Linuxの基礎からセキュリティまで、Webサーバーを運用するために身に付けるべき知識をまとめた書籍です。Rocky LinuxとさくらのVPSを使用して、実際に手を動かしながらWebサーバーを構築・運用します。前半ではLinuxのインストールから始まり、基本的なコマンドやネットワークを学びます。後半では実用的なWebサーバー構築演習としてLAMP(Linux、Apache、MariaDB、PHP)環境を構築し、CMSとして有名なWordPressを動かしていきます。作成したLAMP環境を運用し、ログの解析、ファイヤーウォールの設定、公開鍵による安全な通信などを学んでいきます。最終的にはDockerでコンテナの作成まで習得できます。第2版のポイント、CentOSからRocky Linuxに変更、サーバー周りの技術情報のアップデート。
TCP/IP&ネットワークコマンドの解説書。『Linux×コマンド入門』(技術評論社、2021/04)、『macOS×コマンド入門』(技術評論社、2020/4)の姉妹本です。
本書では、TCP/IP&ネットワークの今の基本を押さえ、ネットワークコマンドや各種ツールの基礎知識や作法を平易に解説。コマンドやWiresharkなどのツールを使って、TCP/IPのしくみ&ネットワークの基本概念を手を動かして実際の動作を見ながら学べる点が特徴です。動作確認環境としてはLinux(Ubuntu)を中心に、Windows/WSL2、macOSに対応。コマンドラインがはじめての方でも試せるようにサポートサイトも用意しました。変わる基本、変わらない基本を広く初学者の方々へ。スマートフォン、Wi-Fi、無線通信をはじめとしたコンピューターネットワークの今を気軽に体感できる1冊です。
コマンドラインを極めろ!!
MS-DOSを知らない世代のエンジニアに向けたLinux入門書の決定版。
Linux自身の機能だけでなく、シェルスクリプトを使ったプログラミングや、
Gitによるソフトウェア開発のバージョン管理など、
エンジニアの定番知識を徹底的に、丁寧に解説しました!!
[Redhat系、Debian系に対応]
CHAPTER01 Linuxを使ってみよう
CHAPTER02 シェルって何だろう?
CHAPTER03 シェルの便利な機能
CHAPTER04 ファイルとディレクトリ
CHAPTER05 ファイル操作の基本
CHAPTER06 探す、調べる
CHAPTER07 テキストエディタ
CHAPTER08 bashの設定
CHAPTER09 ファイルパーミッション、スーパーユーザ
CHAPTER10 プロセスとジョブ
CHAPTER11 標準入出力とパイプライン
CHAPTER12 テキスト処理
CHAPTER13 正規表現
CHAPTER14 高度なテキスト処理
CHAPTER15 シェルスクリプトを書こう
CHAPTER16 シェルスクリプトの基礎知識
CHAPTER17 シェルスクリプトを活用しよう
CHAPTER18 アーカイブと圧縮
CHAPTER19 バージョン管理システム
CHAPTER20 ソフトウェアパッケージ
APPENDIX01 リモートログインとSSH
APPENDIX02 infoドキュメントを読む
APPENDIX03 Linuxでの日本語入力について
APPENDIX04 参考文献
コマンドを使えば開発はもっと楽しくなる!新人のITエンジニアにとって開発現場でぶつかる壁の1つが、通称「黒い画面(CLI/CUI)」でのコマンド操作です。グラフィカルなUIに慣れ親しんだ若手のエンジニアの中には、得体のしれないCLIの操作に苦手意識や恐怖感を持っている人も多いのではないでしょうか。本書はそんな「黒い画面が怖い!」という新人エンジニアや学習者に向けて、CLIやコマンドとの付き合い方・活用法をやさしく解説する入門書です。黒い画面にまつわる用語、基本的なコマンドの使い方や書式(コマンドプロンプト、PowerShell、WSL)、コマンドを使った作業効率化の手法(シェルスクリプト、ワンライナー)など、エンジニアとして開発に取り組む上でおさえておきたい知識と技術を、実践例とともにわかりやすく解説しています。
サーバ管理者が押さえておくべきLinuxコマンドとLinuxサーバの基礎的な知識を解説しました!
本書は、サーバ管理者やプログラム開発者などのエンジニアを目指す方のためのLinux とサーバ管理の入門書です。大きく次の二つの内容で構成しています。
(1)Linuxコマンドと使い方を解説
(2)Linuxサーバーの基礎知識を解説
基本的にデスクトップ環境を使用したGUI 操作はやったことがあるものとして、「端末」アプリなど端末エミュレータでのコマンドライン操作をベースに解説しています。もちろん、大学や専門学校の学生がLinuxのようなUNIX系OSのコマンド操作やサーバ管理を学びたいといった場合にもお薦めです。
Linux には現在、さまざまなディストリビューションがあり、用意されているパッケージの種類やその内容、ファイルシステムの構造などが若干異なります。本書では次の2つのディストリビューションを基本に解説しています。
(1)Ubuntu
(2)Red Hat Enterprise Linux(RHEL)
コマンドの実行例を挙げながら解説しているので、実際に手元のLinux環境で試しながら読み進めてください。UbuntuとRHELのインストール方法は、電子版をサポートサイトでダウンロードできます。
Chapter1 Linuxの概要
LinuxとはどんなOSなのかを説明します。その後で、「端末」アプリを使用した、CUIコマンドの基本的な実行方法について説明します。
Chapter2 コマンドの基本操作
コマンド操作はサーバ管理には必須です。「端末」アプリを利用したCUIコマンドの実行方法とシェルの操作について説明します。
Chapter3 CUIエディタの操作
CUIで動作するエディタの操作方法もサーバ管理には必須のスキルです。代表的なCUIエディタであるnanoとvimを説明します。
Chapter4 シェルを活用するための基礎知識
ファイルのパーミッションの取り扱い、ジョブ制御、シェルの環境設定、シェルスクリプトの基礎を解説します。
Chapter5 システム管理の基本
ユーザ/グループの管理、サービスの管理、ソフトウエアのバイナリパッケージの取り扱いを解説します。
Chapter6 ネットワークの活用方法
ネットワークの設定、ファイアウォールの設定、Sambaを使用したファイル共有、SSHサーバを使用したリモートログインとファイル転送を解説します。
Chapter7 ApacheによるWebサイトの構築方法
オープンソースのWebサーバアプリ「Apache」を使用したWebサイトの構築方法を解説します。
Chapter8 Dockerによる仮想環境の構築方法
Ubuntuで「Docker」(ドッカー)を使用したコンテナ型仮想環境の構築方法を解説します。
付録
Document1 コマンド操作の応用
Document2 WordPress によるブログサイトの構築方法
Document3 Ubuntu とRHEL のインストール
「サーバー故障やヒューマンエラーに備えるには?」
「アクセス数の増加時にパフォーマンスを保つには?」
「異常検知をして復旧するには?」
運用・管理における長く役立つ視点を、実践経験豊富なエンジニアがどのように動いているのかをふまえて解説。
本書では、MySQLサーバーの稼働状況の確認方法といった基礎知識を始め、アカウントの権限の評価順序や認証プラグインなど、運用管理者として知っておくべき知識をまず身につけます。そして、正規化プロセスの基本、CRUDを支える仕組み、ロックの仕組みといった、内部構造について理解を深めます。
そのあと、多くのクエリ実行計画を読み解くので、どのようにクエリを書き換え、どの順番でインデックスを使って処理をしてコストを最小にするのかといった、オプティマイザの考え方がわかるようになるでしょう。レプリケーション、バックアップとリストア、監視など、障害発生に対応するためのノウハウも詰め込みました。
現場で通用する知識の地固めをしたい方、より良い運用・管理のためのポイントを知りたい方におすすめの1冊です。
LinuCは、LPI-Japanが提供するLinux技術者認定資格試験です。日本の大手IT企業などを中心に採用・導入が進んでいます。本書はこのLinuC試験のうち、2020年4月に試験が改定されたLinuCレベル1バージョン10.0(101試験、102試験)の出題範囲をカバーする教科書です。実績ある講師によるわかりやすい解説で、資格取得に必要な確かな力を身につけることができます。改訂新版では、学習用OSとして仮想環境で動作するAlmaLinuxおよびDebian GNU/Linuxのイメージをダウンロード提供します。学習用環境を利用することで、コマンドの実行や設定ファイルの編集など、実際に手を動かしながら学ぶことが可能です。
■基礎編 Linuxの基本
Linuxカーネルとディストリビューション
仮想化環境の利用
Linuxのディレクトリ構造
Debian(CUI)環境へのログインとrootユーザー
AlmaLinux(GUI)環境へのログインと端末の起動
コマンド端末の使い方
主な基本コマンド
■1章 Linuxのインストールと仮想マシン・コンテナの利用
1.1 Linuxのインストール/起動/接続/切断/停止
1.2 仮想マシン・コンテナの概念と利用
1.3 ブートプロセスとsystemd
1.4 プロセスの生成/監視/終了
1.5 デスクトップ環境の利用
■2章 ファイルとディレクトリの操作と管理
2.1 基本的なファイル管理の実行
2.2 ファイルの所有者とパーミッション
2.3 ハードリンクとシンボリックリンクの作成
2.4 ファイルの配置と検索
■3章 GNUとUnixのコマンド
3.1 コマンドラインの動作
3.2 フィルタを使ったテキストストリームの処理
3.3 ストリーム、パイプ、リダイレクトの使用
3.4 正規表現を使用したテキストファイルの検索
3.5 エディタを使った基本的なファイル編集の実行
■4章 リポジトリとパッケージ管理
4.1 アプリケーション管理
4.2 aptコマンドによるパッケージ管理
4.3 Debianパッケージ管理
4.4 yumコマンドによるパッケージ管理
4.5 RPMパッケージ管理
■5章 ハードウェア、ディスク、パーティション、ファイルシステム
5.1 ハードウェアの基本知識と設定
5.2 HDD/SSDのレイアウトとパーティション
5.3 ファイルシステムの作成/管理/マウント
■101試験模擬問題
■6章 シェルおよびスクリプト
6.1 シェル環境のカスタマイズ
6.2 シェルスクリプト
■7章 ネットワークの基礎
7.1 インターネットプロトコルの基礎
7.2 基本的なネットワーク構成
7.3 基本的なネットワークの問題解決
7.4 クライアント側のDNS設定
■8章 システム管理
8.1 アカウント管理
8.2 ジョブ管理
8.3 ローカライゼーションと国際化
■9章 重要なシステムサービス
9.1 システム時刻の保守
9.2 システムのログ
9.3 メール配送エージェント(MTA)の基本
■10章 セキュリティ
10.1 セキュリティ管理業務の実施
10.2 ホストのセキュリティ設定
10.3 暗号化によるデータの保護
10.4 クラウドセキュリティの基礎
■11章 オープンソースの文化
11.1 オープンソースの概念とライセンス
11.2 オープンソースのコミュニティとエコシステム
■102試験模擬問題
Linux初心者でも安心して学習できます。イラストをたくさん使って説明しています。大きな文字で読みやすい紙面です。
本書では、Raspberry PiのOSセットアップからLinuxの基本操作、電子工作用のプログラミング学習、電子工作の実践まで、初心者に分かりやすいように内容を省略せずきっちり解説しています。
「ラズ・パイ超入門」の特長は、とにかく「初心者にわかりやすい」ことです。
巷の電子工作の本は意外と不親切な作りのものが多く、ある程度の予備知識があることを前提に書かれているものが多いのですが、本書は回路図はじめ徹底的に図解で説明し、初心者が戸惑う部分を排除しています。
Part1 Raspberry Piとは
Part2 Raspberry Piを動作させよう
Part3 Raspberry Piの操作と設定
Part4 小型LinuxマシンとしてRaspberry Piを利用
Part5 プログラムを作ってみよう
Part6 電子回路をRaspberry Piで制御する
Part7 I2Cデバイスを動作させる
Part8 Raspberry Piの応用
Appendix 付録(Linuxコマンドリファレンスなど)
従来型サーバからクラウドネイティブ型サーバの構築に至るまで、RHEL9互換OSにおける最新のサーバ構築手法を解説。
Linuxにおいてカーネル寄りの話になると、あれもこれもよく分からずにパニックになってしまう人が多いです。
本書では、そのような人に向けて、LinuxやLinuxカーネルとは何かなどの基礎的な部分をはじめ、自分の手でLinuxの環境構築を行ない、
ソースコードを読み込む方法を解説。
20年以上Linuxカーネルに取り組んできた著者が、苦い経験をもとに積み上げた知識とノウハウをこの一冊に濃縮しました。
はじめに
第1章 Linuxカーネルの基本
[1.1] Linuxとはなにか
[1.2] Linuxはどんなところで使われているか
[1.3] Linuxカーネルとはなにか
[1.4] オープンソースとライセンス
[1.5] Linuxカーネルはどうやって学べばいいのか?
第2章 ログ・ソースコードの確認
[2.1] Rust
[2.2] ログとソースコード
第3章 Yocto
[3.1] Linuxシステムを構築する
[3.2] ドキュメント
[3.3] Yoctoが提供するもの
[3.4] ビルドの流れ
[3.5] ソースコードを手動でビルドしてみる
[3.6] レシピ
[3.7] 環境構築を始める
[3.8] Ubuntuのセットアップ
[3.9] Yoctoのビルド環境構築
[3.10] Yoctoのビルド準備
[3.11] Yoctoのビルド
第4章 Linuxの起動とビルド
[4.1] Linuxの起動
[4.2] ファイルの送受信
[4.3] ビルド物件
[4.4] レシピを作ってみる
第5章 UbuntuのBIOS破壊問題を振り返る
[5.1] きっかけ
[5.2] どのような問題だったか
[5.3] Ubuntu公式によるバグレポートを解釈する
[5.4] 再現条件にBIOSが含まれる?
[5.5] フラッシュメモリを理解する
[5.6] フラッシュメモリを制御する
[5.7] フラッシュメモリのライトプロテクト
[5.8] 発生条件をまとめる
[5.9] カーネルパッチの読み方
[5.10] ICHを理解する
[5.11] PCHを理解する
[5.12] BARを理解する
[5.13] RCBAを理解する
[5.14] LPCインターフェイスを理解する
[5.15] SPIフラッシュメモリを理解する
[5.16] SPIフラッシュメモリの区分け
[5.17] デバイスドライバの実装を読む
[5.18] probe処理
[5.19] SPI領域へのアクセス
[5.20] 問題の実装をチェックする
[5.21] BIOS Write Enableの意味
[5.22] SMMを理解する
[5.23] 根本原因を探る
あとがき
索引
本書は、「Linux(リナックス)」の心臓部にあたるカーネルについて理解を深め、Linuxを本格的に学ぶ人のための「初めて読むLinuxカーネルの専門書」です。1991年に一人の大学生が趣味で開発を始めたLinuxというOSは、今や、あらゆる分野で使われていると言っても過言ではありません。組み込み機器やスマートフォンなどのモバイル機器、パソコンのOSとしてはもちろん、スーパーコンピュータのOSとしても使われています。
LinuxのカーネルはOSS(Open Source Software)として開発されていて、ソースコードがすべて公開されています。そのソースコードを調べれば、機能の詳細や動作の仕組みが分かりますし、改造して好きなようにカスタマイズすることもできます。
本書の狙いは、Linuxカーネルについて知りたい方に、学習の「入り口」を提供することです。まずはカーネルの全体像を把握して実験できるように、概要解説とモジュールの管理方法、ビルド手順の紹介から始めています。後半では、主だった機能をピックアップし、動作に必要なハードウエアに関するものを含めて仕組みをやや詳しく解説しています。
今回改訂した第2版では、カーネルやディストリビューションの変化に合わせて内容をアップデートすると共に、「プロセス間通信」「仮想化機能」についての解説を追加しました。
第1章 Linux カーネルの基礎
第2章 Linux カーネルのモジュール管理
第3章 Linux カーネルのビルド方法
第4章 タスクスケジューラの仕組み
第5章 仮想メモリーを実現する仕組み
第6章 コンテキストスイッチの仕組み
第7章 物理メモリー管理の仕組み
第8章 ファイルシステムの仕組み
第9章 プロセス間通信の仕組み
第10章 仮想化機能「KVM」の仕組み
ソフトウェアの開発・利用において、カーネルのような根幹部分について理解せずにすむのがOSの役割ではあるものの、エンジニアとしてはこうしたシステムの根本的な仕組みを知り、具体的にイメージできることが大きな強みになります。本書では、長くLinuxカーネルを扱ってきた著者陣が、スケジューリングやメモリ管理など古典的なOS機能はもちろん、VMやコンテナ、セキュリティ機能など、より新しい内容も幅広く、多くのイラストを交えて解説します。これまで専門的な知識がなければなかなかアプローチできなかったLinuxカーネルの構造や仕組み、働きについて、さまざまな視点から解説する一冊といえるでしょう。
ステップアップ学習で初心者でも理解できる!つまずきポイントを動画でフォロー!
Raspberry Pi(ラズパイ)を使うのが、まったくの初めての人でも理解できる入門書です。
ラズパイ専門誌の「ラズパイマガジン」やLinux専門誌の「日経Linux」に掲載した記事を選りすぐり、再検証・再編集してまとめました。
全ての記事は最新モデル「Raspberry Pi 5」(ラズパイ5)で動作確認済みなので、最新モデルを購入した人にも、すぐに試せます。
■第1章ではラズパイの買い方やOSの導入方法、電子工作の基礎知識などラズパイを始めるための基本を解説。さらに最初のステップとしてラズパイをLinuxマシンとして楽しむためのフリーソフトを50本、紹介しています。
■第2章ではラズパイを電子工作の用途で使う方法を紹介しています。電子工作が初めてでも何から始めればよいのかが分かるように記事を構成しています。
■第3章では電子工作以外のラズパイの活用方法を紹介しています。具体的には、公式カメラモジュールの使い方、ミニサイネージの電子工作、AI画像認識で動くリモコンカーの電子工作、ファイル共有+動画配信サーバーの構築です。
■第4章では「ラズパイマガジン」でも好評だった連載漫画を転載しました。
≪目次≫
第1章 ラズパイを準備しよう
1.1 ラズパイと周辺機器の買い方からOS導入方法、工作基礎まで解説
1.2 厳選フリーソフト50選 導入もバーションアップも簡単!
1.3 I/O、CPUが高速になったラズパイ5 「NVMe」対応でSSDアクセスは2倍速に
第2章 ラズパイで電子工作
2.1 ラズパイ5完全対応 電子工作の始め方
2.2 ラズパイPicoWでネットワーク電子工作
第3章 ラズパイを活用しよう
3.1 Raspberry Pi Cameraで遊んでみよう
3.2 SDカード付きサイネージを楽々実現 ArduinoライブラリでラズパイPicoを動かす
3.3 ラズパイ&AIによる画像認識で アームクローラーを制御しよう .
3.4 「ファイル共有+動画配信」サーバーを1台のラズパイZeroの上に構築しよう
第4章 マンガ「女子校生とラズベリーパイ」
第1話 100m走の測り方(その1)
第2話 100m走の測り方(その2)
コラム ラズパイで使えるLinuxコマンド
ファイル・フォルダー操作編
コマンド実行・テキスト編
アプリ・ネットワーク編
定番書籍『Linuxをマスターしたい人のための実践Ubuntu』が、24.04 LTSに対応して改訂されました。Ubuntuの導入方法やLinuxの基礎的な知識から、サーバーの構築と運用、クラウドでの活用、シェルスクリプトの活用まで、体系的に学び、そしてLinuxを実践的に活用できるように、わかりやすく徹底的に解説しています。
・第1章 Ubuntuを始めよう
OSの役割、Linuxの歴史、Ubuntuの歴史と現状など、Ubuntuを使う際に知っておくべきことをまとめています。Ubuntuを初めて使う人は読んでおくとよいでしょう。
・第2章 Ubuntuデスクトップを始めよう
Ubuntu 24.04 LTSを、VirtualBox(仮想マシン)および実マシンにインストールする方法を解説しています。デフォルトアプリケーションの紹介、デスクトップ環境の基本的な使い方、設定と応用を説明しています。
・第3章 コマンドライン操作を習得しよう
Linuxを使う上で避けては通れないシェルについて、仕組みと基礎から、便利な使い方、カスタマイズまで、一通りのことを学びます。さらには、GitやPowerShellについても解説しています。
・第4章 Ubuntuを管理しよう
ユーザー管理、ファイル管理、ストレージ管理などの運用管理を学びます。パッケージシステムやOSのアップグレードといったソフトウェア管理も詳しく解説しています。etckeeperを使った設定ファイルの管理も取り上げています。
・第5章 Ubuntuをサーバーとして使おう
デスクトップ環境を持たないサーバー版の使い方を解説しています。VPSやクラウドへの導入も、具体的な例で説明しています。
・第6章 Ubuntuサーバーの運用
サーバー管理で必須となるSSH接続によるログイン、セキュリティ設定、ログの取得と読み方、バックアップの取得方法などを解説しています。
・第7章 コンテナでUbuntuを使おう
Dockerの実行からDockerfileの作成までを解説しています。また、Docker互換のコンテナ実行環境Podmanや次世代のコンテナ管理システムのLXDについても説明しています。
・第8章 サーバーアプリケーションを動かそう
Nextcloudを例に、サーバーアプリケーション構築を解説しています。「送信専用メールサーバー」の構築も触れています。
・第9章 Windows上でUbuntuを使おう
WSL2でのUbuntuの導入と使い方を解説しています。LinuxのGUIアプリケーションをシームレスに動かすWSLgも取り上げています。
・第10章 Ubuntuでスクリプティング
Linux使いこなしには必須のシェルスクリプトの基礎を解説しています。近年、活用が増えているPowerShellのスクリプティング、スクリプト言語Pythonの開発環境構築も説明しています。
基礎中の基礎である"Hello, World"プログラムを元に、OSと標準ライブラリの仕組みをあらゆる角度からとことん解析します。資料に頼らず、自分の手で調べる方法がわかります。
第1章 ハロー・ワールドに触れてみる
第2章 printf()の内部動作を追う
第3章 Linuxカーネルの処理を探る
第4章 標準ライブラリはなぜ必要なのか
第5章 main()関数の呼び出しの前と後
第6章 標準入出力関数の実装を見る
第7章 コンパイル時に起きていること
第8章 実行ファイルを解析してみる
第9章 最適化では何が行われているのか
第10章 様々な環境とアーキテクチャを知る
第11章 可変長引数はどのように実現されているのか
第12章 解析の最後にーシステムコールの切替えを見る
Linuxサーバーの構築や運用を手掛けたい人や、あるいは業務で担当することになったエンジニア向けに、最新版のLTS「Ubuntu 24.04 LTS」を用いて、実際のサーバー構築のツボをご紹介します。
■第1章では、Ubuntu Server 24.04 LTSのインストール方法と、LAN内でよく使われる8つの基本的なサーバーの構築方法を紹介します。
■第2章では、省電力でありながら実用的なLinuxサーバーを構築するための方法や手順を徹底解説します。
■第3章では、ブログサーバー「WordPress」の構築を「AWS」(Amazon Web Services)に、IoTデータの収集を「Microsoft Azure」に任せる方法を紹介します。
■第4章では、各種仮想化技術の基本的な仕組みから、VirtualBoxやDockerなど主要な仮想化ソフト&コンテナー管理ツールの導入方法、便利な活用方法を紹介します。
≪目次≫
第1章 Ubuntu Server 24.04 LTSでサーバーを構築してみよう
Part1 Ubuntu Server 24.04 LTSのインストール
Part2 LAN内で利用できる基本的なサーバーを構築
Part3 作って理解するWebサーバー
第2章 省電力&実用サーバー構築術
Part1 省電力サーバー機を用意する
Part2 サーバー向けディストリ選び&チューニング
Part3 目的別・家庭内サーバー構築
Part4 インターネットサーバー構築
第3章 面倒なことはクラウドに任せよう
Part1 AWSでWordPressを動かす。「クラウドネイティブ」にもトライ
Part2 Azureでセンサーデータを集計。ラズパイ使い冷蔵庫を見張る
第4章 仮想化&コンテナーのはじめ方
Part1 仮想化&コンテナーの全体像を10分で理解しよう
Part2 三つの定番仮想化ソフトで仮想マシンを作成
Part3 DockerとDocker Composeでコンテナーの活用を始めよう
Part4 lxcコマンドとLXDMosaicでシステムコンテナーを管理する
Part5 仮想マシンとコンテナーをProxmox VEで一元管理
第5章 コマンド&シェルスクリプト超入門
Part1 コマンドライン操作の全体像を知る
Part2 コマンド実行環境を整備する
Part3 コマンド操作の基本を押さえる
Part4 コマンドを自由自在に使いこなす
Part5 シェルスクリプトの基本をマスター
Part6 実用的なシェルスクリプトを作る
現場で必要なサーバの根幹技術を、実際にマシンに導入・操作しながら28日間で即戦力を身につける本です。Linux/UNIXベースのサーバOSを導入し、ネットワークなどの環境を設定、DNS・メール・WWW・プロキシ・Samba等の個別アプリケーションを構築・設定して動作検証します。さらにはSSHやSSL、ファイアウォールなどのセキュリティ基礎、データベース、仮想化技術と広範囲に技術・運用管理の基礎を習得します。なお、サーバOSにはRed Hat Enterprise Linux 9互換を使用しており、解説アプリケーションはほとんどOSに依存しないため、様々な環境に応用可能です。学習の診断プログラムや、学習環境の自動インストールパッケージなども提供。独習用にも研修用にも最適、待望の改訂4版。
本書は単なるLinuxコマンドのリファレンス集ではありません。
Linuxコマンドの基本操作からシェルスクリプトの実行までを、全27ステップに分けて詳しく解説しています。
ただし、使いたいコマンドをすぐ見つけられる「目的別リファレンス」もまとめています。
さらに、紹介しているサンプルファイルとシェルスクリプトはすべて、サポートサイトから入手できるようにしました。
◆文章だけでは理解しづらい内容は図解で視覚的に理解できるようにしました
◆それぞれのLinuxコマンドで利用するオプションは可能な限り網羅しました
◆実践的なスキルが身に付くように多くの実行例を示しながら解説しました
本書は、サーバー管理者やプログラム開発者などのエンジニアを目指す方のためのLinuxにおけるCUIコマンドの解説書です。基本的にデスクトップ環境を使用したGUI操作はマスターされているものとして、「端末」アプリなど端末エミュレーターでのコマンドライン操作をベースに解説しています。
Linuxにはさまざまなディストリビューションがあり、用意されているパッケージの種類、および、その内容やファイルシステムの構造が若干異なります。本書ではUbuntuを基本に解説しています。Red Hat系のディストリビューションの利用者も、パッケージ管理やサービス管理以外の基本部分について参考にできます。
本書は、7つのChapterで構成しています。コマンドラインがはじめてという方は、Chapter1からChapte3までを順に読み進めていただくとよいでしょう。
Chapter1 コマンド操作の基礎知識
Step1 引数と変数を理解する
Step2 環境変数と履歴を理解する
Chapter2 ファイルとディレクトリー
Step3 コピー・移動・作成・削除する
Step4 ファイルを検索する
Step5 ファイルを圧縮・アーカイブする
Chapter3 テキスト操作
Step6 テキストファイルの中身を表示する
Step7 テキストファイルの中身を操作する
Step8 文字列を検索・置換する
Step9 テキストエディタ「vim」の基本操作
Step10 「vim」で文字列をコピー・置換する
Chapter4 プロセスとユーザー
Step11 ジョブとプロセスを管理する
Step12 ユーザーを作成・削除・グループ化する
Step13 アクセス権限を設定する
Chapter5 シェルとスクリプト
Step14 シェルの環境を設定する
Step15 スクリプトファイルを作成・実行する
Step16 スクリプトでの変数の扱い方
Step17 条件式を使って処理を分岐する
Step18 処理の繰り返しと分岐を制御する
Chapter6 ネットワーク管理
Step19 接続しているネットワークを調べる
Step20 ホストと通信する経路を調べる
Step21 Telnet とFTP サーバーを起動・接続する
Step22 高機能なFTP クライアントを使いこなす
Chapter7 サーバー管理&便利コマンド
Step23 SSH でリモートログインする
Step24 サーバーのファイルを遠隔操作する
Step25 パッケージを管理する
Step26 サービスを管理する
Step27 バックアップから四則演算まで