アニメ・ソングの名曲を生ピアノで縦横無尽に弾いた一枚。同音連打やグリッサンドなど技巧を織り込みつつ原曲のテイストを活かしたアレンジで、アニメ・ファンも安心して楽しめる仕上がりだ。
イタリアからダンス・ミュージック・シーンをアツくするユニットのデビュー・アルバムが届いた。ミクスチャーでアグレッシヴなパンク・エレクトロの衝撃! エグいアートワークはDJ&コンポーザーであるボブ・リフォが影響を受けたというタニノ・リベラトレが手掛けている。
ハービーのヘッドハンターズと笠井紀美子との共演。ファンク色のオケとたどたどしさの残るヴォーカルとの微妙な距離感がクセになる。バンドのサポートは至ってシンプルながら、さすがにその腕前は隠しようがない。
“ニコニコ動画”などインターネットを中心とした活動を展開している3ピース・バンドのファースト・アルバム。メロコア系のサウンドのなかでドラマティックなメロディを描き出していくスタイルは、アニメ、ゲームのユーザーにアピールするはず。女性ヴォーカルの声もかわいい。
音楽シミュレーション・ゲーム『pop'n music 17 THE MOVIE』のオリジナル・サウンドトラック。話題のヒット曲や懐かしのアニメ主題歌など全65曲を収録した大ヴォリュームの一枚。
活動を再開した2005年の8月、サンフランシスコのフィルモアで収録した2枚組ライヴ作。R&B、ブルース、ブギ、バラードまで、ホーンと女性コーラスを交えた華やかでファンキーな演奏は彼らならではで、最強のライヴ・バンドの名に恥じないエモーショナルな演奏に引き込まれる。
SFサスペンス・シリーズの3作目。タイム・スリップの特殊能力を活かして警察捜査に協力する私立探偵のサム・リード。ある日彼の元に10年前に殺された恋人レベッカの姉リズが訪ねてくる。彼女は妹を殺した真犯人を見つけてほしいと依頼されるのだが……。
最高の音で楽しむために!
フロリダ出身の4人組が85年に発表したメジャー・デビュー盤。70年代の英国産ハード・ロック(ブラック・サバスetc.)の語法を再利用した古典的なサウンドで迫るが、凡庸なレプリカじゃないぞと主張する気概もあるし、未完の大器を予感させる勢いもある。
ジム・クェスキン・ジャグ・バンドの仲間がたどり着いたフォーキー・コミュニティ。ゴスペルに影響を受けたブルージィでアコースティック・サウンドのバックと陰のあるヴォーカルが心地よい。
紆余曲折を経ながらも、80〜90年代をたくましく生き抜き、12枚ものアルバムを発表したヘヴィ・メタル・バンドのベスト盤。時代やメンバーによってサウンドは変化しているが、その根底にはヘヴィ・メタルへのゆるぎない信条がうかがわれる。(9)(14)は未発表曲。