1792年、マドリードの花形画家フランシスコ・ゴヤは運命の呼び声を聞きました。音のない世界に暮らしはじめた画家は、神の造った人間の砂漠のはずれで、何を見、何を描いたのでしょうか…。若い世代のための新しい美術入門シリーズ第4巻は、妖しい魅力を放つゴヤの世界を紹介します。
大衆文化の萌芽、都市の発達とともに幕開けた昭和。戦争、復興、高度経済成長、オイルショック…と目まぐるしく変動する時代の荒波のなかで、したたかに生き続けた広告たち。それは、同じ時代に生きた人々の心情の鏡でもあった。20世紀に入り急速に発達した広告。そこに大衆のエネルギーのさまざまな姿を見て取れる。図版1664点。広告が証言する激動の昭和史。
地下鉄の電車はどこから入れた?様々な疑問や興味深い風物をみていく。
公式の展覧会に通らなかったモネたちは自主的な展覧会を開き、「自然の一瞬の姿を絵に表現する」ことを考え『印象・日の出』を出品しました…。好評のシリーズ第5巻は、不遇に長く耐えながら、光の中の自然を追い続けた「素晴らしい眼の人」モネの作品と生涯を紹介。
スペインはふしぎな国です。エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ…。美術の歴史を塗り変えるような巨人が突然出現するのです。そして私たちの時代の巨人は、いうまでもなく、ピカソです。若い感性に贈る美術入門シリーズ最終巻はピカソによる絵画の革命の全容を紹介します。
現代広告を、マーケティング論の立場からとらえ、成立背景・性格・機能を分析し、広告戦略の基本を明らかにする。「現代広告」の多角的分析。
100年前アメリカの小さな町で生まれた最初の電話帳は、たった1枚の紙片だった。それが年間6000種類、10億冊発行の巨大な出版産業となり、いままた電子化をすすめるニューメディアのリーダーになりつつある。誤植がもたらす裁判騒動、最初のページにのるための社名の変更など電話帳の歩んできた歴史をエピソードを交えて綴りながら、どの家庭にも備えてある電話帳のデータベースとしての埋もれた効用を掘りおこすユニークな本。
コピー年鑑は25歳。手を叩く。鳴ったのは、さて、右手だったのか、左手だったのか。いいコピーとは、そういうものらしい。その年、その時の、人々の思いとコピーライターの思いとが、タイミングよく出会ったときいい音がするらしい。24年間の作品を見るとそう思える。そして、25冊めの今年、553点のコピーが、いい音をさせた。
“ツッパリ”、“非行少年”かれらは何に反抗し、何を求めているのか?同じ土俵に立ってはじめて、少年たちは心を開く-。教護院・北海道家庭学校で、長年寮長として少年たちと生活を共にした著者が、厳しく暖かい愛に貫ぬかれた、教育実践を報告。
本書は、東京大学工学部の昭和61年度の「工業経営」という講義において、主として学外の講師によってなされた講演をもとに編集されたものである。各章の分担執筆者(講師)は、産業界の第一線で活躍中の当代一流の経営者の方々ばかりである。
人間の欲望を巧みにとらえた宣伝活動の根底をなすトヨタの精神風土にメスを入れ、6兆円企業の情報戦略を初めて解明する。
クレジット時代を生き抜くために!消費者トラブルにまきこまれないために!クレジットのしくみ、悪徳業者のだましの手口、クーリング・オフ制度などをやさしく解説。