とてつもない熱さ、とてつもない速さ、とてつもない電気…人間の想像力をはるかに超えた「天文学的」な記録の数々を紹介しながら、果てしない宇宙の彼方にある星の温度や重さ、大きさ、電気や磁気の強さをどうやって知るのかをわかりやすく解説。夜空を見る目が一変する、最高にエキサイティングなサイエンス書。
テキサスの牧場で家政婦をしている叔母からの電話に、マリアンは心を揺さぶられた。油田王でもある雇主が病にかかり、余命僅かな彼は回顧録を書く手伝いを必要としているというのだ。私で役に立つのならーマリアンはすぐさまテキサスへ発った。空港で彼女を迎えたのは、長身で男らしいセクシーな男性だった。彼が叔母の雇主ウォード・ジェソップだと名乗るや、マリアンは愕然とした。こんなに若いのに不治の病だなんて…。ところがウォードはなぜかマリアンを男性不信だと決めつけて、病人とは思えぬ熱心さでいきなり誘惑をはじめた。
愛し合って一緒に住んでるのに、婚姻届を見ただけで顔がひきつるってどういうこと!?好きなのにどうしてもすれ違う二人の胸の内を、いやんなるほどリアルに描く連作2篇。ひりひり笑える同棲小説。
親の立場としては負担しなければならないのは、グラブやバット、ユニフォームという目に見える用具類だけではない。遠征費やサプリメント類、その他の細かい出費も重なるであろう。また、多くの高校の野球部に、父母会(保護者会)がある。保護者会の運営にだってお金がかかる。そうした、高校野球をとりまく環境や、当事者たちの経済事情を中心に見つめてみた。
ジェシカはある事故をきっかけにカルロと出会う。ギリシアの実業家カルロは情熱的に彼女を求めたが、幼なじみとの結婚を間近に控えていたジェシカは、カルロの誘惑を退け、彼の言葉に耳を塞いで立ち去った。6年後、夫は病死し、ジェシカは未亡人となっていた。突然、カルロから電話で呼び出されたジェシカは、彼女の父親がカルロの会社の金を横領していた事実を知らされる。動揺する彼女に、カルロは脅迫さながらの取り引きを持ちかけた。ジェシカと愛人契約を結びたいというのだ。
知的な会話を楽しむための表現や語彙を身につけられる。会話が続かないと悩む人に表現力と話の材料を用意。「整理して覚えよう」で文法や発音変化の総復習。日韓の生活文化を比較しながら日々の勉強に役立つ情報が満載。
古代的なアフリカの王国、『記』『紀』の日本の都の空間、中国の都城、中世ヨーロッパの都市、近世都市としての江戸、アメリカの近代都市など、時間と空間を超えて都市のありようを捉え、ヴェーバーやレヴィ=ストロースなどの思想を縦横に用いながら、身体・物財・記号が配列し、人々の行為や経験が蓄積する場として都市の社会性を描き出す。
政治、社会、メディアの現実に鋭い批判の矢を放つウンベルト・エーコの二一世紀発言集。グローバリゼーションが進むなかでの軍事衝突、原理主義の台頭、とめどなく娯楽化してゆく一方のメディアー。社会が狂信と軽信にますますおおわれ、歴史があたかも進歩をやめて後ずさりしはじめたかに見える二一世紀の行方に、エーコは知識人の使命を問い直しながら、激しく警鐘を鳴らす。
いまやアジアの中心はここだ。中国・ASEANを通して世界には無限の可能性が待っている。世界をけん引するアジアのハブに飛び込め。