リベラリズムにおける承認論の射程(後藤玲子)
第3章 承認と正義──「再分配/承認」論争とその後(加藤泰史)
第4章 労働・承認・闘争──アクセル・ホネットの「労働と承認」論(日暮雅夫)
第5章 社会正義と制度的権力 ティートゥス・シュタール(徳地真弥、訳+解題)
第2部 政策編
第6章 学校教育と承認をめぐる問題(山田哲也)
第7章 教育学の承認論的転回?──あるいは、アナクロニズムの甘受について(神代健彦)
第8章 障害者政策における承認──当事者主義の台頭と障害肯定論の広がりを踏まえて(中澤篤史)
第9章 スポーツと承認──その社会政策への利用をめぐって(鈴木直文)
第10章 福祉政策における承認──フランスの最低所得保障改革を事例として(田中拓道)
◎コラム2 福祉政策の研究動向(井上睦)
第11章 承認がうみだす新たな排除とは何か──フランスにおけるマイノリティ承認と「セクシュアル・デモクラシー」(森千香子)
◎コラム3 多文化主義の研究動向──民族・人種マイノリティの承認 (村上一基)
第12章 承認の臨界を考える──あるぺドファイル(小児性愛者)男性の語りから(湯川やよい)
事項索引
人名索引
執筆者紹介
本書は、進歩の著しい泌尿器科診断学の最先端を、多忙な泌尿器科医が日常診療で応用できるよう編纂したものである。前立腺癌や膀胱癌などの泌尿器科癌、尿路結石、不妊症、ED、尿失禁など、よく遭遇する疾患の診断法の実際と、目覚ましい進歩の見られるCT・MRIによる画像診断、将来さらに重要となる遺伝学的診断などが横断的に取り上げられ、詳しく解説されている。
「男らしさ」という価値観に縛られてきた男性を、芸術や文学はどのように描いてきたのか。欧米や中国の映画、文学、芸術、演劇を男性表象の視点から読み解き、社会のマジョリティーだからこそこれまで語られなかった多様な「男らしさ」を析出する表象分析。
序 文 マスキュリニティ、二十世紀、表象 熊谷謙介
第1章 表現主義のマチズモとアウトサイダー性 西岡あかね
1 「男性の運動」としての表現主義
2 アルフレート・ヴォルフェンシュタインの「男」の詩学
3 女性の表現主義と「男性性の危機」の言説
第2章 新しい男の誕生?--ダダにおける「新しい人間」のマスキュリニティ 小松原由理
1 一九一九年ーー女たちの年、あるいは男たちの危機?
2 「ゴム男になりなさい」--跳ねる男、踊る男、殴る男
3 マッチョな紳士、あるいは男性ダダイストの理想の身体
4 男性性の攪乱?--女装、両性具有、キメラ男
5 ハウスマンのモード論ーー「新しい男」のためのファッション
6 再びの軍服化?--「新しい男」のゆくえ
第3章 洪深のアメリカ留学体験ーー自伝における人種差別・恋愛、そして演じること 中村みどり
1 中国の近代化と留学生たち
2 前半生ーーアメリカ留学と演劇、父の死
3 自伝の記述ーー離婚・人種差別・恋愛
4 中国人留学生のアメリカ体験ーー胡適・聞一多との比較
5 アウトローとしてのアメリカ留学体験と創作
第4章 男らしくない西部劇小説『シェーン』--冷戦期アメリカの核/家族 古屋耕平
1 カウボーイと家庭
2 カウボーイと原子爆弾
第5章 「人間らしさ」への道、「男らしさ」への道ーーラルフ・エリソン『見えない人間』 山口ヨシ子
1 実体がない黒い身体
2 「不定形な黒きもの」としての「僕」と「マン」の仮面をかぶった「もの」たち
3 南部出身の黒人男性としての自己確立と「人間らしさ」への道
4 「男らしさ」への道、そして「見えない」女性たち
第6章 母、マジョリティ、減退する性ーーロマン・ガリと男性性 熊谷謙介
1 母と息子ーー『夜明けの約束』
2 強者の男性性、弱者の男性性ーー『ホワイト・ドッグ』
3 性の減退ーー『ここより先チケットは無効』
第7章 飛ばなかった王子ーーマシュー・ボーン版『白鳥の湖』にみる男性性と現代社会 菅沼勝彦
1 マシュー・ボーン版の登場
2 男性性のあり方を問う時代に
3 男性「白鳥」とは誰か
4 「白鳥」の舞いに魅せられて
5 幻想の裏切り
6 「成長」の失敗と母性
第8章 現代美術にみる狩猟と男性性ーーおとぎ話文化研究の視点から 村井まや子
1 「男らしい」狩猟
2 「赤ずきん」の猟師はどこから来て、どこへ行くのか
3 剥製が語るアメリカの自然史ーーエイミー・スタイン「飼いならされた(Domesticated)」シリーズ
4 オオカミとともにーー鴻池朋子「インタートラベラー」カンザス大学自然史博物館展
社会的・文化的に構成された性=ジェンダーの視点から、普段気にもとめていなかった自分たちの性とそのあり方を問い直していきます。ジェンダー論の意味と女と男をめぐる日本の現状を、平易な文体で身近な問題から説き明かしました。
IMP.がAERAの表紙とインタビューに初登場
「7人で乗り越えられない壁はないと思っています」
AERA12月16日増大号は、IMP.の7人が本誌表紙に初登場します。「挑戦の年だった」という2024年を振り返りながら、7人の絆とこれからへの思いを語るインタビューは必見です。
表紙に登場するIMP.は、今年デビュー2年目に突入しました。ただ、10年程度の下積み時代を含めると、メンバー7人は長い時間と分厚い経験を共にしています。インタビューでは「7人で乗り越えられない壁はないと思っています」「全員の根幹に『7人なら大丈夫』という気持ちがあると思います」などと、深い絆を語っています。「僕たちはアイドルでもありアーティスト」と言うように、幅広い個性を武器にIMP.にしか出せないカラーを表現していく意気込みが伝わるインタビューです。表紙とグラビアの撮影はもちろん、本誌表紙フォトグラファーの蜷川実花。グループカラーであるピンクを背景に、7人それぞれの魅力が伝わる迫力の写真です。ぜひ誌面でご覧ください。
●巻頭特集:拡大するVTuber市場
巻頭特集は注目のVTuber市場を深掘りしました。いまや日本国内で800億円という市場規模に成長。キズナアイ、星街すいせい、七海うららなどの人気VTuberが次々誕生し、内閣府やロサンゼルス・ドジャースも注目する存在となっています。グローバルでも市場は拡大中で、2030年までに市場規模は7548億円に達するという予測もあります。そんななか、“K-POP×バーチャル”で注目を集めるのが韓国の新星「PLAVE」。HYBE JAPANと提携し近く、日本本格進出の予定です。そのPLAVEの5人にも取材しました。さらに、本誌40代男性記者がなんとVTuberデビュー。体当たり体験ルポもありますので、ぜひご覧ください。
●兵庫県知事選の問題の本質
11月にあった兵庫県知事選。県議会の全会一致の不信任を受けて失職した斎藤元彦氏が、出直し選挙で再選を果たしました。その後、PR会社社長のネット投稿をきっかけに公職選挙法違反疑いの指摘が相次いでいます。PR会社社長への批判も高まっていますが、この問題を告発した弁護士、大学教授は、斎藤氏の責任追及が本質だと語ります。この問題について様々な証言をもとに考えます。
●手取りはなぜ増えない
「昇進しても手取りが増えない」「インフレになっても手取りが増えない」などという悲鳴が聞こえます。先の衆院選では「手取りを増やす」と訴えた国民民主党が躍進しました。いま注目される「手取り」はなぜ増えないのでしょうか。その推移を独自試算で“見える化”しました。その結果わかったのは、増えるどころか大幅に減っているということ。何が問題なのか、対策はないのか、考えます。
●松下洸平×北村一輝
大好評連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、前号からスタートした俳優・北村一輝さんゲストのシリーズ2回目です。朝ドラ「スカーレット」で、松下さん演じる八郎の義父を演じた北村さん。二人で撮影当時の話で盛り上がりました。ある時、怖い“お父ちゃん”からセットの裏に呼び出されて、言葉をかけられたそうです。貴重なエピソードをぜひ誌面でご覧ください。二人の様々な表情を捉えた撮り下ろし写真もお楽しみに。
ほかにも、
・日本で広がる「静かな退職」 「一生懸命はばかばかしい」若者たち
・ノーベル平和賞 核廃絶の思い強く
・インデックスに勝つ投信あるのか
・【女性×働く】共働き親も、だから小学校受験
・土井半助先生(忍たま乱太郎)に惹かれるワケ 沁みる優しさ、初恋ふたたび
・堂本光一 終わりなき「SHOCK」
・EXILE TAKAHIRO 正解はなくとも噓のない歌を
・ミイナ・オカベ 世界を魅せ、日本へ
・百田夏菜子 この道をゆけば ゲスト・森尾由美
・田内 学 経済のミカタ
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・2050年のメディア 下山 進 離職した看護師がnoteに小説
・現代の肖像 澤田智洋・世界ゆるスポーツ協会代表理事
などの記事を掲載しています。
社会的・文化的に構成された性=ジェンダーの視点から、普段気にもとめていなかった自分たちの性とそのあり方を問い直していきます。ジェンダー論の意味と男と女をめぐる日本の現状を、平易な文体で身近な問題から説き明かした。