婚約破棄され家を追い出された後、クレスの屋敷で働くルビナは、無意識に距離を縮めてくるクレスにドキドキしっぱなし。一方のクレスも、ルビナへの恋心を自覚してから思い悩む日々を送っていた。そんなある日、ルビナの元婚約者・ワルターが、ルビナのもとに押しかけてくる。家に帰ってくるよう迫るワルターに対し、ルビナがとった行動とは…?そして惹かれ合うルビナとクレスの恋の行方は…!?我侭放題だった妹・イナのその後や、王太子とその妃の苦悩、ルビナの母の隠された真実など、むずきゅん&急展開の第二巻!
新聞記者の長男、次男として生まれた「僕」と「ぼく」。妹のさっちゃんが加わった家族は、ありふれた幸せに包まれていた。母の病と「あの日」が来るまでは…。世間を震撼させた「佐世保小6同級生殺害事件」から15年。被害者の兄二人が新たな希望を見つけるまでの感動ノンフィクション。
12人の姉たちがあなたに贈る豊かな人生の歩み方。
妻の座を捨てて女実業家として成功しながらガンに侵された姉と、不治の病と知りながら、懸命に看護する妹。生命を永らえさせるだけの延命医療に「楽に逝かせてください」と祈り続ける妹の衝撃の看護日誌。
額田王は近江朝という『万葉集』第一の開花期に最大の歌人として登場する。作家の井上靖は、『額田女王』で華麗な才媛のロマンに満ちた生涯を復元している。しかしその出自については、『日本書紀』に「天皇、初め鏡王の女、額田姫王を娶して、十市皇女を生しませり」とあるだけであり、現在定説とされているもののほか異説も多い。歌人としての長年の関心にもとずき、その歌にうたわれた背景・行動を検証し、加えて文献的検討、歴史学、考古学的研究から、独自に、額田王の実像に迫り、アプローチする。
日本で生まれ、その後満州へ渡り、終戦で再び日本へ。戦後の混乱期、言葉にできないような苦労を重ね、やっとの思いで幸せな家庭を築く。しかし、生き別れの妹と再会することで、著者の人生は大きく変化する…。これほど波乱に満ちた人生があっただろうか。
「だめぇ!あたしたち兄妹なんだよ…」亜希17歳の柔肌を辱しめるのは、子供の頃から憧れていた実の兄。しかし、今の征二は獣化ウイルスをまき散らす人類最大の敵なのだ。快感と絶望のなか、亜希は愛する少年の助けを願う。亮、お願い、お兄ちゃんの野望を阻止して!市川創士郎&やさまたしやみコンビが放つ禁断の学園ファンタジー。
大化の改新、白村江の戦い、壬申の乱ー謀略に満ちた時代を生き抜いた女帝。その心の闇とは?額田王、天武天皇、大津皇子ら、時代に翻弄された人々への鎮魂歌。
華やかな宝塚トップスターの素顔、童謡『サッちゃん』の父との少女時代、そして、癌闘病と看取り…家族の絆、人との出会いが胸を打つ実姉による書き下ろしエッセイ。
自らの意志を貫き愛に生きたおきゃんな江戸娘お順の波瀾の生涯。
父・勝小吉、初恋の人・島田虎之助、夫・佐久間象山、兄・勝麟太郎(海舟)、謎の剣客・村上俊五郎、さらに松陰、龍馬、土方歳三らも登場する幕末から明治を描く長編歴史小説。