ポイントをおさえて、すっきり理解。臨床直結系!!わかりやすいカラー写真・イラスト250点。臨床に触れているという実感。
1990年代以降、人口学教育において若手・中堅研究者を中心に利用されるようになったミクロデータについて、各種テーマに沿って利用可能な公開ミクロデータを用いる分析方法を丁寧に解説する。今後人口研究者を志す読者や、分析結果を解読する必要に迫られた人口研究者に情報を提供する一冊。
日本における移民の社会的統合状況につき階層論をベースに検証。移民受け入れをめぐる観念的議論を超え、具体的な課題を展望する。
国勢調査個票データを用い、日本における移民の社会経済的状況を定量的に分析、その傾向と特徴をナショナルレベルで明らかにする。文化的共生に重点が置かれてきた日本における移民研究を階層概念を軸に再構成、欧米の移民研究との理論的接続をはかり、移民の社会的統合を進めるにあたり具体的な議論につなぐ視点を提供する。
はじめに
第I部 問題の所在,及びその背景
第1章 現代日本における移民受け入れと社会学的課題
1 現代日本における移民受け入れとそれをめぐる政策論争
2 移民受け入れをめぐる社会学的課題
3 本研究の目的,及び構成
第2章 近代以降の日本における移民受け入れの歴史ーー国際移動転換の観点から
1 現代日本における国際移動転換と移民人口の増加
2 諸外国における国際移動転換
3 日本を取り巻く国際移動の歴史
4 社会変動の主要因としての国際移動転換
第3章 日本の移民研究における方法論的課題ーー移民の階層的地位に注目して
1 移民研究における移民の階層的地位
2 米国を中心とした欧米の移民研究における階層的地位の位置づけ
3 日本の移民研究における理論的枠組み
4 日本の移民研究における社会的統合アプローチの可能性
第II部 移民の階層的地位に関する実証研究
第4章 移民男性の労働市場への統合状況とその要因ーーImmigrant Assimilation Modelに基づく分析
1 日本における外国人人口の増加とその階層的地位
2 先行研究の検討
3 命題,及び探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 外国人の労働市場への緩やかな統合
第5章 ジェンダーの視点から見た移民女性の階層的地位
1 日本における「移民の女性化」
2 移民研究におけるジェンダー
3 命題,及び探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 日本における「二重の障害」仮説の妥当性
第6章 移民第二世代の教育達成に見る階層的地位の世代間移動ーー高校在学率に注目した分析
1 移民第二世代の教育達成の重要性
2 先行研究の検討
3 本研究の命題と探究課題
4 記述統計による分析
5 多変量解析による分析
6 移民第二世代の教育達成に見る階層的地位の世代間移動
第III部 展望
第7章 現代日本における移民の社会的統合とその展望
1 本研究で明らかにされたこと
2 現代日本における移民の社会的統合とその展望
あとがき
初出一覧
参考文献
図表一覧
事項索引
人名索引
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I 総論
1.医学教育における病理学(笹野公伸)
2.細胞増殖,細胞傷害と細胞死(佐々木功典)
3.細胞変化と疾患(八木橋操六)
4.組織修復と再生(加藤光保)
5.循環障害(高松哲郎)
6.炎症ー炎症の発生機序と過程(澤井高志)
7.感染症(内藤 眞)
8.免疫異常(外丸詩野,笠原正典)
9.腫瘍
10.小児病理(赤坂喜清)
II 各論
11.循環器(居石克夫)
12.呼吸器(松原 修)
13.消化器
14.内分泌系
15.泌尿器系(長嶋洋治)
16.女性生殖器
17.男性生殖器(内田克典,白石泰三)
18.造血器(吉野 正)
19.運動器(長谷川 匡)
20.皮膚(三上芳喜)
21.脳ー神経系(澤田達男)
22.臨床医学としての病理学
付章 剖検・標本作製・人体正常臓器重量(大西義久,福田剛明)
●骨盤臓器脱,尿失禁,便失禁,性機能障害などの「骨盤底機能障害」とリハビリテーションについて,最新エビデンスを収集,吟味して解説した画期的な一冊.
●骨盤底の機能解剖学・神経生理学などの基礎知識から,各種の骨盤底機能障害の病態生理,診断法,トレーニングなど臨床で求められる知識,技術までを詳しく解説.
●理学療法士はもちろん,泌尿器科,婦人科,ウロギネ科(女性泌尿器科)の医師や看護師も必読の内容.
第1章 骨盤底機能障害のための理学療法の概要
第2章 骨盤底に対する理学療法の介入効果に関するランダム化比較試験とシステマティックレビューの批判的吟味
第3章 女性の骨盤底の機能解剖学
第4章 骨盤底筋の神経解剖学と神経生理学
第5章 骨盤底筋の機能および筋力の測定と骨盤臓器脱
第6章 骨盤底と運動科学
第7章 女性の骨盤底機能障害とエビデンスに基づく理学療法
第8章 男性の骨盤底機能障害とエビデンスに基づく理学療法
第9章 男女共通の骨盤底機能障害に対するエビデンスに基づく理学療法
第10章 小児における骨盤底の理学療法のエビデンス
第11章 高齢者における骨盤底の理学療法:どこにエビデンスがあるのか?
第12章 神経疾患に対する骨盤底の理学療法のエビデンス
第13章 エリートスポーツ選手における骨盤底筋機能障害の予防と治療
第14章 診療ガイドラインの作成
医学生が修得すべき放射線医学の知識が詰まった改訂第7版。さらに画像診断補助教材として作成された「Web標準放射線医学」を本書と併せて活用すれば、所見の捉え方・考え方、読影力・観察力向上に繋がる。放射線医学を学びはじめるなら、この1冊から。
直感的に理解できるよう豊富なイラストを使って、難解と思われがちな病理学をわかりやすく解説。総論では病気の基本概念を理解し、各論を通じてより深く総論を理解できるように配慮。Nursing Eye(看護の視点)で臨床との関連をフォローした。
はじめに…3
病理学総論
1、 病理学入門…12
2、 先天異常…14
3、 代謝障害…26
4、 進行性病変…42
5、 循環障害…48
6、 炎症…60
7、 免疫病理と感染症…66
8、 腫瘍…80
病理学各論
1、 循環器疾患…100
2、 血液・リンパ系臓器疾患…124
3、 呼吸器疾患…134
4、 消化器疾患…152
5、 泌尿器疾患…186
6、 男性生殖器疾患…198
7、 女性生殖器および乳腺疾患…202
8、 内分泌疾患…216
9、 運動器疾患…226
10、 皮膚疾患…236
11、 神経疾患…240
病理解剖と病理検査…252
参考文献…254
索引…255
古代ギリシアにのみ見られる神話から哲学への発展ーギリシアにおいてなぜ初めて哲学は誕生し得たのか。神話世界に位置を占める女性性の重要性に着目したC・G・ユングの視点を発展的にとらえ、男性性と女性性の統合を通してこそ真の自己を知ることができるという確信から、西洋における倫理と信仰の伝統の出発点を探り、東洋の伝統との共通点と相違点を見事に抉り出した、「歴史心理学」ともいうべき新しい取組みが生み出した注目すべき成果がここにある。
「せん妄の臨床 リアルワールド・プラクティス」待望の改訂版!
せん妄に対する最新の知見を網羅しつつ、著者のこれまでの臨床経験から臨床での具体的な対処法がイメージしやすいようにまとめた1冊。症例編では臨床判断が求められるポイントでClinical Questionを設け、こういうときどう対処するか、考えながら読み進めることができる。
改訂版では、せん妄の予防的介入や、精神科医だけでなく看護師を含む医療スタッフのチームとしての関わり方についても言及した。
第1章 理論編
A せん妄とは何か
B せん妄の診断と症候学
1.せん妄の診断
2.せん妄の症候学
C せん妄の疫学
1.せん妄の有病率,発症率
2.せん妄の経過および予後
D せん妄の病態
1.せん妄の病態仮説
2.せん妄の生理学的側面
3.せん妄の生化学的側面
4.せん妄における脳画像所見
E せん妄の病因
F せん妄の予防
1.せん妄に対する非薬物療法的予防介入
2.せん妄に対する予防的薬物療法
3.当院で行っているせん妄予防の取り組み
G せん妄の治療法
1.せん妄への初期対応の原則と治療の流れ
2.せん妄の症状改善をめざした薬物療法
3.せん妄に対する薬物療法の使い分け
4.せん妄に対する非薬物療法的介入
第2章 実践編
A せん妄の診断のすすめ方および鑑別診断
1.せん妄の診断の流れ
2.外来場面での対応
3.入院場面での対応(他科入院中に精神科コンサルテーションとなる場合)
4.せん妄とうつ病との鑑別診断
5.せん妄と認知症との鑑別診断
6.せん妄とREM睡眠行動障害との鑑別診断
B 直接因子および併存疾患を考慮した薬物療法
1.脳血管障害に伴うせん妄
2.頭部外傷に伴うせん妄
3.神経変性疾患に伴うせん妄
4.中枢神経系の腫瘍性疾患に伴うせん妄
5.中枢神経系感染症に伴うせん妄
6.HIV脳症に伴うせん妄
7.アルコール離脱症候群に伴うせん妄
8.向精神薬を含む薬剤による中毒および離脱症候群に伴うせん妄
9.肝疾患に伴うせん妄
10.透析患者を含む腎疾患に伴うせん妄
11.電解質異常に伴うせん妄
12.循環器疾患に伴うせん妄
13.呼吸器疾患に伴うせん妄
14.術後せん妄
15.終末期せん妄
第3章 症例編
症例A 64歳 男性
症例B 78歳 男性
症例C 58歳 男性
症例D 47歳 女性
現代中国のジェンダー構造は、伝統中国や社会主義中国から如何に変化し、経済格差はどのように性別と関連し、消費社会はセクシャリティのあり方にどのような変化をもたらしたのか。
特に1995年の北京国連女性会議以降の20年間に焦点を当て、中国のジェンダー研究の第一線で活躍する研究者による最新成果を紹介する。
序 小浜正子
第一部 現代中国におけるジェンダー・ポリティクスの新局面ーシンポジウムの記録
解 題 小浜正子
中国社会の変容と女性の経済参画ー北京会議から二〇年 金 一虹(朴紅蓮訳)
ジェンダーをめぐるフェミニスト・国家・男性の協働/不協働ー反DV法制定過程を例に
馮媛(遠山日出也・朴紅蓮訳)
現代中国のジェンダー言説と性の政治経済学 宋少鵬(及川淳子訳)
コメント1 阿古智子
コメント2 足立眞理子
コメント3 伊田久美子
リプライ
第二部 北京国連女性会議から二〇年間の中国女性学
解 題 秋山洋子
〈女性意識〉と〈社会性別意識〉-現代中国フェミニズム思想の一分析
王政(秋山洋子訳)
グローバル化のもとでの中国女性学と国際開発プロジェクトーあわせて本土の資源と「本土化」の問題を語る 李小江(秋山洋子訳)
現代中国における三種の女性話語 屈雅君(福島俊子・秋山洋子訳)
[紹介]フェミニスト行動派の運動とその特徴ー二〇一二年二月〜二〇一六年四月 遠山日出也
第三部 中国における日本軍性暴力問題にどう向き合うか
解 題 秋山洋子
女性・平和・民族自省ー陝西師範大学で日本軍性暴力パネル展を開催して 屈雅君(秋山洋子訳)
苦難のうちに立ち止まってー日本軍性暴力パネル展の南京における挫折と内省 金一虹(大橋史恵訳)
メディアの中の「慰安婦」ディスコースー記号化された「慰安婦」と「慰安婦」叙述における記憶/忘却のメカニズム 宋少鵬(秋山洋子訳)
社会的・文化的に構成された性=ジェンダーの視点から、普段気にもとめていなかった自分たちの性とそのあり方を問い直していきます。ジェンダー論の意味と女と男をめぐる日本の現状を、平易な文体で身近な問題から説き明かしました。
一橋大学大学院社会学研究科の先端課題研究において、「承認」をキーワードに新しい社会状況に対応する社会政策のパラダイムを構想し、政策への応用を試みた共同研究の成果。最先端の研究動向の検討とともに、尊厳の毀損、差異、アイデンティティにかかわる問題を「承認」においてすくいあげ、社会政策、教育学、障害者福祉、ジェンダー論、多文化主義論、政治学など諸領域を横断する体系の構築をめざす。
編者まえがき
序 章 承認論の射程──社会政策の新たなパラダイム(田中拓道)
第1部 理論編
第1章 リベラリズム批判としての承認論──「正義」と「善」の関係をめぐって(大河内泰樹)
◎コラム1 社会哲学の研究動向(岡崎龍)
第2章 政治的リベラリズムにおける承認論の射程(後藤玲子)
第3章 承認と正義──「再分配/承認」論争とその後(加藤泰史)
第4章 労働・承認・闘争──アクセル・ホネットの「労働と承認」論(日暮雅夫)
第5章 社会正義と制度的権力 ティートゥス・シュタール(徳地真弥、訳+解題)
第2部 政策編
第6章 学校教育と承認をめぐる問題(山田哲也)
第7章 教育学の承認論的転回?──あるいは、アナクロニズムの甘受について(神代健彦)
第8章 障害者政策における承認──当事者主義の台頭と障害肯定論の広がりを踏まえて(中澤篤史)
第9章 スポーツと承認──その社会政策への利用をめぐって(鈴木直文)
第10章 福祉政策における承認──フランスの最低所得保障改革を事例として(田中拓道)
◎コラム2 福祉政策の研究動向(井上睦)
第11章 承認がうみだす新たな排除とは何か──フランスにおけるマイノリティ承認と「セクシュアル・デモクラシー」(森千香子)
◎コラム3 多文化主義の研究動向──民族・人種マイノリティの承認 (村上一基)
第12章 承認の臨界を考える──あるぺドファイル(小児性愛者)男性の語りから(湯川やよい)
事項索引
人名索引
執筆者紹介
本書は、進歩の著しい泌尿器科診断学の最先端を、多忙な泌尿器科医が日常診療で応用できるよう編纂したものである。前立腺癌や膀胱癌などの泌尿器科癌、尿路結石、不妊症、ED、尿失禁など、よく遭遇する疾患の診断法の実際と、目覚ましい進歩の見られるCT・MRIによる画像診断、将来さらに重要となる遺伝学的診断などが横断的に取り上げられ、詳しく解説されている。
≪本誌の特長≫
◆基礎から最先端まで、幅広い情報満載の臨床栄養総合誌!
◆生活習慣病への対策やNSTなどのチーム医療が重視され、栄養管理を担う管理栄養士・栄養士への期待はますます高まるなか、すぐに臨床で活用できる最新の知識をはじめ、日常業務のスキルアップのための情報や施設のルポルタージュ、新たな診療ガイドラインなど、医学・医療界の動向を含めた情報を広く紹介しています。
≪特集テーマの紹介≫
●わが国における維持透析患者数は2021年末時点で約35万人と増加の一途をたどっており、また透析導入時の平均年齢も71歳を超え年々高齢化しています。
●透析導入の原因となる慢性腎臓病(CKD)の予防・治療の基盤は、食事内容・生活習慣の適正化にありますが、高齢腎臓病患者の栄養管理においては、循環器疾患や脳血管障害、糖尿病といった併発疾患を踏まえた対応はもとより、ADLやQOLの維持・改善、個人の希望に沿った暮らしの継続など、異なる治療目標に応じた個別化の視点も求められています。
●本特集では、「高齢腎臓病患者を支えるー臨床の最新潮流を学び栄養管理に活かす」と題して、高齢腎不全患者の現状をはじめ、糖尿病性腎臓病(DKD)や併発症への対応、骨ミネラル代謝異常(MBD)の管理、保存的腎臓療法(CKM)の考え方、栄養管理で注意すべき薬剤、フレイル・サルコペニア患者の食事療法、カリウム制限の最新潮流、FROM-J研究の最新知見などを掲載。高齢腎臓病患者へ栄養指導を行う際に知っておくべき最新情報について、各領域の専門家である執筆陣が詳しく解説しています。
【目次】
【総論】高齢腎不全患者の最新動向と今後の課題
高齢糖尿病性腎臓病(DKD)の病態と管理
高齢慢性腎臓病患者の併発症の管理
高齢腎臓病患者の腎代替療法選択支援と保存的腎臓療法(CKM)のあり方
高齢CKD患者における栄養管理において注意すべき薬剤
サルコペニア・フレイルを合併した高齢CKD患者における食事療法の注意点
高齢CKD患者のCKD-MBD管理とその意義
CKD患者のカリウム管理における最近の潮流
慢性腎臓病重症化予防のための戦略研究とそのフォローアップ(FROM-J10)からみえてきたこと
●病棟で活かしたい!! フィジカルアセスメント入門(2)
食事の様子と口腔の観察
●活動レポート 栄養ケア・ステーション
機能強化型認定栄養ケア・ステーション ディー・アール・ディー
●ぷろらぼ 研究室で学んでみませんか
10年後、20年後の社会を見据えて5年後、10年後の自分を創造する/公立大学法人 長野県立大学大学院 健康栄養科学研究科 健康栄養科学専攻
●スポット
新たな遺伝子組換え表示制度の概要
●リハ栄養診断推論を究める! 誌上ケースカンファレンス
vol.5 浮腫合併の高度肥満女性において、下腿の壊死性筋膜炎に対する広範囲切除術が行われた症例
●Case Reportに学ぶ 摂食嚥下障害の栄養アセスメントと介入のコツ(8)
慢性腎不全を合併した延髄外側梗塞患者に対し、腎機能と嚥下機能に応じた食事指導が奏効した一例
●宮島流! 病棟栄養士のためのケースカンファレンス活用術
CASE 17 くも膜下出血
●Medical Nutritionist養成講座65
静脈栄養投与経路の管理(1)-静脈栄養カテーテル
●Dr.雨海の男性臨床栄養学(21)〈隔月連載〉
糖脂質の逆襲(2)-1882年、パリ発ライソゾーム病
●『日本食品標準成分表』の活用でもっと深まる 食品と調理のキソ知識(49)〈最終回〉
まとめ
●ORIGAMI ART-食に活かすおりがみ/食の教養
あんず
●こんだてじまん
じまんの一品料理 武蔵野うどん風/独立行政法人 国立病院機構 東京病院
●レポート
STROKE 2023 「脳卒中の和」
●報告
大腸肛門病専門病院における低FODMAP食療法の実践
●国家試験
第37回管理栄養士国家試験 解答・解説(1)
「男らしさ」という価値観に縛られてきた男性を、芸術や文学はどのように描いてきたのか。欧米や中国の映画、文学、芸術、演劇を男性表象の視点から読み解き、社会のマジョリティーだからこそこれまで語られなかった多様な「男らしさ」を析出する表象分析。
序 文 マスキュリニティ、二十世紀、表象 熊谷謙介
第1章 表現主義のマチズモとアウトサイダー性 西岡あかね
1 「男性の運動」としての表現主義
2 アルフレート・ヴォルフェンシュタインの「男」の詩学
3 女性の表現主義と「男性性の危機」の言説
第2章 新しい男の誕生?--ダダにおける「新しい人間」のマスキュリニティ 小松原由理
1 一九一九年ーー女たちの年、あるいは男たちの危機?
2 「ゴム男になりなさい」--跳ねる男、踊る男、殴る男
3 マッチョな紳士、あるいは男性ダダイストの理想の身体
4 男性性の攪乱?--女装、両性具有、キメラ男
5 ハウスマンのモード論ーー「新しい男」のためのファッション
6 再びの軍服化?--「新しい男」のゆくえ
第3章 洪深のアメリカ留学体験ーー自伝における人種差別・恋愛、そして演じること 中村みどり
1 中国の近代化と留学生たち
2 前半生ーーアメリカ留学と演劇、父の死
3 自伝の記述ーー離婚・人種差別・恋愛
4 中国人留学生のアメリカ体験ーー胡適・聞一多との比較
5 アウトローとしてのアメリカ留学体験と創作
第4章 男らしくない西部劇小説『シェーン』--冷戦期アメリカの核/家族 古屋耕平
1 カウボーイと家庭
2 カウボーイと原子爆弾
第5章 「人間らしさ」への道、「男らしさ」への道ーーラルフ・エリソン『見えない人間』 山口ヨシ子
1 実体がない黒い身体
2 「不定形な黒きもの」としての「僕」と「マン」の仮面をかぶった「もの」たち
3 南部出身の黒人男性としての自己確立と「人間らしさ」への道
4 「男らしさ」への道、そして「見えない」女性たち
第6章 母、マジョリティ、減退する性ーーロマン・ガリと男性性 熊谷謙介
1 母と息子ーー『夜明けの約束』
2 強者の男性性、弱者の男性性ーー『ホワイト・ドッグ』
3 性の減退ーー『ここより先チケットは無効』
第7章 飛ばなかった王子ーーマシュー・ボーン版『白鳥の湖』にみる男性性と現代社会 菅沼勝彦
1 マシュー・ボーン版の登場
2 男性性のあり方を問う時代に
3 男性「白鳥」とは誰か
4 「白鳥」の舞いに魅せられて
5 幻想の裏切り
6 「成長」の失敗と母性
第8章 現代美術にみる狩猟と男性性ーーおとぎ話文化研究の視点から 村井まや子
1 「男らしい」狩猟
2 「赤ずきん」の猟師はどこから来て、どこへ行くのか
3 剥製が語るアメリカの自然史ーーエイミー・スタイン「飼いならされた(Domesticated)」シリーズ
4 オオカミとともにーー鴻池朋子「インタートラベラー」カンザス大学自然史博物館展
航空宇宙工学を初めて学ぶ大学生に向け、将来航空宇宙業界ですぐに役立つ知識に重点を置き編纂するテキストシリーズの1冊。
航空機開発においてとくに重要なフラッタ現象を中心に、空力弾性問題について纏められている。理論的な事柄から、実機の空力設計と構造設計の狭間で遭遇する実際の空力弾性問題とその対策、および実践的な空力弾性設計の手順まで解説する。
第1章 序 論
第2章 空気力学の整理
第3章 定常翼理論
第4章 構造振動解析
第5章 静的空力弾性
第6章 非定常空気力
第7章 フラッタ方程式
第8章 安定解析
第9章 フラッタ
第10章 フラッタシミュレーション
第11章 実機空力弾性
補 遺 力学の諸原理