生涯を映画に捧げた小津安二郎は、その一方で銀座、浅草界隈をくまなく食べ歩く食通でもあった。資生堂パーラー、フランスパンの関口、とんかつの蓬莱屋、蕎麦のよし田などなど、小津の東京を今に伝える名店の数々。小津自身が残した詳細なメモを手がかりに「むかしの味」を訪ねる東京グルメガイド。
究極のうまい店267軒。九州各県26軒・全国71軒おいしい店情報付き。
写メール、アサヒ本生、LUMIXなどなど、未曽有の不況にあえぐ日本で圧倒的勝ち組となった商品は、果たして誰が、どのような戦略のもとに生み出したのであろうか。そして商品の企画から誕生、ヒットに至る過程においては、どのようなドラマがあったのであろうか。克明な取材を通して見えてくる驚愕の事実。普段、決して知ることのできない事実が、いま明らかになる。
テレビ朝日「虎の門」で放送中の「うんちく王」第一期(First Period)にあたる第1回〜第6回分(Part1〜Part6)を、VTRを元に活字で再構成。職場で酒場でとっさに役に立つ、うんちくテクニック満載。
「食べ物に対して霊感が働く」と嘯く芸能界きっての“食いしん坊女優”ムロイが出会うべくして出会って「うまうま」なモノたちをあなたのココロとオナカにデリバリー。食欲全開、垂涎エッセイ。
いい街には必ず美味い店がある!丸ビルを食べつくしたJ.C.オカザワが、今度は愛する浅草を丸かじり。すし、うなぎ、そば、鍋から洋食、ラーメン、ロシア料理まで、選びに選んだ“浅草の名店百選”。
フランス料理は美味しい。中華料理も旨い。しかし、栄養のバランスを欠き、健康にはよくないと言われる。いま、欧米人の注目を浴びている食品が、日本の乾物である。健康に、ダイエットに、効果があるというのである。そして、日本人の食生活を支えてきた乾物には、豊かな自然と歴史が育んできた人びとの知恵が結集されている。料理に多少の時間を要するが、身体にはいい。そして、乾物の再評価は、「おふくろの味」の復活でもある。保存食品として発達してきた乾物が健康食ブームのなか、いま、新たに注目されている。
二人の食評論の達人が西に東に探して太鼓判を押す、渾身の211軒。この値段でよくぞここまで…ランチにデートにサラリーマン、OL必携。
人間の本来の姿は遊ぶ事だと説きながら、そして生き続ける人間の面白さと悲哀を描いた最後の文士団鬼六。珠玉の自薦エッセイ集。
CMで外国製のイメージづくりに成功したLUX、失敗作から発想の転換で大成功したホカロン、開発から四〇年後にヒットした食器洗い乾燥機。最新ヒット商品からあのロングセラー商品まで、幅広いジャンル・時代から厳選。メーカーの生の声を取材し、導き出された、勝ち組に残るための絶対法則を公開。「売れない時代」の常識を変える一冊。
英国暮らしで園芸生活に目覚めたイシクラ家。自宅の庭では物足りず、富士山麓の山中湖に格好の古別荘を見つけた!ところが雑木林を切りひらき整地するまでが一苦労。でもミミズと仲良しの一家には、待ち遠しい週末が始まった。バラ園、菜園、ハーブ園…夢が広がる自分たちの庭。
678人の修道女の人生と脳を対象に、老化を多角的に研究するー。1986年にはじまり現在も進行中の「ナン・スタディ」はアルツハイマー病研究に多くの成果をもたらした。若年期のすごし方が老年期にどう影響するのか、アルツハイマー病の発病と発症の不一致の原因、さまざまな老化を防止する要素。このかつてない研究に、修道女たちは喜んで協力と献脳を申しでた。献身的で温かな“ファミリー”とともにすごす修道女の充実した日常が、単なる長生きではない「高齢という生き方」を問いなおす。最後まで充実したよりよい人生を歩むための、示唆にとんだ報告。
デフレの象徴と騒がれた激安の牛丼。低価格を可能にした要因は、牛肉ばかりでなく実はコメにこそあった。-“きらら397”、昭和六十三年に北海道立上川農業試験場で開発された、いわば究極の品種。大量生産ができ、安価にして良食味。それは「北海道で美味しいコメは絶対に無理」といわれた常識を見事に覆したブランド米である。その開発の裏には、品種改良に挑む研究者、あるいは地元農家の、不屈の努力があった。
日本人は、衆知を集め、個人の力を“チームワーク”という形で開花させてきた。戦後のエポックメイキングなプロジェクトの成功の陰には、「無名の日本人」を主人公とする「組織と群像」の知られざるドラマがあった。熱い情熱を抱き、使命感に燃え、プロの矜持を胸に、人々はどのように、直面する障害を乗り越え、マニュアルのない状況を切り拓いていったのか。あらゆるプロジェクトを成功に導くカギが、ここにある。
韓国の首都ソウルに飛び、地元で評判の路地裏の名店を徹底取材。ここでしか味わえない激ウマ料理の秘密を解剖した、韓流料理“オモニの味”レシピ大全。「本書を見ておいしそうな料理を作ってみる→ソウルへ飛んで本場の味を確認」「本書をガイドにソウルで食べ歩く→おいしかった料理を日本に帰って再現」と、使い方はご自由に。ちょっと変わったアノ料理や、料理に関する面白話をコンパクトにまとめた、“実用的な”料理&旅行本。辛いだけじゃない韓流料理の神髄がここにある。
「ひつまぶし」「手羽先」「味噌かつ」「味噌煮込みうどん」「どて・味噌おでん」「名古屋コーチン」「三河地鶏」「きしめん」「あんかけスパ」「カレーうどん」「名古屋オリジナルラーメン」をはじめ、名古屋の喫茶店文化、定番土産にスウィーツ、フレンチ、イタリアン、日本料理、シティバー、ダイニングバー…。名古屋の食と文化を語り尽くす一冊。