世界各地のことわざを集めた事典。世界99地域・民族と聖書等の古典9種を合わせた108項目のもとに9000余例を収録する。本文は日本語で、原語はその一部にのみ付す。巻末に英文目次のほか、解説に引用された日本のことわざの五十音索引、ことわざ中のキーワードから引けるキーワード索引を付す。-ここには人間の知恵のすべてがある。
近年高校生の交際交流が盛んになってきている。しかし海外に留学する日本人高校生に比べ、日本が海外から受け入れる高校生の数は極めて少ない。その原因の一つに日本語という言語の学習と受け入れ環境としての日本の持つ複合的な問題がある。本書は日本語教育という立場に立って、高校留学生の日本における日本語学習の実態を言語と文化の学習という視点から実証的に考察し、学習を効果的に行うための学習支援を教材開発と支援のあり方という観点から論じるものである。
クロスワードパズルを解く、話しかける、週末の予定を考える、詩を読む、罵声をあびせる、指や体で話す、メモを取る、声から性別・年齢を判断する、寝言を言う等々、人は常に言葉とともに生きている。言語そのものの面白さ・多様さ・深淵さはもちろん、あらゆる言語使用の実態までを、斬新な感覚でとらえた「万人のための言葉の百科」。写真・図版・コラム多数。
契沖・白石・徂徠・宣長らの業績。日本語研究に先鞭をつけた和・漢・洋の碩学たち。僧契沖、新井白石、荻生徂徠、富士谷成章、本居宣長、中野柳圃らをとりあげ、国学・漢学・蘭学等、諸方面で試みられた江戸の日本語学の全容を解明。
「世界言語学名著選集」は20世紀の言語学史を辿る上で貴重と思われる国内・国外の著作を選び、海外で刊行されたものに関しては邦訳版を、国内で刊行されたものに関しては初版本を復刻集成したものである。第1巻、美学(世界大思想全集46)。
宇宙万般、古今東西の諸現象・諸所在を解説。各界150名の研究者を結集し最新の成果を集大成した記号学の「いま」。詳細な分類項目表、参考文献一覧、事項索引、人名索引付き。
トルバドゥール・ロマンス語文学から、クローチェ美学を経て記号論に歩を進め、U.エコからさらに比較記号論や比較フォークロアにまで及ぶ。本論集は、豊富な翻訳体験に基づく著者の四十数年間の学的彷徨の集大成である。