無類のバンド「ヒカシュー」のリーダーでありながら第一詩集『至高の妄想』で第一回大岡信賞を受賞し、現代詩人としても高く評価される著者、待望の最新作。ひとたび本を開けば心身が解き放たれる、愉快と危機に満ちた、ことばの玉手箱。変幻自在な「ヒカシュー」の詩72篇。
自閉症とアスペルガー症候群の不思議な世界へようこそ。
心に消えない虹を描いて、大人になっていく両親からの過度な期待、離婚、コンプレックス、それぞれどんな悩みを抱いているかは、クラスメイトであっても知ることはない。五年二組という社会で生きる子どもたちの心の成長と、絆を描いた物語。
側室として首里城に返り咲いた真鶴に懐妊の兆し!? 一人二役の二重生活も、いよいよ限界か。否応なく押し寄せる列強の足音と、近代化の波。王国滅亡へのカウントダウンか……。琉球ロマン、いよいよクライマックス
古くから長崎と上海は東シナ海を挟んだ
海のゴールデン・ルートだった。
帝国主義の時代、欧米の列強は中国を蚕食し、
各地に治外法権の租界を形成した。
上海の共同租界の一角に作られた日本人街は
10万人を超える人々が活動し、その多くが長崎人だった。
さびれた寒村から一気に東洋一の大都市へと変貌した
上海は、「魔都」と呼ばれる繁栄と貧困、歓楽と犯罪、
多くの矛盾を抱えた植民地の象徴でもあった。
多くの日本人が進出し、日本人街が形成され、
栄華を極めるかに見えた裏で、反日の狼煙があがる。
やがて、居留民保護のため陸戦隊を上陸させた日本軍と
共同租界の周辺で武力衝突が発生(第一次上海事変)、
その後、37年の盧溝橋事件を期に本格的な日中戦争に突入、
日本軍は上海を占領する。
しかし、太平洋戦争の敗北によって、日本人街は崩壊する。
引揚げは満州とは異なり悲惨なものではなかったが……。
本書は、上海の日本人街の歩みを長崎人の関わりを通して描く、
日中関係史の側面史である。図版多数収載!
【収録内容】
序 言
1「魔都」といわれた上海
2 虹口に形成された日本人街
3 上海と長崎の結びつき
4 上海の夜を彩った長崎の女性たち
5 増大する日本人の進出
6 上海の反日ストライキーー「五・三〇運動」
7 第一次上海事変(1932年)
ーー戦争のなかの上海
8 第二次上海事変(1937年)
ーー日本の上海占領へ
9 中国から見た二つの上海事変
10 日本人街の崩壊と上海日本人居留民の引揚げ
後 記
同級生が都会へと去っていく中、地元・浜虹町に残った倫太郎。毎日がなんとなく過ぎ去る日々の中、彼は初恋の人、聖音のことをずっと忘れられずにいた。そんなある日、運命の再会は突然やってきた。13年めにして突然虹浜町に現れた聖音。しかし彼女は・・・。名家の令嬢で優等生、みんなの憧れの的だった聖音。彼女は何を胸に秘め、虹浜に戻ったのか・・・!?
同級生が都会へ去っていく中、地元・虹浜町に残った倫太郎。なんとなく過ぎ行く毎日。初恋の人、名家の令嬢で優等生の聖音のことを忘れられずにいた。そんなある日、突然虹浜町に現れた聖音。彼女は何を胸に秘めて虹浜に戻ったのか?
「ゴルフこそ我が人生」と嘯く弁護士ならではの、大胆かつ細心な、出会いと友情の名門ゴルフコース巡礼の旅。英国スコットランド→米国南東部→カリブ海諸国。
大人気歌い手・そらるの初小説、待望のコミカライズ始動!!
“イロ”が失われた世界。
色彩が見えるのは”魔法使い”だけーー。
全てが灰色に見える煤けた世界。
この世には”イロ”があると言う魔法使いたちは嘘つき扱いされ、人里離れた森の奥に身を隠していた。
しかし、魔法使いと”イロ”に興味を持った少年・ルーマは、真実を確かめるため森へ足を踏み入れて…?
煤けた視界を生きる少年が孤独な魔女に出会う時、世界は鮮やかに彩り始める。
2024年4月刊
たとえ、自分と世界の全てに絶望してもーー
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心の中にかいじゅうを飼っている
『虹いろ図書館のへびおとこ』の、あの子の物語
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図書館と学校の図書室が居場所の少年ケンは、クラスのボスはせがわくんにいじめられていた。お姫様の物語が大好きだった少女かおりは、ある出来事で心を凍らせている。自分の中にかいじゅうを飼い、出口を探す二人に、司書のイヌガミさんと図書館の人々はーー。心がじんわりあたたかくなる「虹いろ図書館」シリーズ文庫、第三弾。
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その後のケンとはせがわくんを描く、書き下ろし短篇「あとがき代わりの短いおはなし」を特別収録。
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■目次
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1 図書館に来た少年
2 『蛙の王さま、または鉄のハインリヒ』
3 『白鳥』
4 『おかえりなさいスポッティ』
5 『やっぱりおおかみ』
6 『チョコレート戦争』
7 『アナンシと五』
8 『かいじゅうたちのいるところ』
9 『時計つくりのジョニー』
10 『チューリップの絵本』
? 『スイミー』
? 図書館のおにいさん
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あとがき代わりの短いおはなし
日露戦争がはじまった明治37年の秋は、稲づくりもうまくいき、一家の生活は、ようやく安定するかにみえた。だが、ある晩豊太郎に召集令状が届く。北海道開拓のルーツを探る大河小説、第3巻。産経児童出版文化賞大賞、日本児童文学者協会賞、路傍の石文学賞受賞。中学以上向。
クトゥルフ神話。それはH・Pラヴクラフトの大いなる遺産。
この本は日本の幻想小説家・杉村修が紡いだ「郷土」と「心」をテーマにしたクトゥルフ神話作品集である。
物語は雪のように冷たいが、どこかやさしい……。
『窓から外を見ると、雪が晴れ、虹色の雲があたりを覆いつくしていた。』---ヨグソトスの顎
N.Y.テロの犠牲者に日本の子供たちははげましの絵を送った。そのほとんどは虹だったー子供の絵、虹を描く心理、科学、伝説、虹体験、さまざまな角度から追った「虹の本」。
たった1人の戦後処理。いつも傍らに妻佳子さんがいた。枕木1本、人1人といわれた「死の鉄道」(タイメン鉄道)の贖罪に人生を捧げた男の物語。
人びとは虹に何を見てきたか、その謎にいかに挑んできたかーー古今東西の科学、思想、美術、文学……虹をめぐる知と表現の系譜を通覧する一大スペクタクル! オールカラー・図版約500点。