BPを世界最大級のエネルギー企業へと育て上げ、「世界で最も尊敬されるCEO」にも選ばれた著者を、前代未聞のスキャンダルが襲った。少年期から隠し続けてきた秘密が暴露され、心も名誉も傷つき、屈辱的な辞職に至る。だが、それは新たな素晴らしい人生の始まりだったー。LGBTの人々は職業生活の中でどのような問題に直面し得るのか。同僚は、企業は、彼らをどう支え、どう協働していけるのか。誰もが自分自身でいられる職場をつくるため、あなたには何ができるだろうか。世界的なビジネスリーダーが職業人生の中でゲイである自分を隠し続けた日々とカミングアウトの経験、そして100人以上のLGBTの人々への取材から語る、職場における性的少数者と周囲の人々へのメッセージ。
LGBTは、精神障害なのか?LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字を集めた略語である。かつて精神医学で病理と捉えられていた同性愛を含む多様な性のあり方は、現在では精神障害とはみなされていない。本特集では、一般精神科にLGBT当事者が、生きづらさや特有のメンタルヘルス問題を抱え、訪れた際に適切に対応するために、その概念や歴史的経緯を基礎から紹介し、さらに彼らのニーズに沿った医療を提供するための具体的対応方法を取り上げた。これからの精神科医が求められるLGBTの正しい理解と適切な対応のために必読の特集。
LGBT+は、もう論争の的じゃない?
LGBT+フレンドリー先進国・スウェーデンの当事者たちが語る、愛と勇気のリアル・ストーリー。LGBT+の国際的な基礎知識から、LGBT+ムーブメントの歴史、ジェンダーレス幼稚園や世界初のLGBT専用高齢者住宅など最新のトレンド、多くの人が進歩を認めるスウェーデンにもまだある課題とは? 差別を知らない若者、子育て世代やシニア世代、当事者家族など、多様性あふれるインタビューも多数収録。
第1章 LGBT+ってなんだろう/第2章 スウェーデンの価値観とLGBT+の関係性は?/第3章 LGBT+の歴史をひもとく/第4章 LGBT+コミュニティとは?/第5章 LGBT+ムーブメントとインターセクショナリティ/第6章 コミュニティのための居場所/第7章 カミングアウトとは?/第8章 LGBT+と家族のかたち/第9章 スウェーデンのLGBT+コミュニティの課題〜移民、スポーツ界、ネオナチ、ジェンダー移行/第10章 スウェーデンのLGBT+の未来
ボーヴォワールが『第二の性』で新しい概念の登場を予感させて以降、20世紀の哲学はジェンダー論の展開・受容に大きく舵を切った。だがなお、私たちの認識にはジェンダーをめぐる不正義があり、学問にも性差別が残っている。こうした問題は思想・実践の力によって少しずつ解決されてはいるものの、20世紀には表在していなかったLGBTQという観点によって、よりいっそう複雑化している。性の多様性に対して哲学は何を言えるのか。これは21世紀の重要な問いのひとつである。
第1章 ジェンダーが問い直す哲学ーー「尊重しあう愛」 は可能か【小手川正二郎】
1 哲学とジェンダー
2 身 体
3 愛
第2章 ジェンダーをめぐる認識的不正義ーーマスメディアの企業風土と組織の証言的不正義【佐藤邦政】
1 個人が犯す証言的不正義
2 組織が犯す証言的不正義
3 マスメディア企業における偏ったジェンダー組織風土
4 マスメディア企業の組織的無知による証言的不正義
5 おわりにーー偏ったジェンダー報道に対するマスメディア企業の責任と是正に向けて
第3章 性差をめぐる科学研究の落とし穴ーー統計学をいかに使いこなすか【高松里江】
1 能力に性差はあるか? 算数・数学のテストを例に
2 統計学と心理学
3 心理学における再現性課題
4 平均値に対する誤った理解
5 性差の根拠とされるもの
6 おわりにーー性差研究で注意すべきこと
第4章 LGBTQの人々が「自分らしく生きる」ということーー性のポリティクスから多様性の哲学へ【稲垣惠一】
1 不可視化された差別と生きづらさ
2 差別を助長しかねない?--LGBT法
3 内なる差別意識をどう考えるか?
4 政治問題とされた観念
5 LGBTQの人々の多様なかかわり
6 近代的主体の形成とその裏側
7 性のポリティクスの限界
8 性の多様性の実践
9 おわりにーーパートナーは喪失した私を取り戻してくれるのか?
責任編者解題
引用・参照文献
責任編者・執筆者紹介
索 引
●性は、体やベッドの上の話だけではない。人生そのものだ。
世の中にある、男性か女性かという無意識の二者択一の価値観ーー。
セクシュアル・マイノリティの当事者は、さまざまな状況でしんどさや嫌な気持ちを感じています。
この本では、セクシュアル・マイノリティの当事者が、
日々の生活や年代ごとに出会う困りごとに対して、どうすればよいかを答えていきます。
「本来の性別のトイレを使ってもよいか」、
「いじめを受けているときにどうするか」などの世代に共通する悩みから、
「パートナーと結婚の代わりに養子縁組をするとどうなるか」、
「パートナーが亡くなったときに葬儀やお墓はどうなるか」などの人生の転機にかかわる悩みまで、
数ページずつの66個のQ&Aが、具体的な解決策を届けます。
本の最後には、「相談機関一覧」と「おすすめの本・ホームページ」を掲載。
今困っていることを解決するためのあらゆる手段を1冊にまとめています。
また、セクシュアル・マイノリティの当事者が半生を振り返ったコラムには、
大きな葛藤や苦悩と向き合いながら生きてきた様子が、場面が浮かぶような言葉で書かれていて、
当事者の心の奥の奥にある本音の一部を知ることができます。
このような内容によって、セクシュアル・マイノリティの当事者や
当事者と一緒に生きている皆さんが持つ、不安や孤独といった気持ちを和らげて、
あらゆるセクシュアリティの人が、少しでも生きやすくなれるきっかけをもたらします。
立正大学法学部・法制研究所共催2020年度公開講演会『グローバルにみた日本のLGBTと人権保障』(2021年1月23日開催)の記録。
今、必修のキーワード「LGBT」は、L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)というセクシャル・マイノリティの総称です。本書は、ゲイであることをカミングアウトし、現役電通マンと認定NPO法人の二足のわらじを履いて活躍する著者が、自らの生い立ちも赤裸々に語りながら、LGBTといっしょにハッピーな世の中をつくりましょうと問いかける一冊。ゲイ能力を身につければ、絶対得します。
まえがき
第一章 セクシュアリティはグラデーション
第二章 自分へようこそ!
第三章 同じ人生はひとつもない
第四章 身につければハッピーなゲイのチカラ
第五章 未来のためにカミングアウトしよう
第六章 ゲイの友だちをつくる醍醐味
●おすすめLGBTムービー・ベスト10
あとがき
経営者として1年間の育休取得し、元国際公務員(国連専門官)として、日本でダイバーシティ経営や働き方改革などがはやるはるか以前から、世界標準として実践し指導してきたダイバーシティ経営のポイントについて、体験談を織り交ぜて解説。「ダイバーシティ型社内通貨制度」や「ダイバーシティ経営BCP」「働き方改革BCP」などの著者オリジナルの経営手法の提唱・紹介や、LGBT(Q)・異文化理解・ムスリム対応・インバウンド対応など、その他のビジネスにおける各種ダイバーシティ&インクルージョンについてコンパクトにまとめたもの。
あなたの身近にレインボーな友だちがいるって知っていた?レインボー(虹色)は、性の多様性を表わすLGBTの象徴。
L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー、どんなことを感じているのかな?なにを感じているのかな?このマンガで、レインボーな友だちについて知ろう
1 L・レズビアンの巻
教えて!金子センセ。
女の子同士のほうが気楽だからこのままでいいよね?
同性愛の人ってどのくらいいるの?
友だちが同性愛だと同性愛になってしまう?
同性愛の人たちについてもっと知りたい
2 G・ゲイの巻
教えて!金子センセ。
男らしい、女らしさってなに?
「ジェンダーバイアス」ってどういうこと?
「下ネタ」ばかり言う人がいるのはなぜ?
「性的ないじめ」を受けやすいってほんと?
エイズはゲイ同士では移りやすい?
3 B・バイセクシュアルの巻
教えて!金子センセ。
性教育受けた?持ち物が地味だと男の子みたい?
言葉づかいはどうする?
健康診断、いやだなあ
どうしてバイセクシュアルになってしまうの?
4 T・トランスジェンダーの巻
教えて!金子センセ。
生まれ変わったら男がいい?女がいい?
小さいときから女の子の服装はきらい
制服、着たくなかったらどうする?
外国へ行かないと手術は受けられないの?
「性同一性障害」のカミングアウトが早いほうがいい?
「カミングアウト」「アウティング」「アライ」について
カミングアウトを受けた場合は?LGBTを知るための従業員への研修は?児童生徒・保護者への周知方法は?施設整備の具体的対策は?パワハラやセクハラにあたる言動とは?パートナーとの将来を見据えた手続とは?現行の法律・制度で、日々の生活での課題をどのように解決できるのか、弁護士がわかりやすく解説!
日本におけるLGBT を含む性的少数者の人口は8.9%
13 人に1 人という存在。
雇用する労働者の中にも、
LGBT に該当する人が一定程度いると考えられる中で、
サポート態勢の整っていない職場では、
今後さまざまな問題が起こることも考えられる。
今、企業として求められる対応は
労務管理上、注意すべきポイントとは
LGBTに関する案件を多く取扱う
弁護士の森伸恵氏が徹底解説。
目次
第1章 基礎知識~労務管理に入る前に~
第1 LGBT・SOGIとは(基礎知識)
1 LGBTとは
2 その他のセクシュアリティ
3 性別違和とは
4 性的指向と性自認
5 SOGIとは
6 LGBTの人口
第2 歴史と社会
1 国連決議と国際的な人権保障
2 各国のLGBT施策(同性婚、差別禁止、性別変更)
3 社会環境
(1) 国内の法整備
(2) 地方自治体の動き
(3) 企業の動き
第2章 企業に求められる対応 総論
第1 総論
第2 カミングアウトについて
第3 職場環境の実際と当事者の希望
第4 企業が持つべき視点と具体的な取り組み方向
第3章 企業に求められる対応 各論
第1 採用
1 募集時
2 採用
第2 人事・服務規律
1 服装の自由
2 更衣室やトイレの使用
第3 取引先・顧客との関係
第4章 SOGIハラスメント
第1 ハラスメントの防止
第2 セクシャルハラスメント
第3 パワーハラスメント
第4 SOGIハラスメント
第5 アウティング
第6 国の施策
第7 事例検討
1 性的指向・性自認に関する侮辱的な言動
2 アウティング
i)人事労務での対応(社内制度、同性パートナーシップ制度等取扱い)
ii)管理職の対応(部下からのカミングアウトと情報管理)
iii)同僚間の対応(アウティングの背景、深刻性)
第8 企業における対応策~SOGIハラが起こらないようにするには~
1 就業規則の作り方
2 社内研修
3 相談窓口の設置
4 相談窓口対応従業員の教育
第5章 LGBTフレンドリー企業になるには
第1 総論
第2 就業規則の内容~LGBT従業員への配慮を盛り込んだ就業規則の作り方~
1 差別禁止
2 服務規律1 セクシュアルハラスメントの禁止
3 服務規律2 アウティングの禁止
4 服務規律3 トランスジェンダーの服装
5 服務規律4 トランスジェンダー社員の通称
6 服務規律5 トイレ・更衣室の使用、社員旅行
7 勤務時間 同性カップル間で子供の養育
8 休業条項 トランスジェンダー社員の手術
9 休業・休職・休暇(同性パートナーがいる社員の慶事・育児・介護休暇)
10 健康診断(安全及び衛生)
11 福利厚生
第3 社内教育
1 研修の実施取り組み例
2 広報活動取り組み例
3 意見聴取の機会の取り組み例
第4 相談窓口の作り方
1 相談の内容
2 相談窓口の設置方法
第6章 withコロナの時代~コロナとLGBT~
第1 LGBT従業員の不安
第2 起こりうる問題と対応策
1 感染予防の徹底段階
2 感染時の対応部門の決定
3 感染した従業員の対応段階
4 濃厚接触者の対応
5 その他の従業員の対応
6 対外的発表
第3 LGBT従業員への福利厚生の適用
第7章 裁判例
報道で「LGBT」という言葉を見ない日はないという状況となった今もなお、さまざまな生きづらさを抱えているLGBT当事者、殊に青少年期の当事者が適切なサポートやケアを受けられるよう、学校教育関係者と医療従事者にとって欠かせない情報を凝縮した一冊。
近代以降、同性愛は文学の中でどのように表現されてきたのだろうか?
BL、百合という文脈で語られると共に、一方でLGBTQを考えるための文学としても着目されている同性愛文学。
森鷗外、三島由紀夫、田村俊子、吉屋信子ら近代文学の作家から、松浦理英子、吉田修一、山崎ナオコーラ、村田沙耶香、綿矢りさら現在進行形の作家まで紹介し、明治から平成までの文学史の一側面に光を当てた一冊。
はじめに 同性愛をめぐる二つの「自由」
序章 問題と方法ー日本の同性愛文学と「LGBT」
第一章 「同性愛者」以前
第二章 「同性愛者」の誕生ー三島由紀夫という分水嶺とその後
第三章 女性同性愛の文学
第四章 間奏 稲垣足穂と森茉莉ー二つの抽象
第五章 同性愛文学の現在、あるいは「同性愛者」後の同性愛文学の可能性
終章 新たな「自由」へ
おわりに
「性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律」の内容を正しく理解できるよう、逐条形式で各条の内容とともに、立法経緯や国会での審議状況について解説したもの。また、資料編では、成立法案及び各修正案、各党からの法案、与野党の合意資料、国会で引用されたLGBTQに係る学術研究データ・資料のほか、令和5年7月11日最高裁判決、令和5年10月25日の最高裁決定も全文収録
○LGBT理解増進法の理念・目的・内容を正しく理解できるよう、各条文の内容に加え、その立法経緯・国会での審議状況を逐条形式で詳しく解説。
○資料編では、成立法案及び各修正案、各党から法案、与野党の合意資料、これまでの各省庁の施策、国会で引用されたLGBTQに係る学術研究データ・資料、令和5年7月11日最高裁判決、令和5年10月25日最高裁決定を収録。本法の理解をより深めることができるとともに、LGBTQに関する施策の状況を把握することができる。
○イチから学べる「総論」、セクシュアル・マイノリティ当事者が直面する、住居や医療・介護、労働、子ども、相続等の問題にQ&Aで答える「各論」の二部構成。
○裁判例、当事者の座談会、相談を受けた際のロールプレイング、 相談窓口一覧、コラムなどの各項目も充実。
○難解な法律用語や学説が出てくることもないため、法律家だけでなく、自治体相談窓口の担当者や民間企業の担当者も広く活用できます。