金なし、腕力なし、逃げ足速し。詐欺師よりも口達者、ハッタリと機転だけは天下一品。ご存知、世渡り上手の世間師コンビが大活躍。浮気調査で小金をせしめ、老舗の旦那衆を煙に巻き、ヤクザを相手に一芝居。裏ビデオ好きの骨董屋の肝っ玉ばあさんも加わって、欲深い奴らを手玉に、あの手この手のコンゲーム。騙される快感、痛快なオチ、ウイットたっぷりのシリーズ第2弾。
2000年の初登場から10年という時間のなかで、ヒーリング・コンピレーションという新たなジャンルを作ってきた『イマージュ』シリーズの今作のテーマはなんと“ミステリー”!? とはいえメイン・コンセプトとの相性も悪くない秀作が揃った一枚だけに、当初の不安を霧散させる見事な出来だ。
どこかケルト音楽的な旋律のイントロに始まり、ストリングスも加わってビートも加速……そんな風にぐんぐんとスケールが広がっていく痛快な一曲。またクラゲのように生きたいと歌う「クラゲ」も、ピアノの音色などで水の中のひんやりした雰囲気を演出するなど、曲者的なポップ・センスが表われた10枚目のシングル。
おしゃれ、暮らし、おいしいもの。定番は奥が深い。ヴァネッサ・ブリューノのスパンコールトート、インフィルのキャミソール、エンリーベグリンのブーツ、照宝の蒸篭、ドーサのキルティングマット、河本食品の南宝梅、銀座千疋屋のフルーツサンド…最愛の品を語り尽くす!「私の愛着定番77」第2弾。
裁判員制度を導入前にテーマとして扱い、その危うさを抉り出した名作「複眼の法廷」をはじめ、企業社会の欺瞞とジレンマをリアルに描いた「空中の楼閣」や「正義の翼」、そしてあの武藤弁護士が再登場する「編集された殺人」や「陣川警部補の災難」など劇場版へと盛り上がりを見せる9篇!連続ドラマ第6シーズンの第1話〜第9話を収録。
全国の相棒ファンをうならせ、日本民間放送連盟賞ドラマ優秀賞を受賞した「バベルの塔」をはじめ、滑稽ながら深刻な夫婦愛を描く「Wの悲喜劇」、薫の男の涙が読者の涙腺を刺激する「裏切者」、日本版CIA設立という壮大な舞台を背景とした「サザンカの咲く頃」など、名作中の名作10篇。連続ドラマ第5シーズンの第11話〜第20話を収録。
『太陽にほえろ!』『西部警察』から『相棒』まで、刑事ドラマのテーマ曲をシエナ・ウインド・オーケストラが奏でるオムニバス・アルバム。名シーンを彩る楽曲の数々を、巧みなアレンジとクールな演奏でブラッシュ・アップしている。
シンガー・ソングライター、松山テルオによるソロ・ユニットのファースト・フル・アルバム。ほんわりと心地よいアコースティック・フォーク・サウンドのなかで描かれるのは、何気ない日常への優しい視線から生まれる、愛おしくて切実なラブ・ソング。草食系男子は必聴(?)。
テレビ朝日開局50周年を記念して2009年にリリースされた、同局のこれまでの代表的番組のテーマ曲を収録したアルバム。監修・選曲・監修は、音楽ライターでアンソロジストの濱田高志。『徹子の部屋』や『トゥナイト』のテーマなど約40曲収録。