ヴィジュアル・シンキング・ストラテジーズ(VTS)はアメリカの教育現場で徐々に浸透し成果をあげつつある教育法である。元ニューヨーク近代美術館教育部部長フィリップ・ヤノウィンが書きおろした、美術界・教育界待望の一冊。「何が起こっているだろう?」「どこからそう思う?」「もっと発見はある?」3つの問いかけからはじまる美術鑑賞が、教科の枠を超えた学力を深めていく!授業が変わる!子どもがのびる!全教科に使える学習法。
全国10万の神社から目利きが厳選。神の国へのガイドブック。荘厳な社殿に、神話の舞台に、優美な宝物に、雄大な山々に、神々が見えるーー日本全国津々浦々、八百万の神々の住まいを訪ねてみたら、そこは未知なるワンダーランド! 10万ともいわれる日本全国の神社から、芸術新潮編集部が選りすぐった名社を紹介。長い歴史と土地の力に育まれた聖なる空間へ、神様に会いに、いざ出発!!
日本の各地域には、異なる風土、産業、文化を背景として発展した、それぞれのデザインと歩みがある。熊本、大阪、名古屋、神奈川、仙台・宮城、秋田、函館の全国7地域を、各地域ゆかりの研究者・実務者総勢110名が分担執筆した地域毎のデザイン史。転換期にある地域のこれからを、またわが国のデザインの総体を捉え直すシリーズ第二弾。〈産・官・学のデザイン関連年表収載〉
北は精霊のトロルが活躍するノルウェーから、南は『イソップ寓話集』のギリシャまで、ヨーロッパ九か国、二十八話の舞台を巡った紀行文。
幕末の画僧・大願の工房の粉本を初公開する貴重な絵画資料集。尊像を中心に民俗神まで約千点を収録。
◆上巻(曼荼羅部・如来部・菩薩・明王・天部編)・ 監修:田村隆照・定金計次・序文 上山春平ー「画僧大願の偉業によせて」・概説 田村隆照ー「京都市立芸術大学所蔵六角堂能満院仏画粉本について」【曼荼羅・如来部】・解説編(概説) 松長有慶ー「両部曼荼羅綱要」 頼富本宏ー「別尊・経法・観法の曼荼羅について」 百橋明穂ー「如来部の諸尊」 ・図版 両部,経法,観法,別尊曼荼羅・釈迦如来・阿弥陀如来・薬師如来等・資料解説 田村隆照ー「能満院仏画粉本に見る曼荼羅と如来の図像」【菩薩・明王・天部】・解説編(概説) 根立研介ー「菩薩の諸尊と日本における信仰の展開」 長田寛康ー「明王の諸尊と日本における不動の展開」 錦織亮介ー「天部の諸尊」・図版 聖観音、十一面観音、虚空藏、普賢、文殊、大随求、地蔵菩薩 不動、愛染、大威徳明王・毘沙門天・吉祥天・弁才天・十二天 星宿天 等・資料解説 定金計次ー「菩薩・明王・天 等に関する能満院仏画粉本について」・資料編(基礎データ・印影著名集・資料目録)◆下巻(高僧部・垂迹・雑部編) 監修:榊原吉郎・松尾芳樹・概説 松尾芳樹 - 「無言蔵から大願へー律僧憲海の思想」【高僧部】・解説編 平田 寛ー「聖徳太子・南都諸宗祖師・天台宗祖師」 高木伸元 -「 真言の祖師」 (概説) 脇坂 淳 -「禅宗の祖師像と羅漢図」 井ノ口泰淳ー「浄土教系諸師・日蓮宗諸師」・図版 聖徳太子・南都諸宗、天台宗、真言宗、浄土宗、日蓮宗、 禅宗各諸師・羅漢 等・資料解説 榊原吉郎 - 「高僧像にみる粉本筆者」 【垂迹・雑部】・解説編(概説) 齊藤 孝 - 「垂迹画の成立と展開」
◆神戸芸術工科大学まんが表現学科オフィシャルイラストブック第2弾。◆総勢78名が描く、四季折々の華やかなイラストレーション。イラストレーター・中野友和氏によるイラストメイキング、まんが表現学科学生11人での合作まんがも収録!
実際の指導のあり方を描画材別に、題材に寄せて(この題材で子どもたちに感じてもらいたいこと)、ねらい、準備するもの、指導のポイント、授業の流れ、こんなこともできるよ(応用・発展)の順を追って丁寧に紹介。どの子も無理なく楽しく絵が描ける表現技術を用意!
“困った子”と思われてしまう子を保育者はどのように支援したらよいのかー実際の園生活の場面を踏まえ、イラストを交え具体的にわかりやすく紹介。
広すぎる、多すぎる、くたびれるーたしかにその通り でもだからといってモナ・リザ見物だけではあまりに悲しい 定番コースとはひと味ちがう、美の迷宮の秘密の急所を教えます。
東北学・京都学・日本海学などの個別の学を越え、初めて成った「地域学」一般の教科書。この列島の諸地域の縄文時代からの生活のつながりの中で、今日地域において生きることの意義と意味を探求する人のための手引き。京都造形芸術大学歴史遺産シリーズ。
現代につながる名門オーケストラが生まれた19世紀、2度の大戦や冷戦を経た20世紀、そして技術革新の21世紀ーー。オーケストラとその時代時代の指揮者たちとの関わり合いにフォーカスして、彼らをめぐる流れと音楽を俯瞰する。時に戦禍や政治に翻弄され、時に人間愛と芸術への敬虔な想いが昇華する、熱いドラマがここにある。クラシック・ファンのみならず、歴史やビジネスに興味のある読者必読。
身近な素材を利用して手づくりでできる、子どもの心に強く働きかけるおもちゃを68種類紹介。用意するもの、つくりかた、あそびかたを、イラストを交えわかりやすく解説。
東京藝術大学公開講座講義録。
フルトヴェングラー、トスカニーニ、ワルター、カラヤン、バーンスタイン、クライバー、ホロヴィッツ、リヒテル、グールド、オイストラフ、ハイフェッツ、カザルス、ロストロポーヴィチ、カラス、シュヴァルツコップ、フィッシャー=ディースカウなど、20世紀のクラシック音楽を支えた個性あふれる偉大な音楽家で、今なおディスクでその名演を味わうことができる巨匠たち(故人)を50人厳選し、彼らの人と音楽、そして名盤を紹介する。1993年発行の同名ムックの完全リニューアル最新版。クラシック・ファン、レコード・コレクター必携のムックである。
各々の巨匠につき4ページで、代表的名盤5〜10点を紹介。
執筆者は『レコード芸術』誌を中心に各紙誌等で活躍する音楽評論家やジャーナリストなど、この道のスペシャリストを擁する豪華な布陣となっている。
『レコード芸術』読者を中心としたクラシックのディスク愛好家、収集家の期待に応える必携の一冊である。
点描や絵の具の混色、色の濃淡など基礎的な絵の具による絵画表現を展開。食べ物や園庭の草花、飼っている動物、好きなお話など身近な題材で、絵の具をはじめて使う子どもたちが興味をもって取り組めるような指導法を紹介。
介護の現場を明るくする作品を108点掲載。プロセスを写真とイラストで詳しく解説!全作品かんたんアレンジつき。
アントワネットたちのアート、宮殿、ジュエリー、政治……。男装の麗人オスカルと、悲劇の王妃マリー・アントワネット。ふたりの主人公の波乱の生涯を描いた「ベルサイユのばら」は、誕生から半世紀以上が経過した今なお愛され続けている。この不朽の名作の魅力にあらためてひたりつつ、革命の時代の真実に迫る。美麗な写真と最新の知見で、250年前のフランスにタイムスリップ!
いまこそ、この街でしか体験できない、極上の空間へ。知られざる個人美術館から巨大総合博物館まで、泰西名画や古美術から現代アート、マンガ、ファッションまで、東京にはあらゆる好奇心に応えるアート空間がある! 食事も愉しみたい、子どもと行きたい、建築空間を堪能したい等々、とっておきの時間を過ごすためのリクエストも叶えます。最新版にして永久保存版のガイド。
『国宝』とは何か。文化財保護法の定義によれば、重要文化財の中でも特に“世界文化の見地から価値の高いもので、たぐいない国民の宝”が、それであるという。なんと抽象的な答えであろう。この『国宝』の正体にせまり、真の魅力を知るために、あらゆる角度から徹底調査をおこなった。散歩ガイドや国宝リストもついに必携版。