子どもや青年のこころの病気や障害への注目や関心は、彼らの症状や病名を見つける方に目を向けさせ、肝心の彼らのさまざまな思いや悩み、考えなど、こころの内面を見失わせてしまう。そして、彼らを孤立に追い込み、孤独に追いやってしまう。子どものあり方を、多様な個性や特徴として受けとめ、誇りをもって生きていくことを応援できないか、治療の現場で考える。
最新の「脳科学」によれば、少年少女の脳は、一時的に正気ではなくなる!だから、現代の子をりっぱな大人に育てるには、ジェット機のパイロットも、まっ青になる「技術」が必要だ。2002年度全米子育てセンター「シール・オブ・アプルーバル」賞、2002年度「親が選ぶこの一冊」賞、ベンジャミン・フランクリン賞、「フォワード・マガジン」誌2001年度年間優良図書銀賞受賞。
「とにかく乱暴」「ゲームに熱中しすぎ」「字をていねいに書かない」「無口になった」…etc。成長するにしたがって、わが子ながら男の子はまったくわからない。脳生理学の第一人者がそんな疑問に答えます。母親が不安になりがちな男の子の0歳から思春期までの成長を、脳内物質の変化から捉えた「子育てに役立つ脳科学書」。
昭和20年5月、群馬県の渡良瀬川近くの雲祥寺に集団疎開した東京っ子たち。戦地に向う畑村先生との別れ、寮母の松永さんとの純愛、新米教師栗田の暴力。敗戦へと一気に進む中で、時代の波に翻弄される子どもたちの、明日を信じて生きる一途な姿を描く話題作。
双子の姉妹であり小児科医とカウンセラーである著者が子育ての確かな「知識」をガイドする。
30年に亘って中学、高校の教師をしている著者が、豊富な経験を基に思春期の子供たちの抱える諸問題を母親と共に考える本。
愛ってなんだろう?性ってなんだろう?自らの苦しかった体験を告白しながら、青春まっ盛りの後輩に贈る、愛と性で「泣かない」ためのアドバイス。
思春期の育ちに大切なことは?母として22年、子供の成長に寄り添ってきた筆者が贈る子育てエッセイ。
拝金主義・薬物汚染・少女売春・少年犯罪・いじめ・自殺…21世紀は格差社会・テロ・薬物汚染の時代に突入している…。
波乱万丈の夢追い人生。自分に正直に生きることをモットーに歩んできた道。戦時中の大空に架けた情熱をふりかえる時、自分の原点を見出す。
リストカット、摂食障害、うつ、いじめ、ひきこもり…。そんな“オフィーリア症候群”の少女たちとどう向かい合う?若き苦悩とともに煩悶し、愛で支えつづける母親たちの魂の記録。
ゆるぎない信仰とロマンに溢れた暖かな提言。“人間の生命現象”そのものに聴くことから出発して、今日の家庭教育・学校教育が失いつつある、若者のいのちの態系を支え導く環境に“なくてならぬもの”、“究極的なもの”の意味を問う。
言葉よ、光よ、よみがえれ。悩める思春期のあなたへエールを贈る詩集。