練馬の第1連隊から函館の第28連隊へ、そして習志野の空挺部隊へとエリート自衛隊員の4年間の思い出。
わが命と引きかえに、祖国を守ろうとした若者がいた。特攻隊員への深い思いを綴る鎮魂の書。
祖国ノルウェーをナチスのくびきから解放しようとした名もなき一兵士に、いったいどんな運命が待ちかまえていたのだろうか。ナチスに追われた男の決死の逃避行。
炎と瓦礫のなかで戦った男たち。あれから半年ー今だから語れるマスコミにはでなかった震災の実態。
「誰しも死にたくない」それでも特攻隊員である彼らは、爆弾を抱いて生還の望みのない出撃へと向かっていった。迫り来る死の足音を聞きながら、切々と綴った彼らの手記をもとに、生死の狭間で悩みながら任務の達成に殉じた、若者たちの群像を描く。
幼いころから雪が大好きで、とうとう、雪と氷と気候についての研究者となった森永由紀さん。観測のためヒマラヤへ、女性初の日本観測隊員として南極へ、そして、チベットへ-。おっちょこちょいで、失敗もするけれど、けっしてくじけない彼女の足跡を追うとともに、いま、話題の環境問題、オゾンホールや地球温暖化についても、やさしく語る本です。小学校中級以上向き。