平清盛の家来・平貞能は、なぜ益子に住んだのでしょう。これは「平家物語 巻第七」に書かれている宇都宮朝綱と平貞能の友情の物語です。「芳賀富士」と呼ばれる大平山のふもとにある安善寺では、800年以上前の二人の友情を讃えるかのように、毎年、たくさんの桜の花が舞っているのです。
ヴェネツィアのある田舎町だけに咲く謎の薔薇「ローザ・モチェニーガ」。この薔薇はどこからきたのか?そして本当の品種は何なのか?19世紀パリ社交界から、現代の品種改良にまでつらなる、薔薇に魅入られた人々の想いとは?
伝吉と茂子の夫婦が営む居酒屋“兆治”には、毎晩いろんな客が集まる。ある日、兆治のかつての恋人で、嫁ぎ先を飛び出した女・さよが現われて……。映画化もされた山口瞳の原作を、渡辺謙と桜田淳子の顔合わせでドラマ化。
里見浩太朗と風間杜夫のコンビでおくる、89年放送開始の大江戸人情時代劇シリーズ。舞台は天保年間の1830年代。北町奉行・榊原主計頭忠之とねずみ小僧次郎吉が手を組んで、江戸にはびこる悪党に次々と引導を渡していく。
都市の発展により多くの野生鳥が姿を消したが、一方では環境に適応することによって積極的に都市に進出する鳥群が観察される。その頂点に君臨するのがカラス集団であり、いま都市にあってはカラスとヒトの知恵比べが熾烈に進行中なのである。本書は都市鳥研究会にあって長年、野鳥を観察研究してきた著者が、その成果を克明に報告するとともに、カラスに対する愛憎半ばする感情をさまざまな文献に探る、カラス百科である。
「死神さん…?そっちへ行かせて」どんなに前向きな女性だって、時々死にたくなるのです。なんども、なんども、立ち直ってきたけれど…。…でも、もう頑張れない。自分の醜い心が許せない。出口の見えない、“今”の「わたし」の願いを、優しい死神は聞き入れてくれるでしょうか。
種の絶滅状況が「絶滅危惧2類」(Vulnerable)、「絶滅危惧1B類」(Endangered)、「絶滅危惧1A類」(Critically Endangered)にある鳥類をすべて掲載。世界中の鳥を脅かす負の影響を要約。世界の主要生息地とそれを脅かすもの、その鳥相について説明。絶滅の恐れのある鳥種を救うために実施している保全活動を紹介。
『中学校行事・放送用音楽集』が平成14年の教科書大改訂に合わせ、10年ぶりに改訂。朝・昼・下校時の校内放送から、入学式・卒業式・運動会の学校行事の効果音や音楽を収録したシリーズ。
各地で実践されているだれでもできる調査法を大公開。総合的学習にお勧めのテキスト。
東京・秋川流域の鳥と源流と里山と…生きものたちが共存できる環境を共に考える1冊。