「自然流」武宮九段が解説する、目一杯頑張らなくても勝てる4原則。石は、急いで攻めてはいけないことが納得できる一冊。
ビジネス文明を謳歌する、現代日本の「大いなる錯覚」を襲つ。ラディカルな現代文明批判。
初夏の東京・府中。ある廃ビルの一室で男が殺された。たまたま廃ビルに入り込んでいた若いアベックと犬を連れて散歩中の中年男性が目撃し、警察に通報した。男は「ヤギサワショウイチロウ カスミガセキ」のダイイングメッセージを残して死んだ。殺された室の窓は密封され、扉はロックされた完全密室であった。事件に巻き込まれた警視庁捜査一課の八木沢庄一郎は必死に犯人を追うが…。密室の謎解きとアリバイ崩しに挑む八木沢刑事の活躍を描く書き下ろし長篇本格ミステリー。
団塊世代の朝倉京太郎は、関西の私立大学出身者という負い目を背負いながらも、当時最大最優と言われた帝国銀行に入行する。だが、毛並みを重視する帝国銀行は東大閥で、想像していた以上の学歴差別が存在していた。学歴差別に屈することもなく、朝倉は、身を削りながら、驚異的な実績を上げ続けていく。そしてバブル全盛の頃、同期の第一選抜者として経営職階に上り詰める。しかし、そこには不正融資という恐ろしい罠があった…本格的経済小説。
史上最高益に踊るメガバンクに異議あり!!巨大銀行の慢心が招く「恐ろしい未来」を予見するとともに、銀行業が本来担うべき役割ならびに使命を緊急提言。
サブリミナル効果などというものは存在しない。いくらモーツァルトを聴いても、あなたの頭は良くならない。レイプ被害者は、なぜ別人を監獄送りにしたのか?脳トレを続けても、ボケは防止できない。「えひめ丸」を沈没させた潜水艦の艦長は、目では船が見えていたのに、脳が船を見ていなかった。徹底的な追試実験が、脳科学の通説を覆す。
これまで、色彩錯覚という視点での研究や参考資料は少なく、視覚的効果を狙ったオプティカル・アートや、点描法による後期印象派における対比と同化の錯視現象などに、その一端を見ることができるに過ぎない。今後、情報の伝達手段として、色の錯覚を用いたデザインの色彩計画は、造形性、独創性、イメージ性などの新しい視点での展開となるもので、その実現化への挑戦が望まれる。本書では、できるだけ作例を多数掲載し、目で見て理解するという観点からのアプローチを心掛け、とかく難解な用語や文章を避けて平明な表現を主眼とした。色彩、美術、デザインを学ぶ学生やデザイナー、環境造形に携わる人々、また社会に溢れるサイン計画に関わる方々に。
吉野家vsすき家“最終戦争”の行方は?“高価格”スタバはなぜ人気なのか?“ファミレス”からなぜ家族が消えたのか?-。
パリコレモデルや著名人を含む5000人以上のメイクを担当し、1万人以上の美容アドバイスを行ってきたメイクアップアーティストCeCeが、自身の経験から導き出した技術をまとめた、まさに集大成となるメイク本。
年齢による顔立ちの変化を知り、いつもより1ミリだけラインを長く描く、少しだけ色を濃くする、角度をわずかに変える…など、「目の錯覚を利用したメイク」をすれば、年齢を重ねても、魅力的に輝くことができると提唱。具体的なテクニックを紹介している。
例えば、年齢を重ねると「面長になる」「間のびする」「こめかみがやせる」などの顔立ちの変化がある。そこで、まゆ山を1ミリだけ外側にしたり、まゆ下のラインを1ミリだけ下げる。そうすることで、目の錯覚で、面長や間のびを解消し、若見えさせることができる。また、チークの引き方や、ハイライトの使い方で、上昇気流をつくることで、リフトアップ効果を狙うことも可能、など。誰もが取り入れやすいテクニックを、パーツ別に詳細に紹介している。
アラフォー以降世代の一般人9人をモデルに錯覚メイクを行い、Before&Afterの比較や、お悩みの解決方法など、豊富な実例をもとにわかりやすく紹介しているのも魅力。
ヒトはなぜ錯覚を起こすのか?錯覚による不思議な現象、興味深い実験の数々。人間の感覚の“あいまいさ”を探る。
ウソかホントか、だまされまいぞ。同心円の円周は長さが等しい?2/3の確率で勝てるサイコロがある?5つの相似三角形に分割できる三角形とは?トリックやパズル、ゲームがおりなす不思議の世界へご招待。
吉田茂から現在まで、アメリカや社会党との関係に揺れ動いた戦後歴代内閣の国防政策の変遷を探り、“戦後日本的平和主義”成立の過程を検証する。
本書は、錯覚の具体例やそれをつかったトリックの数々を紹介し、錯覚のおもしろさとこわさを興味深く解説しています。
「家族の断絶」は当たり前…ポジティブだけ求めなくてもよい…逃げ道を用意するのが大人…いいことずくめのはずがない…。家族の問題、心の問題、生き方の問題などなど、身のまわりのちょっと気がかりなことを、画家・安野光雅と臨床心理学者・河合隼雄が大胆に掘りさげる。目からウロコの連続で、頭のコリ、心のサビがとれていく。