イタリア系の名テノールたちが、その名を築いた時に必ずと言っていいほど取り上げるイタリアの歌の数々を、絶大な人気を誇る彼も取り上げた。大きな違いは、抜群のリズム感覚。発声を崩してもノリを大切にすることで、クラシックの枠を超えて楽しめるアルバムとなった。
2008年9月にデビュー後、同年『NHK紅白歌合戦』出場。エイベックス初の“avex trax”プロデュースによるユニットの全曲タイアップ・ソングというスペシャルなファースト・アルバム。“身近な親しみのある女の子”というユニット名の由来そのままに、トキメキに満ちた傑作。
ボチェッリのナポリ民謡を含んだイタリア・カンツォーネ集。テーマは“愛”。母への愛、女性への愛、土地、街、国への愛を歌っている。ボチェッリが子供の頃から親しんできた歌がたっぷりと楽しめる。
モントルー2回目の登場となった、サンボーンの84年のステージをパッケージ。人気絶頂期ならではの興奮のパフォーマンスを繰り広げる。さらに81年のモントルー初登場時のステージを収録している。
デビュー曲「BLOOD on FIRE」から2009年1月リリースの「旅ダチノウタ」までのシングルを、ノンストップ・ミックスで収録したリミックス・ベスト。新たな輝きを与えられたトラックは聴きごたえ抜群だ。
吹奏楽ブームを背景にヒットした『吹奏楽ベスト100』に続く第2弾。サザンやユーミンほかニュー・ミュージック系のポップス編、前回収録しなかったオリジナル作品編、クラシックの編曲ものという3部構成となっている。
ヴェルディ没後100年を記念して、ムーティ&スカラ座がヴェルディの故郷ブッセートで上演した「ファルスタッフ」。1913年にトスカニーニがヴェルディ生誕100年祭で上演したものを忠実に再現している。
実在の人物をモデルとした、甘美なメロディに彩られたチレアの傑作。ルクヴルールをダニエラ・デッシー、ブイヨン公妃をオルガ・ボロディナという願ってもないキャストによる、豪華絢爛な舞台。
家庭用となったアーケード用格闘ゲームの追加音楽と登場キャラ二人のテーマ・ソングを収録。テーマ・ソング2曲は格闘ゲームらしいバリバリのハード・ロック調の曲だが、家庭用はストーリー部分が追加されたためか意外にもバトル風の曲は僅かで、状況BGM的な曲が多い。
旧約聖書の「出エジプト記」を題材とした、ロッシーニ後期のオペラ・セリア。最も気宇壮大な大作として知られる演目で、充実した歌手を得て披露されたフランス語のグランドオペラとして、ファンには見逃せない重厚な作品だ。
ボブをはじめ豪華な参加メンバーにキャリア30年の足跡が見える。「TEEN TOWN」「KURU」はジャコへの意識の端的な表われ。演奏や音色、節回しにもそれを感じるが、ジャコやマーカスの影響を語るのは無意味で、櫻井自身の手で蓄積してきた血肉が結実している。「TEEN TOWN」やドナ・リーがモチーフに聴こえる!? 自作「BRIGHT MOMENTS」が楽しい。