ノーベル賞に最も近いといわれたスター学者の不正を、ベル研究所や科学ジャーナルは、なぜ防げなかったのか?科学界を蝕む病巣とは?国内外のコンクールで受賞のNHK番組を書籍化。
定評ある“Basic Transport Phenomena in Biomedical Engineering”第4版の翻訳。医工学で重要な生体内での移動現象を,具体例を用いて基礎から丁寧に解説。〔内容〕熱力学/体液の物性/物質移動/酸素の移動/薬物動態/体外装置/組織工学と再生医療/人工臓器/
量子論や軌道から錯体、各論といった広範な無機化学の内容を
豊富な図と例題とともに学習を進められる無機化学の新しい参考書です。
第1章 無機化学への招待
第2章 電子を理解するー量子論入門
第3章 原子の電子配置と周期表
第4章 化学結合の基礎
第5章 化学結合から分子軌道へ
第6章 典型元素(sグループ)
第7章 典型元素(pブロック元素と12族)
第8章 遷移元素
第9章 反応速度論の基礎
第10章 熱力学の基礎
第11章 無機反応の基礎
第12章 錯体の構造
第13章 錯体の安定性と構造
第14章 錯体の物性
第15章 有機金属化合物
第16章 生命と錯体
高等専門学校機械科・材料学科、大学機械学科1〜2年生の「金属材料」「機械材料」「材料学」のテキスト。
公式でひもとく自然の法則。高校物理でここまでわかる! 一見複雑な物理の世界をシンプルに表したのが公式。放り投げたボールの着地点の予測から、リニアモーターカーが走る原理、ICカードで改札口を通れるしくみまで、高校物理の公式で理解できてしまうのです! 役立ち感満点、大人だからこそ知って得する高校物理のエッセンスを、身近な現象と公式を切り口に解説。学び直しに最適化した知的実用書。
公式でひもとく自然の法則、高校物理でここまでわかる!
基本から丁寧に学びなおせる、大人だからこそ知って楽しい物理のエッセンス!
【特設サイトで本書内容と連動した実験動画がご覧いただけます】
いまさら公式!? いえいえ、そこがミソなんです。一見複雑な物理の世界をシンプルに表したのが公式。放り投げたボールの着地点の予測から、リニアモーターカーが走る原理、ICカードで改札口を通れるしくみまで、高校物理で理解できてしまうのです!
Part 1 力学 運動に隠されたメカニズム
1 運動方程式 力学のすべてはこの式からはじまる
2 重力の公式 質量と重さの違いとは?
3 等加速度運動の公式 未来はこの式で予測できる
4 慣性力の公式 加速している人だけが感じる力
5 圧力の公式 力の効きめと面積の関係
6 力のモーメント 物体を回転させる力
7 力学的エネルギー エネルギーや仕事って何?
8 力学的エネルギー保存の法則 ジェットコースターの速度が計算できるすごい法則
9 運動量とその保存 衝突や分裂にも法則があった
10 万有引力の公式 宇宙をつらぬく不思議な力
Part 2 熱力学 粒子の動きで熱を捉える
11 熱量の公式 熱と温度の違いって何?
12 熱量保存の法則 温度変化には原因がある
13 ボイル・シャルルの法則 閉じ込められた気体のルール
14 熱力学第1法則 熱も含めたエネルギーの保存
Part 3 波動 波の仕組みで音や光を解き明かす
15 波の式 波の動きを表す
16 波の重ね合わせの原理 楽器の音が鳴る仕組み
17 ドップラー効果の公式 救急車のサイレン音はなぜ変化するのか
18 凸レンズの公式 光の操り方
Part 4 電磁気 電気と磁気が手を組むと力が生まれる
19 静電気力の公式 目には見えない静電気の力
20 電場から受ける力 電気の世界を「見える化」
21 オームの法則 回路に流れる電流と電圧の関係
22 直列・並列接続の公式 豆電球の明るさの違いとつなぎ方
23 電力量の公式 電気エネルギーの利用
24 コンデンサーの公式 電気をためるシンプルな装置
25 電流の作る磁場の公式 電気と磁気の関係
26 導線が磁場から受ける力の公式 電気と磁気のコラボレーション
27 電磁誘導の公式 逆の発想で発電ができる
28 変圧の公式 交流電流を使う大きなメリット
ニューヨーク州立大学での講義を元にして懇切丁寧に書かれた“Statistical and Thermal Physics”(1986年刊)の第I部を翻訳。本書では、おもに確率と統計、熱力学および古典統計力学を取り扱う。
記述にあたっては、普通であれば予備知識として読者に期待すべき事柄も初歩から十分に説明し、また著者が適当と判断した題材については高いレベルの点まで省略せずに詳しく丁寧に解説しているので、教科書としても、また独習書としても好適である。
姉妹書に、原書の第II部を翻訳した『量子統計物理学』(ISBN 978-4-7853-2038-6)がある。
クリーンな二次エネルギーである水素を、軽量かつコンパクトに貯蔵する水素貯蔵材料の開発技術をわかりやすく用途別に紹介した一冊。
2000年11月に発覚した「神の手」藤村新一による旧石器捏造事件から14年、発覚に重要な役割を果たした「告発者」が当時の体験と膨大な資料から、事件の全貌を明らかにする。なぜ学界は20年間にもわたってひとりの「超能力者」を信じてオカルト的説を論じたのか、その理由を岩宿遺跡発掘以来の旧石器時代研究史と当時の社会状況から解き明かす。そして、今、再び、考古学協会による検証作業と考古学の現状を問う。
フーリエ級数、フーリエ変換の基本的な解説から始めて、それらがどのように偏微分方程式の解法に役立っているのか、また、偏微分方程式の解がフーリエ級数やフーリエ変換を用いて、どのように表示できるのかを解説したものである。無限和になっても解が具体的に書き下せる範囲で、フーリエ級数の応用として1次元での線形熱方程式と線形波動方程式、および円領域、球領域でのラプラス方程式の解法を具体的に解く手順の説明を丁寧にした。また、フーリエ変換の応用として、これらの全空間での問題も解説を加えた。この作業に必要なベッセル関数やルジャンドル関数の初歩的な解説もしている。ディラックのデルタ関数のフーリエ変換が必要になるため、超関数についても少し解説を加え、さらに、付随的に1階偏微分方程式とラプラス変換とその応用も解説した。
第1章 フーリエ級数
第2章 フーリエ変換
第3章 熱方程式
第4章 波動方程式
第5章 ラプラス方程式
第6章 1階偏微分方程式
第7章 ラプラス変換
あとがき
問題略解
索 引
首都北京から遠く離れ、東南アジアやインドへ通じる中国最南部の亜熱帯に位置する広東省。省都広州は紀元前からの南海交易の中心地で、いち早く異世界の文明と接触する場所でした。広東省の歩みのなかで香港、マカオは分離し、隣接するこれらの都市の刺激を受けるかたちで、深センや東莞、仏山、珠海といった珠江デルタの都市群は成長をとげてきました。そして現在は粤港澳大湾区という巨大経済圏をつくっています。中華料理の華、広東料理やこの地方特有の広東語、華僑の文化を交えながら、広州、深セン、東莞と開平望楼をかんたんに紹介します。かんたんな図版、地図計17点収録。
【印刷版限定】印刷版は「旅行ガイド」と「ノート」の要素をくみあわせたノートブック版。ネットで調べた情報を書き込める白地図集つき。
「未来の科学者たちへ」がDVDブックに!
日本が誇る世界トップクラスの材料研究所、NIMS(物質・材料研究機構)と、
「ピタゴラスイッチ」「0655・2355」などを手がける佐藤雅彦+ユーフラテスが
タッグを組んだ科学映像プロジェクト「未来の科学者たちへ」。
厳選映像8本と撮り下ろし特典映像をDVDに収録、解説BOOKとセットにして待望のDVDブック化!
【DVD】(本編31分、特典約11分)
本編:「未来の科学者たちへ」から8本の映像を収録。
(熱膨張/ダイヤモンドと熱伝導/形状記憶合金/見えないガラス/電磁誘導/エアロゲル断熱材/超微細加工技術/超撥水)
特典:おうちでひと工夫で再現できるミニ実験を含む、DVDブックの内容を補完する実験映像7本を収録。
【BOOK】(72頁)
各映像の背景にある科学的知識や、これらのクリエイティブな映像がどのようにして生まれたのか、そのコミュニケーションデザインについて分かりやすく解説します。また、“科学映像の作り方”、“どうしたら、あることが伝わるか”、佐藤雅彦氏による解説、「科学を映像でどう伝えるか」も特別収録します。
【編集担当からのおすすめ情報】
「熱したスプーンを鉛の上に置くと、非常ベルのようにジリジリと音がする」
このふしぎな現象には、“熱膨張”という仕組みが関わっています。
このように、科学のふしぎを、クリエイティブな科学映像で魅せて、見るものの興味を引きつけます。
佐藤雅彦+ユーフラテスによる、美しくも興味深い科学映像で、ぜひ科学のおもしろさ・奥深さを味わってください。
中学生・高校生をはじめとして、未来の科学をになうみなさんにぜひ読んでいただきたい1冊です。
1 熱膨張
このスプーンは、結構うるさい。・・・・・・3
2 ダイヤモンドと熱膨張
氷がバターのように切れる、この板はなんだ?・・・・・・9
3 形状記憶物質
ろうそくカー、ただいま上昇中・・・・・・17
[特別収録] 科学を映像でどう伝えるか 佐藤雅彦・・・・・・25
4 見えないガラス
このビーカーには、ビー玉が5個沈んでいる。・・・・・・33
5 電磁誘導
銅のブレーキが磁石を減速させる。・・・・・・41
6 エアロゲル断熱材
落ち葉が燃えるのを防ぐ、白い座布団。・・・・・・47
7 超微細加工技術
ダニの背中に文字を書くくらい、あさめしまえです。・・・・・・55
8 超撥水
四角い水滴を見たことがありますか?・・・・・・63
本書は、核融合炉の構造設計の基礎を学ぶための入門的参考書として著されたものである。初めに、核融合炉の基本事項、固体力学・有限要素法・破壊力学の基礎的内容を平易に説明する。次に、熱に起因する構造工学問題、構造設計基準の基礎事項を述べ、最後に、核融合炉の構造設計で実際に問題となっている、ディスラプション時の熱負荷、ダイバータ板の構造設計についても解説する。