本書には、著者が長年取り組んできた摂食障害患者に対する臨床心理学的援助の活動が、研究としてまとめられている。第一部では、ロールシャッハ・テストやバウム・テストを用いて、神経性食欲不振症者の人格構造を検討した。第二部では、博士の主たる臨床の場である総合病院精神科での患者に対する心理療法とその考察が語られている。さらに第三部では、本疾患に関する社会文化的側面を検討した。
胃弱・虚弱・やせすぎ・元気不足・体力不足には遠赤・細火・とろ火料理(養生粥)が最高の健康食。中国式養生粥は補温・温中・粉食・密度食の完全食。だから体が温まり、食欲がわき、やせすぎが治ります。
インスタントラーメンを宇宙まで飛ばした男の「食」へのこだわりがここにある。安藤百福「食」語録。決して平坦ではなかった人生経験の中から学び取った、生きるための知恵ともいうべき言葉の数々。
なぜ食べないのか?なぜ食欲がでないのか?なぜ食べすぎるのか?なぜ偏ってばかり食べるのか?これは子どもたちだけに原因を帰することはできません。私たちの生活が経済的に豊かになり、効率を求めすぎる生活になってきているため、家族の心理情況が、忙しくなりすぎている点などに問題の根はあるのだといえるでしょう。心の発達をたすけ、共にいつくしみあいつつ、ゆるやかであたたかい目をそそぐための書。
過食脳から、今すぐ脱却せよ! ダイエット以前に知るべき、謎に満ちた食欲のしくみとは? 英国の医師による世界的ベストセラー
27歳、会社員の日々野鮎美は、「山ガール」と呼ばれたくない自称・単独登山女子。山漫画『山と食欲と私』の主人公が作品中で料理する簡単でおいしい山ごはんメニュー51品の作り方をまとめた公式レシピブック。
国内最大級ダイエットサービス「あすけん」の栄養士が教える!日本人のためのビジネスパーソンの最強食事術!1500人の栄養士のノウハウ+60万人・2億食の食事データから導き出された、疲れないカラダとアタマをつくる方法。
脳神経外科医が教える、「食のIQを高めてパフォーマンスを最大化させる方法」
<本書の特徴>
・ビジネスパーソンの疲労、肥満、集中力の欠如を解決!
・食欲と食生活を正常な状態に今すぐリセット
・医学的、脳科学的根拠に基づく超実践メソッド
・成功したい人が食べるべき食事をわかりやすく紹介!
・ずっと健康で第一線で活躍したい人へ食意識の改革
<本書の内容>
▼現代人は1日2食でOK
▼「血糖値」にとらわれるな!
▼正しい空腹のサインを見逃すから太る!
▼脳がすっきり冴えるスープ
▼まず「脂質」を変える!
▼摂るべき油は「量」ではなく「比率」で考える
▼「メタ認知」の意識でダイエットは成功する!
▼脳にだまされないで食欲をコントロールする
▼血管も見た目が9割
▼普通の食事でも5年で13kgも体重が増えるのはなぜ?
▼「正常性バイアス」という罠
▼「ピュアな食欲」と「フェイクな食欲」を見極めろ!
▼あなたは1日1回「空腹」を感じていますか?
▼食欲に影響を及ぼす「レプチン」&「グレリン」
▼食事は「腹六分目」にする
▼「炭水化物量」チェックを怠るな!
●著者プロフィール
菅原道仁(すがわら・みちひと)
脳神経外科医。菅原脳神経外科クリニック院長。1970年生まれ。
杏林大学医学部卒業後、クモ膜下出血や脳梗塞といった緊急の脳疾患を専門として、国立国際医療研究センターに勤務。2000年、救急から在宅まで一貫した医療を提供できる医療システムの構築を目指し、脳神経外科専門の北原国際病院(東京・八王子市)に15年間勤務。毎月1500人以上の診察から「人生目標から考える医療」の診療スタイルを確立し、「誰もが安心して人生を楽しむため、そして人生目標を達成するため」の医療機関として、2015年6月に菅原脳神経外科クリニックを開院。現在は、頭痛、めまい、物忘れ、脳の病気の予防の診療を中心に医療を行う。
本書は、著者初の「食欲」に特化した書籍となり、医学、脳科学、心理学の多様な観点から「食欲」を分析・解説し、ビジネスパーソン向けに脳と体のパフォーマンスが上がる食事法を提唱する。
著書には『そのお金のムダづかい、やめられます』(文響社刊)、『死ぬまで健康でいられる5つの習慣』(講談社)などがある。
www.sugawaraclinic.jp
本書の内容は食欲と味覚および嗅覚で、われわれの日常生活に密接な関連をもつ感覚である。一般には総括して化学感覚ともよばれ、下等(ここでは生命に直結するとの意味)な感覚とされている。
第5編 食欲中枢における情報処理
第1章 食欲の発生
第2章 摂食中枢および飽満中枢の刺激と破壊
第3章 摂食および飽満中枢の電気的活動と情報処理
第4章 摂食および飽満中枢に対する他部からの調節
第5章 食欲および摂食の化学情報処理
第6編 味覚における情報処理
第1章 味覚の受容器における情報の処理
第2章 末梢神経線維における味覚情報
第3章 味覚情報と嗜好行動
第4章 味覚の情報
第5章 中枢における味覚情報の処理
第7編 嗅覚における情報処理
第1章 嗅覚の特性
第2章 嗅神経系の構成
第3章 嗅覚受容器における情報処理
第4章 嗅球における情報処理
第5章 高位嗅中枢における情報処理
世にダイエットの方法は星の数ほどあるが、無理なく、健康的に、確実に痩せるにはアルファ波を使ったメンタルダイエットが一番である。この方法のなによりの特徴は、無理な食事制限や運動をしないことだ。だから食べられないこと、運動をしなければならないことがストレスになることもない。潜在意識のなかに「痩せる」というイメージを植え付け、食事量を減らし、体を動かすようにする方法だから、誰でも無理なく痩せられるのである。
猛毒をもつ魚や捨てていた鳥の内臓まで旨い珍味に変え、カビさえも利用して風味高き食品を生みだす…。どの民族も美味の獲得に執念を燃やし、深い知恵を働かせ工夫を凝らしてすばらしい味を手に入れた。奇跡的ともいえる驚くべき“食の発明・発見”を探る。
個人の遺伝情報が規定しているのは、その人が肥満になるかどうか、というよりは、その人の体重や体脂肪量だ。実際、太っている人がダイエットをしても思うように体重は減らないし、逆に、痩せている人が太ることもむずかしい。ヒトの遺伝子は、体重が規定された値になるように、食欲やエネルギー消費量を調節している。遺伝情報による体重調節のメカニズムが解明されれば、われわれの体重を自由に設定できるようになるかもしれない。では、どのような遺伝子が、ヒトの体重や食欲をコントロールしているのか。また、肥満の問題で、環境のおよぼす影響はどのように評価されるのだろうか。著者は、肥満遺伝子を発見したロックフェラー大学の研究グループに、1996年より加わった。それ以来、医学の中でもっともホットな分野である肥満研究の最前線に身を置いてきた。本書では、肥満を対象にした遺伝学の現状と今後の展望を解説する。