2007年6月発表のコンプリート・ベスト・アルバム。インディ・チャートで上位にランク・インしたナンバーをはじめ、結成当時の自主制作音源や未発表曲もコンパイル。清涼感あふれるロック・サウンドが満喫できる。
中国の伝統音楽やクラシック、ジャズ、ポップスまで幅広いレパートリーを聴かせる女子十二楽坊の2007年8月発表のアルバム。タイトルどおり、上海を思わせる色彩豊かな内容で、伝統楽器のアレンジなど実に見事な仕上がりだ。
ロックのカジュアルさとポップのキャッチーさを融合させた6人組のセカンド・フル・アルバム。正統派なガーリー・ロックの声を持つSaCoと危なげな少年らしさが色っぽい和教のツイン・ヴォーカルが聴かせるスタイルは無限大。期待感にあふれたココロ弾む一枚になった。
田中芳樹によるSF小説を原作に、劇場版、OVA(本編・外伝)が制作されたアニメ『銀河英雄伝説』。本作はそのBGMをコンプリートした豪華ボックス・セットで、自由惑星同盟SIDEと銘打ち(対立する銀河帝国のセットも発売中)、時間軸に沿って使用楽曲を収録。今や入手困難と言われていただけに、ファンにとってはうれしい限りだ。宇宙を舞台にした壮大なストーリーに彩るのはクラシックの名曲の数々。メジャー、マイナーを問わず古典派から20世紀に活躍した作曲家まで選曲は多岐にわたっている。またオリジナル曲は少ないが、ディスク1の2曲目の秋吉満ちるのスケール感のある第1期OPや小椋佳による温かみのあるEDの数々はやはり印象に残る。ディスク1の9曲目はこのアニメのイベント参加者の合唱である。全10枚、かなりの聴きごたえがあるので、この作品でクラシックに馴染んでみるのもいいかも。
2007年の紅白にも出場を果たした秋葉原発のアイドル・ユニット、AKB48による卒業をテーマにしたシングル。もともとインディーズ時代に発表した曲だが、新メンバーのチームAとBも加わった総勢43人編成。等身大の思いを描いた曲を彼女たちが丁寧に歌う。
AKB48の2008年第2弾シングル。インディーズ時代のデビュー作「桜の花びらたち」を新たに加わったメンバーとともに再レコーディングしたヴァージョンで、切ないメロディとパワー・アップした歌声が胸を熱くする。⇒★AKB48特集★はこちら!
路上ライヴ1,000回、全国47都道府県ライヴを達成してきたシンガー・ソングライターの5周年記念となる2枚組アルバム。カップリング曲を通してこの5年間の成長がわかる構成で、ファンから音源化の要望が高かった「Deep Love」(同名映画主題歌)も収録。