ハマちゃん&スーさんのコンビも10周年。今回のメモリアル盤ではパート10はもちろん、CD化されていないパート7〜9の音楽も収録されていて、不満を持っていたファンも納得のはず。かしぶち哲郎のアンサンブルも相変わらず優しくてGOOD。
阿久悠の短編小説集『恋人』の世界のいろいろな恋物語のワン・シーンを薬師丸ひろ子が歌っている。少女の頃からの素直な歌唱は変わっていない。その細い声を2重録音したりと工夫している。(6)のイントロでは物語のきっかけの会話に玉置浩二が登場。
バブル青田のシングル「ジーザス」で変わらぬメロディ・メイカーぶりを見せた小室哲哉率いるglobeの11枚目のアルバム。2枚組20曲収録という大作で、小室のこだわり=好きな要素がふんだんに感じられるものの、全体的な印象はやや地味目。