初心者でも手軽に描ける墨彩画。四季折々の花や実、風物などを豊富なプロセス写真でやさしく手ほどき。
第一次大戦の前年のヨーロッパーー人々は何をしていたのか。ひと月ごとに著名人たちの動静の膨大な断片をつなぎあわせながら、1913という1年を描き出す空前のドキュメント。
政一が献立帖作りに取り掛かり始めた。おやすの絵も使われて、紅屋の記録になるという。
料理の道に邁進する日々。そうして正月も過ぎた折、お小夜から文が届く。
里帰りをするのだが、その時におやすと人知れずに会いたいという。
息子が病弱で苦労していると聞いていたおやすは不安を覚え……。
開国をしたことで外つ国の話題が多くなり、料理人として新しい料理がもたらされることに胸躍りながらも、戊午の大獄は世相に暗い影を落とし、次第におやすの運命にも関わるようになってくる。
待望のシリーズ第九弾!
『東京都医師会雑誌』に好評連載された
「編集室だよりーーすぽっとらいと」からセレクトした
医学・医療関連以外の、
四季折々をめぐるエセーを、
「春」「夏」「秋」「冬」の章立てに編んだ随筆集。
人生の種まきは終わらない。四季の花々、旬の食材、彩り豊かな挑戦の物語。念願のカフェを開いた真芽だが集客が伸びない。打開策として自分で種から育てた作物をメニューに取り入れようと試みるものの、予想外のトラブルがーー経営や人間関係、さまざまな課題に直面しながらも真芽はどう生きたいのかを問い直し、新たな目標を見つけてゆく。涙あふれる名作『やがて訪れる春のために』待望の続編!
幾多の滅びを乗り越えて栄える花の街スラガヤ。そこで人は等しく奴隷として生き、奇蹟の操り手《大獣》に仕えることが定められていた。街にあだなす鋼の虫ーー《天子》との戦が続くある冬に、その恋物語は花開く。
人間を貪り食うという伝承を持ち、人々に畏怖されながら郊外の廃墟に居を構える美しき大獣、《貪食の君》。
全身に刻まれた《銀紋》によって幼い姿のまま成長が止まり、奴隷市場で売れ残った天真爛漫な少女、クロア。
偶然と嘘から結ばれた二人の関係は、一つ屋根の下でぎこちなく、しかし確かな情愛をもって育まれていく。愛しき日々は、やがて戦場に奇蹟を起こし……。
地下アイドル・愛野真実の応援だけを生き甲斐にするぼくは、ある日、彼女が殺人犯だというニュースを聞く。かわいいだけで努力しか取柄のない凡庸なアイドルである真実ちゃんが殺人犯なんて冤罪に決まっていると、やはり真実ちゃんのファンだという同じクラスのイケメン・森下とともに真相を追い始めるがー。歪んだピュアネスが傷だらけで疾走するポップでダークな青春小説!
シェイクスピア全作品翻訳のためのレッスン。26年に亘る翻訳の前に年間100本以上観てきたシェイクスピア劇と主要作品について綴ったエッセイ。2021年、シェイクスピア全集、個人全訳を完結した著者は、翻訳を開始する直前、年間100本以上のシェイクスピア劇を観続けていた。代表的14作品を、演じられた舞台に即して「男と女の力学」「闇の中の輝き」「この世は仮装パーティ」等のテーマに分類し、掘り下げていく。シェイクスピア劇が10倍楽しくなるエッセイ。文庫化にあたり、全集最終巻「終わりよければすべてよし」についての書下ろしと全作品翻訳開始後のインタビューを加えた。シェイクスピア劇を10倍深く楽しむために2021年、全作品の翻訳を完結した著者が、年間100本以上観続けたシェイクスピア劇の尽きせぬ魅力をつづる。
大人気コミックス「僕等がいた」初ノベライズ本登場!
累計900万部を誇る大人気コミックス「僕等がいた」が、小説で初登場!
「僕等がいた」に登場する、七美、文香、有里、亜希子に見えていた「矢野元晴」という少年の姿。時にやんちゃで、時にかっこよくて、そしてある時は、優しくて。
女の子の気持ちを惹きつけてやまない、いつのまにか恋に堕ちてしまう、そんな矢野の魅力を4人の少女達の視点で、オムニバス形式で描きます。
1つめの物語は、両思いになった高橋七美と矢野の二人の旅行計画。お金を貯めて、いつか一緒に旅行したい、そんな二人の夢を描きます。
2つめの物語は、竹内文香。文香の弟・匡史とじゃれ合う矢野の姿をお姉さんの視点で愛らしく描きます。3つめは、山本有里の矢野に対する不器用な恋を描いた物語。4つめは、千見寺亜希子の矢野への爽やかな片思いのお話。どれも、女の子の一生懸命な恋が詰まっています。あなたは、どの物語に共感しますか?
【編集担当からのおすすめ情報】
「僕等がいた」に出てくる4人の女の子達にスポットを当てます。それぞれに一生懸命な恋。読めば絶対応援したくなるはず!「僕等がいた」ファン、必見です!
初期研修で学んだER診療から一歩進んだ見聞を広めるためにー季節性を知ればマネジメントが大きく変わる!
いいコピーが浮かばない!→パラ見する→即ひらめく!SNSで人気、広告賞多数。気鋭のコピーライターが厳選した、今の時代を映すコピー多数。デスクに1冊永久保存版!
閉塞感のある離島での高校生活にドロップアウトしかけていた町田銀。
破天荒な美術部顧問の咲坂さくらと出会い、色素が薄く雪花石膏(ルビ:アラバスター)の様な肌を持つ彼女のヌードを描く事で、絵に対する情熱を取り戻していく。
美術部にも復帰するが、幼馴染みで部長の紫にさくら先生の裸を描いている所を見られてしまい…!?
じれったい恋人たちの、京都あやかし事鎮め!
告白から四年越し…!
ようやく付き合うようになった、ひろと拓己。
拓己は東京から京都伏見に帰ってきて実家の酒蔵・清花蔵を継ぐための修業に勤しんでおり、ひろは大学院で民俗学の勉強をしつつ祖母の蓮見神社の相談事の手伝いをするようになっていた。
もちろん、白蛇の水神さまシロも、ひろの傍でひかえている。
名目上、彼氏彼女となった拓己とひろだが、相変わらず幼なじみの関係性から一歩抜け出せずにおり、ひろは大学の後輩でしっかり者の葵に相談する。
そんな折り、拓己の知り合いでレストランを経営する赤沢から、自身の邸の庭で奇妙なことが起こると相談があり……!?
桃山から宇治、伏見稲荷大社へ。
紅葉織りなす秋から、粉雪舞い散る冬へ……!
美しい京の季節が巡るなか、じれったい恋人たちがあやかしたちの謎に迫る……!
エリザはずっと兄の親友のトーマスを想っていたが、父はおろか兄ですら放蕩者の彼に近付くことを許さない。ほどなく父が縁談をみつけてきて、彼女は別の人との結婚が決まってしまった。
ある舞踏会の夜、エリザはトーマスと偶然二人きりになってしまい、彼にキスされる。人目につくことをおそれて逃げ出した彼女だが、そのあともトーマスを忘れることはなかった。
結婚生活は穏やかで平和だったが、事故で夫と義父が亡くなり、21歳の若さで未亡人となったエリザ。遠縁の跡継ぎが見つかったため、小さな娘がいるにもかかわらず、住み慣れた家からも追い出されてしまう。娘のためにも再婚相手を見つけようと決意して、社交界に出ることにしたが、トーマスに再会し……
40余年にわたって食通たちを魅了し続けてきた割烹「京味」主人・西健一郎。京料理の匠がつくる、貴重な至福の和食レシピ。
お局令嬢シリーズ感動の最終巻!