・『続完全講義 民事裁判実務の基礎』を完全リニューアル!
・『完全講義 民事裁判実務[基礎編]』と『完全講義 民事裁判実務[要件事実編]で学んだ読者のための続編!
・具体的事例を題材に訴訟物の把握、要件事実の整理、事件記録の読み方から事実認定の方法までを解説しているので、実践的な力が身につく!
・証拠からいかに事実認定するかを具体的事例に基づき詳細かつ丁寧に解説! 要件事実についても演習問題をとおして実践的な理解が深まる!
・最近の司法研修所の出版物や教育内容を踏まえ、できるだけそれに沿う説明をしており、民事裁判実務について司法修習修了までに理解しておくべき内容を盛り込んだ司法修習に臨む司法修習生必読の書!
・より深く学ぶことを考えている法科大学院生や基礎から学び直したい弁護士にも、民事裁判がどのように動いているかの理解が深まる!
・演習問題を5問(要件事実1問、要件事実・争点整理3問、事実認定1問)掲載! 事実認定問題については、模擬事件記録に基づく本格的な新作問題であり、解説では、裁判官、司法修習生らが議論する形をとり、末尾には司法修習生のサマリー起案も掲載しており、司法修習の起案に役立つ!
第1部 事実認定
第1講 総論
第2講 書証
第3講 証言
第4講 判断の構造
第5講 事実認定、意思解釈、評価
第6講 事実認定の難しい事件・和解
第2部 演習問題
第7講 要件事実問題
第8講 要件事実・争点整理問題1
第9講 要件事実・争点整理問題2
第10講 要件事実・争点整理問題3
第11講 事実認定問題
近代をも含む建築の歴史と現代都市までをレファレンスとする思考から岸和郎が語る設計の根拠。
『ナラトロジーへ 物語論の転換、柳田國男考』(知の新書J07)に続く、〈鈴木貞美の文芸論2〉
「言文一致運動」は西洋における「近代文体革命運動に匹敵」するという見解は、西洋近代の俗語革命についても、明治期「言文一致」体運動についても、両者の基本的性格を把握できないまま、短絡して類比している。口語体や言文一致はすでに江戸期、平安期からあった。明治期に「言文一致」運動が、分野により、メディアにより、マダラ状に進行した実態を明らかにし、それを論じてきた戦後の学界、文芸批評界の動向の虚妄性を追い直し、二葉亭四迷の果たした役割を見直し、江戸時代から連続し、二葉亭らに先行していた三遊亭円朝の実際の口演と、その「口語体」の活字化について論じる。円朝がモーパッサンの短篇を日本の江戸時代に舞台映し、長篇探偵小説に仕立て直していたなど、探偵小説史でも論じられてこなかった。日本の文芸史を書き換える碩学による学術考証の第二弾。
“貴様か、しぃつけたのは”なんて言われると、嬉しくなっちゃいますね、あたしゃ。“ひ”じゃなくて“し”ですよ。後は“じびた”にも手を叩いちゃったな。明治生まれの圓生師匠のキレの良い日本語は心地よい。芸の巧みさは、まるで短編映画を観ているよう。
アジアとの交流の先駆けの場であり、国内外の著名人との社交場として使用された揚輝荘。その華麗な近代建築と庭園の魅力、そして社会事業に力を注いだ伊藤祐民の生涯を解き明かす。
これまで主流であったガーデンの植栽から草地の管理などを中心にSDGsの概念が入った多様な植栽・運営管理手法について概観し、実際の管理運営を含めた事例を紹介。
ただの政治的“氏か育ちか”論争?いや違う。では、四半世紀の道徳劇か。善い科学と悪い科学、プランター対ウィーダー、ナチュラリスト対実験主義者、モデルと実在、そして対立の核心に迫る。
三遊派正統の伝承者と言われた昭和の名人・三遊亭圓生、没後30年記念の集大成シリーズ下巻。1970年代に収録された落語映像の最高峰たる古典ネタの数々がここに蘇る。「文七元結」はじめ、完熟した至芸を満載。
国鉄の新大久保駅に勤務し、昭和20年に二代円歌に入門し、45年に三代目圓歌を襲名した圓歌の、芸能40周年企画CDが4枚同時発売。昭和59年にテープで発売されたものの初CD化で、選りすぐりの落語が楽しめる。
自分史こそ、自分を知ってもらい、理解してもらい、感謝を伝えるための最良のラブレター。本書は誰かに思いを伝えるためのラブレターとして、日常の簡単なメッセージから自分史の執筆まで、誰もが書けて活用できるようになるための本。
昭和の名人、六代目三遊亭圓生が残した遺産を紹介するシリーズの28作目。「付き馬」で語られる、大正末期の吉原、浅草の生き生きとした情景、どこか憎めない詐欺男と吉原の若い衆のやりとりの見事さに感服。
公害防止管理者試験 大気関係のわかりやすい対策書 最新版!
公害防止管理者試験の大きな特徴は、試験範囲が広く、各試験科目においても深い知識を問う点です。そこで本書は、試験の全体像を素早く把握し、合格に必要な知識を短期間で習得できるように、試験の全範囲をコンパクトにまとめました。
本試験の分厚いテキスト(新・公害防止の技術と法規)の要点を絞って解説してあり、また当該分野の5年分の試験問題を詳しい解説と共に掲載しています。
第1章 公害総論
第2章 大気概論
第3章 大気特論
第4章 ばいじん・粉じん特論
第5章 大気有害物質特論
第6章 大規模大気特論
索 引
日本庭園研究の基本文献「作庭記」、その写本・異本を校合により検証する!
平安時代の寝殿造りの庭園の実体は、よくわかっていません。
それを知り得る唯一無二の秘伝書が「作庭記」と言われています。
しかし、その作庭記は、いまだに原本が見つかっておらず、いくつかの写本が存在しています。
その写本の中でも「谷村家本」は最も古く、一時は、国宝に指定されていました。
ですが、明治時代に「山水抄」という異本が報告され、さらに昭和時代には無動寺で別の異本が見つかっています。
本書では、それら異本のどれが正しい記述内容なのか、異本を校合して検証しています。
「作庭記」の原本復元への寄与を目指した、唯一の研究書です。
■目次
第一部 『無動寺本』と『山水抄』の校合
『無動寺本』本文/論考
第二部 『山水抄』と『谷村家本』の校合
『山水抄』(上)本文/『山水抄』(中)本文/『山水抄』(下)本文/論考
第三部 『作庭記』をより深く理解するために
1 石を立てむ事先づ大旨を心得可き也/2 石を立つるには様々有る可し/3 島の姿の様々を言ふ事/4 滝を立つる次第/5 遣水の事/6 立石の口伝/7 石を立つるには多くの禁忌有り/8 樹の事/9 泉の事/10 雑の部
第四部 現存する平安時代の古庭園
旧嵯峨院庭園(京都市右京区)/法金剛院庭園(京都市右京区)/毛越寺庭園(岩手県平泉町)/観自在王院庭園(岩手県平泉町)
第五部 『作庭記』に使われている造園用語
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第一部 『無動寺本』と『山水抄』の校合
『無動寺本』本文/論考
第二部 『山水抄』と『谷村家本』の校合
『山水抄』(上)本文/『山水抄』(中)本文/『山水抄』(下)本文/論考
第三部 『作庭記』をより深く理解するために
1 石を立てむ事先づ大旨を心得可き也/2 石を立つるには様々有る可し/3 島の姿の様々を言ふ事/4 滝を立つる次第/5 遣水の事/6 立石の口伝/7 石を立つるには多くの禁忌有り/8 樹の事/9 泉の事/10 雑の部
第四部 現存する平安時代の古庭園
旧嵯峨院庭園(京都市右京区)/法金剛院庭園(京都市右京区)/毛越寺庭園(岩手県平泉町)/観自在王院庭園(岩手県平泉町)
第五部 『作庭記』に使われている造園用語