地球誕生から生命の誕生、そして人類誕生の数億年の時間のなかをながれる「虹」の物語
虹を 見たかい
雨とお日さまが
つくる
虹を 見たかい
ひとが うまれる
ずっとまえから
雨とお日さまが
つくる
虹を 見たかい
公事宿「鯉屋」に、お信がお清をともなって話があるとやってきた。すわ菊太郎との別れ話かと、源十郎をはじめとする店の者たちは気を回すが、お清が女公事師になりたいという相談だった。その申し出を快諾した源十郎は、都きっての大店である呉服屋『夷屋』と瀬戸物問屋『多治見屋』との公事訴訟に、お清を立ち合わせるのだが…。お清の成長を精気溢れる筆致で描く表題作ほか全6編収録。切なくも心温まる人間ドラマの結晶。第21集!
夥しい餓死者を出し、戦国史上稀にみる悲惨な篭城戦となった三木合戦。黒田官兵衛から終戦工作の命を受け、その渦中に送り込まれた女間者・希久が直面した過酷な運命とは?絶望の淵に射し込んだ一条の光を哀感溢れる筆致で描く「女の戦国絵巻」。渾身の書き下ろし。
種から育てたブナの木たちは、二〇年を経てついに花を咲かせた。小説家が樹木から学んだ、生きる命のあり方。
地球によく似た星の江戸と呼ばれる町に暮らす異母兄弟たちに7人目の兄弟が現れた!そんな彼らの助平親父の正体とは…!?
寿司漫画の金字塔「江戸前の旬」スピンオフ最新作の舞台は、回転寿司店!!美味しく、安く、そして楽しいのが回転寿司。そう信じる回転寿司チェーンの開発担当・篠崎沙羅が、お客さんが虹を見たときのようなときめきや幸福感を味わえる「虹のひとさら」を作るべく、日々奮闘する!!
第1皿 ようこそ、地獄の一丁目へ!!
第2皿 コハダとサバ
第3皿 お母さんのポテトサラダ
第4皿 クリスマス
第5皿 妻恋いなり
第6皿 出張回転寿司
10人集まらなければ廃校といわれた学校に、やっとのことで集まった貧しい子どもたち。情熱をもった校長と新米女性教師のもと、個性豊かな彼らは、それぞれの才能を開花させていく。そして奇跡的な入学式を迎えた日から5年、今まで決して勝てなかった裕福な名門校との、決戦の日を迎えるー。主人公の少年イカルが成長していく物語を描く、新三部作の第1弾。
ガラス工芸作家のルーシーは、思いもよらない出来事で哀しみに暮れていた。あてもなくひとりフライデー・ハーバーを訪れると、その浜辺で犬を散歩に連れたサムと出逢う。サンフアン島でブドウ園を営む、太陽と海の香りが似合うサム。その後も自分を元気づけてくれる彼と心を通わせていくうちに、ルーシーは彼への想いが今まで感じたことのないものだと気づく。しかし自信をなくしている彼女は、その先に進む勇気を出せずにいたー。そんなある日、ルーシーは交通事故に遭ってしまう。足にけがを負い、日常生活を送ることが難しくなってしまったルーシーは、完治するまでのあいだ、サムが兄と姪と3人で暮らす家で過ごすことになって…。NYタイムズ・ベストセラー、“フライデー・ハーバー”シリーズ第2弾!鮮やかに紡ぎ出されるときめきの世界を。
才なき奴隷兵から虎威の大将軍へと這い上がり、戦人は天地へ叛逆する。
「負けても死んでも認められんくても、自分らしく生きんと悔いまくって禿げてしまうよ?」
剣戟と戦略、異能のせめぐ戦国の世。
14歳の碧(みどり)は幼くして朝廷により家族と村を奪われ、誰にも甘えられずに放浪してきた。食べるために戦った。限界だった。だが自分よりも熾烈な境遇を闘い抜き、最高位の武士となった義虎(よしとら)を知って奮起し、その旗下へ入隊する。
国境の戦場で。しかも敗戦し落ち延びる。
しかし《戦と謀(はかりごと)の鬼》を自称する義虎は、碧の宿命を看破した。
「かつて英雄《雷神》《風神》は《民が平和で自由な世》を志した。信念を違える朝廷に討ち取られた……君は風神の血を継いどる。義虎は雷神の業(わざ)を継いどる。そして朝廷は君が生きとると見抜きながら義虎と合流するを許した……もし闘いたくなったら、とことん付き合うよ」
ここに、朝廷という人間社会へ牙をむく宿命と革命が動き出す。
叛逆への道は長い。目の前にいる外敵へ手こずっている場合ではない。だが戦の天才たる敵将・孫悟空へ対し、非才の義虎はこれまで一度も勝てていない。
宇宙、四神、六道……神々の競演するような異能が爆ぜるなかで接近戦しかできず、心を捨て修羅の場数を重ねに重ね、圧倒的な戦闘力、超人的な洞察力、絶対的な精神力を叩き上げた義虎は、この窮地を跳ねのけられるのか⁉ 碧は戦と謀を学んで強くなれるのか⁉
「トラになら甘えれる!」
そして碧ら教え子をもった義虎は、唐突に宝石の授業をしたり、ぼろ屋敷を壊され断罪の寸劇をしたり、初めて見るケーキの宴に乱舞したりと景色が変わるなかで、捨てて久しい人間らしい心を取り戻していく……。
これは、陰謀と因縁の渦巻く列強諸国に命を狙われながら、己の限界を遥かに凌駕する灼熱の《猿虎合戦》や《高句麗独立戦争》、《エジムト七国大戦》へ咆哮し力を磨き、来るべき叛逆の日を信じて暗躍し、時代の猛威を斬り伏せていく大河戦記である。
兄に育てられた寂しがりやの颯太は凛々しく美しい青年へと成長した。子供の頃から可愛がってくれる市ノ瀬組組長の高科次郎が大好きで、次郎もまた恋人として颯太を愛してくれた。しかしある日、次郎が別の男と抱き合うシーンを目撃してしまう。「Hは大人になってから。それまで絶対浮気しない」と約束していたのに。次郎に裏切られたと悲嘆にくれた颯太は…。
北大西洋の極北に浮かぶ火山とヨーロッパ最大の氷河のある国。北国岩手県に生まれ、1969年、単身でアイスランドに渡り、今日まで首都レイキャヴィークに暮らす著者が綴る、氷・日両国にまつわる21の物語。
オリジナルの新作を中学生に贈るクラス合唱曲集。一昨年度の『千年樹の夢』に次ぐシリーズ第37集となる。音楽の授業の副教材、また校内合唱コンクール(合唱祭)など行事の選曲に最適。ミマス、栂野知子、松井孝夫、大藤 史、弓削田健介、田附奏、筒井雅子、清水宏美の新作合唱曲全10曲を収録。全曲収録の範唱CD付き。
[曲目]
1はじまりの予感(混声三部)
2空の美術館(混声三部)
3虹が生まれる(混声三部)
4言葉さがして(混声三部)
5星のように(混声三部)
6光よ 満ちて(混声三部)
7Steamship〜夢の蒸気船〜(混声三部)
8ひとつしかない輝き(混声三部)
9ここからはじまる(混声三部)
10郷愁歌(混声四部)
凶作、飢饉から村人を救ったのはひとりの百姓の妻だった -- 越後の栃尾縞紬(とちおしまつむぎ)は江戸天明・寛政期に生み出され、今に伝わる。機織りの天才オヨがたゆまぬ努力で編み出し、ときの庄屋がその開発を助け販路を切り開いたという。この二人を軸に物語は展開する。苦難に立ち向かう彼らに注がれた著者の眼差しはあくまでも温かい。
「歴史を深く下降せよ。無名の傑出した民百姓をこそ表舞台へ! 時代歴史小説を書く私の変わらぬ立ち位置です」(「あとがき」より)。
第1章 出生
第2章 織姫
第3章 憧れ
第4章 祭り
第5章 端切れ
第6章 婚礼
第7章 試練
第8章 飢饉
第9章 創始
第10章 双子織
エピローグ
大人も子どもも楽しめるフランス語の絵本.
初級文法を終えたフランス語学習者向けのやさしい読み物です.
・CECR A2(仏検準2級)レベル
・日本語訳付き
・各章の最後に楽しみながら学習できるアクティビテ付き
・音声無料ダウンロード&ストリーミング
画家・吉川龍、待望の初画集。本書は、東京藝術大学の卒業制作から最新作に至るまで約70点を収録し、四つの章立てでその軌跡をたどります。紆余曲折を経て変化を重ねた人生と作風を、作家自身の言葉とともに辿る、他に類を見ない一冊です。本書の特徴は、美術評論家の解説や外部の視点をあえて排し、作品解説をすべて吉川本人が手がけている点にあります。さらに、対談の相手には同世代であり深い敬意を抱く彫刻家・大森暁生を迎え、創作の核心を率直に語り合いました。常に自らの足元を正直に見つめ、作品を通して「生きること」そのものに迫ろうとする姿勢が全編に貫かれています。
第一章では、卒業制作とともに、吉川が全力を傾けた初期の〈ボクサー・シリーズ〉を紹介。プロボクサーの資格を取得するほど打ち込み、「これ以上は描けない」という極限まで自らを追い込んだ作品群は、苦悩と葛藤の記録です。第二章は、画壇デビューを決定づけた〈シルエット・シリーズ〉の誕生と、昭和会展優秀賞受賞の時期。スタイルを確立したものの、なお内面的な格闘は続いていました。第三章では、2008年から2019年まで、〈シルエット・シリーズ〉が多彩に展開していく変遷を追い、その広がりと深化を明らかにします。第四章は、2020年以降、コロナ禍に直面し、実家のある益子町が甚大な被害を受けるなか、吉川が絵画に託した思いとは何だったのかを示唆します。今年春に奉納された長崎・本経寺の襖絵を初公開するとともに、新たに歩み始めた最新シリーズも収録。未来へ向かう表現の現在地がここに刻まれます。
巻末には、大森暁生との対談「光と影が交叉する先の、新たな世界へ」を収録。初期作から新シリーズまでの作風の変遷、隠されたテーマや素材へのこだわり、そして画家として生きる理由や未来のヴィジョンまで、大森ならではの感性で深く掘り下げています。異なる領域でありながら響き合う二人の対話は、本書にしか収められない貴重な記録です。「手のひらの虹色」--タイトルに込められたのは、儚くも確かに存在する光をつかみ取ろうとする思い。吉川龍の画業を総覧する本書は、単なる作品集を超え、ひとりの表現者の生き様そのものを映し出す画集です。
はじめに 吉川龍
第1章 1997〜2002前半
卒業制作からボクサーシリーズ誕生まで
第2章 2002後半〜2007
シルエットシリーズ誕生、昭和会展での受賞
第3章 2008〜2019
画壇デビューとシルエットシリーズの変化
第4章 2020〜2025
コロナ禍、本経寺襖絵制作、NEWシリーズ誕生
対談|大森暁生×吉川龍 「光と影が交叉する先の、新たな世界へ」
Colum 本、音楽、お酒とのコラボレーション
作品リスト
年譜
あとがき 吉川龍
世界38の国と地域から参加した全119組のアーティスト情報を網羅。「現代美術」「映像プログラム」「パフォーミングアーツ」「プロデュースオペラ」…。各テーマに応じたキュレーターのテキストも多数収録。国内最大級の国際芸術祭・あいちトリエンナーレ2016公式カタログ。