効率性と公平性を両立させる税制とは?ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ教授による定評あるロングセラーテキスト。租税の理論と地方財政、財政政策の問題をやさしく解説。待望の原著第4版の翻訳!コラム・練習問題も充実。
世界屈指の思想家、統計分析の第一人者である著者は「限りある地球で無限の成長はあり得ない」と言います。本書では微生物のようなミクロから帝国のようなマクロまで、世界中のさまざまな形態の「成長」を、数値データを用いて壮大なスケールで解説。徹底した事実の明示によって成長の限界を導き出し、「脱成長」を提唱する世界的話題作です。下巻では、人工物、都市の発展、経済や文明の進歩など、複雑な成長について論証。「生物圏の居住権確保のためには成長を優先すべきではない」という著者の主張の根拠が鮮明に浮かび上がります。
テレワーク、SDGsなどの最新動向もわかりやすく解説!歴史・制度・事実・理論を組み合わせて経済を理解できるロングセラーテキスト。
日本経済を取り巻く政策課題の変容を受け、15年ぶり待望の改訂!実際の政策を直視しながら、公共経済学の理論が体系的に学べるテキスト。
人類はいかにして互いを信頼するようになったか。市場・法の支配から科学・気候問題まで。
経済を成長させる要因は?政府の活動と経済、経済学者の予測がばらつくワケ、社会の理不尽は意外に合理的、相手の出方を読むゲーム理論、失業と物価のメカニズム、会社の価値を計算する、平均値から始める統計学入門など、「経済とは何か」を基本から分かりやすく徹底解説!最新データ満載の入門書。
本書は、経済のしくみの基本中の基本を、初めての人でも理解できるように、図解を交えてやさしく解説した超・入門書。これだけは知っておきたいという必須知識や経済用語、そして経済の動きの読み方まで、コンパクトにまとめた決定版です!
レモネードの売店から、一歩もはなれずに、ルイズ・アームストロングは読者を、あっというまに経済学の世界に巻きこんでしまいます。レモンと砂糖と水を原料としてレモネードという製品をつくることにはじまり、市場価格、初期投資、資本貸付けから、さらには労働がわの不満に発する経営のつまずき、すなわちストライキ、ボイコットから交渉、調停へとすすみ、競争、価格戦争、利益の減少にまでいたります。さいごに、ヒロインの若い企業家は、合併をなしとげ、資産を流動化してから、すてきなバカンスをたのしみます。ルイズ・アームストロングのこっけいなようで的確なテキストと、ビル・バッソの痛快きわまる絵のドッキングに笑いころげているうちに、読者は経済学と私企業の重要な課題を学びとれるというしかけです。さあ、たのしい“べんきょう”の、はじまり、はじまり。
多様な形態をとって現前化する貧困問題の一つ一つを、これまで計量分析に用いられてこなかった歴史的資料を体系的に分析し直すことで精緻に描き出し、それぞれの問題が生じるメカニズムに新しい光を当てる。近代化や民主化の過程における貧困の諸相を明らかにして新規の知見をもたらす、斬新かつ包括的な実証研究。
経済活動を支える金融システムを基礎理論から理解し、最新の実証研究の成果もふまえて体系的に解説。原理を知ることで、金融危機やデジタル・ファイナンスなどの新しい動向を見据える力を養う決定版テキスト。
長らく外交官としてアフリカに関わってきた著者が、現場で実務に携わりながら実際に見て体験してきた変わりつつあるアフリカの実情を明らかにしていきます。政治・経済・社会について、アフリカの「今」を知る貴重な一冊。
私たちは平均的に見れば豊かな生活を実現している。それをもたらした原因とそれを支えている仕組みを体系的に整理しまとめたのが経済学。経済学の基礎を学ぶためには、中学校レベルの数学と、学ぶべきポイントを整理したこの教科書だけで十分。
「初級マクロ経済学」の標準的な構成のテキスト。ケインズの国民所得決定の理論(有効需要の原理)の45度線図を用いた説明から始まり、財市場(フロー市場)と貨幣市場(ストック市場)の相互作用をモデル化した「IS・LM分析」へ進み、さらにはそれらの分析を拡張した「総重要・総供給分析」によって物価水準の決定を論ずる。